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ヤシカのハーフ14です。前回の無限遠調整から10日近くたってしまいしたが何もしていなかった訳ではありません。実は3回もテスト撮影をしていまして全て失敗しているのです。無駄にしたフィルム&現像の費用を悔いて絶望に打ちひしがれていました。一たび自分には理解し難い想定外のトラブルが発生してしい失敗のスパイラルに陥り絶望の沼にはまり込んでいく姿をこの記事で読んでいただいて笑ってやってください。さぁ、絶望のデスマーチが始まります。まず2回目のテスト撮影のネガです。まともに
ヤシカのハーフ14です。『特殊な治具でも自作しないかぎり無限遠の調整はできない』と判断して前回の分解修理では手付けずとしましたが、それが仇となりテスト撮影は失敗に終わりました。こうなってしまっては『治具が…。』なんて言い訳なんて言っていられません、何が何でも無限遠の調整をしなければなりません。ということで『我ニ策アリ!』とばかりに再度分解をいたします。まず、フォーカスリングを外さなければならないのですが構造上前板を外してシャッターユニットまで分解しなければならず、ほぼ
キャノンのデミEE17です。ようやく天気が晴れたので本日テスト撮影を行いました。同伴したヤシカのハーフ14のテスト撮影結果が散々なものとなってしまい再分解による修理を余儀なくさせられてしまいました。果たしてこちらはどうなるでしょうか。使用したフイルムはKodakUltraMaxASA400電池の電圧は挿入時1.562Vでした。ウォッ!初っ端から映えてる!無限遠を調整した結果が左の画像にでています。右側は光と影が混在する状況で撮影してみたのです
ヤシカのハーフ14です。ようやく天気が晴れました!本日は快晴です。テスト撮影の続きを行います。使用したフィルムはKodakUltramaxASA400電池の電圧は1.553Vでした。これはカメラのASA感度を間違えて100にしてしまいました。ASA400に設定し直したら露出はとても良い感じになりましたがピントがおかしいですね。これはどちらも無限遠で撮影したのですが。かなりピントがズレていますね。こちらもピントが甘い。露出は大
キャノンのデミEE17です。昨日は部品取りの前板を使って研鑽した結果『無限遠の調整は可能』との解に至ったので本日は実機にて無限遠の調整に挑戦します。もし分解・修理・組立に失敗してしまったからといってさっさと廃棄するのは愚かな事です。次の同機の分解・修理・組立時に何か新たな挑戦をしようとした時等に壊れた部品取りを利用して事前に練習する事によって新たな失敗(破壊を)を防ぐ事が出来れば過去の失敗(破壊)も全てが無駄にはならないでしょう。それでは先に前玉を取り付けます。
キャノンのデミEE17です。海外でも人気が高いのでしょうか、良く売れる回転の早いカメラです。というわけで新たに一台を修理して仕上げようとして在庫の中から探していたら非常に程度の良い個体が出てきました!いつもは机の周りに転がしてある複数の準部品取りEE17群から良い部分を見繕って組み上げていたのですが、コレはその必要がありません。ひょっとすると分解せずにこのまま使えるかもしれません。ということで今回はこのカメラの検品をしながら不具合を探っていきながら必要であれば修理を行いたい
ヤシカのハーフ14です。しつこくてすみません。ひとつやり忘れていた作業がありました。本当は分解前に確認しておきたかったのですが、シャッターが開かなかったので確認できなかったんです。そう、無には何か治具のような専用の工具を自作しないとできませんがピントが合っているかどうかの確認だけでもやっておきましょう。ピントグラスです。これが無いと無限遠を確認できません。細かい作業だったけど自作して良かったです。ピントグラスをテープでフイルム室に張り付けて
ヤシカのハーフ14です。今回は分解でも組立でも修理でもなく『改造』になります。この時代の露出計の電源にセレンではなく水銀電池(当時)を使っているカメラは露出計の光量の明るさを検出するセンサーとしてcds素子というものを使っています。cds素子=フォトレジスター=光依存性抵抗とも呼ばれています。cds素子は光の明るさの増減によって電気抵抗が変化します。cds素子に当たる光の量が多くなるほど電気抵抗が小さくなります。この特性を利用して露出計の光センサーとして使ってい
