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バイロイト音楽祭2025「パルジファル」(バイロイト祝祭劇場8月8日)指揮:パブロ・エラス=カサド演出:ジェイ・シャイブアムフォルタス:ミヒャエル・フォレティトゥレル:トビアス・ケーラーグルネマンツ:ゲオルク・ツェッペンフェルトパルジファル:アンドレアス・シャーガークリングゾル:ジョーダン・シャナハンクンドリ:エカテリーナ・グバノヴァ聖杯守護の騎士1:ダニエル・イェンツ聖杯守護の騎士2:タイル・ファヴェイツ小姓1:ラヴィニア・ダメス小姓2:マーガレット・プラマー
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは、パブロ・エラス=カサド&フライブルク・バロック・オーケストラによるメンデルスゾーンの劇付随音楽「真夏の夜の夢」全曲です。エラス=カサド&FBO(フライブルク・バロック・オーケストラ)による最新録音が登場しました。メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」という名曲が抜群のコンビによって、素晴らしい名盤が誕生しました。「パブロ・エラス=カサド指揮/フライブルク・バロック・オーケストラ」メンデルスゾーン作曲:劇付随音楽「真夏の夜の夢」作品61「真夏の夜
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは、パブロ・エラス=カサド&アニマ・エテルナによるブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」です。アニマ・エテルナはイン・マゼールによって設立されたピリオド楽器のオーケストラ。今思えばピリオド楽器でのブルックナー録音はあまり存在していない印象がありますがどのような演奏となっているのでしょうか?みていきたいと思います。「パブロ・エラス=カサド指揮/アニマ・エテルナ」ブルックナー作曲:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」(ノーヴァク版/第2稿18
私の今年のバイロイト初日はパルシファル。昨年も見た公演で、主要な配役もほとんど同じ。座席はロージェの3列目の一番端のブロック。当日は大変暑く、暑さのせいか、演出のせいか、平土間で2人の人が1幕前半で会場外に搬送されるのが見えた。搬送される時って、その列の片方の観客が全員一旦外に出されて、できた座席の隙間で2人かがりで倒れた人を運ぶのね。さて、演出は例によってよくわからず、1幕で延々と映像で示されるアンフォルタスの傷口がグロいし、3幕の水の入った大きな穴もよくわからない。1幕の最後の音が消
2024年2月14日午後7時サントリ-ホ-ル赤坂NHK交響楽団第2006回定期演奏会Bプログラム・ラヴェル:スペイン狂詩曲・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ヴァイオリン:アウグスティン・ハーデリヒVnアンコール・ガルデル(ハーデリヒ編):ポル・ウナ・カベーサ・ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」ソプラノ:吉田珠代指揮:パブロ・エラス・カサドコンサートマスター:郷古廉カサドはスペイン・グラナダ出身(1971年生まれ)。今年バイロイト音楽祭でワーグナ-楽劇
2024年2月14日パブロ・エラス・カサド&N響サントリーホールソリストオーガスティ・ハードリッヒこの日のコンサートは、定期会員でなければ行っていなかったと思います。今回のラヴェルとプロコフィエフとファリャのプログラムのベースはスペイン。スペイン音楽のベースとなるフリジアンスケール(ピアノの白鍵でミファソラシドレミと弾けばそれがフリジアンスケールです)それ自体はとても好きだし、フリジアンスケールの極めつけとも言えるパコ・デ・ルシアのギターは初めて耳にしてから40年以上経っても私の
昨夜はサントリーで、エラス=カサドN響のBプロを聴きました。ラヴェル《スぺ狂》、プロコVn協2(w/ハーデリヒ)、ファリャ《三角帽子》(w/吉田珠代)。今シーズンのBプロで一番楽しみにしていた回。果たして、滅茶楽しかった!弦は16型、コンマスは郷古さん。最近はマロの乗り番が減って良い傾向。エラス=カサドはスリーピースのスーツ姿。1曲目はラヴェル《スぺ狂》。2022年3月にメナ日フィルがファリャ《三角帽子》を振る予定でしたが、来日中止。代
