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シーズン6第九話竜胆(1)真夏の酷暑と渇水は私がオストレクの術を破ったあともしばらく続いたが、徐々に和らいだ。空に湿った雲が次々に流れ込んで乾き切った蒼天を拭い、朝晩の気温が下がって霧が地を濡らすようになった。彼処(かしこ)に雨の気配が漂えば、そろそろ夏の背中が見えてくる。ひどく暑さ負けしていたソノーも、ようやく生気を取り戻した。「ううー、今年はしんどかったー」「そうじゃな。まあ、こんな猛暑の年はそうそうあるまい」「だといいんですけどねー」ぶつくさこぼすソノーの表情は、酷暑
シーズン6第七話百合(2)目を合わせようとしないネレイスの前に屈み、名を確かめる。「お主、名はなんという?」本人の口から名が出る前に、大勢のネレイスたちが一斉にがやがやと名を連呼した。まったく騒々しいやつらじゃ。苦笑しながら呪文を唱える。「シレンザ。静まれ」少しの間だけ、強制的に声を取り去らせてもらうぞ。やかましくてかなわん。静寂が満ちるのを待って、改めて尋ねる。「もう一度聞く。お主、名はなんという?」「……」しばらくの沈黙があって。やっと聞き取れるくらいのか細い声が
シーズン6第七話百合(1)「あづいよー……」例によって例のごとく、ソノーが半ば溶けかけている。この時期の酷暑は自然現象ゆえどうしても回避することは能わぬ。どれほど苦手だ嫌いだとぼやき続けたところで、涼しくなることは決してない。なんとかしてやりたいが、いかに私が魔術師であるとはいえ季節までいじることは出来ぬ。幼い頃は水浴びで体を冷やしていたソノーだったが、今はテオもレクトもおるゆえ、薄衣を着ていても水に入りたがらない。裸体が透けて見えてしまうからの。もっとも、テオはマルタ相手に連
兄貴ナマズ[土]Lv109水妖精の結晶302(精錬の書G・SP7巻)懐中時計74(死せる森クエ依頼品)パイプタバコ73闇の粉56海賊の魂10(精錬の書G・SP・HIT9巻)ネレイスマップ上~左のほう特に一番上の封印された島へのワープゲートの付近・敵の特徴・狩りの感想など愛を取り戻せとシャウトが聞こえるような風貌の持ち主。全部がそうというわけでもないが近づいてもなかなか殴ってこない。まあこちらは気にせず殴りかかるが…。ただの運だとは思うが1個
レイシャーク2世[水]Lv107水妖精の結晶301(精錬の書G・SP7巻)超合金チェーン86(英雄ピヨの手紙依頼品)蛇の皮67折れた牙20高級煙草2(死森クエ依頼品)ネレイス右上の方面2つある△みたいなアイコンのあたりが多め・敵の特徴・狩りの感想などどうでもいいことだが、折れた牙がギアと同じアイコンなのが気になる。いやほんとうにどうでもいいことだが。ホエール1世と比べるとG書もなくレア装備もなくは仕方ないが、高級煙草全然落とさねぇでやがる
エレガンスニクシ[水]Lv96水妖精の結晶300(精錬の書G・SP7巻)電気スパーク109剣士の魂62(超合金ゴーレムの手紙依頼品)(精錬の書CT8巻)麗しの花びら19千年糸9(精錬の書G・SP10巻)ネレイス3つある家のアイコンのうち右下の周辺・敵の特徴・狩りの感想などネレイスのバイル全般にいえるが、彼女もまた狩りにくい。他の敵がうようよいる上にきれいだが狩るには邪魔な海藻たち。観光地にはとてもいいのだが…レアドロップにグローブがあ
レイホエール1世[闇]Lv104水妖精の結晶300(精錬の書G・SP7巻)堕落した魂59(精錬の書CT・HIT12巻)火炎52ナマズの入れ歯42(最上級依頼所)ナマズのひげ7ネレイスマップ下方面の沈没船のあたり一体・敵の特徴・狩りの感想など美しい景観のネレイスだが、狩場としてはちょっとやりづらいのが難。しかしこの鯨の一帯は落ち着いいた場所で狩りやすい。G装備は落ちないが、基本ドロップは結構ぽんぽん出てうまみがある。G8巻とレア装備で船長の靴が
