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今年の夏は異様な暑さと湿度で体調を崩すハリネズミちゃんが非常に多いです。当店のInstagramのDMにも、たくさんのご相談をいただいております。また、残念ながら命を落としたハリネズミちゃんも非常にたくさんいております。今回は、なぜ今年の夏はハリネズミちゃんの体調が崩れやすいのかについての私見を書いていきたいと思います。今年の夏の暑さは皆様も体感されていますように非常に暑くなっております。おそらく皆様のハリネズミちゃんが住むスペースではエアコンをつけて温度は下げているかと思います。し
ハリネズミちゃんの体調が悪くなったらどうしますか?大抵の場合、動物病院に行かれる方が多いかと思います。そこで色々と診察や検査を受け、お薬を処方されることが多いのではないでしょうか?今回は、このお薬について当店の経験やアフターケアからわかったことについての私見を書いていきたいと思います。ハリネズミちゃんの体調が悪いと飼い主さまがご判断される場合は、①下痢(軟便や緑便など)や嘔吐をしている②ごはんを食べなくなった③ぐったりしている④鼻水やくしゃみをしている⑤しこりや腫瘍が見られる
当店でも経験がありますが、動物病院で処方されたお薬を与えようとしてもなかなか飲んでくれないことがあります。今回はこのような時、いったいどうすれば良いのかもいうことをハリネズミのブリーダーとしての経験からお話していきたいと思います。今回の話はハリネズミではなく、ワンちゃんの話になりますが、ハリネズミでも同様のケースがありましたので、ご参考にしていただければ幸いです。獣医師さんは処方したお薬を最後まで飲み切るように指導されるかと思います。当店で手術をした動物の術後のケアとして、感染症予防のた
ハリネズミの皮膚トラブルに関するご相談が多いのですが、どのような状態が良くないのかわからないといったことがありましたので、ご紹介いたします。フケは抱っこした際に舞ったりするためわかりやすいかと思います。2枚目のお写真のような状態は、フケやダニや真菌の状態を示しています。これらの状態が見られたときには、異常状態であると判断します。健康な皮膚状態とは大きくかけ離れ、体内の免疫力の低下、皮膚表面の免疫力の低下が見られている状態になります。一般的には動物病院で治療するレベルになってきますが、病院へ
動物をお迎えするということは、命を預かるという意味と同じだと考えています。命を預かるということは、その子が健康でストレスなく過ごすことができるようにすることだと思っています。ハリネズミの隠れ家では、ハリネズミに限らず動物の健康を維持するために何が必要なのかを日々考えております。当店のお客様以外の方からもたくさんの飼育相談や健康相談を受けてきましたが、そのほとんどは調子が悪くなったり、病気になってからのご相談になります。確かに調子が悪くなったり、病気なったりするとどうすれば良いかと慌てるか
今まで投稿で、身体の不調はストレスからと書いてきました。ストレスからは免疫力の低下が起こることがわかっています。それよりも重要な原因があります。これを放置することで、心臓、肺、腎臓、胃腸など体内のさまざまな部分に不調をきたすことがあります。また、それらによって、心血管疾患(心臓病、脳卒中)、糖尿病、肺炎、呼吸器系疾患、慢性腎疾患、胃腸疾患、そして各部の炎症、ならびにガンなどになることがわかっています。それのケアをすることが大事であるということは、あまり大きく取り上げることがなく、また目に
いつもハリネズミの隠れ家のブログをご覧下さりありがとうございます。今回、ハリネズミの隠れ家オンラインショップでは、3月29日から31日の3日間マズリインセクティボアフードを通常価格より20%オフにて販売しております。マズリの購入をお考えの方は、是非この機会にお買い求めいただけたらと思います。マズリ食虫動物用フードMazuriインセクティボアフード500g当店では品質管理のためアルミパウチによる小分けにしております。透明のパウチですと直射日光を受けることによりフードの酸化が
