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こんにちは、ヤヌスです。いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。「単語の意味も文法も分かっているはずなのに、ネイティブが話すと、何を言っているのかサッパリ分からない……」英語を勉強している方なら、誰もが一度はこの高い壁にぶつかったことがあるのではないでしょうか。「自分のリスニング量が足りないのかな?」「もっと難しい単語を覚えないとダメなのかな?」そうやって自分を責めてしまう方も多いですが、実は、原因はそこにはありません。日本人が英語を聞き取れない最大の理由は、脳が「辞
英語を話すネイティブの会話を聞いていると、疑問文ではないはずなのに、文の語尾が上がっている現象に気づくことがあります。これは「Uptalk(アップトーク)」や「HighRisingTerminal(HRT)」と呼ばれる言語的な特徴です。単なる「変な話し方」ではなく、実はここ数十年の間に、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、イギリスなどで観察・議論されている、非常に興味深いコミュニケーション・スタイルなのです。私たちはこの現象を、言語学的・社会学的な主流の解釈と、さ
はじめに前回まで、私たちは**「アンリリース(寸止め)」という現象が、単語の語尾に来る破裂音(P,T,Kなど)の標準的な発音であることを学びました。たとえば、catやdog,hat,capなどの単数形では、語尾の破裂音は寸止め**され、わずかな空気の停止、もしくは微かな空気音が発生する程度で終わるのが基本です。ところが、このルールが複数形になると一変します。語尾に-Sが付くことで、それまで寸止めされていた破裂音が**「リリース(解放)」**され、その後に
はじめに前回まで、don'tやcatのT音の処理の違いを通じて、英語の発音における機能語と内容語の役割の違いを理解しました。特に、機能語であるdon'tのTは脱落し、文脈に溶け込むことで、効率的な会話を助けています。しかし、否定の助動詞の中には、don'tとは違い、「否定」であることをはっきりと伝える努力が必要なケースがあります。それが、肯定形も否定形も鼻音(n)を含む「can」と「can't」です。1.🚨canとcan'tの混同リ
はじめに前回まで、軽動詞という概念を知り、「動詞=内容語=強勢」という固定観念が打ち砕かれました。最も基本的な文である"Ihaveacat."の発音一つとっても、強勢(haveはどう発音されるか)やアンリリース(catのTはどうなるか)など、深く考えるべき要素が詰まっていることに気づかされます。今回は、その否定形"Idon'thaveacat."に焦点を当て、日本人学習者が混同しやすい**「2つのT音の処理」**について、疑問をクリアにしていきまし
はじめに前回、私たちは動詞でありながら強勢(ストレス)が置かれない**「軽動詞」(LightVerb)という存在を知りました。これは、動詞本来の「行為」の意味が薄くなり、後ろに続く名詞に意味の核**を譲ることで、機能語に近い役割を果たすようになる現象です。今回は、この軽動詞の具体的な例文と、彼らが英語のリズムと強勢にどう影響を与えているのかを、詳しく見ていきましょう。1.🚶♀️軽動詞の具体的な例文と強勢軽動詞が使われる表現は、日常会話に溢れています。これら
はじめに英語学習を進める中で、「目からうろこ」の事実は尽きません。前回まで、「胸式呼吸化」という大胆な仮説が言語のリズムや構造に与える影響を考察してきましたが、今回は一転、英語のリズムと**強勢(ストレス)**に関する、もう一つの重要な真実をご紹介します。皆さんは、「軽動詞(LightVerb)」という言葉を聞いたことがありますか?実は、私は最近までこの概念を知りませんでした。しかし、英語のリズムと発音を深く掘り下げていく中で、内容語のはずなのに強勢ではない動詞の
はじめに前回は、唇を使う破裂音PとBが、語尾でいかに**「アンリリース(解放しない=寸止め)」**されるかを見てきました。唇を閉じて破裂させない感覚は掴めたでしょうか?今回は、日本人が最も破裂させがちな、そして日常会話で多用される舌を使う破裂音、TとDに焦点を当てます。この2つの音のアンリリースを知ることで、あなたの英語はさらにネイティブに近づきます。1.無声音:TのアンリリースTの音は、舌先を歯茎の裏に当てて作る破裂音(無声音)です。語尾でアンリリー
