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「遺跡発掘師は笑わないイクパスイの泪」桑原水菜角川文庫を読みました。遺跡発掘師西原無量シリーズの新刊です。今回の舞台は、北海道の江差です。発掘現場から、アイヌの祭祀具である“イクパスイ”(棒酒箸、酒棒箆)が出土します。幕末、土方歳三が龕灯と蝋燭を借りた家に、似たようなモノがあるということから…イクパスイは誰のものなのか?幕末に沈んだ開陽丸の近くに沈んでいる船の、船箪笥がなぜ狙われるのか?無量やカメケン(亀石発掘派遣事務所)の面々らが解き明かしていきます。高校生
昨日は母の面会にいきました。施設を転居したので様子も気になり…。施設の人に聞くと4日前が一番帰宅願望がひどく夜に部屋を出て非常口のところで帰りたい帰りたいと言っていたそう。声掛けで対応してくださって本当に施設の方には感謝しかないです。前に入ってところも入ったばかりの時に、帰宅願望が強すぎて施設の人に強い言い方をしたこともあったので想定内ではあった訳ですが、日中穏やかな母だけど、夕方からそわそわし、「夕暮れ症候群」が出てしまうよう。この世代になると、親の介護問題が切り離せなくなります。このブログで
おばちゃまはイスタンブールドロシー・ギルマン鮮烈なスパイデビューを果たしたおばちゃまことミセス・ポリファックスは、ニュージャージー州ニューブラウンズウィックでの穏やかな暮らしに戻っていた。今日は、1週間分の買い出しに出かける日。買い物リストにタマゴとオレンジジュースを書き加えたところで電話のベルが鳴る。相手はCIAのミスター・カーステアーズ。ちょっとした誤解がきっかけではあったが、ミセス・ポリファックスをスパイに採用したのが彼だ。カーステアーズの用件は、再び彼のために働く気があるか
おばちゃまはアルペン•スパイドロシー・ギルマンCIAのシニアスパイ、ミセス・ポリファックスにまたもや仕事の依頼が舞い込む。お馴染みCIAマンのカーステアーズからの電話で呼び出され、告げられた行き先はスイス。アメリカとイギリスで盗まれたプルトニウムの行方を追って、スイスの富裕層向けホテルクリニック・モンブリソンに療養者を装って潜入するのだ。いつものように、とびきり個性的な帽子を頭に、モンブリソンに乗り込んだミセス・ポリファックスを待ち受けていたのは、一癖も二癖もありそうな療養者たち。中
1月13日(金)東京が一番寒かった日━─━─━─━─━─━─━─━─━─━今日のカードカップの1(逆位置)真実の心自信を持ちましょう💕感情に振り回されないで自分の気持ちに素直になりましょう心を癒やして今日もステキな一日をお過ごしください💖━─━─━─━─━─━─━─━─━─━笑顔になる名言人間には”夢”が必要なの。夢があればいくらでもエネ
とうとう最終話まで来てしまった、おばちゃまシリーズ。おばちゃまはヨルダン・スパイミセス・ポリファックス・シリーズ(ミセス・ポリファックス・シリーズ)(集英社文庫)おばちゃまはシリア・スパイミセス・ポリファックス・シリーズ(ミセス・ポリファックス・シリーズ)(集英社文庫)中東のヨルダンとシリアが舞台で、連作のようになっている13話と14話。第1話他で登場した元CIAスパイのファレルとともに、おばちゃまが大活躍する。こうして並べてみる
ミシンと金魚(集英社文芸単行本)老女の独り語りというと、『おらおらでひとりいぐも』があったけれども、こちらは、認知症が進み、記憶やら何やら混乱した状態で、壮絶な人生が語られる。作者は現役ケアマネジャーだそうで、老人への理解と尊敬と、愛があるーおばちゃまはアフリカ・スパイミセス・ポリファックス・シリーズ(ミセス・ポリファックス・シリーズ)(集英社文庫)前作の続きで、アフリカの仮想国に飛ぶおばちゃま。アメリ