大寒波になるのは本当に久しぶりかと思います。このような時は、エアコンだけではハリネズミちゃんの適温を保つことが出来ません。そこで、当店が行なっている方法をご紹介します。①カーボンヒーターカーボンヒーターはお部屋全体を温めるほどの能力はありませんが、ケージの近く(近すぎると温度が高くなりすぎたり、ケージが変形してしまうため、温度計を置きながら適切な距離を取って下さい)に置くことで、温度を取ることができます。②オイルヒーターカーボンヒーターよりは能力が落ちますが、カーボンヒーターよりはお
いつも当店のブログをご覧くださりありがとうございます。最近ネット通販で当店の商品を無許可で販売しております詐欺サイトが複数ございます。ハリセレブごはんとハリセレブスプレーとハリセレブプラス元気サポートは、東京のちくちくCafeさまと北海道の福momoさまと当店のみで販売しております。また、ハリセレブプラスあしもとしっかり、ハリセレブプラス肝腎かなめ、ハリセレブプラスさらばストレス、福鹿寿は当店のみの販売となっております。ハリネズミの隠れ家神戸三田にあるハリネズミブリーダーによるハリネズミ
人間や動物が病気になった時、真っ先に考えるのが病院やお薬の存在だと思います。病院ではどのような病気であるかという診断をされるかと思います。そして、その診断された病名からお薬が処方されたり手術をされたりするかと思います。また、病院に行かずに自分で病気を判断して、薬局でお薬を購入して飲む方もいるかと思います。そして、病気の症状が良くなってきて、病気が治ったと判断されているかと思います。だから、お薬を飲んで病気が治ったと思われる方も多いかと思います。しかし、本当にお薬で病気が治ったのでしょう
動物たちの健康のバロメーターとして、排泄物、すなわち尿や便の臭いや色で判断することが出来ます。今回は動物が緑の便や黒い便が出た時の症状や対処法について、当店の経験から分かったことを書いていきたいと思います。一般的に健康な便というのは茶褐色や茶色で、形があり便を処理した時に跡が残らない、排便後すぐの場合には少し臭いはしますが、固まると臭いがほとんどしない、大腸にある時間が短い時は細長く、長い時はコロコロして大きく、繊維が多ければ長くて大きめの便になるといったことが言えます。また、排便の色でい
動物の身体には無数の神経が存在しているのですが、人間でもあまり神経については意識せずに過ごしているかと思います。今回はハリネズミちゃんのふらつき症候群につながる可能性が高いと言われている神経についての私見を書いていきたいと思います。まず、神経とは身体中に張り巡らされたネットワークであり、脳や脊髄からなる中枢神経と中枢神経と身体の内外の諸器官に分布する神経をますば末梢神経があり、情報を伝達する役割を担っています。神経は身体のあらゆる機能をコントロールする重要な働きをするため、神経が正常に機能
冬場の湿度が低いことで呼吸器疾患などが現れることがあります。今回は加湿についての私見を書いていきたいと思います。湿度が20%を切るなど、冬場の湿度対策は本当に難しいかと思います。ブリーダーの経験から、ハリネズミちゃんの地肌にとって良い湿度は40〜60%ぐらいなのですが、60%以上の湿度になりますとダニの繁殖が増える湿度になるため、ダニ対策が必要となります。当店では、ハリセレブスプレーでハリネズミちゃんの皮膚を洗浄することで、ダニの餌となるフケなどを抑え、ダニ対策を取っています。ハリネズ
ハリネズミちゃんを飼育していく上で、ハリネズミちゃんの基本的な特性を知っておくことで、日々の健康や病気の対処法などを知ることが出来るかと思います。繁殖やアフターケア、さまざまなところで1万匹以上のハリネズミちゃんたちの、健康状態や病気を観察してきたブリーダーとしての経験からわかったことについて書いていきたいと思います。ハリネズミちゃんがなりやすい病気は、風邪、鼻炎、アレルギーなどの呼吸器疾患があります。これらの対処法は、ケージ内の温度変化を小さくする(当店では28℃を理想として±2℃の範
動物たちが病気になった時はお薬を与えることが多いかと思います。しかし、当店では出来る限りお薬を使わずに病気を治すように心掛けています。正確には、病気になる前に崩れたバランスを整えることで健康を目指すという意味になります。今回はどのようにすればお薬を使わずに健やかに過ごすことが出来るかについての私見を書いていきたいと思います。まずは、なぜ病気になるかについてのメカニズムを知っておく必要があります。それは体内における免疫機能の低下によるものがスタートとなります。例えば、ウイルスや細菌などの