マジカルニクシ[水]Lv92水妖精の結晶300(精錬の書G・SP7巻)ニクシオイル137ネジ102ダマスカス74(暗黒の騎士の手紙依頼品)ネレイスマップ右の集落アイコン~やや下あたり・敵の特徴・狩りの感想などネレイスのCUTE担当。かわいい。COOL担当はエレガンスさんのほう。強くはないがあちこちお出かけなさってるので沸き戻しがめんどくさい。不足しがちな水晶を4つもくれたので許す。かわいい。アクティブ強め足の早さ普通攻撃の速度普通
ニクスピア[木]Lv94水妖精の結晶301(精錬の書G・SP7巻)爬虫類の血79(精錬の書SP・CT10巻/G12巻)剣士の魂248(超合金ゴーレムの手紙依頼品)(精錬の書CT8巻)漢の純情33ヘズリングの鱗6ネレイスザイド井戸から入って、マップの家のアイコンの周囲・敵の特徴・狩りの感想など固有ドロップに盾があるが、特筆するほどでもないG装備も帽子ばかりであまり嬉しくはない爬虫類の血を出すのはえらいまとまった箇所に沸くというより周囲に壁のよ
ライダーオモモLv102水妖精の結晶300(精錬の書G・SP7巻)頑固な木の板95(精錬の書CT・HIT11巻/G12巻)ヒマワリの種74(インキュバス・ミスターナマズの手紙依頼品)馬の鳴き声23エクトプラズム6(上級依頼所)(精錬の書SP13巻)ネレイス中央付近・敵の特徴・狩りの感想など馬のシュノーケル、オモモのブーツ、オモモの酸素ボンベ。1匹から3種も珍しいものが獲れる。収集品も用途があるものが多く、G10巻も出すし、通常装備
海人エメメLv100水妖精の結晶301(精錬の書G・SP7巻)カニの足85(ガルデルの手紙依頼品)(精錬の書CT12巻)ヒマワリの種54(ミスターナマズ・インキュバスの手紙依頼品)海胆の刺26甲殻類の骨5(テオの手紙依頼品)(精錬の書G・HIT10巻)ネレイスマップ中央~やや下・敵の特徴・狩りの感想などわりと数は見かけるが、オンリーで狩るにはこれといった場所がないだいたいイカかライダーかバブルドラゴンが邪魔をしてくる+αで狩ったほうが
イカしたエメメ[火]Lv97水妖精の結晶301(精錬の書G・SP7巻)濡れたピーナツ93銀玉66冷たい心臓26(アビウスの手紙依頼品)(精錬の書CT・HIT10巻)漆黒の液体4ネレイス真ん中から左~左下あたり・敵の特徴・狩りの感想などよちよちと近づいてくる様はちょっと可愛い攻撃速度は早くて可愛げがないドロップに邪神大剣のNとGの両方がある気をつけなきゃな!と思ってもGは出ないので杞憂に終わるレアっぽいイカ帽子は落ちたが、嬉しいかと言われ
シーズン5第九話蒼茫(2)夕食後に三人を召集し、私の計画を伝えた。いろいろ考えてはみたが、各人の真意をつまびらかにした上で関係者の総意で解を探るしかあるまい、と。「それでな。済まんが、謁見に立ち会ってもらいたい」ぎょっとしたように、三人が立ち上がった。「う……わ」「海竜のお城なんですよね」「あ、あたしたちが、かい」ペテルは、腰が引けている。びびりのソノーは、今からもう泣きそうな顔をしている。アラウスカも、あまりいい顔はしていない。火術使いが水妖の本拠地に出向くこと
シーズン5第九話蒼茫(1)酷暑の角が取れて少しくしのぎやすくなってきたというのに、私の気分はどうにも優れなかった。「ううむ……」執務室の机の上に片肘を突き、顔をしかめてうなっておったら、ソノーがひょこっと顔を出した。「ゾディさま。どうなさったんですか?」「ああ、ちょっとばかり厄介な依頼が持ち込まれてな。どうしようか思案しておるところじゃ」「ふうん」おお、そうじゃ。「のう、ソノー」「はい?」「お主も学年だけから言えば、もうスカラを修了ということになってしまうが、どうす