(2月15日・サントリーホール)新時代を告げる指揮者パブロ・エラス・カサドとヴァイオリニストのアウグスティン・ハーデリヒが登場。N響は持てる力をフルに発揮。全ての演奏がハイスペック(最高品質)で、隅々まで明解で解像度が抜群。アウグスティン・ハーデリヒの演奏は弱音から強音まで、繊細で強靭さも秘めている。ただ美しいのではなく、深い詩情を湛えている。曲目=ラヴェル「スペイン狂詩曲」、プロコフィエフ「ヴァイオリン協奏曲第2番」、ファリャ「バレエ音楽《三角帽子》」(全曲)詳しくは「音楽の
2月14日(水)、パブロ・エラス・カサドの指揮によるN響第2006回定期公演(2月Bプロ定期初日)を聴きにサントリーホールへ。第2006回定期公演Bプログラム|NHK交響楽団スペインのグラナダ出身である指揮者パブロ・エラス・カサドによるスペイン・プログラムだ。この国を代表する作曲家ファリャの代表作、そしてタイトルに国名を含むラヴェル……。それらに比べるとプロコフィエフとスペインの関係は少し分かりづらいが、この協奏曲の第3楽章ではスペインを想起させるメロディとカスタネットが活躍する。しかし
明日はエラス=カサドN響のスペイン・プロ。ラヴェル《スぺ狂》、プロコVn協2(マドリードで初演、第3楽章がスペイン風)、ファリャ《三角帽子》。今シーズンのBプロは名曲中心でイマイチですが、明日のスペイン・プロは楽しみ。特に《三角帽子》は、冒頭からフラメンコ・サウンドが炸裂。最後はエナジェティクなホタ(Jota)で大爆発。スペイン情緒もたっぷりで、本当楽しい曲です。2022年3月にメナ日フィルが演奏する予定でしたが、メナが来日中止で曲目も変更。あれは
バイロイト音楽祭でのオペラ鑑賞もとうとう最終日です。体調を崩すことなく過ごすことが出来ました。プログラム会場の配役表前奏曲の柔らかな音からまず驚かせられる。前日のオランダ人とは全く違う響き。聖杯の動機などの響を聴いていると、ワーグナーがこの劇場のためにこの作品を作曲したことがよく分かる。テンポは比較的速めに進む。舞台上ではカメラマンが2人いて、その映像がそのまま舞台上スクリーンに映される。左手に水場が置かれており、全体を通じてこの構造が維持される。クンドリー(エリナ・ガランチ
みなさんこんにちは😃2日前にストラヴィンスキー没後50年を迎え、特別編として5種類の「春の祭典」を聴き比べましたが、今回取り上げていくのは今話題沸騰中の指揮者であるパブロ・エラス=カサドとパリ管弦楽団による「春の祭典」と、イザベル・ファウストをヴァイオリン独奏に迎えたエトヴェシュのヴァイオリン協奏曲第3番「アルハンブラ」の2曲です。現代音楽のレパートリーとなっているかつ、エラス=カサドによる「春の祭典」が聴けるということで大注目とされています。また、本日はバレエ音楽「春の祭典」の初演当時の振り
みなさんこんにちは😃今注目のレーベルとしてどんどん名盤を出している「ハルモニアムンディ」。2020年にベートーヴェンの生誕250年を迎え、多くのアーティストがベートーヴェンの名曲を古楽器による演奏で録音しました。そんな「ハルモニアムンディ」では2027年に迎える没後200年に向けた企画が進行中とのこと。そして今回、新譜が発売されます。曲としては三重協奏曲、交響曲第2番(ピアノ三重奏曲版)の2曲です。演奏に携わる奏者たちも豪華な面々で、ヴァイオリンにイザベル・ファウスト、チェロにジャン=ギアン・
あけましておめでとうございます。今年もコロナに負けず頑張る所存です。昨夜(12月31日)は、NHKEテレでパブロ=エラス・カサド指揮NHK交響楽団でベートーヴェンの「第九」を聴きながら年越しした。独唱は髙橋絵里、加納悦子、宮里直樹、谷口伸これが、早いテンポでなんていうか、深刻で苦悩の末に歓喜に至る重々しいベートーヴェン像なんて薬にもしたくないというラテン的明晰性に満ちた第九。なんとコントラバスは4台(第1バイオリン12台)。これが新しいベートーヴェン像と言われても私には?ちょうど1
ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125「合唱つき」指揮:パブロ・エラス・カサドソプラノ:髙橋絵理メゾ・ソプラノ:加納悦子テノール:宮里直樹バリトン:谷口伸合唱:新国立劇場合唱団(収録:2020年12月23日NHKホール)ベートーヴェン生誕250周年、そして何より、コロナに明けコロナに暮れたこの一年。エラス=カサド(以下、カサド)も語っていたが、このような一年の最後に演奏するベートーヴェンの『第九』は特別な意味を持たざるを得ない。N響の公式ツイッターにも、「鳴
先日、毎年末恒例のN響第九演奏会に行ってきました・・・が、今年は武漢肺炎のおかげで今までにない異例ずくめのコンサートとなりました。まず例年ならチケットの予約は10月初旬から始まるのですが、その頃ネット検索しても一向に告知がなし。事務局に電話すると、「感染が収まらないので、今年は開催できるかどうかまだ不明。決定は10月末か11月に入ってから。」とのこと。こちらとしてはもう還暦過ぎてあと何回聴けるか分からないだけに、やきもき・・・。幸いにも11月に入って開催が決定し
12/27(日)、前日の神奈川フィルフューチャー・コンサート川崎公演「第九」に引き続き、『神奈川フィル「第九」2020』12/26(土)、鈴木秀美の指揮による神奈川フィルフューチャー・コンサート川崎公演「第九」を聴きにミューザ川崎シンフォニーホールへ。神奈川フィルフューチャ…ameblo.jp「かんぽ⽣命presentsN響第九SpecialConcert」を聴きにサントリーホールへ。『【ラインナップ発表】N響12月代替公演&第9』2020~21シーズン定期公演の休止に伴うN
今年は、ベートーベン生誕250年記念☆12月25日のクリスマスは友人と一緒にNHK交響楽団ベートーヴェン「第9」演奏会へ指揮者は、パブロ・エラス・カサドさん写真よりも実物のほうが100倍素敵でした♡この時期に渋谷のNHKホールへ訪れるのは不安でしたが訪れたら、その不安は解消されました。客席は左右前後に空席を設けてあり本当に久しぶりにゆったりとした時間を過ごしました。感染症予防対策は、それはそれは厳重でアルコール消毒はもちろん
NHK交響楽団ベートーヴェン「第9」演奏会(23日、NHKホール)ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」指揮:パブロ・エラス・カサドソプラノ:髙橋絵理メゾ・ソプラノ:加納悦子テノール:宮里直樹バリトン:谷口伸合唱:新国立劇場合唱団(合唱指揮:三澤洋史)今年のN響第9の指揮はスペイン出身のパブロ・エラス・カサド。2週間の待機を経ての登場。この人の指揮、私は日本で、そしてN響でしか聴いたことがない。最初に聴いたのが、2009年のサントリーホールにおけ
2020~21シーズン定期公演の休止に伴うN響の代替公演のうち、12月分のラインナップも発表に。ニュース|NHK交響楽団NHK交響楽団公式サイト。コンサートスケジュールやチケット購入、オーケストラの紹介など。www.nhkso.or.jpAプロ定期に代わるNHKホール公演、及びBプロ定期のウラディーミル・フェドセーエフの代わりにサントリーホール公演を指揮するのは井上道義、そしてCプロ定期のハンヌ・リントゥの代わりに東京芸術劇場公演を指揮するのは秋山和慶。NHK交響楽団NHKSymp
2019年12月11日(水)19:00-サントリーホール赤坂□リムスキー・コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34□リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調□チャイコフスキー:交響曲第1番ト短調Op.13「冬の日の幻想」指揮:パブロ・エラス・カサドピアノ:ダニエル・ハリトーノフNHK交響楽団パブロ・エラス・カサド、42歳のスペインの指揮者である。いい指揮者だ。最初は、リムスキー・コルサコフスペイン奇想曲。この曲の実演を聴くのは、多分初めてである。カサド指揮
こんにちはトルベール音楽院の古賀(和)です12月も半ばを迎え何となく気ぜわしくなってきました…皆さんはいかがお過ごしでしょうか一昨日の日曜日、私は2つのコンサートをハシゴしました⇒ひとつは友人が出演するクリスマスコンサート場所は宝塚にあるパンネルというパン屋さんの2階にあるカフェ毎年ここでコーラスのクリスマスライブをやっていますが、今まで中々都合がつかず行けませんでした。なので今年初めて行かせてもらいましたメンバーの1人である友人とは30年近いお付き合い。私
