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昨夜は今年最後のクラシックコンサートで、BRSOの定期公演に行ってきました。指揮は実演は久しぶりのサロネン、演目はラヴェルのクープランの墓、スウェーデンの現代作曲家ヒルボリのピアノ協奏曲第2番、メインは幻想交響曲でした。ソリストはこれまた久しぶりのエマヌエル・アックス。先ずはクープランですが早速このオケの柔軟性と精密なアンサンブルが聴こえました。サロネンは指揮棒を持たず軽やかに指揮していました。休憩時間に一緒になった友人と話したのですが、ああいう軽くて柔らかい音はBPhだと出せないと思いました
感謝です。今日は、少し、寂しかったです。思っていたことが、相手に、伝わらなかった。待降節、3番目の日曜日、クリスマスに近づいております。聖餐式の音楽・・・、イエス・キリストも、結局は、解ってもらえなかった。そのことに、気付きました。
オイゲン・ヨッフムがバイエルン放送交響楽団、バイエルン放送合唱団を指揮して録音したブルックナーミサ曲第3番と3つのモテットが収録されたアルバムを聴きました。独唱がマリア・シュターダー(S)、クラウディア・ヘルマン(A)、エルンスト・ヘフリガー(T)、キム・ボルイ(Br)、1962年録音です。ヨッフムのブルックナー宗教曲は色々音源を持っているのですが、何故かミサ曲第3番は聴いたことがなかったのです。以前にこのブログにブルックナーのミサ曲第3番を取り上げたこともあります。『チェリビダッケ
主人が留守なのですが、夕方から2本オンラインの質問対応をしました。どちらも漢文の読み方や勉強の進め方。その合間にご禁制の牡蠣グラタンを。無事スーパーで入手できましたし、下処理にも慣れて美味(笑)。漸くいろいろ片づけてお風呂の前にNHKFMをつけたらラトル&バイエルンのモツ40番。研ぎ澄まされて快速、透明で沁みる、沁みる。これは次のジュピターも聞くしかないなあ。ラトルは1度KCHで聞いたのですが、あまりピンと来ませんでした。でも今夜見直しています。
今日は久し振りにラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団の演奏するモーツァルトの交響曲第38番「プラーハ」を聴きました。以前から何度も、私の一番好きな曲はモーツァルトの「プラーハ」だと書いてきました。『私の一番好きな曲は・・・、たぶんモーツァルトの交響曲第38番「プラハ」』今日は久しぶりに一番好きなモーツアルトの交響曲、第38番ブラハを聴きましょうか。この曲を最初に聴いたのは中学生の頃だと思います。ちょうどクラシックを聴き始…ameblo.jp長い間それはブルーノ
海賊盤シリーズ第8弾はエサ・ペッカ・サロネン指揮によるマーラーの交響曲第1番です。オケはバイエルン放送交響楽団で2001年4月の収録です。同じ月にフィルハーモニア管弦楽団との演奏会でもマラ1を取り上げていましてその公演では前半にムローヴァをソリストに迎えてショスタコーヴィチのVn協奏曲第1番という魅力的なプログラムでした。そちらも海賊盤で持っていますが今回は昨日聴いたBRSOの演奏を取り上げます。サロネンのマーラーといえばフィルハーモニア管との9番がよく知られていますし、楽壇デビューとなったの
今夜はBRSOの定期でシューマンの交響曲第2番とストラヴィンスキーの火の鳥全曲版というプログラムでした。指揮は首席のラトルです。これまで何度か書いていますが私はストラヴィンスキーが苦手で、基本的にはメインがストラヴィンスキーの公演はパスしていますが、今回は大好きなシューマンの2番が聴きたくて出かけました。ストラヴィンスキーの作品の中で火の鳥はまだ理解できるので最後まで聴きましたが、これがペトルーシュカかハルサイだったら前半で帰っていたことでしょう。ピアニストの友人とストラヴィンスキーの話をし
