ブログ記事110件
以前紹介した映画『ハンナ・アーレント』が今↓GYAO!で無料視聴できます。12月23日(金)まで↓ハンナ・アーレントGYAO!のタイトル情報を引用させていただきます。彼女は世界に真実を伝えた―かの有名なナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判を傍聴し、独自のレポートを世に発表、大スキャンダルを巻き起こしたユダヤ人女性哲学者、ハンナ・アーレント。その生きざまと現代にも通じるメッセージを、魂を揺さぶる重厚なるドラマとして描ききった傑作。映画『ハンナ・アーレント』オリジナル予告編-Y
[4805]武田砂鉄も左の敵である(政治季評)「女性がいない」日本変だと思う感覚の大切さ重田園江あ~あ、やっちゃった。『ホモ・エコノミクス――「利己的人間」の思想史』はブログで書評を予定しているほど(私にとって)好著なのに、まさに「重田、お前もか!」変だと思うのは論の出発点のはずで、加藤典洋に不足してるのはこんな見方だとか、戦後の日本の論壇に女性がいなかったためこんな歪みがあったとか、重田さんほどの識者なら如何様にも論じられたはず。それをハンナ・アーレントの娘呼ばわりだけ紹介し
スペインという国は、その歴史的経緯から見ても、宗教大国といってよく、カトリックの国であるという事は、数多くの人が知るところである。しかし、現スペイン首相であるペドロ・サンチェス氏はPSOE(スペイン社会労働党)という党名を見ても分かるように、現在のスペインは歴とした左派政権である。ペドロ・サンチェス氏は、無神論者であり、PSOEと連立を組んでいる新興政党ポデモス(英語のWecanの意)の党首、パブロ・イグレシアス始め、彼の妻(結婚しているかは知らないが、おそらく事実婚)のイ
JSato@j_sato我那覇さんがデスメット教授をインタビュー!テクノクラート(技術官僚)主導による全体主義を、ハンナ・アーレントは1951年に予想していたテロ、気候変動、コロナと、大衆に不安の対象を与え、対応戦略を与えると、戦略遂行に大衆は一致団結し、戦略に異議を唱える者を排除するhttps://t.co/DyQNGbafEehttps://t.co/Krh0r8zg2t2022年10月24日18:06我那覇真子MasakoGanaha@ganaha_masako是非ご
「自分」とは何かシリーズ、深みにはまっていますぼちぼち考えていて、次の命題(?)を思いつきました「自分」を持つとは、孤独を恐れない勇気を持つことである。ちょっと前に見た映画で、共感してしまったのが、「ハンナ・アーレント」という哲学者の映画です↓ハンナ・アーレント(字幕版)Amazon(アマゾン)2,750円ドイツ生まれのユダヤ人、アーレントは、ナチズムの台頭後、アメリカに亡命します。第二次世界大戦後、ナチス戦犯のアイヒマンの裁判が、イスラエルで開かれるので
性的人間(新潮文庫)Amazon(アマゾン)436円「セブンティーン」は、左翼かぶれの17歳の少年が、皇国思想に染まり、右翼化していく作品である。この小説が発表されたのは社会党党首の浅沼稲次郎が右翼の少年に暗殺された事件の一月後だったから、当時の状況的にはかなりのリアリティをもって読者に伝わったにちがいない。続編「政治少年死す(セブンティーン第二部)」では、右翼となった少年がテロを決行し、死刑になるまでを描いたものであるが、これもまた政治的になかなかのインパクトをもつ作品である。
忙しい日々ではありますが、相変わらず、ほぼなんとか毎日練習は出来てます。先月は、全く何もしない日を作ったので、その日だけは練習もすっ飛ばしましたが。^^;あ、カリグラフィーのことです。練習ばっかりで、投稿用というのか、一応「清書書き」みたいなものはノータッチできてまして、なので、Instagramにもfacebookにも、ずっとポストしてませんでした。が、月が変わった初日ってこともあって、気合入れて書いたのがこちら。ただ、7月の1日に書いて、Instagramにはアップしたんで