昨日は、近所の用事をいくつか片付けたあと、新宿へ。次女が、GUとユニクロで買い物をするのに、付き合った。次女は、衣類を買うとき必ず試着するし、違うサイズのや、似たようなののメンズも試したりするので、結構時間がかかって大変でも、普段はあまり来ないGUの店内を見るの、私も楽しかった。私も、買っちゃった。青いセーター(ラピスラズリ色だと思っている←)1,990円ポーチ1,490円ロングルームソックス790円、膝上まで包んで、温かいランチは、ルミネ1のマンゴ
おばちゃまシリーズの続き。おばちゃまはアラブ・スパイミセス・ポリファックス・シリーズ(ミセス・ポリファックス・シリーズ)(集英社文庫)安全な仕事だし適任だからミセス・ポリファックスに頼もう、という導入はもうやめてほしいないつも、結局危険な任務になっちゃうの、嫌だわーそんなら、スパイ物、読むな、って?ソウナノカモ。もうひとつ、同じくスパイに見えないところがウリの、少年スパイシリーズも。イーグルストライク(女王陛下の少年スパイ!アレックス)
図書館での予約本の順番が回ってこない間は、手持ちの本を読んでいる。おばちゃまは香港スパイミセス・ポリファックス・シリーズ(ミセス・ポリファックス・シリーズ)(集英社文庫)おばちゃまはハネムーンミセス・ポリファックス・シリーズ(ミセス・ポリファックス・シリーズ)(集英社文庫)スパイとして熟練していくにつれ、試練も大きくなっていくおばちゃま。肉体的な負担もひどくなって、もう無理をしないで、とも思ってしまうけれど小説だから、必ず助かる、と思ってい
オードリー・タン母の手記『成長戦争』自分、そして世界との和解オードリー・タンの母親・李雅卿の手記『成長戦争』は、今から20年前に台湾で出版されベストセラーになった後、絶版になっている。ライターの近藤弥生子が『成長戦争』を引用・翻訳しつつ現代向けに描き下ろしたこの本、とても興味深かった。優れた記者でもあった李雅卿が、ギフテッドの子供を育てるのに戸惑い、学校との問題に悩み、ついには新しい教育が出来る学校を立ち上げる。子も、親も、素晴しいなアーノル
audibleで聞いた本。赤と青とエスキース書店で見た表紙が素敵だったから・・分かりやすい文章で、きれいに繋がっている話なのだけれど、物足りなかったかも。読んだ本。ニワトリと卵と、息子の思春期家でニワトリを飼う、と息子が言い、学びながら、親子でぶつかりながら、経験を深めていく。自分で考えて行動できる息子の様子がすごくいいし、そのように育てられてきたからこそなんだと思う。カメラマンの母親が撮った写真
ミセス・ポリファックスはちょっとした行きちがいからCIAに採用されてしまったボランティア・スパイです。一度かぎりと思った初仕事で大手柄をたてたために、またも任務がまわってきます。行き先はイスタンブール、東側から脱出してきたダブル・スパイの救出が今回の使命です。なんとか合流はできたものの、女二人てんやわんやの逃走劇が始まります。どこかおかしくたっぷり愉快なポリファックス・シリーズ第2弾です。物語は、ある日曜日の午後2時、ミセス・ポリファックスのところに、CIAのカーステアーズから電話がか
中でも一番陽気だったのが、「彼(ヒトラー)」だった。彼はふとももをたたき、ガハハッと大笑いし、二度ものどをつまらせる始末だった。(中略)この男が指一本で、何百万もの人間の命を左右できるのだという事実に戦慄をおぼえていなかったら、二度と見る気はしなかっただろう。(マリア・フォン・トラップ「サウンド・オブ・ミュージック」より、訳:谷口由美子)「(ハンナは)どこといって特徴のない外見だったと言える。(中略)彼女はたぶん、町でみかけても、もう一度振り返ってみたくなるタイプではないだろう。」、「彼女を
ドロシー・ギルマン(柳沢由美子訳)集英社文庫ギルマンといえば、おばちゃまはスパイシリーズが有名でしょうか。クローゼットの中の修道女は、ギルマンの初期の作品になります。何十年か前...と言っても、中学高校の頃ですが、ドロシー・ギルマンの本を集めていました。その頃の私にとってギルマンの本は読むと少しだけ元気をもらえる本でした。最初に読んだのは、おばちゃまはヨルダンスパイだったかシチリアスパイだったか...。それからおばちゃまシリーズのみ集めていたので、シリーズ作品でない単発の作品に