ヤシカのハーフ14です。予想通り長引いてしまい今回でその6になりました。今回はモルト貼りから始まります。私はモルトの貼り替え作業が大嫌いです。ボディの溝にこびり付いている古いモルトのカスを除去するのが面倒くさいんです。最初に細いマイナスドライバーを使ってモルトのカスを削り落としてからラッカーシンナーを浸したティッシュペーパーをピンセットを使って溝に押し込みながらモルトの残りかすと接着剤を拭き取らなくてはなりません。この手間が地味に面倒くさいんです。その面倒くさい作業は
ヤシカのハーフ14です。昨日に前板の組上げを完了しましたので修理(レストア)の峠は越えたようなものです。後玉の清掃を行います。以前に破壊してしまった二台のハーフ14のレンズもあるので三個の中から一番程度の良い物を選びます。分解の必要がないほど程度の良い物がありました。前後のレンズだけを清掃します。後玉を前板に取り付けます。次は前玉です。鏡胴から取り外す時にとても固かったため、レンズの取付リングだけが先に緩んでしまいました。こうなると前のレ
昨日はカメラの修理をお休みいたしました。我が家の川魚水槽のために発注した水中ポンプが届いたのでそのポンプに取付けるエアーレーションシステムを自作していました。ヤシカのハーフ14です。一昨日二台ともシャッターユニットが無事に復活してくれてB開放できるようになりました。実にラッキーでした。シャッター&絞り羽根とフライホイールの洗浄がこのカメラにとっていかに重要かという事を学びました。しかしフライホイールの持つ運動量には余裕(マージン)が無いのは明らかであり、ちょっと
ヤシカのハーフ14です。組立の続きです。前回はシャッターと絞り羽根を直接洗浄するためにシャッターユニットを分解・組立しました。おかげで各羽根の動きがとてもスムースになったのですが、いまだにシャッターが開きません。光がチラッとも見えない全閉状態です。現状でシャッターが開かないとなると復活できる可能性は非常に低くなります。この状況であとできる方法はただ一つフライホイール周りの洗浄だけです。ハーフ17と違ってフライホイールが2個付いていますね。何故でしょう?
ヤシカハーフ14です。分解の続きです。後玉を外します。ですが、後玉の周囲にモルトが貼り付けられていたためそのモルトが無水分解した際に金属を腐食させてしまったためにガッチリと固着してしまい一筋縄では緩みません。一応、昨夜の作業終了後に浸透防錆剤のCRC3-36を大量に噴霧しておいたのですがビクともしません。カニ目スパナの爪がより深く後玉に掛かるようにレンズを一枚外します。それでもカニ目スパナが掛かる部分の肉厚が薄いため一歩間違えると後玉が破損します。
ヤシカのハーフ14です。先日ハーフ17の紹介をしたわけですから今回はその上位機種でとなるハーフ14の登場となります。ハーフサイズカメラの中でF1.4という明るさのレンズを持つのはこのカメラが唯一です。でもハーフサイズカメラで更にゾーンフォーカス式でF1.4の明るさが必要なんでしょうか?微妙な感じがします。右はハーフ17です。こちらのレンズもかなり大きかったですがハーフ14はさらに大きいです。レンズが大きすぎでボディとの対比がアンバランスな感じがしま
コニカのアイ3です。この個体は前回の突然動作不良になり再分解した個体とは別の個体です。こちらは無限遠の調整を行っていなかったのでまずは確認してみます。無限遠の調整には測定の基準となるピントグラスが必要になります。乳白色(半透明)のアクリル板に格子状に細かくカッターで傷を付けてその傷に墨入れをした自作品です。そのピントグラスをフイルム室に往生テープで固定します。ピントグラス全体をテープで覆います。こうすると緑色になって見やすくなります。被検体を三脚