はじめに前回、英語の破裂音(p,b,t,d,k,g)は、単語の語尾に来たとき、基本的に「アンリリース(Unrelease=解放しない)」、つまり破裂させずに寸止めするのがネイティブのデフォルト発音である、という衝撃の事実を紹介しました。今回から3回に分けて、個々の破裂音を取り上げ、具体的な単語と例文で、この「アンリリース」の感覚を掴んでいきましょう。第1回は、唇を使う破裂音であるPとBです。1.無声音:PのアンリリースPの音は唇を閉じて作る破裂音(
はじめに前回は、多くの学習者が「正しい発音」と勘違いしている発音記号は、単なる**音素記号」(音の設計図)**に過ぎないという真実を紹介しました。今回は、その**「音の設計図」が、「どのように使われるか」**という、日本人には馴染みがないけれどネイティブにとっては当たり前の概念、**子音の「リリース(解放)」**について解説します。🔑リリース(Release)とアンリリース(Unrelease)この概念は、破裂音を持つ子音の処理に関わるものです。概念意味破裂
はじめに前回に引き続き、多くの日本人英語学習者が見落としがちな、英語の**「新しい気づき」**を紹介します。この気づきは2つのパートに分かれています。「発音記号」の根本的な勘違い(←今回はこちら)子音の**「リリース」**というネイティブにとっては当たり前の概念今回はまず、多くの英語学習者が知っている「発音記号」に対する認識を、根本から変えていきます。💥発音記号の「和訳」に潜む勘違い多くの英語学習者が知っている「発音記号」。あなたにとって、それはどのようなものでしょ
はじめに英語学習を進めていくと、教科書には載っていない様々な気づきに直面します。特に、長年染み付いた「日本の英語」の常識を覆す発見は、「目からうろこ」の体験となるでしょう。ネイティブも同じ?子音の聞き取りづらさの真実最近、私が気づいたことの1つに、「子音は聞き取りづらい」という現象は、実は**日本人だけではなく、英語のネイティブスピーカーにとっても同じことが言えるのではないか?**という可能性です。この仮説を裏付けるように、英語の現象と日本の現象に共通点が見えてきます。
🚦呼吸は自律神経の「モードスイッチ」前回、呼吸法が私たちの体内の**自律神経(交感神経と副交感神経)**と深く結びついているお話をしました。腹式呼吸🌙:**副交感神経(リラックス・安心モード)**を優位にし、落ち着いたトーンを導く。胸式呼吸🚨:**交感神経(活動・戦闘モード)**を優位にし、緊張や興奮、集中を引き出す。理想的な英語の発声には、**腹式呼吸による「安心モード」**の安定した息の供給が不可欠です。しかし、会話は常に穏やかな環境で行われるわけではありません。ネ
英語のリスニングで、知っているはずの単語なのに聞き取れない…👂そんな経験はありませんか?その原因の一つは、単語が持つ多様な音声変化にあります。辞書に載っている発音はあくまで基本形。実際の会話では、単語が置かれる位置や、話者の癖によって発音はまるでカメレオンのように姿を変えます。音声変化は決して「1つの決まったパターン」ではありません。今回は、よく使われる単語を例に、その変化の奥深さを探ってみましょう。強勢の有無がカギ!弱形(WeakForms)英語には、文の中で
「英語って、なんであんなに速く聞こえるんだろう?」そう思ったことはありませんか?その理由の一つに、**連続する子音(子音クラスター)**が大きく関係しています。英語では、間に母音を挟まずに子音が連続することがよくあります。例えば、「strong」や「three」などですね。こうした子音の並びは、私たち日本語話者にとっては発音しにくく、また聞き取りにくい原因にもなります。しかし、ネイティブスピーカーはこれを楽に発音するために、いくつかの「魔法」を使っているのです。それが、同化、音
「ofa」は「オヴァ」に聞こえる?前置詞と冠詞の“聞き取れない”ヒミツに迫る!🤯ネイティブスピーカーの英語を聞いていると、単語と単語の間にあったはずの音が消えたり、全く違う音に聞こえたりすることがありますよね。特に、前置詞(in,on,of,for)や冠詞(a,the)のような、文法的な役割を持つ単語が絡むと、一気に聞き取りが難しくなります。なぜなら、これらの単語は、会話の中で強調されることがほとんどなく、弱く短く発音される**「弱形(weakform)」**になる
