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年齢差を越えて愛した女性が、別離の後に過去の罪に問われ苛酷な運命をたどる作者ベルンハルト・シュリンクは1944年ドイツ西部のビーレフェルト出身で、ハイデルベルク大学やベルリン自由大学で法律を学び、卒業後はノルトライン・ヴェーストファーレ州の憲法裁判所判事などを務めました。小説家であり、法律家でもあります。82年から91年までボン大学で、現在はフンボルト大学ベルリンで教鞭を執っています。87年ヴァルター・ポップとの共著による推理小説『ゼルプの裁き』で作家デビュー。93年『ゼルプの欺瞞』でド
《毎月一回行っている海馬文学会の読書会です。テーマ本は、近現代の国内外の古典や純文学、中間小説などの中から、同人・会員の推薦で決定(基本は文庫本)。他に芥川賞受賞作を年2回、同人誌「海馬」合評会を年1回実施。自由に感想や意見を述べ合う場ですので、老若男女どなたでもお気軽にご参加ください。丁寧に読むことを通じて、いろんな気付きや新たな発見があると思います。特に、小説を書いていたりこれから書きたいという方の参加は歓迎です》〇テーマ本『朗読者』ベルンハルト・シュリンク松永美穂訳(新潮文
河内将芳氏著『増訂秀吉の大仏造立』(法藏館法蔵館文庫)を買った書店で購入する。今月刊行の法蔵館文庫3冊を買いたかったのだが無かったので本書を購入した。クライストの作品2冊目。去年の7月に『ミヒャエル・コールハース』(山口裕之氏翻訳岩波書店岩波文庫)を読んでいる。大宮勘一郎氏と山口裕之氏はヴァルター・ベンヤミンの研究者である。岩波書店は優れたベンヤミン研究者にクライストの翻訳を任せる方針を取っているのだろうか。私は学生の頃に大宮勘一郎氏が昔未来社のPR誌『未来』で連載していたエッセイ
ご訪問ありがとうございます🤗昨日は、ドイツの詩人・小説家テオドール・シュトルムのお誕生日でした。シュトルムもまた、若い日の私を夢中にさせましたね。小説では高橋義孝さんの訳文が優れていたのだと思います🖊️海外の作品は、翻訳者によって、がらりと表情を変えますものね📖昨日のお店番の、おやつの写真を忘れていました🙇🐸海辺テオドール・シュトルム訳藤原定(ふじわらさだむ)川口のあたりをカモメが飛びあわただしく夕ぐれてくる。
日本独文学会編の「ドイツ文学辞典」を購入📙この本、あまり見かけないのと、見かけても状態が良くないものが多い。昭和31年出版なので、当時のドイツ文学史的な役割を持っていたんでしょうね。私の好きな「シュティフター」を引いてみたら、3ページ半の分量があって嬉しかっ
夏の読書と言えば、是非ご紹介したいのが、トーマス・マン(ThomasMann)の名著『魔の山』です。『魔の山〔上〕』トーマス・マン、高橋義孝/訳|新潮社第一次大戦前、ハンブルク生れの青年ハンス・カストルプはスイス高原ダヴォスのサナトリウムで療養生活を送る。無垢な青年が、ロシア婦人ショーシャを愛し、理性と道徳に絶対の信頼を置く民主主義者セテムブリーニ、独裁によって神の国をwww.shinchosha.co.jp以前、ニューカッスル留学中のスイス旅行の記事で少し触れましたが、トー
今日は雑記です、、、のつもりがいつも通りブラームスの作品の背景話になりましたシューマン夫妻の娘ユーリエ・シューマンとブラームスについて書くつもりがまとまらなくて中断しました。ブラームスの恋愛観や人生観と作品の関連を調べるうちに話が広がりすぎたのです。ユーリエに惹かれて歌曲を作った頃はクララに引退を勧めたりで友情に亀裂が入り、のちの交響曲第1番第4楽章のホルンの主題を誕生日に送った頃でドイツ・レクイエムの成功でブラームスの人生が好転し
日々の習慣、ルーティンというものはなかなか変えられない。いつ頃からそう決めたのかはっきり覚えていないが、すっかり夜型人間になってしまった。いや、知らぬ間にズルズルと気が付けばその沼から抜け出せなくなってしまった感がある。朝型に変えられたら健康的で充実した生活が待っている気がしないでもないが、夜型を思い切れない理由がある。それはたとえばこんなことだ。一昨日の夜、いや正確に言うなら昨日の早朝4時頃というべきか。ベッドに入ったのは深夜2時過ぎ(通常運転)、昼間に何度か長時間のうたた寝を繰
