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7月4日(木)、中野にある、テルプシコールで、『背信』を見ました。主催は、東京サウンド・プロダクション。『背信』。作者は、ハロルド・ピンター。喜志哲雄の訳を、磯村純の演出で。まずは、作品の内容を、チラシから。「親友の妻を愛する男。夫の親友を愛する妻。親友と妻の関係を知る夫。エンディングから始まる、鬼才ハロルド・ピンターの不可思議な世界」ハロルド・ピンターは、1930年に、ロンドンで生まれています。ユダヤ系ポルトガル人の労働者階級の出身。もともとは、俳優を目指していたそうですが、目が出
今日は、中野で、芝居を見ました。ハロルド・ピンターの『背信』。彼の作品は、一筋縄ではいかず、人間関係かわ濃厚。そして、その表の世界とともに、裏の世界もあって。語っている言葉の「虚飾」が、暴かれたり、暴かれなかったり。会場は、南口から歩いて、5分ほど。「テルプシコール」。ここは、初めて。稽古場として使われているのか。片方の壁は、鏡になっていました。そこは、カーテンで隠して。靴を脱いで、ビニール袋に入れ、それを持って客席へ。50人ほどの客席。狭い座席で、段になったところに座ります
舞台「誰もいない国」を観てきました。ストーリーは、ロンドン北西部にある屋敷の大きな一室。屋敷の主人ハーストと、スプーナーが酒を飲んでいる。詩人のスプーナーは、酒場で同席した作家ハーストに付いて、家まで来たようだ。酒が進むにつれ、べらべらと自らをアピールするスプーナーに対し、寡黙なハースト。スプーナーは、共通の話題を見出そうとハーストに話をふるが、もはやそれが現実なのか虚構の話なのかわからない。そこへ、ハーストの同居人、フォスターとブリグスが表れて・・・。というお話です。
11月20日(火)、初台にある新国立劇場の小劇場で、『誰もいない国』を、見ました。ハロルド・ピンター(1930~2008)の作品。翻訳は、喜志哲雄。演出は、寺十吾。じつなしさとると読みます。初演は、1975年の4月23日。イギリスのナショナル・シアターが制作し、オールド・ヴィック劇場で。舞台は、中央に、ソファーのセット。上手に、バーカウンター。そのテーブルの上には、酒の空瓶が、並んでいます。その数の多さが、この部屋の住人であるハーストの、日常の生活を示しています。舞台奥に、ベッ
◆ネコの、演劇編『誰もいない国』新国立劇場小劇場★11月20日(火)13時~満席***以下、新国立劇場hpより★予定上演時間:約2時間25分(1幕65分休憩15分2幕65分)★作ハロルド・ピンター翻訳喜志哲雄演出寺十吾(じつなしさとる)★出演柄本明石倉三郎有薗芳記平埜生成★美術池田ともゆき照明中川隆一音楽坂本弘道音響岩野直人衣裳半田悦子ヘアメイク林みゆき演出補大西一郎演出助手城田美樹舞台監督幸光順★ノーベル文学
作ハロルド・ピンター演出村田元史出演田中正彦/森田成一今年はハロルド・ピンター没後10年ということで、本国イギリスではピンターの20作品連続上演が進行中です。下北沢ではT-PROJECTが短編2作品を上演していたので行ってきました。不条理劇、やっぱ好きだわー「ヴィクトリア駅」20分ほどの短編なんだけど、これが結構面白かったですタクシードライバーと無線配車係。配車係はドライバーに「ヴィクトリア駅に行って客を乗せろ」と要請しますが、それに対するドライバーのトンチンカンな
図書館で本とDVDを借り、松戸の病院へ叔母の見舞い。ベイサイドスタジオへ。今日の原点回帰の参加者は大西さん猪股さんこんのさん。大西さんに「持って来て」と言われたおのまさし20歳の時の処女作「雪降る聖夜の物語」をみんなで読む。ツールドフォース旗揚げ作品で、他人に読まれるのは31年ぶり。大学2年か3年の時、ヒッチコックの「知りすぎていた男」を観て感激した俺は、ドリス・デイ歌う「ケ・セラ・セラ」のレコードがウチになかったかと探したが、あったのは越路吹雪の「ケ・サラ」であった。この曲を聴くうちに、こ
季節は芸術の秋♪この11月は!「ダム・ウェイター」上演いたします(*^-^*)今年は作者のハロルド・ピンター氏没後10年だそうです。不条理劇作家と名高い彼ですが実は本人は不条理とは言わなかったのだとか。PrayersStudioでも、“一見筋が通っていない”ように見えて“一本筋が通っている”そんな作品創りをしています(*^-^*)一回見ただけで内容がわかったら凄いくらい、わからない作品です(笑)ちょっとでも観る前のヒントになる?かわかりませんが(;'∀')