海賊盤シリーズ第7弾は旧ソ連の指揮者キリル・コンドラシンがLAPOを振った英雄の生涯です。録音は1981年の2月22日、場所はロサンゼルスのミュージックセンター。コンドラシンがテンシュテットの代役で当時の北ドイツ放送響のアムステルダム公演でマーラーの交響曲第1番をほぼリハーサル無しで振った夜にホテルで倒れ、そのまま亡くなったのが同年の3月7日ですから亡くなる2週間前のライブです。3月6日はコンドラシンの67回目の誕生日でした。旧ソ連時代からブラームスやマーラーを取り上げたりして(モスクワフィル
シューベルトの交響曲第5番で一番好きな演奏は、ロリン・マゼール指揮、バイエルン放送交響楽団です✨好きが高じて、今回は「交響曲全集」を購入💿
シューリヒトのブルックナー第9番と言うとすぐに思い浮かぶのはウイーン・フィルを指揮したスタジオ録音盤だと思います。これは私にとっても好きな演奏で、今所有しているかなり多くの音源の中でも5本の指には入るものです。(と言うかベストワンを決められずにいるこの曲の中で常にトップの候補に入っている一つ、なのです。)と言うことで今日はそれを聴こうかと思っていたのですが…何気なく見たYouTubeで見つけたのが、冒頭に掲載した動画でした。カール・シューリヒト指揮バイエルン放送交響楽団の演奏する196
今日は今シーズン初のBRSOの演奏会で、実演は珍しいベルリオーズの劇的交響曲ロメオとジュリエットを聴いてきました。指揮はイタリア系英国人のロビン・ティチアーティでした。実演に接するのは当然初で、この後も一生巡り合わないのでは無いかと思います。録音ではムーティやガッティの指揮で聴いたことがありますが、実演だとどう感じるのか、楽しみに出かけました。ティチアーティの実演は確かこれが2回目ですが、前回はマーラーの3番で、あまり大曲を振るイメージのない彼の指揮でまた大曲を聴くことになるとはちょっと意外です
シューベルトには、2つの「スターバト・マーテル」があり、2年間で相次いで作曲されたものの、曲は全く違います。最初に作曲されたのが、ト短調のラテン語歌詞でD.175、6分ほどの小品です。その翌年に作曲されたのが、今回とりあげるドイツ語テキストによる、ヘ短調D.383で40分ほどの演奏時間を要する、シューベルト19歳の作品となります。変声期を迎えたため聖歌隊をやめ、神学校を去ったものの教会との関係は続いていたので、ミサ曲をはじめとする宗教音楽を多く作曲していました。それにしても、1年間でこれだけ作品
リヒャルト・シュトラウスアルプス交響曲ショルティバイエルン放送交響楽団最も好きな交響曲スコアも買ったその後アルペンのCDを買い続けて...40枚くらい集めた当時この曲のスコアはロイカルト社のものしか入手できなかった現在は版権が切れて国内版もあるこの曲の好みはさまざまで大学生のときにオーケストラ部室で議論した誰の演奏が良いか?その前にこの曲の好き嫌い自体が話題になり映画音楽のようなこういった曲を嫌う人もいた最近は同じバイエルン放送交響楽団で
エクスアンプロヴァンスの音楽祭で開催されたサイモン・ラトル指揮バイエルン放送交響楽団の演奏会に行ってまいりました。曲目リゲティ:アトモスフェールワーグナー:「ローエングリン」序曲ブルックナー:交響曲第9番二短調会場はエクス中心地からほど近いGrandthéâtredeProvence演奏会は言葉では言い尽くせないもう一言で言って「素晴らしかった!」この言葉に尽きます。重量感のあるまとまりのある大音量、そして弱音の美しさ。ラトル氏とオーケストラ全体の一体感が本当
ラジオ深夜便で下野さんが紹介されて買ったCD。運転のBGMに聞いています。チャイコもとても静謐な演奏です。長年愛聴している小澤&サイトウキネンのはやはりくっきりと「止め撥ね」のある演奏だなとしみじみ。小澤さんはベトでもブラでもそうでした。ドヴォルザークも同じくお能の足の運びのような演奏。私が旅立つ時は小澤&サイトウキネンのチャイコとモーツァルトのカップリングのCDをかけてもらうつもりでしたが、このCDもいいなと思います。そして膳所城址公園あたりに散骨してほしい。
感謝です。今の時代だからこそ、聴きたくなります。クラッシクの伝統がしっかりと残っている、自信に満たされた、そんな時代が、ついさきまで、あったのに。〇〇〇現代は、なんとなく、軽薄に流されて行っているような、気がします。TVの影響でしょうか・・・