こんにちは!英語学習中の皆さん、過去形の発音に自信はありますか?🤔「played」は「プレイド」、「watched」は「ウォッチト」…など、なんとなく覚えている方も多いかもしれません。実は、-edの発音は、直前の単語の最後の音によって、たった3つのパターンに決まるんです!このシンプルな法則をマスターすれば、もう過去形の発音で迷うことはありません。ルール1:無声音の後ろは「t」の音!まずは、一番間違いやすいパターンから。単語の最後の音が無声音の場合、-edは「t」と発音しま
素朴な「英語の発音についての質問をAIにしてみました。興味深い回答だったので皆さんとも共有したいと思います。質問した内容:今までの勉強からある仮説を立てました。いかがですが?英語を話すときは内容語部分のストレス箇所は大きく口を動かし、内容語のストレスがのらない箇所や機能語は口をあまり動かさずもごもごいうと良い。対象AI:グーグルGemini,ChatGPTの2つに同じ質問をしたところおおむね同じような回答でした。ここでは、ChatGPTの回答を紹介します。その仮説
今回は、義務や必要性を表す動詞と、目的語の代名詞が短縮されるパターンに焦点を当てます。このシリーズを通して解説してきた**「音を楽に、速くする」**という原則が、ここでもフルに発揮されていることがわかります。1.Wantto...→Wanna「Iwanttogo.」(行きたい)は、「アイウォントゥゴー」ではなく、「アイワナゴー」のように聞こえます。この変化は、**「音節数の削減」と「発音の手間を減らす」**ために起こります。子音の連続と音の変化「
今回は、多くの日本人英語学習者が苦手とする**「他動詞と目的語の短縮」**、特にhim,her,themの音の変化に焦点を当てます。Be動詞の短縮には慣れていても、この分野は盲点になりがち。この苦手意識を克服し、ネイティブの会話をクリアに聞き取るコツを掴みましょう。✨他動詞+目的語代名詞の短縮英語の他動詞は、その直後に目的語を必要とします。この目的語が代名詞(him,her,them)の場合、ネイティブは発音を楽にするために、代名詞を短く発音する傾向があ
ネイティブスピーカーの英語が速く聞こえるのは、発音をより楽に、速くするための工夫であり、単語と単語を繋げて発音する**「音の変化」**を多用しているからです。このシリーズでは、その変化の仕組みを解き明かし、リスニング力を飛躍的に向上させます。第7回は、日常会話で頻繁に使われる以下の5つのパターンを解説します。1.Haveto...→Hafta...「Ihavetogo.」(行かなくちゃ)は、「アイハフトゥゴー」のように聞こえます。この変化は、**「
ネイティブスピーカーの英語が速く聞こえるのは、発音を楽に、速くするための工夫であり、単語と単語を繋げて発音する**「音の変化」**を多用しているからです。このシリーズでは、その変化の仕組みを解き明かし、リスニング力を飛躍的に向上させます。第6回は、目的語となる代名詞が変化する以下の5つのパターンを解説します。1.Letme...→Lemme...「Letmeknow.」(教えてね)は、「レットミーノウ」ではなく、「レンミノウ」のように聞こえます。こ
英語のネイティブスピーカーは、私たちが習った発音とは異なる話し方をします。それは、発音をより楽に、速くするための工夫であり、単語と単語を繋げて発音する**「音の変化」**を多用しているからです。このシリーズでは、その変化の仕組みを解き明かし、リスニング力を飛躍的に向上させます。第5回は、日常会話で頻繁に使われる以下の3つのパターンを解説します。1.Wouldyou...→Wouldja?「Wouldyoulikesomecoffee?」は、「ウジュ
ネイティブスピーカーの英語が速く聞こえるのは、彼らが単語と単語を繋げて発音する**「音の変化」**を多用しているからです。このシリーズでは、その変化の仕組みを解き明かし、リスニング力を格段にアップさせることを目指します。第3回は、特に頻繁に使われる以下の4つのパターンを徹底解説します。1.I'mgoingto...→I'mgonna...「I'mgoingtogo.」という文は、「アイムゴーイングトゥーゴー」ではなく、「アイムガナゴー」のよ
皆さん、こんにちは!「通じる英語」を目指す発声メカニズムの探求、今回も深掘りしていきます。前回は、私たちの声の源である**「声帯」の仕組み**と、それが呼吸とどのように連携して音を作り出すのかを解説しましたね。今回は、いよいよその知識を実践に結びつけるためのヒント、英語発音に適しているとされる「腹式呼吸」をどうやって毎日の会話で使えるようになるのかを探っていきたいと思います。以前学んだ「鼻音」や「口音」の概念も、この「腹式呼吸」を効果的に実践できてこそ、その真価を発揮しますよ!