「NoMan'sLand/誰もいない国」出演:イアン・マッケランパトリック・スチュアートオーウェン・ティールデミアン・モロニー先週末、観にいきましたところ。この再上映初日ということで、NTLiveと新国立劇場のコラボ企画として、翻訳者の喜志哲雄さんのトークショーがありました。喜志さんは京都大学名誉教授で、この作品の作者であるハロルド・ピンター研究の第一人者だそうです。司会進行のかたによると、「独特な作風で世界中の舞台ファン
すみだパークにある、“ささや”さんのギャラリーにて。ハロルド・ピンター作『背信』を観劇してきました!まるで普通に進んでいく会話が面白かった!劇的に見えないところに垣間見える、役者さんの表情の変化とか、声色とかに、密かに興奮。だんだんと分かっていく、物事のきっかけ、そのきっかけになるきっかけ…謎解きのような、答え合わせを見ているような、聞き耳を立てる隣人の気分で1時間を過ごしました。内田靖子ちゃん、出演中。やっちゃんの演技、本当に好きです。“その場にいる”ということがとても自然で
行ってまいりました\('ω')/シアタートラムは初めてでした(*'▽'*)以前、世田谷パブリックシアターに行った際に、同じ建物の中にあると知って、ずっと気になっていたんです。小劇場も初めてだったのですが、思った以上に近かったです。一番後ろでも十分に近そうでした。その中でも私は実質4列目で拝見することができましたいつも舞台の感想を書く時は「今までで一番○○」と書くことが多いけど、今回で言うと、今までで一番キャスティングが素晴らしい他の人には演じられないだろうと思うくらいハマっていま
今日は久しぶりに事務所の芝居レッスンでした昼間行く時は、綺麗な青空〜♪で、帰りに外に出ると綺麗な丸いお月さま♪で嬉しくなりましたさて今日は…11月30日(木)に観劇したお話を書いてみたいと思います3日連続観劇の内の2日目ですが、当日アップしないものですから、このように時差が生じるのです(苦笑)『いわばアラスカ』@絵空箱作:ハロルド・ピンター訳:安蘭純子演出:谷口浩久照明:落合利充(ときのぷらんと)〈出演〉松岡美桔
今日は三軒茶屋シアタートラムで上演されている管理人を観てきました。ハロルド・ピンター作演出は森新太郎氏です。男性3人の芝居です。1959年発表の戯曲ですが古さを感じさせません。兄弟と浮浪者の不思議な関係出演者は溝端淳平さん忍成修吾さん温水洋一さん三人のぶつかり合いが何とも言えない雰囲気を醸し出しています。温水さんが拾われてきて最後捨てられて・・・演技が光っていました。2時間15分ノンストップの芝居でした
作ハロルド・ピンター演出ショーン・マサイアス出演パトリック・ステュワート/イアン・マッケラン/ダミアン・モロニー/オーウェン・ティール今まで私が観てきたピンターの作品の中で、いちばん訳わかんなかった。まあ、そう言い切ってしまうのはちょっと極端で、ある意味、非常に面白かったのかもしれませんが。とにかく、イアン・マッケランとパトリック・ステュワートががっつり組んで演技している舞台を観られたこと自体が、もう宝なんですけど。林の中に作られたような、高い塀に囲まれた円形の「居場所
誰もいない国ノーベル賞作家ハロルド・ピンターの1975年初演の舞台。彼のイメージは典型的な左翼文人であまり興味を持っていなかったのだが、実際にモノを見てみると圧倒される。説明もなく登場する人物や事件が酩酊・痴呆した老人2人の会話を通じて理解できたり理解出来なかったりする。しかし、理解出来ないからこそ何を言っているんだとより話に引き込まれるタイプの分からなさ。終幕後のコメンタリーでも言及されているように衣装からボケ老人の演技まで貫徹したリアリティ(ただしあくまでもこれは70年代イギリスのリアリ
▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう子供の日ですね。……まあ、あまり関係はないのですが、帰りに柏餅がまだ売ってたら食べたいなぁ。柏餅もこしあんが好きです。しかしGWって(祝日になってる以外の)〇〇の日とか、〇〇の誕生日とか、〇〇の命日とか、目白押しではないですか?そんな気がするのは私だけでしょうか?かく言う今日は、私の初恋の人の誕生日です。…小学生の時の話ですが。(;^_^)あまりに覚えやすい日だったもので今だに覚えている。どうしてるかなぁ、しゅう