シーズン5第六話水月(1)大気の湿りが抜け、じりじりとかしこが乾き始めた。本格的な酷暑が来るのはまだまだ先じゃが、気配はすでに漂っている。夏が大嫌いなソノーは今からもうぶつくさ言っておるが、暦だけは曲げられんからのう。季節の満ち干は年々によってそれほど変わらんが、人はそうはいかぬ。これまで屋敷における情の要として不動の存在であったメイが、正式にブレザ工房の住み込みになったからじゃ。おるのが当然の者がいなくなると、当然そこには穴が空く。なかなか……すぐには慣れんのう。もっともメイは
シーズン5第四話金剛(2)人型を得たチルプは、間違いなく極上の美人じゃ。留守番をしていたアラウスカが、招き入れたチルプを見て絶句しておる。「ちょっと、ゾディ!なんでまたこんな目立つ子を!」「まあな。この見てくれが性にまでのさばると大変なんだが、チルプはネレイスゆえ妙に醒めておるでの」物珍しそうに執務室を見回していたチルプが、さばっと自己紹介した。「わたしはチルプ。ゾディに暇だったらここで過ごしたらどうだって言われてさ。その代わり、ちょこっと家事を手伝えって言われたんだけど」
シーズン5第四話金剛(1)「さて。どうするかの」メイが裁縫を習いにブレザの工房に通い出したゆえ、そろそろ家政婦のことをまじめに考えねば。マルタは、あくまでも客じゃ。客に家事を任せるのは心苦しいだけでなく、けじめがつかぬ。マルタは「タダメシ食らうのはやだから、かまわないよー」と言うが、その厚意に甘えるわけにはいかん。ソノーはよく手伝ってくれるものの、まだ子供じゃ。執事を任じておるしスカラでの勉強もあるゆえ、家事まで押し付けるのはさすがにはばかられる。アラウスカは手際よく家事をこな
シーズン4第六話白蛇(1)太陽が少しずつ天空の高みを通るようになり、ケッペリアを覆う暑さに芯が通り始めた。執務室から見える景色も色や輪郭が定まり、夏色を帯びるようになった。吹き込む風がじわりと汗を呼ぶ。「ふうっ。徐々に暑くなってきよったの」「そうですね。はあっ……」暑さが苦手なソノーは、これからしばらくが試練の時じゃ。今からげんなりしておる。じゃが、げんなりしておる理由は暑さだけではない。「やだやだやだあっ!」庭で、激しい叫び声が響き続けておる。見下ろすと、地面に寝
MENU0:30脱帽ヴァンプ9:00霊幻導師キョンシーネクロ17:00密林エルフ31:30進化財宝ドラゴン38:00自然ウィッチ1:03:30レガロマン登場!1:48:00掘り掘り土ウィッチ2:00:00レガロマン再登場!!ネレイア…強すぎです。。オタクらは自分のひいきにしているクラスで「獲れるしぃ~別に問題ないしぃ~」とかなんとか口尖がらせて言っちゃったとて…獲る手段があるとかないとかそういう問題ではないんだよね…まさにいい例としてアディ
シーズン3第十話海霧(1)「うっとうしい雨だねえ」忌々しそうに吐き捨てたアラウスカが、ずっと降り止まない雨と、雨を注ぎ続けている分厚い鉛雲を見上げた。うっとうしい、か。確かにな。「なあ、ゾディ。ここは、いつもこうなのかい?あたしゃ、去年もこんな天気だったっていう記憶がないんだけどさ」「まあ、真夏よりは幾分お湿りがあるという程度じゃよ。普段ここは、海からの湿った西風が吹き付ける冬以外まとまった雨に恵まれぬ」「今年が異常だってことかい」「そうじゃな。異常では済まぬが」
ネレイスの1dayセミナーへ参加してきましたこちらのネイルサロンで✨オシャレで素敵な茅ヶ崎にあるサロン基礎からたっぷりセミナーしていただき国産で安心なネレイスのジェルの魅力も知ることが出来ました👍ディプロマ👍