このドラマは、確かに大げさに感じるかもしれませんまさか。。。なんて思うかもしれませんが全体主義社会とは、国民が「恐怖」に縛られることで、自らすすんで通報者になったり、監視者になったりする社会のことですナチスドイツ下のドイツ国民は、決して無辜な国民ではありませんでしたドイツ国民自らが率先して、ユダヤ人の居住地や隠れ家を当局に通報したりしていた、という現実がありましたそれは同調圧力によるものですねつまり、他人と同じ行動をしないと、他人からどう見られているか分からない恐怖社会自分が通報さ
前のブログ、弱い人へ既にあるルールとありあわせのものでやりくりする「社会に力がついたと言えるとき鷲田清一」の最後に私は、こう書いた。触媒というのは具体的にどのように振舞えばいいかという問いが残るが、少なくとも自分が弱い人の犠牲になるということではなさそうだ。私は職場の弱い人を助けるために触媒的存在になろうと思うわけだが、さて具体的にどうするか?が問いである。そこでまた、この問いのヒントになることを新聞記事の中から見つけた。朝日新聞2022.5.19政治季評芸術は真理知る種を
当記事の1秒前に投稿した映画カテ版はこちら(ほぼ同じ内容(蛇足がついてるかついてないか)ですが)基本映画ネタは映画|Bonoh-AirSoftぼんおうさんのブログテーマ、「映画」の記事一覧ページです。ameblo.jp当ブログをウォッチしてくれてる方が観やすいようにここ数年は日曜日に投稿するようにしてるんですが、無料視聴期間がもうすぐ終わる場合は別(時間大事。)公式サイト映画「ハンナ・アーレント」オフィシャルサイト映画「ハンナ・アーレント」オフィ
当記事の1秒後に投稿したサバゲーカテ版はこちら(ほぼ同じ内容(蛇足がついてるかついてないか)ですが)基本映画ネタは映画|Bonoh-AirSoftぼんおうさんのブログテーマ、「映画」の記事一覧ページです。ameblo.jp当ブログをウォッチしてくれてる方が観やすいようにここ数年は日曜日に投稿するようにしてるんですが、無料視聴期間がもうすぐ終わる場合は別(時間大事。)公式サイト映画「ハンナ・アーレント」オフィシャルサイト映画「ハンナ・アーレント」オ
何か月も前のことだがTVで「ハンナ・アーレント」という映画をやっていた。ハンナ・アーレントというのは哲学者の名前で、それをそのままタイトルにした、つまり伝記映画である。私はこの女性哲学者について何の知識もなく、この映画でそういう人がいたのだと初めて知った。作品がドキュメンタリーではなくドラマである以上ストーリーのすべてが事実の忠実な再現とは思わないが、アーレントの思想の中核になる部分のセリフは実際に彼女がどこかで発言したか、著書の中で述べていることだろうと思われ、多少の興味も湧いたのでこの哲学
100分de名著ハイデガーの『存在と時間』解説の戸谷先生の紹介の場面にアーレントとハンス・ヨナス意味深ハイデガーはナチス・ドイツに加担してしまった人そしてアーレントとヨナスはハイデガーの弟子でありユダヤ人迫害を実体験しハイデガーの強い批判する学者そのことは、4回目に出てくるのよこの本は高校生の時に読んだことがあるけどこの100分de名著をみてより深い理解ができたと思う人間の存在には2点①本来性②非本来性この②の《非本来性》をわかりやすい絵本が《わたし》は他
↓GYAO!で無料視聴できます。5月20日(金)まで↓ハンナ・アーレントGYAO!のタイトル情報を引用させていただきます。彼女は世界に真実を伝えた―かの有名なナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判を傍聴し、独自のレポートを世に発表、大スキャンダルを巻き起こしたユダヤ人女性哲学者、ハンナ・アーレント。その生きざまと現代にも通じるメッセージを、魂を揺さぶる重厚なるドラマとして描ききった傑作。映画『ハンナ・アーレント』オリジナル予告編-YouTube凡庸な悪とは何か。
