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※画像はこちらから【マサチューセッツの歌】『TheJournalofAmericanFolk-Lorevol.30』・・・の、P.283~P.285によると。19世紀の半ば以降、アメリカでは続々と、『妖精の騎士』っぽい歌が記録されていくようになったみたいですが。B.L.Jonesという人がミシガン州で記録したふたつの歌のうちのひとつは。「Whereareyougoing?」「I'mgoingtoLynn
LawrenceOlder(1912-1982)【フェアへ行く】先日ここにあげた、こちらの歌。LawrenceOlder『Flim-a-Lim-a-Lee』(1964)この歌を歌っているローレンス・オールダーは、木こり。なのだそうです。彼のお父さんも木こりでした。ローレンスの歌う歌は、家族から教えてもらったり。あとは、木こり仲間から聴いたりしたものなのだそうです。ローレンス自身は、ニューヨーク
ケープ・アン(アン岬)の風景※画像はこちらから【ケープ・アンと意味のないリフレイン】チャイルド・バラッドの『妖精の騎士』の中で、「メッセンジャー」が登場するものが、他にもありました。ヴァージョンJ・・・です。Nowyouarea-goingtoCapeAnn,FollomingkathellomedayRemembermetotheself-sameman.Ummatiddle,ummatiddl
スラミス・ヴュルフィング【メッセンジャーの存在】現在の『スカボロー・フェア』の歌詞は。「スカボローの市に行くのですか?」・・・と、誰かが誰かに訊ねるシーンから始まりますが。その訊ねられたほうの人は、スカボローに住むある人への伝言を頼まれていました。この伝言を頼まれた人のことを、「メッセンジャー」・・・と呼ぶことにしますが。この、メッセンジャーという存在は。スコットランドの『妖精の騎士』のバラッドにも。
ヘンルーダ画像はこちらから【サフラン、セージ、ルー、ミルラ、タイム】「キャンブリック・シャツ」という言葉が使われているヴァージョンが。その頃、もうひとつあったそうです。それは、1807年7月に『theScotsMagazine』のP.527~P.528に掲載された、こんな歌です。[He:]AsIgaeduptoyonderhill,(Saffron,sage,rue,myrrh,andthyme,)
刺繍が施された白いキャンブリックのモーニング・ブラウス(マチネ)【キャンブリック・シャツ】『TheWindHathBlownMyPlaidAway』(TheElfinKnightVersionA)・・・の歌詞の中に、「Forthoumustshapeasarktome」・・・という言葉が出てきていて。妖精の騎士が若い娘に、「自分のためにシャツを作って」・・・と言っていました。より正確
【TheHumoursofLove(愛のユーモア)】『妖精の騎士』というバラッドのリフレインの、その最初の形が。「Blowblowblowwindsblow」・・・のような、「風が吹いてくる~」・・・だったのだとしたら。このバラッドがもとになっていると言われている『スカボロー・フェア』では。何がどうなって、「Parsley,sage,rosemaryandthyme」・・・という、ハー
『MacdonaldofGlenco,fromTheClansoftheScottishHighlands』(スコットランド・ハイランドのクラングレンコのマクドナルド)ロバート・ロナルド・マシアン(1845)【スコットランドの旅人が歌う悪魔】スコットランドの旅する歌い手。ジョンおじさんの歌を再び。JohnMacDonald『TheElfinKnight(Child2)』(1969)Forthereonce
『Stewart,fromTheClansoftheScottishHighlands』(スコットランド・ハイランドのクランスチュワート)ロバート・ロナルド・マシアン(1845)【スコットランドのリフレイン】スコットランドの、シェトランド諸島在住のマーガレットおばさんが歌う『妖精の騎士』は。そのリフレインの部分は、「Blaa,blaa,teardawind,blaa」・・・でした。MargaretTai
『Chisholm,fromTheClansoftheScottishHighlands』(スコットランド・ハイランドのクランチザム)ロバート・ロナルド・マシアン(1845)【スコットランドに伝わる歌2】MarthaReid『TheElfinKnight(Child2)』(1975)OfetchtomeayeaHollandshirt,Ayewithoutanyneedleorneedle-work
