ずっと読み忘れていた一冊。読後に、確か雑誌の切り抜きを持っていたはずと資料棚を探すと、2000年のダ・ヴィンチの1ページが出てきた。今の仕事に就く予定もない時期だ。確かに障がい者のことについて気になっていたタイミングで、きっと貧乏時代に新刊で買うのをためらったのだろう。今ではいろんな出会いを重ね、内容に共感できることも多いが、当時読んでいたら、もしかしたら、自分の中で何かが始まっていたかもしれない、そんな読後感。障がい者にも様々な人がいて、健常者にも様々な人がいて、今はその二極だけでなく様々な立