ヘルマン・ヘッセ(著),高橋健二(翻訳),『デミアン』新潮文庫(新潮社、1951)ヘルマン・ヘッセの傑作『デミアン』は、今日に至るまで数多くの若者の魂を揺さぶり続けている古典中の古典です。しかし、この作品が出版された当時の時代的な悲劇と心理学的なレンズを通して見つめ直すと、これは単なる少年の成長物語を超え、精神的な破綻に瀕していた一世代を救った巨大な「心理的生存ガイドブック」として、まったく新しい姿を現します。この本が出版された一九一九年のドイツは、第一次世界大戦の惨酷な
アイスバインって知ってますか?ざっくり説明すると、【塩漬け豚肉の煮たやつ】みたいな料理です。ドイツ発祥の「アイスバイン」は、特にドイツ北東部にあるベルリン地区で代表的な名物料理だそう。塩漬けにした豚のすね肉をローリエとか人参、セロリやニンニクと2〜3時間煮込んで出来上がりです。アイスバインに関する記憶は随分と昔のものです。大昔、それはそれはピチピチピッチィだった大学生時代。ドイツ文学を学ぶ私を含むゼミ生、みんなでドイツ料理を食べに行きました。おっきいお皿にデデーンと乗った肉。おっきいお
以前から欲しかった「ドイツ文学史第2版」を古本でゲット
『共に在る本「マルテの手記」リルケ(1)』リルケと出会った高校の図書館。三十数年前に、さかのぼる。若い魂はむき出しで、あらゆる「普通」と闘い、もがき、そして、孤独に打ちひしがれていた。幼いころから…ameblo.jp(つづき)マルテの手記のラスト。聖書の「放蕩息子のたとえ」(新約聖書ルカによる福音書15章11-32節)の話で始まる。この有名な話は、何度か読んでいて、父(神)の大きな愛と赦しの話と思っていた。昔、六本木で見たハプスブルク家のコレクション、放蕩息子の帰
リルケと出会った高校の図書館。三十数年前に、さかのぼる。若い魂はむき出しで、あらゆる「普通」と闘い、もがき、そして、孤独に打ちひしがれていた。幼いころから本に助けられていたわたしは、必然的に文学にたどり着き、読めても読めなくても、難解な文に惹かれていった。分からないものを、分からないまま受け取る、という読書スタイルは、この頃にすでに出来上がっていたのかもしれない。その「難解な本」のひとつに「マルテの手記」があった。パリ、病的な主人公マルテ、人々の暮らしの中にひそむ腐敗、虚構、死
イキって本を読んでみようと思い328冊目に入りました。今回読んでみたのは「車輪の下」(ヘルマン・ヘッセ作高橋健二訳)ヘルマン・ヘッセさんといえば中学の国語の教科書に載っていた「少年の日の思い出」ですね。『そうかそうかつまり君はそんなやつだったんだな』というやつです。中学の頃みんな言ってました。「羅生門」の『この髪を売ってな』とか、「故郷」のヤンおばさんとか中学の国語はいろいろネタが多いですよね。今回読む作品はそんなヘルマン・ヘッセさんの長編小説だそうです。それでは感想を書き散
イキって本を読んでみようと思い295冊目に入りました。今回読んでみたのは「読書について他二篇」(ショーペンハウアー作斎藤忍随訳)高校の頃、公民で政経を選択して倫理を勉強することができなかったので、これから西洋哲学の本をいろいろ自分で読んでみたいと思っています。でも何を読んでいいのかわかりません。とりあえずショーペンハウアーって人が有名そうだったので、一番薄かったこの本を手に取ってみました。めっちゃ薄いですよこの本、5ミリぐらいしかない。それでは感想を書き散らかしていこうと思い
イキって本を読んでみようと思い282冊目に入りました。今回読んでみたのは「若きウェルテルの悩み」(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ作高橋義孝訳)。この前、鉱物図鑑を見ていたらゲーテを名前の由来とする"ゲータイト"という石があることを知りました。そんなわけで今回はドイツの文豪・ゲーテの作品です。代表作「ファウスト」はあまりにも長そうなので、ページ数が少なめの本作を手に取りましたが、どんな話でしょうか?それでは感想を書き散らかしていこうと思います。適当なあらすじロッテと