今回の雪のように交通手段に大幅な乱れが見られたり、はたまたお店が休業していたりと自然災害の前では何とも無力を感じざるを得ない時もあるかと思います。しかし、このような急激な天候の変化は人間や動物の身体にも不調をもたらすことがあります。人間の場合ですと、ご自身の経験則から病院に行かなくてもある程度対処する事が出来る場合も多いかと思います。しかし、動物の場合はそうも言ってられない場合もあります。動物病院に連れて行こうと思っても、肝心の動物病院が雪で閉まっている場合もあります。このような時に役立
ハリネズミ専門店ハリネズミの隠れ家では、トイプードルちゃんも多頭飼いをしています。もともとはハリネズミちゃんの健康のために考えたごはんやサプリメントでしたが、うちの子たちはどの子もハリセレブシリーズが大好きです。以前、僧帽弁閉鎖不全症になって虹の橋に渡ったプードルちゃんがいてました。当時、僧帽弁閉鎖不全症に対する認識は、名前と症状を知っているぐらいで、どのようなメカニズムで発症するのかということは全く知りませんでした。また、ハリネズミちゃんのアフターケアをしている中で、心臓病と診断された子
ハリネズミの隠れ家オリジナル商品哺乳小動物用ごはん『福鹿寿』ですが、毎日少量ずつ与えたり、1日おきに3gぐらい与えるなど、色々とその子の状態に合わせて与えて頂けたらと思います。当店では、ハリセレブごはんにまぶしたり、そのまま福鹿寿だけを与えるようにして食べさせています。今回の動画では、福鹿寿だけで与えた様子になります。動画のハリネズミちゃんは先日4歳をお迎えしたおにぎりくん🦔老化による体重減により筋肉量の低下も見られた時がありますが、福鹿寿を食べるようになってからは、しっかりと運動もして
自然豊かな北海道で育った天然蝦夷鹿だけで作った、ハリネズミの隠れ家オリジナル商品『福鹿寿(ふくろくじゅ)』を、本日より当店のオンラインショップにて販売を開始いたします。福鹿寿(哺乳小動物用ごはん)ふりかけ北海道の自然で育った天然の蝦夷鹿の肉と骨で作ったごはん(ふりかけ)になります。鹿肉は高タンパク・低カロリー・豊富な栄養素と他の食材に比べると非常にヘルシーなものになっています。高タンパク・低カロリー・タンパク質は丈夫な体と筋肉をつくる役割があり、健康づくりに欠かせない大切な栄養素です。・鹿肉は
今までにも腎臓病に関する投稿を何度もアップしておりますが、動物たちの体調が悪くなってから動物病院に駆け込み、腎臓が悪くなっている診断されようやくどうしたら良いのかと悩むようになります。ハリネズミちゃんに関しては、腎臓病の症状が見られた時、ほとんどの場合が手遅れになるというのが当店のアフターケアなどからわかっております。まずは、腎臓病のステージから早期に腎臓病を疑う必要があることを覚えておくと良いかと思います。ステージ1身体的な症状は見られない。血液検査でも異常が見られない。尿検査で
前回に続き、鹿肉についてお話をしていきたいと思います。今回は、あまり表に出てこない鹿肉のデメリットについて書いていきたいと思います。しかし、鹿肉はメリットの方が多い食材です。そのデメリットを打ち消す方法を知るということが今回の投稿で一番お伝えしたい内容になります。鹿肉のデメリットを知っておくということは、鹿肉を与える上でもかなり重要なことになります。デメリットを回避するための方法も存在しますので、まずは鹿肉について知るということが大切だと思います。もう一度、鹿肉についての栄養価につい
ワンちゃん🐩猫ちゃん🐈のイベントに行くと、本当に多くの店舗さんで、鹿肉の販売されているところが増えました。今回は鹿肉についての投稿をしていきたいと思います。鹿肉と聞くと臭みがあると思われる方も多いかと思いますが、実は臭みがある肉ではありません。鹿肉の臭みが出る原因は血にあります。狩猟時の血抜きなどの適切な下処理をしているかどうかによります。フランスでは、ジビエ肉(鹿肉などの鳥獣を食材とした肉)は高級食材として重宝されています。鹿肉は高級ジビエとして西洋では特にコースのメインなどに出される