『Clanranald,fromTheClansoftheScottishHighlands』(スコットランド・ハイランドのクランクランラナルド)ロバート・ロナルド・マシアン(1845)【スコットランドに伝わる歌】スコットランドは、「ハイランド地方」と、「ローランド地方」に分かれています。ハイランド地方-Wikipediaja.wikipedia.orgローランド地方-Wikipediaja.wikipedia.o
https://youtu.be/0cmlp3OTgcEリッスンベイベ恥ずかしいのはわかるけどそれじゃ何も始まらないもう少しだけ近づいたらこの鼓動伝わるのかもリッスンベイベー夜はあっという間に太陽に飲み込まれるから波の音さえかき消せないほどこの孤独を確かめて誰も知らないこの夜を2人だけの海に沈めてサメと人魚で泳ぐのはどう?深いとこまで潜ってリッスンベイベ僕の心の声聞こえているなら教えて朝が来れば海の泡にそれでもいいと思うからリッスンベイベ僕の心の声
【TheWindHathBlownMyPlaidAway】バラッドの歴史は古く、その中でも、「オールド・バラッド」(トラディショナル・バラッド)と呼ばれているものは。その成立は。中世以前にまで遡れる。・・・とのことでした。その他に、「ブロードサイド・バラッド」と言われているものもあり。これは。16世紀以降。印刷技術の発達により出てきたもの。ものすごくシンプルに分類すれば。「オールド・バラッド」は、口伝で歌い継がれてきたもの。「ブロー
【チャイルド・バラッド】19世紀の後半に。イングランドやスコットランドに伝わる古いバラッドを収集していたフランシス・ジェームズ・チャイルド・・・という人がいました。FrancisJamesChild(1825ー1896)彼は、それらをまとめて、『TheEnglishandScottishPopularBallads』・・・という本を出版しました。※長いタイトルなので、「ESPB」と略されていることも多いです。通称。『チャイルド・
【ブロードサイド・バラッド】ブロードサイド-Wikipediaja.wikipedia.orgバラッドの世界―ブリティッシュ・トラッドの系譜Amazon(アマゾン)オールド・バラッドがしぶとく生きつづけた一方で、印刷技術が普及した16世紀になると、現在の新聞の遠い先祖にあたるブロードサイドと呼ばれる情報誌(実際はビラに近い)が誕生する。識字率が低かった田舎の人々に、ブロードサイドを買わせるために活用され
『ヤング・ベッキー』より(Child53)アーサー・ラッカム(1919)【バラッドについて】バラッドの世界―ブリティッシュ・トラッドの系譜Amazon(アマゾン)《スカーバラ・フェア》のように、四行で1スタンザが形成され、物語性を強くもち、作者や成立年代不明で口承によって伝えられてきた伝統歌は、バラッドballadと呼ばれる。<中略>バラッドの語源は、後期ラテン語で「踊る」を意味する動詞ball
『PopularBritishBalldsAncientandMordern』よりW.C.Cooke(1894)【キャロルとバラッド】もともとは、ダンスの歴史やその発展について追っていたのです。その過程で、以前「キャロル」というダンスについて、いろいろと調べていました。『キャロル(ダンス)』Dancewithmusicians,Tacuinumsanitatiscasanatense(Lombardy,
『アバロンにおけるアーサー王最後の眠り』(詳細)エドワード・バーン=ジョーンズ(1898年)【スカボロー・フェアの歌詞】ここからは少し、この歌の「歌詞」について見ていこうと思います最初は。日本語のウィキのページに載っていた歌詞から。『ScarboroughFair』BOTH(男女ふたり)AreyougoingtoScarboroughFair?Parsley,sage,rosemaryandthyme,Remember
likeachildoftenderyears1996年の作品。ある自主制作映画のエンドロールの挿入曲として制作されました。ヒロオガワの作品の中では、異色のバラッドです。皆さん今日もお疲れ様でした。再編、深夜の指定席付近から、こんばんは^^今夜は、動画の編集を(PV)オヤスミナサイGoodnightブログ村に参加しています。良かったらお立ち寄り下さい。https://music.blogmura.com/musicactivityヒロオガワのCD,
17これらすべての例において、歌のテーマはタイトルから奇妙に離れていく。JohnecumkismenowJohne,cumkismenowJohne,cumkisbyandbyAndmaknomairadow.ジョン、私にキスしに来てジョン、私にキスしに来てジョン、少ししたら私にキスしに来てそして、もう騒ぎはやめにして(訳注1)は、驚くべきことに次のように続く。Th