実家で読んだ本。萩尾望都『一度きりの大泉の話』萩尾望都が、過去の竹宮恵子らとの関係を、一度だけ、と、細部まで詳しく語っている。他人から見てどう、ということではなく、萩尾望都本人にとってはこうだった、という内容で、もうそれで十分だと思えた。自分の中に封印しつつも、ずっとこの苦しさを持ち続けていたことが、萩尾望都の器であり、漫画に捧げた生き方なんだと思う。要所で、山岸凉子がピカッと手を差し伸べているのが嬉しく。ドロシー・ギルマン『おばちゃまは東欧ス
おかげさまで、このブログもようやく100回目いつも読んでくださる皆さま、本当にありがとうございます節目の記事はどんな本にしようかと大層悩みましたが…もといウソです100回まではコレと決めていたので、ドロシー・ギルマンのミセスポリファックスシリーズを取り上げます「おばちゃま」ことアメリカのお上品なご婦人ミセスポリファックスが、型破りなスパイとして大活躍するシリーズです今回の舞台は、中東シリア。ダマスカスの空港で、ハイジャック犯から乗客を救い一躍ヒロインとなったアメリカ人女性アマンダ・ピ
最近読んだ本📚、聞いた本👂新潟に帰る新幹線で読んだのは、ドロシー・ギルマン柳沢由実子訳『おばちゃまはイスタンブール』普通のおばちゃまがボランティア・スパイになり、任務の詳細も分からないまま、使命を果たすべく明るく旅立つ、というこのシリーズほど荒れ放題の実家の片付けに赴くおばちゃんが読むのに、ふさわしい本があるかしら←行くしかないでしょ、何とかなるでしょ、という心境で。お洒落な旧版の表紙イラストの作者西村玲子は、先月末に亡くなられ、寂しい限り汚さない
今日は明治神宮に本を持ってでかけた。ベンチで陽を浴びながら読書がしたくなって。入り口の木々。先日は赤いお花かと思ったら、実だった。とても鮮やかな赤。先日干上がっていた池の水が少しだけ戻っていた。桜の木はたくさんはないけれど、ところどころにある。タンポポも元気に咲いていた。日向のベンチに腰かけていると、じりじりと熱くなってきた。少し移動して、木陰にある大きな石に腰かけて読書をしていると、保育園の子供達が引率されてやってきた。小さい子供たちが歓声を上げながら、転
読書記録:ドロシー・ギルマン「バックスキンの少女」「メリッサの旅」「クローゼットの中の修道女」「アメリアジョーンズの冒険」「古城の迷路」「キャラバン砂漠の愛」「テイル館の謎」ドロシー・ギルマンの「おばちゃまシリーズ」以外の単独小説は下記の表のとおり。今回読んだものを合わせると、私は赤字のタイトルの2冊以外は全て読んだことになります。(未訳は除く)勿論、この2冊もこれから読もうと思います。
今日はいいお天気。先月、寝室から机だけ移動した部屋は東向きなので、陽の入る午前中は特に気持ちがいい。向かいのビルから覗かれても困ることはないので、机に向かっている時はレースのカーテンも開けている。5階から歩道を眺めると、今日は歩いている人も軽装で春らしい。少し前に読んだ「アメリア・ジョーンズの冒険」の中で、作者の理想を反映したと思われる登場人物が、「生きることが大好き」という女性だった。その言葉を読んだ時、私の気持ちもパァーと明るくなり、こう思った。そうそう、そ
「ヘミングウェイで学ぶ英文法」の短編4作目は「HillsLikeWhiteElephants」。これもまた、男女の会話が中心で、しかも、何の話をしているのか、最後の方までわからない。というより、解説を読んでようやくわかった。これは、スペインのある駅で、若いアメリカ人のカップルがバロセロナ発マドリード行きの特急電車を待っている40分間の間に交わす会話と心の動きを描いている。2人は駅舎のバーで酒を飲んでいるが、その会話は「暑いね」「ビールを飲みましょう」から始まり、バーの女性に酒
