ハンナ・アーレント

絶対悪とは何か？考える力とは何か？説明にもあったがアーレントの強い信念を感じた映画だった。タバコが吸いたくなった。ハンナ・アーレント(字幕版)Amazon（アマゾン）

TSUTAYAに寄ると、中古本の書棚を眺めます。おっ、読んでみたいな。棚から出してみても、高価であれば斥けるのが普通。しかし、税込み110円なら、食指が動きます。値段次第で、読みたいかどうかが決まるとは。で、今回、ハンナ・アーレントを二つ手に取った次第です。当人の著作は読んだことがありますが、この二つは、まだだったと思います。……そう言いつつ、実は読んだことがあった、という例も多々ある自分に、いったい記憶力があるのか、と呆れることも。

最近ハンナ・アーレントという哲学者であり思想家の考え方を知り凄く納得してしまいました。彼女の考えはこうです一人一人が勉強し自分で考え自分で想像し自分で善悪の判断ができないと誰もが容易に悪人になり得るということ。人というのは権威を前にすると、容易に思考停止してしまい権威が正しいということは正しい周りの人達が正しいと言っているからたとえおかしなことでも正しいと信じてしまうそのため極悪人にさえなることもあると。ナチスドイツの親衛隊長アイヒマンはユダヤ人虐殺計画

フリーデリーケ・ベヒト🌹FriederikeBecht🌹1986年10月14日🌹身長170cm🇩🇪ドイツバートベルクツァバン👫配偶者SebastianRabsahl📽️出演映画📽️★2008年愛を読むひと★2009年MeinLeben-MarcelReic…★2011年Westwind★2012年MarieBrandunddie…★2012年ハンナ・アーレント★2012年DasMillionenRennen★2013年Thewa

今日は、海外映画「ハンナ・アーレント」を紹介していこうと思っています。2012年に、ドイツ・ルクセンブルク・フランスで制作された…ナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判を傍聴し、独自のレポートを世に発表し、大スキャンダルを巻き起こしたユダヤ人女性哲学者、ハンナ・アーレントさんの伝記映画作品です。ハンナ・アーレント[DVD]原題:「HannahArendt」➡（直訳;ハンナ・アーレント）上映時間；114分＜スタッフ＞監督;マルガレーテ・フォン・トロッタ（代表作「ローザ・ル

子供じみて聞こえるかもしれないが、「進撃の巨人」で、あれほどの不理解と調和を残酷な形で表現した、という意味で、傑作だったと思います。現に人はいがみ合い、解きほぐせない「歴史的事実」が、わかりあえるかもしれない、という希望を持って前向きに行動する者たちを、絶望に追いやる。劇画の話だけではなく、繰り返される現実。これまた子供じみて聞こえるものかもしれないですが、「機動戦士ガンダム」という作品で、ニュータイプ、という概念が出てきます。敵味方の垣根を、肉親や友人を殺されたという憎しみをも超えて、

2014/2初回投稿、2018/9/21改訂、2023/11/25改訂私は７９歳（２０２３年１１月現在）になります。主な関心はインド哲学です。インド哲学はスピリチュアルに比較するとハードルがかなり高く、推奨はしません。若い人や大人でもシンプルな人生を送った人、恵まれた人生を送った人にはピンと来ない部分が多いでしょう。と言っても、スピリチュアルを下に観てはいません。この世で出逢うことはそれぞれに縁が有ってのことなので人の学びに軽重を言えません。全ては学びです。はっきり間違ったことで

TSUTAYADISCASのDVDを借りて視聴した映画。観るべきリストに入れてどうやら10年も経っていた様ですが、このイスラエルとハマスとの間で対テロ戦争が起きている状況でというのも皮肉なめぐり合わせなのでしょうか。ストーリーは実話に基いていて、第2次大戦中のドイツでナチスの主要人物でありユダヤ人の虐殺を指揮していた男アイヒマン。主役はその男の人間としての真の恐ろしさを見出した女性哲学者です。映画としてはそのハンナ・アーレントをめぐる人間関係や思考をメインに描かれます。この

cheeseです💕今回ご紹介するのはこちらの一冊📗（百木漠『アーレントのマルクス』人文書院、2018年）「ハンナ・アーレントのマルクス理解には大きな齟齬があったのではないか」という問題意識からアーレントの思想にせまった意欲作✨書店で本書をみつけて思わず「にやり😏」としてしまいました。やっぱ、そうだよね？？？アーレント、『資本論』ちゃんと読めてなかろ？？？・・・ってね。もちろん即・購入🌸cheeseのもやもやを著者に整理しても