ANYTIME/MICHAELSCHENKERGROUPANYTIMEYOUNEEDMEI'LLBETHEREMYDREAMISSTILLALIVEROUGHBOY
WHAT'SFOREVERFOR/HOUSEOFLORDS1992年にリリースされた3枚目のアルバム"DEMONSDOWN"からリードシングルになった骨太バラッド"WHAT'SFOREVERFOR"です。GREGGGIUFFRIAが創ったバンドGIUFFRIAが前身ですが、これにはワケがあってKISSのGENESIMMONSのレコード会社と新しく契約を結ぶ際に、バンド名を"HOUSEOFLORDS"に改
REVIEWMYKISSES/LEANNRIMES2002年にリリースされた5枚目のアルバム"TWISTEDANGEL"に収録された深い大人のロックラブソング"REVIEWMYKISSES"です。やっと書くことになりましたが、ずっとこの曲のことを書こうと思っていて今頃になってしまいました。このアルバム"TWISTEDANGEL"のクレジットを見たときに、驚きました。DESMONDCHILDのクレジットがあったからで
WHYCAN'TTHISNIGHTGOONFOREVER/JOURNEY1986年にリリースされた9枚目のアルバム"RAISEDONRADIO"から5枚目のシングルヒットになったJOURNEYの美しい傑作ロックバラッド"WHYCAN'TTHISNIGHTGOONFOREVER"です。当時はLPレコードを予約していて、よく聴いたし、この曲の歌詞が好きでよく聴いていました。僕がテキサスに入った頃に、この美し
イングランドのバラッド、「TheBonnyLightHorseman/Broken-HeartedIWander」ですバラッドとバラードは水とガソリンくらいに違うのですがよく混同されがち😅バラッドは実際に起きた事件や当時の社会風景を風刺した内容の伝承歌になりますイングランド、スコットランド、アイルランド、そして世界各地にはこういうバラッドが沢山ありまして今回取り上げたのは「TheBonnyLightHorseman」後に「Broken-Hearte
SOON/LEANNRIMES2001年にリリースされたCOMPILATIONALBUMの"INEEDYOU"に収録された歌詞が心に響く美しいカントリーバラッド"SOON"です。カントリーバラッドにも色々ありますがLEANNRIMESのこの"SOON"がいつ聴いても、グッとくる最高傑作だなって思います。いい大人になれたから、こんなカントリーのバラッドが聴けるようになったそう思います。今年の夏にアメリカを走りました
GOODBYE/NIGHTRANGER1985年にリリースされた3枚目のアルバム"7WISHES"から3枚目のシングルヒットになったハードロック界に残るバラッド"GOODBYE"です。NIGHTRANGERのデビューシングル"DON'TTELLMEYOULOVEME"のシングルレコードに傑作アルバム"DAWNPATROL"のレコードを買ってNIGHTRANGERに夢中になっていました。"7WISHES"
ANOTHERSADLOVESONG/TONIBRAXTON1993年にリリースされた歴史的デビューアルバム"TONIBRAXTON"からのリードシングルになった"ANOTHERSADLOVESONG"です。1992年に公開されたEDDIEMURPHYの映画"BOOMERANG"のサントラに収録されヒットした"LOVESHOULDABROUGHTYOUHOME"が、事実上のデビューシングルになりました。
IREMEMBERHOLDINGYOU/BOYSCLUB"CANYOUSTOPTHERAIN"そして"DON'TTAKEITPERSONAL"と大人の特別なバラッドを続けましたが、ここでもう1曲、あの頃よく聴いた心に響く美しいバラッドをご紹介します。1989年にリリースされたデビューアルバム"IREMEMBERHOLDINGYOU"THEJETSを成功させたプロデューサーDONPOWELLが創ったボー
DON'TTAKEITPERSONAL/JERMAINEJACKSON1989年にリリースされた12枚目のアルバム"DON'TTAKEITPERSONAL"に収録された大人のバラッド"DON'TTAKEITPERSONAL"です。JERMAINEJACKSONにはMICHAELJACKSONには出せない大人の領域がずっとありましたが、この"DON'TTAKEITPERSONAL"で確立されたのかなそう思いま