昨日はお婿さんの送別会の夕食を作ることになっていたが、前日にメニューも決め、買い物も済ませていたので、朝から用意するには早すぎると思った。気温は低かったらしいが、東向きの部屋は明るく陽がさしていて、気持ちも明るくなる朝だった。洗濯も前日に済ませているし、掃除も夕方、テーブルセッティングするときにサッとやれば片付くだろう。そこで、暖房をつけ、ベッドに座って壁にもたれ、コーヒーを横に置いて、思い切って贅沢に(?)、パジャマのままお昼まで読書をすることにした。それが、「アメリア・ジョーンズ
今朝は図書館で借りている「例文で覚えるフランス語文法」に出て来る例文を、パソコンで音声を聞きながら書き取ってみた。間違いばかりだけど、それでも、耳で聞いてわかる聞きなれた言葉もあり、何十年も前にフランス語を勉強した時に、先生の話す言葉が全く聞き取れなかった頃を懐かしく思い出した。今日も、全く勘違いの言葉を並べていて、正解を見てビックリすることも。自分の間抜けさに思わず吹き出してしまう。(笑)でも、ゲームのようで面白い。パソコンの音声に合わせて言おうとすると、早口過ぎて、長い文章になれ
昨日は、節分。長女宅には、パパによく似た鬼が現れた👹とまこは、怖がって大泣き、ももこが豆を投げつけて退治したその後、気を取り直して、きちんと南南東を向いて、恵方巻きをかじるとまこ。絶賛イヤイヤ期なので、恵方巻きを指差して、それ食べない!と断固拒否した後、やっぱり食べるももこ。(そこからかい↓)ふたりとも鬼と角つながり、なのか、ユニコーンの被り物を被っていた。📕📘📙『おばちゃまは飛び入りスパイ』の西村玲子の表紙イラストがとても素敵
今朝10時頃、長女から電話。最近絶好調だったルイ君の機嫌が悪く、部屋の中で飛び跳ねて騒いでいるそうで、長女はプリプリ。そこは当事者でない気楽さで、私は「そりゃあね、ルイ君は言葉がでないんだから、日頃文句も言えずにあなたの言うことをきいているんでしょう。たまにはストレスを発散したくなるわよ。怒ったら可哀そうよ」なんて調子のいいことを。私だって、自分の子育て中には何度子供に切れたかわからないんだけど。(笑)そこで、暇人の私は、早速ルイ君を迎えにいった。ルイ君はもう落ち着いていて、すんなり
こちらの本は、最高。面白くて、読んだらめちゃくちゃ元気になった!!ドロシー・ギルマン柳沢由実子訳『おばちゃまは飛び入りスパイ』60代で、鬱気味のおばちゃまが、自分が本当にやりたかったことをやろう、とCIAにスパイのボランティアに出向き・・・という始まりを、のんびり読んでいたらあれよあれよという間に、とんでもない冒険物語にこのおばちゃまのキャラクターが、とてもいい。年齢なりの分別や、弱点もある一方、掛け値なしの元気と勇気があって、頭もよく回る
今、ドロシー・ギルマンの本を続けて読んでいます。「伯爵夫人は超能力」これはおばちゃまシリーズの合間に読みました。「一人で生きる勇気」に出て来る作者の体験が生きています。「自由の鐘」「悲しみは早馬に乗って」「キャノン姉妹の一年」「マーシーの夏」「カーニバルの少女」これらの小説は、青少年向けというのでしょうか、特に最後の3冊は、将来への不安や、経済的な問題、挫折感を抱えながら生きている10代や20代の登場人物たちが、熱中できるものを見つけ、創造する喜びに目覚め、生きる道を
今日は朝からお菓子を焼いた。ヨーグルトとホットケーキミックスを同量入れるので、ダイエットにいいかなあと思って。(笑)ダイエットは必要ないルイ君にもお裾分けしてきた。今日は寒かったようだけど、私は一日家にいたので、温かく過ごしました。こうやって運動不足になっていく・・・。怖い!最近、ドロシー・ギルマンのおばちゃまシリーズでない単品を読んでいるのだけど、これって、子供用の本?(笑)昨日は「カーニバルの少女」を読んだのだけど、私には面白かった。作者は本当にいろんなことを知っているので、読ん
本日2冊目こちらも一気に読んでしまったその為…洗濯・掃除・晩御飯がグダグダ新年にゲットした「おばちゃまはシリーズ」全て読んでしまった