大阪ドイツ映画祭/DeutschesFilmfestivalinOsaka2023年11月3日大阪工業大学梅田キャンパスOIT梅田タワー常翔ホールプログラム09:30～11:15（開場：09:15）「フェモクラシー不屈の女たち」/"DieUnbeugsamen"大阪初上映作品2021年/監督トルステン・ケルナー/100分/ドイツ語（日本語字幕）11:30～13:30（開場：11:20）「白バラの祈りゾフィー・ショル、最期の日々」/"Sophie

10月2日のジャニーズ事務所記者会見ユーチューブで切れ切れに見た。その前の記者会見は全部見たけど、スッキリしない歯切れ悪さばかりが目について見ていても見た後も気分が悪かった。で、今回は後日、動画で記者との質疑応答だけを見た。またしても気分が悪くなり不快指数は前回より数段上回った。副社長の井ノ原の胆力は大したものだと思う。最初の記者会見ではわずかに好感を持ったけど今回はその怪物ぶりを垣間見たように思う。「得体の知れない、触れてはいけない空気があった」とジャニーズ事務所

cheeseです💕今回ご紹介するのはこちらの一冊📘（ハンナ・アーレント(著)大久保和郎(訳)『エルサレムのアイヒマン』みすず書房、2017年）ハンナ・アーレントの代表作はさまざまあれどcheeseが一番読みたかったのはこの一冊✨アイヒマン裁判を傍聴したアーレントはユダヤ人虐殺とこれを実行した者たちについてどのように論述し、また考察したのかを知りたいと思いました。ご存知ない方のために、この裁判の概略を申し上げますね。1960年５月、アルゼンチ

ダリが好きだ。上野で見たダリの絵は衝撃だった。かつて見た美術ベスト３に入る。破天荒な生き様も含めて。突き抜けていて、唯一無二。その絵はダリにしか描けない。ダリと妻ガラの奇妙な生活に迫った映画「ウェルカムトゥダリ」。ダリを演じるのは名優ベン・キングズレー。かつてガンジーを演じてオスカーを獲得したキングズレーの怪演は見物だ。金に狂う妻ガラに「絵を掛け」と急かされ、お互いに愛人を持ち、自由。パーティー三昧で普通とはかけ離れた生活だが、絵は絶対的。どこにもない個性的な私生活を覗ける

【監督】ジェイク・パルトロウ【原題】JuneZero【製作国】イスラエル・アメリカ合作【上映時間】105分【出演】ノアム・オバディア（ダヴィッド）ツァヒ・グラッド（ゼブコ社長）【公式サイト】9/8（金）公開『6月0日アイヒマンが処刑された日』公式サイト9月8日（金）公開『6月0日アイヒマンが処刑された日』公式サイト。1962年、ホロコーストの中心的人物アドルフ・アイヒマンの死刑が執行された。その時イスラエルでは、この歴史的大事件に深く関わっていた人々がいた。史実を基に

昨日の続きです。「南京事件」は以下のように検証されています。膨大な一次資料はこの事件を未来のための教訓にしようと、こつこつと収集されてこられたかたのおかげですね。少し長いですが、１時間もかかりません。ぜひ最後までご視聴ください。ＮＮＮドキュメント「南京事件Ⅱ～歴史修正主義を検証せよ～」2018.5.13-動画Dailymotion*それにしても、今回疑問に思ったことがあるのです。近年「南京（虐殺）事件」はなかったというかたについて、なぜそういわれるのか、本当のと