写真の絵を学生の時、社会の時間に見たはずです。ラスコーの壁画は、約2万年前にクロマニヨン人によって描かれたとされています。この壁画に描かれている様々な生き物。それを狩る人が行っているのが「労働(Labor)」です。そして、この壁画を描いた人が行ったのが仕事(Work)です。は?何言うてんの?かもしれませんが、これが私が考えた労働(Labor)と仕事(Work)の違いを最も端的に表した説明です。労働(Labor)とは、必要に迫られてするもので、消費されて終わるものです。仕事(Work)
世界は自由民主主義と独裁者との全体主義の新冷戦の時代であります。思想家ハンナ・アーレントは「全体主義の起源」で全体主義と闘うためには、ただひとつのことを理解せよと言う。それは〈全体主義は自由に対するもっとも根源的な否定〉と言うことだと述べている。我々は、プーチン露大統領から、ウクライナの民主主義を守り、「自由の敵、奴隷の平和」を拒否するウクライナを支援すべきです。
哲学者ハンナ・アーレントはこう述べています。「自由であるためには、人は、生命の必要から自分自身を解放していなければならない。しかし、自由であるという状態は解放の作用から自動的に帰結するものではない。自由は、たんなる解放に加えて、同じ状態にいる他者と共にあることを必要とし、さらに、他者と出会うための共通の公的空間、いいかえれば、自由人誰もが言葉と行ないによって立ち現れうる政治的に組織された世界を必要とした」つまり、わかりやすく言い換えると、深夜ラーメンを食べるのは自由だ!そ
長男が観たいと言っていたのでTSUTAYAオンラインで借りました。私が知ってることと言えば、アイヒマンの裁判記録『イエルサレムのアイヒマン-悪の陳腐さについての報告』を出して大論争になったってこととハイデガーと不倫関係にあったことがあることくらいなんだけど『イエルサレムのアイヒマン』って悪の凡庸さを書いたものだとしか認識してなかったのですがそもそも裁判権があるのか、この裁判は正しいものなのかユダヤ評議会の指導者たちも収容所送りに加担していた証言があった
報道を見ていて不思議なフレーズを目にした。「オミ株の症状の軽さが対策を困難に」??症状が風邪と似ているため、オミクロンとわからないまま感染が広がる!これを止めるには別次元の対応が必要という???意味が解らない。「風邪と同じ症状だからこわいです」????意味がわからない。風邪と同じ症状なら風邪と同じ程度に怖がり、風邪と同じように対処すればいい。過剰な対応は不要だろう。どうやら、感染の分母が増えればそれに伴い重症者も増えるから、とにかく感染を止めなければいけな
中国共産党は権威主義、専制主義、そして全体主義である。全体主義と闘うためには、ハンナ・アーレントはいう。それは〈全体主義は自由に対するもっとも根源的な否定〉と言うことだ。ただし、自由の否定は、あらゆる暴政に通底する。つまり、地球上のどのようなところでも、暴政が片鱗としてでも見受けられるようなところには、全体主義の運動が胚胎し、アーレントが言うように、非全体主義的社会に不可避的に存在する全体主義の〈遡及力〉を否定することができないのである。共産主義だけでなく、維新のような新自由
アセンブリ―行為遂行性・複数性・政治―Amazon(アマゾン)3,080〜7,129円2015年に始めたこのブログも、ついに600冊目まできた。振り返ってみれば、実にさまざまな本を読んできたものだと思う。過去記事を見てもらえばわかるように、私は特定の分野の本だけを読むということはしない。文学、政治、哲学、社会学、映画、外国語、教育、芸能、スポーツ、雑学など、これまで多くのジャンルの本を読んできた。これは、思想は乱読によって創られねばならないという私の信念によるものだ。また、このブ
1日の終わりに哲学で政治を深めるひと時。令和哲学者Noh先生とチームで開催。長岡美妃さんと愉快な仲間たちで進行。テーマは「政治哲学」会の中で印象に残ったこと、感じたことを書きたいと思います。哲学者ハンナ・アーレントがホロコーストの中心人物だったアイヒマンの裁判を見て感じた思考停止。悪意はなく、ただ命令されたことを執行しただけというような状態だったとのこと。思考停止に陥ってしまえば、モルモットのように機械化されてしまい、集団が大きくなればなるほど、大きな問題になってしまいます