#単純な論理が理解できない情けない大人達1余りにも単純な論理なのに、理解できない情けない大人たちが多すぎます。私をめぐる話を中心に書いていきますが、何かに気付くきっかけになれば幸いです。【その1】・韓国アナウンサー発音専門課程を修了し・韓国KBSアナウンサーのプロフェッショナルな発音法を学び・韓国声優教室指導師の資格を持ち・韓国で基準となっている【国立国語院の韓国語標準発音法】を教えている私の発音・講義内容が『間違っている』と言っている人は、→「自分は完全に間違っている」と言
皆さん、こんにちは!「通じる英語」を目指して、発声メカニズムの探求、いよいよ佳境に入ってきましたね。前回は、軟口蓋と密接に関わる**「呼吸方法」の重要性についてお話ししました。今回は、その呼吸方法と切っても切れない存在、「声帯」**に焦点を当てて深掘りしていきましょう。声帯ってどこ?何してるの?🤔「声帯」と聞いて、まず思い出すのは「声を出すところ」ですよね。これは多くの方がご存じだと思います。でも、「場所は?」と聞かれると「喉」と答えるものの、「喉のどの辺
ネイティブの英語発音と日本人のカタカナ英語発音では声の出し方が全然違います。ほとんどの日本人は,ネイティブの英語発音とはかけ離れた,カタカナ英語発音です。ネイティブスピーカーの英語の発音は腹式呼吸で、日本人のカタカナ発音は胸式呼吸です。呼吸の仕方の根本が違います。ネイティブの声の出し方のトレーニングとして、「カタカナ英語発音→ネイティブ英語発音→カタカナ英語発音→ネイティブ英語発音・・・」というように、カタカナ英語発音とネイティブ英語発音を交互に繰り返す
これまで、英語の鼻音について様々な角度から学んできましたね。鼻音化、音の省略、そして同化…これらを理解するだけでも、英語の聞き取りは格段に上達したはずです。でも、ここで一つ、英語の鼻音と日本語の鼻音の根本的な違いについて知っておきましょう。この違いを理解することで、これまでの学習内容の誤解を防ぎ、より深く英語の発音を理解できるようになりますよ!💡日本語は「全て鼻声っぽい」?ネイティブが感じる「謎」の正体🤫ある英語ネイティブが「日本語って全て鼻声っぽい」と感じたと
「なんだか英語の音がつながって聞こえる…」「辞書の発音と違う気がする…」そんな風に感じたことはありませんか?その理由の一つに、**「鼻音の同化(AssimilationofNasals)」**という現象があります。これは、文章の中で鼻音で終わる単語が、次の単語の最初の音の影響を受けて、その発音が変化する現象のこと。このルールを知るだけで、あなたの英語リスニングは劇的にレベルアップし、ネイティブの会話が驚くほどクリアに聞こえるようになるはずです!✨今回は、さまざまなパターンに分