最近話題のマウイ島の火炎攻撃。これもショック・ドクトリンでしょう。ほんと、やり方がワンパターン。（ただ、テクノロジーが進化したことを除いて。指向性エネルギー兵器って、、、、、SFやアニメのなんとかビームが現実化したのか）『マウイ島の火災と疑惑の大富豪』世界中で大火災が相次いでいる。その中でも、８月８日に起こったハワイのマウイ島のリゾート地、ラハイナの火災は、大規模かつ、不可解な点をいくつも残した火災だ。今現…ameblo.jp『マウイの放火疑惑とスマートシティ計画』マウイ島

cheeseです💕ハンナ・アーレントを読む前の準備体操をしてます☺️耳からも勉強しましょ🌸・・・ということで、２つのYouTube番組を視聴しましたよー😊まずはこちら。「哲学解説ch」りゅうたろさんの番組です✨アーレントの著書のなかでも注目されることの多い『エルサレムのアイヒマン』について短い時間でぎゅっとまとめてらっしゃいます。りゅうたろさん、以前公務員でらしたそうでその視点からアイヒマンの行動やアーレントの分析を考察されてますよ

離婚後、事情を全部知っている親しい人と話していたときに「（相手を）一生許さない？」と訊かれたことがある。その時は少し考えてから「誰かを恨んだまま死んでいくのはいやだから、死ぬまでにはいつか許せたらとは思うかな」と答えた。年取ったらそれなりに寛容になれるのかも、と、その時はそう思ったんだけど。訂正。いや、決して許さんわ。私にとっては許しちゃいけない類のものだわ、これ。と最近改めて思った。毎日恨みつらみに縛られてはいないし、だいたい思い出してもいない。思い出したくもない

國分功一郎「目的への抵抗」新潮新書を読みました。書名が格好いいですね。「目的への抵抗」コロナ禍においては、移動の自由の制限がまともな議論なしで各国で実施されました。死者の葬儀もまともにできませんでした。これに異を唱えたイタリアの哲学者アガンベン。その紹介と論考から本書は始まります。そして、ハンナ・アーレントの全体主義に対する警鐘についても紹介、考察が進みます。「目的は手段を正当化するもののこと」「目的の本質は手段の正当化にある」講話を本にしているので非常

具合悪い。昨日の警察のやり方に激怒して、怒りで眠れない。怒りで眠れないという状態は初めての経験である。徹夜などとは違い、本当に具合悪くなる。ひょっとして、警察はハートマークをつけている人間を狙っているのか？そうだとしたら、治療や治療効果、治療努力に対する、反社会的行為であり、反医療的行為、反治療的行為である。あるいは、差別そのものである。警察は、謝った「つもり」にしている「らしい」のであるが、それは「警察の『立場』を暗黙に理解しろ」という「甘え」以外の何物でもない。加害者でありながら、暗黙の了

cheeseです💕今回ご紹介するのはこちらの一冊📗（ケン・クリムスティーン『ハンナ・アーレント、三つの逃亡』みすず書房、2023年）ハンナ・アーレント政治哲学者である彼女のことを知ったのは大学院生のとき。自分の研究が忙しかったので、アーレントについては先送り⏩卒業後、公開された映画をみてアーレントについては勉強した（つもり）になってました😌その後、書店の哲学書コーナーで彼女の本を手に取るたび心がひるみ（だって、分厚くて難しそうなんだもん(^_^;

２０２３年７月１日悪人が悪をなすのではない。ふつうの、常識的なあなた、そして私が、悪意のないまま、「悪人」「弾圧者」になるのだ。世間的な、気のいいおじさん、やさしいおばさん、が「加害者」になるのだ。２０２０年３月の警視庁公安部による外国為替及び外国貿易法違反（軍事転用可能な機器の中国への無許可輸出）の容疑による会社社長ほか３人の逮捕、起訴（その後起訴取消し）が「捏造」「でっち上げ」だったことが捜査を担当した警察官の法廷証

ギリギリまで寝て、主治医の診察。あとは買い出しもせず、タラタラ。主治医とは、ハンナ・アーレントの話と占いの話をする。買い出しもせずに、何もしてない。先日買ってあった日本酒、自分は辛口の意味を分かっていない〜友人は教えてくれたのではあるが、辛口の意味が分かっていない。どう呑んでも甘い、というか、更に、一日経つともっと甘い、ということで、ひょっとして、お部屋さんの影響かもしれない。ビールさんだと、味気ない感じになってしまうのだが、日本酒は甘くなる傾向。最初の一口とまるで違う。ということで、怪しい