コニカのアイ3です。実はもう一台別のヤシカのカメラを分解・修理して記事にしようと思っていたのですが、ふと何の気なしに修理を完了させて数ヶ月が経過して在庫していたコニカアイ3二台を動作確認をしたら、なんと二台ともファインダー内の露出計の指針が全く反応しなくなっていました。古い機械はキチンと修理をしても長時間動かさずに保管していると今回の様にキチンと動作しなく事が多々あります。ですからお客様から修理の依頼を受けた場合は修理が完了してお客様に受け渡したら終わりではなく、その後数ヶ月
◎浜松にある普通のリサイクルショップのジャンクコーナーに珍しく「OLYMPUSPEN-S」が1K円で売っていたので買ってきてしまいました。外観は汚く、ファインダー&レンズはカビ、巻き上げできず&シャッター降りずとなかなか重症💦しかもこのカメラは整備に関してブービートラップがメッチャ多いので注意が必要です。今回は分解整備した時に、外したレンズをヘリコイドマウントアダプターと吸盤オープナー(笑)を使い、「ニコン1V1」に取り付けて作例も撮ってみました。☆今日の聖句ヘブラ
ヤシカのハーフ17です。3回も分解と組立を繰り返して露出計の調整を行いながらもようやくテスト撮影までたどり着きました。前回説明した通り露出計本体にあるボディ取り付けるためのネジ穴がバカ穴(楕円)になっているため組み立て方によっては露出計の位置がズレて露出に狂いが生じる可能性があります。このため今回のテスト撮影結果はあまり芳しいものではないと予想しております。また撮影中にファインダー内の露出計の指針を確認していると常に1/250秒を指していました。日向でも日陰でも明るさに関係
ヤシカのハーフ17です。これで完了と判断してからの最終チェックを行う度に不具合が発生してしまい、なかなかテスト撮影まで到達できずにダラダラと長引かせてしまい申し訳ありません。再びこのような状態になっております。というのも一昨日組上げて昨日の昼間にファインダー内の露出計の針の位置を確認しながらシャッター羽根の開き具合も確認していたら、露出計の針が1/500秒を示しているのに実際のシャッタースピードが1/30秒くらいになっているのに気付きました!どうしてこうなるの?????
ヤシカのハーフ17です。前回の投稿で私は露出計とファインダー内の露出計インジケーターの針の指針の関係について以下の様に書きました。『ファインダー内の露出計インジケーターの針の指針を調整しようとしてセコニックのL-188と数値を合わせようとしたのですが、それぞれの数値がかけ離れ過ぎていたためどうにも調整できませんでした。おそらく1/800秒で合わせると1/30秒が合わなくなり1/30秒で合わせると1/800秒が合わなくなるといった感じになると思います。やはりハーフ17の
ヤシカハーフ17の分解修理です。今回でもうその6になってしまいました。色々と語りたいことがあったのと、実際の作業と並行して投稿の記事を書いているとついつい撮影回数が増えてしまい画像で細かいところまで説明してしまいたくなるため長くなってしまいました。修理が終わってから整理して記事を書けばもっと短くできたのですが…。もう少しで完成しますのでこのままお付き合いください。ファインダー内の各レンズ・ガラスを清掃します。黒くて硬い紙がファインダーに接着されているのでこの紙に有機
ヤシカのハーフ17です。組立・修理の前回からの続きです。本来の自分のスタイルであれば①露出計をボディに取り付ける②前板をボディに取り付ける③鏡胴部を組上げ前玉・セレンを取り付けるという順番で組み立てていくのですが、今回はセレンと露出計を繋ぐ配線の事情から③鏡胴部を組上げ前玉・セレンを取り付けるから始めます。まずは鏡胴部の全ての部品にセレンの電線を通します。最初のリングを三本のネジで固定します。絞りリングの溝を前板から出ている爪に合わせます。
ヤシカのハーフ17です。前回の続きとして今回はモルトの貼り替えから行っていきます。なぜこんなタイミングでモルト貼りなのか?と思われるでしょうが、現在ボディ本体がこのような状態のためモルト貼りの作業がやりやすいのです。それとボディ本体を交換してしまうからです。下側がオリジナルで上側が交換用のボディ本体です。表側は見た目変わらないのですが…裏側が錆と腐食があまりにも酷いので部品取りとなったボディ本体と交換します。ところがよく見たらフィルムカウンター