「ハンナ・アーレント」2012年114分監督・脚本・マルガレーテ・フォン・トロッタ出演・バルバラ・スコヴァ昨日に続いて、ナチス関連の重い映画を見ている。何度かDVDで見ているが、その都度考えさせられる。ドイツに生まれ、ナチスの台頭により始まったユダヤ人迫害の手を逃れアメリカに亡命したユダヤ人ハンナ・アーレント(バルバラ・スコヴァ)は、第二次世界大戦後に全体主義や全体主義を産んだ政治思想に関する考察を発表、哲学者として敬愛されていた。1960年代初頭
有罪が確定していた、ウィリアム・バー(WilliamBarr)元司法長官(絞首刑)に続いて、アダム・シフ(AdamSchiff)下院委員長の処刑(銃殺刑)が発表されたことになります。処刑方法の基準は発表されていない。ShiftyAdamSchiffFacesFiringSquad-realrawnewsByMichaelBaxter-August15,2021ShiftyAdamSchiffFacesFiringSquad-Real
以前、tulipさんがブログで紹介していたマンガのドラマ化されたものです。「『ここは今から倫理です。』(2021-06-11)」気になって録画しておいたものを、最近になりまとめて観ました。第4話。半グレたちと交流がある兄・カイトから「ある人に渡してきてほしい」と「煙草」を差し出された陸は、「おかしい」と思いながらも兄の頼みを聞いてしまう。彼らに言われるままに行動していくうちに、あらゆることがどうでもよくなってしまった陸。そんなある日、カイトがお金を持って姿を消したことで、陸がチンピラ
■『漂泊のアーレント戦場のヨナス』戸谷洋志/百木漠慶應義塾大学出版会漂泊のアーレント戦場のヨナス:ふたりの二〇世紀ふたつの旅路Amazon(アマゾン)2,100〜6,891円「政治の意味を問い続けたハンナ・アーレントと、未来への責任を基礎づけたハンス・ヨナス。盟友として、ユダヤ人として、思想家としてナチズムに対峙し、ともに二〇世紀を駆け抜けた。二人は、時代が課した過酷な宿命に向かい合い、その破局に対して、それぞれの仕方で、答えを模索し続けた。その二人の
「2013年」この一年、ある時は新聞記事で、また雑誌の評論で、そして送られてくる案内パンフレットで、思い立った時ふらりと見てきた映画。それをこの正月にとりとめもないものですが、まとめてみました。「カミハテ商店」邦画1月京都シネマ山本起也監督高橋恵子主演寺島進あがた森魚他山陰の小さな港町上終(かみはて)そこに小さな商店を営む初老の孤独な女性千代(高橋恵子)その商店のそばの断崖絶壁は自殺の名所として知られ、そこを訪れる死を望む人は必ずといって最後にその商店に立
あと3ケ月に迫った東京五輪のために、五輪組織委員会の武藤事務局長が看護師500人の確保を日本看護協会に申し入れたという報道がありました。コロナ対応でほとんど余裕がなくなった現状の医療体制をますます弱体化させかねない要請です。医療崩壊が現実化した大阪では、1万人以上のコロナ感染者が自宅"待機"を余儀なくされているといいます。さらに、五輪開催時期の7月から8月にかけては、猛暑による熱中症が救急搬送と治療体制のひっ迫に拍車をかけることも目に見えています。私たちの知らない"隠し玉"があるというな
秋田市のカフェメリッサで3月のメリッサ読書会が開催されました📖いやー春がきたな🌸花粉で目が開かないな小春日和春でとても気持ちがいい天気の本日☀️街中はタイヤ交換をしている人だらけだな新型コロナの変異ウィルスの感染者が秋田でも出てるし、ワクチン接種はなかなか進まないし、油断できないイマイチな気分のなか本好きが集まって行われた、3月27日土曜日のさくらの日の読書会の報告ですがさくらの日のコトはコチラ👈3月27日は何の日?記念日、出来事、誕生日占い、有名人、花言葉などの