新「人間裁判｣原告☆当事者通信…生活保護基準引下げ違憲訴訟（千葉県）の一原告が、国の不法・不当を糾すなかで、｢にんげん」が生きることの本来のあり方への探求を発信します。」とありますが。立派な発信だと思います。毎回楽しみにしています。今回は、ここ↓（細かいことが気になるのが、私の悪い癖ｗ）新「人間裁判｣原告☆当事者通信:ちば判決、原告の私はどこを検証したいのかblog.livedoor.jp→ものの考え方も、この8年間で徐々に進展してきたと思います。ハンナ・アーレントは「思考欠

にほんブログ村噓でも信じたい、、、。こんにちは夢を実現させるために常にあなたと向き合っていくコーチングTêteàtête(ﾃﾀﾃｯﾄｩ)です。嘘でも信じたい。そう思える関係って？嘘をつかれるって信頼されていないんじゃないの？嘘をつかれるって、、、。嫌いな人の真実よりも、好きな人の嘘がいい。ドイツの政治哲学者/ハンナ・アーレントの言葉ハンナ・アーレント-Wikipedia【幸せレシピ～自分の未来を予約するコーチングセッション】◆コーチン

漂泊のアーレント戦場のヨナスふたりの二〇世紀ふたつの旅路/戸谷洋志・百木漠著慶應義塾大学出版会慶應義拯大学捐版会|漂泊のアーレント戦場のヨナス|戸谷洋志百木漠漂泊のアーレント戦場のヨナス政治の意味を問い続けたハンナ・アーレントと、未来への責任を基礎づけたハンス・ヨナス。盟友として、ユダヤ人として、思想家としてナチズムに対峙し、ともに二〇世紀を駆け抜けた。www.keio-up.co.jpｐ１０２自然の法則（人種の淘汰）や歴史の法則（唯物史観）と

☆ハンナ・アーレント☆HannahArendt☆２０１３年10月26日☆１１４分☆吹き替えなし☆社会派☆監督：マルガレーテ・フォン・トロッタ☆製作国ﾄﾞｲﾂ、ﾙｸｾﾝﾌﾞﾙｸ、ﾌﾗﾝｽ合作☆製作年２０１２年☆配給ｾﾃﾗ・ｲﾝﾀｰﾅｼｮﾅﾙキャスト☆バルバラ・スコバ☆アクセル・ミルベルク☆ジャネット・マクティア哲学者ハンナ・アーレントはかつてドイツに生まれ育ち、今でも仲間との会話はドイツ語で行うほどであるが、ナチスの政権獲得とともにフランスに亡命、親独のヴ

年末に掃除機を買い替えました。充電式のハンディークリーナーです。とっても軽くて、吸引力も半端ない。おまけにヘッド部分にライトが付いているので、ホコリが良く見えます。お掃除が楽しくて仕方なーい。あれ？ここでハタと気づきます。僕にとって掃除とは労働（Labor：レイバー）なんですね。賽の河原の石積み（さいのかわらのいしつみ）と同じ。必要なことなんだけど、これを突き詰めても残るものがほとんどない。なるべく時間短縮したい作業。だから、最新式の掃除機を買ったのに、掃除に同じ時間をかけていたら、意味

メディアは自滅する。新型コロナ報道も煽るだけで核心を突いていない。東京新望月衣塑子氏は日本は中国に負けると。もし、中国に日本が占領されたら、日本民族はジェノサイド「民族浄化」をされ、民主主義勢力、保守派は強制収容所、秘密警察によって「自由・人権・法の支配」を奪われるだろう。「全体主義の起源」を著した思想家ハンナアーレントは奴隷の平和、自由のために戦うべきと。ナチスと共産主義は同根だ。哲学者ヤスパースは祖国のために戦死した人々は尊いと書いた。ウクライナの人々は祖国防衛のために戦っている。そ

ネットにはとくに、利権によって操作された情報が流れて来るので(最近は、迷惑な映像を消去する❌印のつかないものも流れてきます)、疲れる。自分が大切に思う本を読んでいるほうがいいな、とも思う。このブログを書くきっかけは、三浦春馬さん事件だ。春馬さんが、いま、いないことの深刻さを(その後の、何人もの方々も)、考えねばならないと思った。ハンナ・アーレントという女性がいた。ナチス官僚のユダヤ人虐殺裁判記を書いたら、親しくしていた人たちも、ハンナの元を離れていった。人々は、自分とは違った悪人が裁か