今日のNHK交響楽団の演奏会は、NHKホールよりも音響の良い東京芸術劇場で定期公演のBプログラムと同じ曲目を聴くことができるということで、個人的に楽しみにしていた演奏会でした。その期待をはるかに上回った演奏で、特に後半のチャイコフスキーの交響曲第1番が圧倒的に素晴らしかったと思います。特に印象的だったのが第2楽章で、透明感のある弦楽器の神秘的な出だしに始まり、オーボエとフルートの素敵な掛け合いや、温かみのチェロの歌に勇壮なホルンといった、聴かせどころをしっかりと表現できていただけでな
今日は芸劇でカサドN響を聴きました。曲目は、今週のBプロと同じ。リムコル《スぺ奇》、リストPf協1(w/ハリトーノフ)、チャイコ1《冬の日》。今日で3回目。会場には空席が目立ちます。自席は1階バルコニー。芸劇だと、解像度は落ちますが、弦の潤いと厚みが増す感じ。サントリーではスッキリした《冬の日》でしたが、今日は濃厚でロシアっぽい。特に、第2楽章では芸劇の音響がプラスに作用して、とても良かった。強奏部の金管は些か煩かったですが、これは席のせいで
パブロ・エラス・カサドさんがN響に客演するコンサートを聴きに行きました。ダニエル・ハリトーノフさんのピアノも楽しみです。NHK交響楽団第1929回定期演奏会Bpro.(サントリーホール)指揮:パブロ・エラス・カサドピアノ:ダニエル・ハリトーノフリムスキー・コルサコフ/スペイン奇想曲リスト/ピアノ協奏曲第1番変ホ長調チャイコフスキー/交響曲第1番ト短調「冬の日の幻想」まずはリムスキー・コルサコフ。ジプシーの音楽やこだまするカスタネットが雰囲気満点で、情熱
今夜もサントリーで、カサドN響を聴きました。昨夜と同プロ。今夜も楽しかった!それにしても、カサドとハリトーノフはパーヴォと、真逆。演奏ではなく、毛量の話です。毛量過多の二人、ちょっと羨ましい。ハリトーノフは1998年生まれ、今月22日で21歳。リストは若さ溢れる演奏。ピアノ以上にオケが充実。本日のアンコールは2曲。ショパンのエチュードOp.10から6番と12番「革命」。先日聴いたババヤンが好みですが、まずまず。後半の《冬の
今夜もサントリーで、カサドN響。昨夜と同プロを聴きます。チャイコの《冬の日》って、何度聴いても飽きません。シンプルなメロを調性を変えつつ、異なる楽器で歌い継ぐところとか。第2楽章は、典型。ロシアの憂愁を湛えた、密やかな始まり。オーボエの美しい主題。それに絡む、鳥の鳴き声を模したフルート。対旋律を吹くファゴットも効果的。ヴィオラ、ヴァイオリン、チェロと歌い継ぐところは至福。その後の木管を伴う躊躇いがちな展開もツボ。そして、ホルン2本
今夜はサントリーで、カサドN響を聴きました。曲目は、リムコル《スぺ奇》、リストPf協1(w/ハリトーノフ)、チャイコ1《冬の日》。楽しかった!《スぺ奇》からオケがよく鳴り、掴みは上々。ただ、席のせいか、伊藤コンマスのソロは音が小さかったな。リストのソリストは、ハリトーノフ。イケメンで高身長、貴公子然としてます。ピアノを派手に鳴らしてましたけど、演奏は普通。第2楽章のトライアングルで、クリスマス気分。ソリスト・アンコールは、ハリトーノフの自作。
☆先日の夕景@東京都内☆~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~今夜こちらの前記事としてアップしました、今夜のサントリーホール、N響第1929回定期公演。演奏終了後の解説の西村さんのコメントがまたとてもよかったので、そちらの補足記録を…「とても上品な」「透明感のある、ね、まさに、“冬の日の幻想”」「そうか、こんな最後(楽曲のラスト)だったらいいのか、」「最後、もっと泥臭く終わるかと、いや、泥臭く演奏するものもあるんです
12/11(水)、N響第1929回定期公演(12月Bプロ定期初日)を聴きにサントリーホールへ。指揮はパブロ・エラス・カサド。NHK交響楽団NHKSymphonyOrchestra,Tokyo@NHKSO_Tokyo【次のN響定期公演|スペインの気鋭エラス・カサド@herascasadoが贈るチャイコフスキー《交響曲第1番》】12/11(水)、12(木)19時サントリーホール前半ではロシアの20歳のピアニスト、ハリトーノフ@kharitonovpianoがリスト《ピアノ協奏