今日は、ラファエル・クーベリックが長い期間首席指揮者だったバイエルン放送交響楽団を指揮して録音したシューマン交響曲全集(1979年録音)から交響曲第2番を聴きました。クーベリックらしく明晰でバランスのとれた演奏。そしてバイエルン放送交響楽団の柔らかく肌触りの良い響きに魅了されます。そして何気なく通り過ぎていくように思えるさらさらと流れる演奏の中で、実は隅々までとても細やかに表情の変化が刻み込まれ、シューマンの音楽の持つ一筋縄ではいかない複雑な側面をまったくさりげなくじわりと感じさせてく
こだわりクラシックonFacebookにご参加下さい!みんなで楽しく音楽を楽みましょう!https://www.facebook.com/groups/kodawariclassic202520世紀の指揮者はシューベルトの交響曲全集をとても良く制作しました。ベーム、カラヤン、ショルティ、ケルテス、サヴァリッシュ、スウィトナー、ブロムシュテット、マリナー、アーノンクール、ブリュッヘン、アバド、ムーティなどなど。正直5番、8番、9番以外はまず演奏会では取り上げていないでしょうけど。
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは、ラファエル・クーベリック&バイエルン放送交響楽団によるバルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」、「管弦楽のための協奏曲」です。バイエルン放送局の正規音源を用いたライヴ音源となっています。CD化に合わせてリマスターが施されているので、聴きやすい美しさ溢れる音色と響きからなるクーベリックのバルトークを楽しむことができます。「ラファエル・クーベリック指揮/バイエルン放送交響楽団」バルトーク作曲:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽管
今日は、ベルナルト・ハイティング指揮バイエルン放送合唱団、バイエルン放送交響楽団による「Brahams:ChoralWorks」を聴きました。ブラームスの作曲した「アルト・ラプソディハ短調作品53」、「埋葬の歌(Begräbnisgesang)作品13」、「運命の女神の歌(GesangderParzen)作品89」、「哀悼歌(Nänie)作品82」4曲の合唱曲が収められたアルバムです。記事冒頭に掲載したのは1曲目の「アルト・ラプソディ」。独唱のアルフレーダ・ホジソン
皆様と同様にブレンデルさんの追悼記事をと思いましたが、思いのほかブレンデルさんの音源を持ち合わせていない・・・これだけの名ピアニストなのに・・・で、今回聴いてみたのはこれです。ブレンデル独奏、クーベリック指揮、バイエルン放送響演奏シェーンベルク作曲、ピアノ協奏曲作品42なんだろう、シェーンベルクを聴くのに必要のはずの覚悟がなくてもすう~っと耳に入ってくる理由は?脳の中で音楽を理解しようとする、解釈しようとする努力もほとんど必要とせず、良い意味で環
今日はハンブルクのElbphilharmonie、アムステルダムのConcertgebouwの予定をチェックし、来シーズンの予定がだいたいかたまりました。残念ながらハンブルクではめぼしい公演が無く、来シーズンはハンブルク遠征は無さそうです。週末しか行けないので仕方ないですね。アムスではイチオシのViotti指揮のネザーランドフィルの2公演を購入しました。マーラーの2番と英雄の生涯という強力な2曲です。RCOの公演でいくつか気になる公演はあるのですが、ちょっと様子見にしています。来年6月のネザー
24-25シーズンも間もなく終わりを迎え、夏の音楽祭シーズンが始まりますね。今シーズン行こうとしているコンサートは残り2つで、今度の木曜日はバイエルン州を含むドイツの一部地域のみ(たぶん南部と西部だけです)祝日なのでライプツィヒにフルシャが振るブラ4を、7月にはミヒャエルザンデルリンクがコンツェルトハウス管を振るショスタコの11番を聴きに行く予定です。昨日ミュンヘンでミュンヘンフィルのコンサートチケットを買っていたのですが、このところの同オケの凋落ぶりと、演目が幻想でいくら指揮がネルソンスとは