実は・・・『料理昇降機』会場にて差し上げた、黒い封筒。その中に、「最終指令」というのが封入されていたと思うのですが。わたくし・・・間違いを犯してしまっておりました!!その「最終指令」とは、「以下の文章(パンフレット)から、劇中の指令を探れ」というものだったのですが。ちなみに、これ。お分かりになった方、いらっしゃいますか・・・??まぁ、この指令については、僕の
E-QuestCompanyPlay&Commentaryvol.1『料理昇降機』1月23日のステージは、終了いたしました!!本当に、ありがとうございました!!・・・正直。『料理昇降機』、まだまだ、謎の多い作品だと思います。15時の回のコメンタリーで、角川さんがおっしゃっていましたが。「この作品、たくさん撒かれた伏線が回収されずに終わる」回収されなきゃ伏線とは言えない・・・文字どおりで
拝啓、ステージの神様。仕掛けられる楽しさがありました。たった一日、2回だけの2人芝居。ハロルド・ピンター作『料理昇降機』。ハロルド・ピンター作品は、『背信』(長塚圭史演出)、『昔の日々』(デヴィッド・ルヴォー演出)と、自分の中にある集中力という集中力を感じられる観劇体験が気持ち良かったこともあり、今回も観劇を決めた。E-QuestCompany『料理昇降機』には、面白い試みがあった。それは、一日のみの上演に向けた仕掛けだった。公演一週間前のリハーサル見学ツアー。稽古場見学は
指令−31月23日(月)Play&Commentary『料理昇降機』劇場に来られる際。すでに家にあるものの中で、オレンジ色のものを持参・もしくは身につけてくるよう・・・それでは、劇場で待っています・・・
1月16日に行われた、『料理昇降機』リハーサル見学ツアー。参加された皆様からのご感想、本当に嬉しいです!!舞台上で表現をする僕らにとって、こうした身近なお声は、案外、なかなか聞けないもの・・・そうそう。ご感想だけでなく、こんなご質問も頂きましたよ☆あれだけたくさんのセリフはどの様に覚えるのですか?☆煮詰まった時のリフレッシュ方法は?☆二人で意見が対立した時、どの様に解決しますか?
1月16日(月)。指令−1「リハーサル見学ツアー」任務完了いたしましたお越しくださった皆様、お一人お一人からのご感想もいただけて初の試みで、不安もありましたが。おかげさまで、最高に楽しい時間を過ごすことができましたありがとうございました19時半からスタートした、「リハーサル見学ツアー」。まずは、キャストの角川裕明さんと谷口から、簡単な作品紹介と、軽いトーク。そしていよいよ、「たった
「指令−2」『料理昇降機』に関する、重要な情報が流された。これを、聞くべし!!CLICKHERE!!・・・どうやらこれは、ネットラジオの番組らしい。角川裕明による、「ミュージカル・ニッポン326」という番組らしい。このうちの、「#10」に、何かがあるようだ。ここに、あるゲストが呼ばれているという・・・ぜ
お待たせいたしました!!『料理昇降機』動画・第2弾、YouTubeにて、アップされました〜!!パチパチパチ…さて、その内容は……昨日、ついに下された「指令−1」について、キャストの角川裕明さんと、谷口から、語られているのでありますそして稽古風景も、チラッと公開!!まだ、4回目の稽古でしたが。すでにもう、とてつもなく熱い!!ディスカッ
……もうすでに、始まっている。あなたは。その世界の中へと、足を踏み入れているのです・・・「あれは何だ。」「…封筒だ。」『料理昇降機』の、劇中。上層部からの指令を待つ、ベンとガスの元に。突然、謎の封筒が届
2017年は。こちらの作品から、スタートいたします!!イギリスの劇作家、ハロルド・ピンター。2005年にノーベル文学賞を受賞したこの劇作家による、一幕劇の代表作『料理昇降機』です!!まずは、今回の公演の基本情報から、ご紹介しますE-QuestCompany"Play&Commentaryvol.1"『料理昇降機』1月23日(月)の、1日限定!!作品上演と、二人のトークもご用意して、お待ちしております。作ハ
ご挨拶、ちょっと遅くなりましたが……2017年、あけましておめでとうございます!!本年も、宜しくお願い致します…実は新年から、トンデモないスタートを切ってしまいました……1月1日、スター・ウォーズのスピンオフ映画「ローグ・ワン」を見に行ったところまでは良かったのですが……帰宅して、その感想なんかも当ブログでご紹介しながら、新年のご挨拶を、と思っていたんですけれど。デスクに座ってパソコンを開こうにも、どうにも身体が言うことをきかない……