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ナショナル・シアターのライブ。今回は、『オセロー』。ウィリアム・シェイクスピアの四大悲劇のひとつで、繰り返し上演され。これまでも、多くの演出家、多くの俳優による作品を見て来ました。映画も。また、オペラも生まれています。舞台は、三方を階段に囲まれていて。冒頭。舞台上に、清掃人がいて、舞台清掃しながら、時おり客席に目をやり。また、階段には、年号が次々と連写され、1600何年とか、そして、2023年も。つまり、時代も場所も、特定せず。もちろん、台詞のなかに、地名が入っていますが。
ナショナル・シアター・ライヴ2020『リーマン・トリロジー』THELEHMANTRILOGY2019年イギリス映画221分(休憩時間含む)作:ステファノ・マッシーニ翻案:サム・パワー演出:サム・メンデス音楽監督・ピアノ演奏:キャンディダ・コルディコット美術:エス・デヴリン音響:ニック・パウエル出演:サイモン・ラッセル・ビール(ヘンリー・リーマン/エマニュエルの息子フィリップ・リーマン他)ベン・マイルズ(エマニュエル・リーマン/メイヤーの息子ハーバート
NEW!!2019年、アニーになりたい歴32周年!エンタメ特化型情報メディアSPICE【THEMUSICALLOVERS】ミュージカル『アニー』コラム連載2周年を迎えました![第0回]ミュージカル『アニー』2017の主役&孤児役合格者と新しい演出家を発表!新アニーは野村里桜と会百花、演出は山田和也[第1回]あすは、アニーになろう[第2回]アニーにとりつかれた者たちの"Tomorrow"(前編)[第3回]アニーにとりつかれた者たちの"Tomorrow"(後編)[第
イギリス旅行中、いくつか観劇をしてきたので、その感想をごくごく簡単に記しておきます。ロイヤル・バレエ「マイヤーリング」については1つ前の記事で書きました。ストプレの現代物を観たかったんだけど、言葉のハードルがあるので、やっぱり、ストーリーをよく知っているシェイクスピア劇になってしまったミュージカルは話題の「ハミルトン」を観たかったのですが、来年までsoldout状態稀にチケットが出てもとんでもない値段なので諦めて、他の初見の作品を探しました。「冬物語」@シェイクスピア・グローブ
NEW!!2018年、アニーになりたい歴31周年!エンタメ特化型情報メディアSPICE【THEMUSICALLOVERS】ミュージカル『アニー』コラム連載1周年を迎えました![第1回]あすは、アニーになろう[第2回]アニーにとりつかれた者たちの"Tomorrow"(前編)[第3回]アニーにとりつかれた者たちの"Tomorrow"(後編)[第4回]『アニー』がいた世界~1933年のアメリカ合衆国~<その1>フーバービル[第5回]『アニー』がいた世界~1933年のアメリ
作ハロルド・ピンター演出ショーン・マサイアス出演パトリック・ステュワート/イアン・マッケラン/ダミアン・モロニー/オーウェン・ティール今まで私が観てきたピンターの作品の中で、いちばん訳わかんなかった。まあ、そう言い切ってしまうのはちょっと極端で、ある意味、非常に面白かったのかもしれませんが。とにかく、イアン・マッケランとパトリック・ステュワートががっつり組んで演技している舞台を観られたこと自体が、もう宝なんですけど。林の中に作られたような、高い塀に囲まれた円形の「居場所
作ベルトルト・ブレヒト音楽クルト・ヴァイル翻案サイモン・スティーヴンス演出ルーファス・ノリス出演ロリー・キニア/ロザリー・クレイグ/ニック・ホルダー/ヘイドン・グウィン/ピーター・デ・ジャージー/デビー・クラップ/シャロン・スモールちょっと打ちのめされた気分。今まで日本で上演された「三文オペラ」を幾つか見たけど、たぶんこれが、ブレヒトが書いて1928年にベルリンで初演された「三文オペラ」の世界に近いのかも(本家に近くないからダメ、と言うわけではないです)。チープ
英国ナショナル・シアターで上演されたブレヒトの「三文オペラ」を収録したものが、映画館で上映されています。観てきました。http://eiga.com/movie/86630/休憩を挟んで3時間を超える上映時間を、少しも長いとは感じさせないほど劇に引き込まれていました。そして、役者一人一人の質の高さに圧倒され続けました。身体がよく動くし、歌も素晴らしい。描かれている世界は下品なのに、劇には品が溢れております。嫌味なところなんて全然ないし。ベタ褒めです。去年の今頃かな、あるじょんの授業のとき、