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今年の冬は雪が少なくて大変楽に過ごしています。例年なら2メートはあろうかと云う時期ですが、今のところ30~40センチくらいか。来週、寒波が来るらしいがどうなることやら。寒いのは嫌いなので、冬になったら籠って鉈鞘の工作でもやろうと思っていたが、どうも気が向かず取り掛かれずにいます。実は昨年の夏、東北を廻ったときに立ち寄った北秋田の鍛冶屋さんでまた、ナガサを衝動買いしてしまったのです。何処の鍛冶屋さんも一本一本手作りなので、お客の要望でどんな形でも作
マルマン佐藤さんのマキリと西根ナガサのシースを作っているうちにナイフに関心が行くようになりました。ナイフって作れるですね。すごい!ネットで探したホビージャパン社のアウトドアナイフの作り方というムック本、欲しくなりました。2019年発行でどのサイトにも売り切れでした。Amazonさんでは定価の2倍に!ここ二週間、時間があるときは本屋さんをチェックしてましたが、なんと!先日、岩手の地方都市に仕事で訪問した際にふと立ち寄った本屋さんに、ありました!❤️地方都市!高校生以来のあのワクワ
先々週から格闘していたヌメ革のシース完成しました。西根ナガサ6寸とマルマン佐藤マキリ150mmを一体型させたヌメ革シースを自作しました。ナガサの秋田杉のケースは丈夫なのですが、移動時カタカタと音がするので忍び猟時には不向きと思っていました。で、先日購入したマルマン佐藤さんのマキリのシースを一体型化させる事にしました。実用シースなので、余分な革を極力排除し、シャープな形、イメージにしました。マキリはヒルトがないので、歩行時に落ちないように柄までカバーするようにしました。いい感じで仕上
青森出張からの帰り、下道の時はいつも秋田の阿仁町を通ります。阿仁町といえば、マタギの里。道の駅には熊肉やら、熊毛皮の尻当など販売してます。フクロナガサの販売元、西根打刃物さんの横を通るたびにいつかは、フクロナガサ欲しいなと、
ブログ読者の方から、鉈の鞘を作って欲しいと依頼がありました。依頼主は奈良県の測量屋さん鉈は山での測量仕事で使っているとのことです。以前作ったナガサ鞘と同じ物をご用命であります。と云ってもワンメイクの素人工作では同じものを作る程、難しいものはありません。それと、他人の物まで作る自信がなかったので迷いましたが、鞘の材料も一通り残っていたので、時間が掛かることを承知おきして貰い、ナタ鞘作りを引き受けることになりました。『ナガサ鞘作り』山釣りや山菜採りなどで、ちょくちょ
どもです!今日は会社出勤日でしたが朝7時、熊の駆除に参加しました!!朝野球の感覚ですね♪ベテランハンターさんは勿論銃を所持していますが新米の私は・・・刃物のみ情報によると親熊が檻に入り、子熊2頭が付近をウロウロしているとの事遠くから檻を見ると本当に子熊が2頭ウロウロしていました因みに、野生の熊を見るのは初めてです先輩ハンターさんが檻に向けて銃を発砲3発の銃弾を撃ち込み、ようやく檻に近づけましたこち
どもっす~今日も接客なかなか気疲れしました早目に帰宅すると机に封筒が・・・一つはグローのプレゼント一つは税金の徴収上げたり下げたりですね明日は休みですが、天候はあいにくの予報釣りは断念しますが秋田県阿仁町に行ってきます!目的は↓昨日、会社の近くで熊が出没したので次また出没したら闘います刃物は男のロマンですかっけーーー!!ではまた
前回は、ナガサについて、現時点で分かっていることを中心に記事を書きました。「ナガサとは一般名詞である」というようなことを、記事をきっかけにして知って下さる方がいたり、と大変嬉しいことがあります。自分の研究(というには大げさですが)が、少しでも誰かの役に立つというのは、ある種独特な喜びがありますね。さて、今回はそれとは逆に、「それでもまだ分からないこと」「まだ調べられていないこと」を中心に、問題点を整理していきたいと考えています。細かいところを挙げていけばかなりの数があるのですが、
さて、先日、「ナガサという秋田県の刃物を考える上で基準となりうるもの」を入手して、ちょこちょこ使ってみています。素直で使いやすいというのが率直な感想です。刃も甘すぎるということもなく、硬すぎるということもなくいい塩梅。また、砥石にベタッとそのまま乗っかって全体を研げるというわけで、メンテナンス性も高いんじゃないかと。これは、砥石に素直に乗っかることを示すために、さっとキングの#6000で表面だけ磨いてみたもの。ちゃんと砥石が全体に当たっているのが分かりますよね。