シーズン3第三話金環(2)学長が帰ったあと、しばらく気が晴れなかった。子供らがいつまでも子供のままでおられるならば、どれほど喜ばしいことか。じゃが、時の流れは全ての民を等しく押し流す。子供はいずれ成長して大人になり、その後老いて往ぬる。そして、肉体変化の速度と精神の成長や劣化の速度とは必ずしも関連がない。特に幼少期を抜けて青年期に至るまでの時期は肉体と精神のバランスが不安定になり、些細なことで傷つきやすくなる。それがどうにも厄介なのじゃ。「ふうっ……」これから、四人そ
”ネリネ”ダイヤモンドリリー花名の由来属名の学名「Nerine(ネリネ)」は、ギリシア神話に登場する美しい水の妖精ネーレーイスの名にちなみます。英語では学名と同じ「Nerine(ネリネ)」と呼ばれます。また、花に日が当たると宝石のようにキラキラと輝くことから「Diamondlily(ダイヤモンドリリー)」とも呼ばれます。花言葉の由来花言葉の「また会う日を楽しみに」「忍耐」「箱入り娘」は、水底に暮らした水の妖精ネーレーイスの不自由な生活に由来するともいわれます。
エキスポで買ったものあげときます本命のagehagel今回で最後のケース付き!内側にもちゃんと汚れ防止のやつ入ってていいんだけど置き場がないなぁ…断捨離するかなおまけのバッグが激かわシュガーパウダーが売切れだったので古いやつととりあえず使いそうなアートクリアと100番をレジに合計3回も並んだプリジェルウチに帰って見たら5/0在庫がまだあったし何気にお初のベラフォーマayako先生のインスタで見たカラーが気になってとりあえずおんなじの買ったんだけど全く色が違う
数年ぶりの更新ですマイネイルはやってましたがジェル買ったりイベントからは遠のいてたのですが久々にヤル気が出たのでエキスポ行ってきました事前準備は①楽天のグレースガーデンでチケット入手②先生方のデモスケをスマホに入れてタイムスケジュール決め③購入品リスト作成くらいかな。恒例の写真因みに2日目のみの参戦です。会社行く時間に起きて久々すぎて電車に乗り間違えつつ待ち無しでカウンターでパスもらって9時30分にはシャッター前待機。ギリギリ1列目に並べました。クラスルーム
六本木ミッドタウンには、様々なオブジェが点在していますが、おそらくこちらの彫刻はほとんど気づかれることはないのでは?そう思い、今回取り上げます。それがこれ、エミリオ・グレコの「ネレイス-海の精-」。(注:ヴェネチアで活躍した細長い人物を描くマニエリズム期の画家エル・グレコではなくてエミリオ・グレコです。)ネレイスというのは海神ネレウスの大量にいる娘のひとり。プルースト作品はそのうちの、グロコノメという娘が登場します。ゼウスもあらゆる女性に子を産ませましたが、こ
シーズン2第六話六無(2)手にしたペーパーナイフを勢いよく振り下ろす。「ふん!」それはぐんと伸びて、一振りの剣と化した。「マルタ。私が使えるのは魔術だけではない。ガタレの竜とも、これまで何度か剣で仕合っておるゆえな。お主に、力の使い方を見せてやろう」「う……」「お主は、エルスだけは死んでも守ると大口を叩いたな!ここで背を向けてこそこそ逃げたら、その場で滅するぞ。覚えておけっ!」マルタをどやしつけ、単騎で屋敷の外に出る。子供らの姿がかき消えて苛立っていた蜂どもは、私の
シーズン2第三話三界(2)馬鹿者め。己よりも実力の劣る者といくら仕合ったところで、何の鍛錬にもなるまい。不死の亡者。緩慢にしか動かぬゆえ斬り伏せることは造作ないが、どれほど切り刻んでもすぐ元に戻ってしまう。まともに戦う意味がそもそもない。じゃが、マルタにはその意味を刻み込んでもらわぬとな。亡者に感付かれぬよう術で気配を消している私の周りで、派手な大立ち回りを繰り返すマルタ。されど、いかに戦闘力が群を抜いていても消耗するのはマルタだけじゃ。徐々に息が上がり始めた。「は