今日は、簡潔ながらモーツァルトらしい様式美と親しみやすさをたたえた「戴冠式ミサ」のお話。演奏時間、約25分。短い曲ですが、それには訳があります。当時、モーツァルトはザルツブルク宮廷音楽監督の地位にいて、多くの教会音楽を作曲していたのですが、ボスのコロレド大司教の意向で、音楽は45分以内と決められていたらしいのです。モーツァルトの幼少の頃より、父レオポルドとともに、庇護を受けていた身であったので、もっと長い曲を書きたいモーツァルトは我慢していたものの、ついに大喧嘩し、この曲の完成の2年後には、ザル
先日の一時帰国で久しぶりにサントリーホールに行きましたが2階席正面の後方の席で、これでSの設定は無いよなぁと思いましたが、サントリーホールでよく聴いている友人や知人によると席位置によってかなり印象が変わると聞き、非常に繊細なホールであると認識しました。先日ヨーロッパで通算200公演鑑賞を迎え、記録を振り返ってみて色々なコンサートホールを訪れていたので、私なりの観点でヨーロッパのホールを紹介しようと思います。先ずはミュンヘンのホールから。今は改修中のGasteigはチェリビダッケとMPOの映
今日は、「GUENTERWANDEDITIONVOL.11-Mozart,W.A.:LitaniaeDeVenerabiliAltarisSacramento,K.243/ConcertArias/Overtures」と言うアルバムからギュンター・ヴァント指揮バイエルン放送交響楽団、バイエルン放送合唱団の演奏するモーツァルトの「聖体の祝日のためのリタニア変ホ長調K.243」を聴きました。この曲については大分以前にこのブログに記事投稿したことがあり
交響曲第3番「ライン」は、3番とありますが、最後に完成した4番目の交響曲で、出版時に3番となったもので、シューマンの交響曲としての集大成にふさわしい曲だと思います。少し元気が欲しい時に、私はよく聞きます。第1楽章の冒頭のシンコペーションのリズムとホルンの音色から、心が躍ります。まさに副題の「Lebhaft(生き生きと)」でしょう。シューマンは、デュッセルドルフの管弦楽&合唱団の音楽監督に招かれた後、ライン川沿いを散策し、上流にある壮麗なケルン大聖堂で行われた式典に大いに感銘を受け、この交響曲の
今日はBRSOがイザールフィルハーモニーに登場しました。ソヒエフ指揮で演目はブーランジェ作曲の春の朝にの管弦楽版、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ショーソンの交響曲というもので、ソリストはグルーズマンでした。ブーランジェとショーソンはBRSOでは初演でした。ブーランジェの曲はMPOだったかベルリンのコンツェルトハウス管だったかで聴いた気もしますが、中々いい曲でもっと演奏されてもいいと思いました。あまりフランスっぽく無い感じでメインのショーソンともどもフランクやワーグナーの影響を感じるドイ
Youtubeにて、バイエルン放送響とのLIVE、ブルックナー5番を聞いてみた。https://youtube.com/watch?v=IxUIf0gLkBg&si=PCk9dX-C0h2HgqFk-YouTubeYouTubeでお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。youtube.comあいかわらずの音楽スタイルだ。戻るスピードが鈍い刀のような、低反発マットの上をドスドスあるくような切れの鈍さが全体
先週末に夏時間に変わり、時計が1時間早く進んで日本との時差が7時間に変わりました。毎年そうなのですが、このタイミングで計ったようにいったん暖かくなり、あぁ春が来たと感じます。この時期名物のSpagelも店頭に並び始めましたが、キロあたり30ユーロ以上とまだまだ高いです。さて今日はBRSOの定期に出かけて来ました。ホーネック指揮で演目はシュールホフの弦楽四重奏のための五曲をホーネックともう1人で管弦楽曲に編曲したもの、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、メインはエロイカ、ソリストはポール・ルイス