よくタンパク質を摂ると太ると言われたり、タンパク質を摂った方が良いと言ったりと、タンパク質を摂る方が良いのか悪いのか、はっきりと分からないことが多いかと思います。今回はそんなタンパク質って一体どのように体に作用しているのかについて書いていきたいと思います。タンパク質は、アミノ酸が鎖状に多数連結してできた高分子化合物のことをいいます。では、体にとってどういうものになるかと言いますと、タンパク質は、筋肉、臓器、血液、皮膚、髪、歯、爪など体のあらゆる組織をつくる材料になる栄養素になります。さら
生きているものすべてにおいて老化は必ず存在します。けれども、その進行速度を抑えることが出来れば家族として一緒に過ごす時間も長くなるかと思います。大切な家族と少しでも同じ時間を共有するために何ができるのか?今回は老化の進行速度を抑えることについての私見を書いていきたいと思います。老化の進行速度を抑えようと思えば、活性酸素を抑えることが必要になります。この活性酸素を抑える能力が低下する原因が老化そのものになります。つまり、歳を重ねていくうちに抗酸化作用が低下し、活性酸素を抑える能力が低下し
ストレスをケアするということは自律神経を整えることになり、自律神経が整うことで体のバランスが整っていくということは、前回までの投稿で詳しく書いてきました。なぜストレスケアが重要なのか?今回はそのことについて書いていきたいと思います。ストレスと聞くと何か外的要因があるのか?と考えてしまうことがほとんどかと思いますが、自律神経の記事でも書きましたが、温度変化、湿度変化、気圧変化、日光照射時間など、自然の変化においても体にはストレスがかかっています。ハリネズミを飼われている方は、温度管理や湿度
今回は前回の続きである自律神経からくる動物たちの症状について考えていきたいと思います。当店の観察や研究からわかったことに対する私見を書いていきたいと思います。自律神経は病気と密接な関係にあるということは前回の投稿にも書きましたが、いったいどのような症状が見られるのでしょうか?大きく分けると・元気がなくなる、食欲不振・嘔吐、下痢・脱毛や切れ毛・膀胱炎・常同行動などがあります。これらの症状はストレスからくると言われているものと似ていませんか?すなわち、ストレスと自律神経は密接な
今回は前回の続きである自律神経がなぜ乱れてしまうのか?その原因について、当店の観察や研究からわかったことについての私見を書いていきたいと思います。なぜ、自律神経が乱れるのか?自律神経に影響があることがわかっている原因についてご紹介いたします。まず、自律神経に影響がある原因は大きく2つの要素に起因しています。それは、【季節・環境に関係する要素】と【生活に関する要素】に分けられます。【季節・環境に関係する要素】には、気温、湿度、気圧、日光照射時間があります。これらは、季節の変わり目と
何となくわかっていそうでわかっていない神経。今回は病気と密接な関係にある神経についての私見を書いていきたいと思います。そもそも神経とは何でしょうか?神経は体の各部にある組織と脳を繋ぐネットワークのことを言います。神経は大きく2つに分けられ、脳や脊髄にある中枢神経と全身にある末梢神経があります。そして、末梢神経は体性神経と自律神経の2つに分けられます。さらに自律神経は交感神経と副交感神経に分けられます。交感神経と副交感神経はバランスをとりながら働いています。理想的なのは、交感神経と
寒くなるとペットヒーターなどの暖房器具で体を温めているかと思います。今回は体の内側から温める方法についての当店での経験などを書いていきたいと思います。体を温めるというのは代謝を上げるということと同じようなものであるため、炭水化物・タンパク質・脂質を含むごはんを食べるのが良いかと思います。また、発汗作用を引き起こすビタミンの摂取も大切になります。炭水化物は、穀類やイモ類などに多く含まれているので、グラインフリーのごはんは炭水化物が入っていない、もしくは少量になっていますので、冬場に与えるご
冬場になると外気温も下がることから体温も下がりやすくなります。動物の体が冷えるということはどのようなことになるのでしょうか?当店の観察や研究からわかったことについての私見を書いていきたいと思います。人間の場合、体温が下がると血流が悪くなることから、免疫力の低下が見られるようになります。また、体内に異物を見つけたとしても、それらを駆除してくれる白血球がすぐに集められなくなることから、ウイルスや細菌に負けてしまい病気を発症しやすくなってしまいます。白血球はウイルスや細菌といった外的からの侵入