私はこのブログにて、秋田の山刀、ナガサについて色々と研究をしてきました。現地に行って、鍛冶屋さんのお話を聞いたり、自分の購入したものを実験にしたりもしてきました。その中で、世間的なイメージと実際との大きな違いに気づいたこともあり、結構広く発信してきたつもりです。それは、「秋田特有の裏スキとかいった場合、一般的な裏スキのある和式刃物とは違い、裏は角度をつけて研ぐ」ということでした。つまり、「裏をベタで研ぐ」ことは誤りであるということです。や、誤りといっ
山釣りや山菜採りなどで、ちょくちょく山に入るのですが、たいてい鉈刃物を持ち歩いています。釣った魚のハラワタを出すのに使うほかは、何に使うかと問われれば返答にも困るのですが一人で奥山に分け入っても守り神というか、いくらか気休めにもなります。最近、何十年ぶりに6寸の黒打ちをついつい買ってしまいました。気が付けば何時の間にか何丁も持っていたのですが、5、7、8寸はあっても6寸モノを持っていない事で自分を納得させています。(汗)また、体力が落ちてきたせいか、重い大振りは此のとこ
2018/9/8ワのミノリ。倭奴ワノナノミノリ。わのな。ま見えるヤマト。実りの未知なる大妙用力。ま見えるところ、『ナガサキ。』ワ―丸。ナ―名前、まみ―超、霊、最、大。える。―もらう。与えられる。大ヤマトの中にナ、―なんじの。サ、―さち、キ、―兄弟ヤマトの実る、大木。大最超極、ヤマトに実る大木。大なる倭奴(ワノナ)―『長崎。ナガサキ。』今日まで、私の名前が、超最大極、『ナガサキ』と呼ばれていたその頃に、倭奴と、実
なんだか、美味しんぼの第1話みたいなタイトルになってしまいましたが、ちょっと気になっていることがあるので、これも敢えて、無知をさらしながら書いてみようかな、と。最近、いわゆる「ナイフ」に関しては、ベンチストーン、ポケットストーンを使用して研ぐことが多くなってきました。ポケットストーンで注意深く研げば、角度も保持もかなり楽ですし、わざわざ台所で布巾を敷いて、その上に砥石を載せなくてもいいので、気軽に研ぎ始められるというメリットがあります。一方、和式の鍛造刃物でも、オイ
というわけで、今日は久しぶりの「お役立ち書籍紹介」。結構有名な本だと思うのですが、内容としては実はブッシュクラフト寄り、なものです。というわけで、今回は『マタギに学ぶ登山技術』マタギに学ぶ登山技術[ヤマケイ山学選書]postedwithamazletat17.06.10工藤隆雄山と溪谷社売り上げランキング:348,226Amazon.co.jpで詳細を見るヤマケイ山岳選書の一部で、お値段も838円(+税)と非常にリーズナブル。日本における
さて、今日は砥石関係のお話し。以前、刃の黒幕#320を購入して、荒砥ぎの時間が1/10くらいになった、なんてお話しをしました。で、私は割とキンキンに研ぎあげる、よりは少しゾリっとした感触が残っている刃のほうが好みなので(ただし、この手の好みはその時々で変わる)、#1000の刃の黒幕に興味があったんです。シャプトン刃の黒幕オレンジ中砥#1000postedwithamazletat17.02.10シャプトン売り上げランキング:30Amazon.co.jpで詳細を
今日は、ちょっと山菜取り。今の時期だと少し早いと思われますが、お目当ては「フキノトウ」です。深い山の中に入っていく、というわけではないので、極めて軽装。めぼしい装備としては、フクロナガサの4.5寸くらいかな。西根打刃物製作所叉鬼山刀(マタギナガサ)フクロナガサ(4寸5分)postedwithamazletat17.02.08売り上げランキング:123,299Amazon.co.jpで詳細を見るこれ、Amazonの写真(↑)だと、ちょっとぼってりした感じに見
昨夜、ニュースサイトをみていたら、季節柄「なまはげ」のニュースが出ていました。秋田で有名な行事ですよね。怠け者の子供たちをおどかす「なまはげ」なる鬼がいて、同時に厄払いをしてくれる。うんと粗雑にまとめると、そういう行事。ちなみになまはげは、Googleの画像検索などでその姿を確認できます。で、私はどうも、なまはげに疑問があったのです。というのは、なまはげは「出刃包丁」を持っている、というのが一般的なイメージですが(ですよね?)、そこに違和感を感じていたのです。つまり……。秋田の雪
今日は、予告通り(一日遅れてしまったけれども)、マタギ関係のお話し。和製のブッシュクラフト、というものを考えるとき、マタギの存在は大きな示唆を与えてくれます。厳しい自然環境のなかで猟をし、そこで生活していく人たちの技術と知恵は、ただ読んでいるだけでも楽しいものです。問題は、マタギの実態に触れた書物が、意外にも少ないということ。私も、色々と本をチェックしてみたのですが、割と多くみられるマタギ本の内容は、・猟や解体などのやり方(※~戦後くらいまでが多い)・それに伴うルールや禁忌