エリッヒ・マリア・レマルク「凱旋門」凱旋門(上)Amazon(アマゾン)凱旋門(下)Amazon(アマゾン)「西部戦線異状なし」の作家による、第二次世界大戦直前のパリを舞台にした小説。ベルリンで外科医をしていたラヴィックはナチスのゲシュタポに拷問され、パリに避難民としてやってきた。パスポートも身分証もなく、偽名を使って避難民の集まるホテルで暮らし、他の医者の代わりに秘密で手術をして金をもらっている。ジョアンというイタリア出身の歌手と出会い、彼女に惹かれ
クライストと同時代のゲーテを早速読む。ゲーテ47歳の時の作品。解説によるとゲーテはこの作品を大変に気に入っていたらしい。ちなみにHermannはHeer-mann(軍人)、DortheaはTheoder(神の賜物)からきているという。急速に物語にのめりこんだのは、その設定。フランス革命で避難せざるを得なかったフランス人たちがヘルマンの住む村を通り、村の人々が彼らに物を施したり休憩する場を提供しているところから物語が始まる。考えてもみなかったけどそういうことありそう!と思
心をしずめてゆっくりと考えてみるのはいいことだろう。あのように失ってしまったものを思い出し、口に出そうとして。たとえばあの長い、幼年時代の午後のことを。それはもうけっしてもどって来なかった――なぜなのか?今でもはっとすることがある、たとえば雨のふる中など。でも私たちはもうわからない、それがどうしたのか。もう二度とふたたび、あのころほどに人生が、出会いと、再会と、別れとに、そのように満ちていたことはない。私たちに起こることが物や獣に起こることと何の変りもなかっ
ローゼンベルクの「ドイツ文学研究史」を購入
手塚治虫先生がその生涯を閉じる直前まで魂を削って執筆した遺作、それが『ネオ・ファウスト』です。本作は、ゲーテの『ファウスト』をベースに、舞台を現代(1970年代以降)の日本へと大胆に翻案した社会派ドラマです。50年を研究に捧げながらも真理に辿り着けず、絶望して自殺を試みた一ノ関教授。彼は女悪魔メフィストと契約し、記憶を捨てて青年「坂根第壱」として若返ります。この女悪魔が現代風の若い美女に形を整えて教授の前に現れます。そして誘惑し、良心と引き換えに若返り薬を与えます。よく『手塚治虫ワールド』と
Потилла(ポティラ妖精と時間泥棒)КорнелияФунке(コルネリア・フンケ)ロシア語難易度:★★★★★☆☆☆☆☆面白さ:★★★★★★★★☆☆お薦め度:★★★★★★★★★☆ドイツの作家。2007年。世界的に有名なファンタジー作家らしい。ちょっと悲しかったのが、最初、子はこの本に少しも興味がなく。夜私がこの本を読み始めると、子は聞きながら飽きたように遊びだし、しまいには、「”キツネと子豚”読んで」と言い出したので、「聞く気がないなら、もう
上智大学文学部ドイツ文学科のカトリック推薦を検討している皆さん。「ドイツの小説をたくさん読んでおかないと書けないのかな…?」と不安に思っていませんか?実は、この学科の小論文は、ドイツ文学の知識そのものを問うものではありません。もっと根源的な「人間としての教養」や「異文化への眼差し」が試される試験なのです。今回は、対策が立てやすいと言われるドイツ文学科カトリック推薦の小論文について、その攻略法を解説します。1.テーマは「日本で外国文学を学ぶ意味」出題される文章は、必ずしもドイツ文学に特
エーリヒ・マリア・レマルク「西部戦線異状なし」西部戦線異状なし(新潮文庫)Amazon(アマゾン)去年映画を見たので原作を読んでみた。映画についてのブログ『西部戦線異状なし』最近見た映画。「西部戦線異状なし」(1930年アメリカ)第一次世界大戦を描いた内容ということで高校の世界史の授業で(全部ではなくて部分的だった思うけど)見た…ameblo.jp基本的に内容は映画の通りで、第一次世界大戦に従軍したドイツ人の若者パウルの視点から戦場の様子が描かれる。仲間がど
「ドイツ文学611978年」の冊子を古本で購入📙購入理由は、もちろんシュティフターに関する記述があったからこれは、シュティフター研究文献に関する事が書いてあり、とても参考になる
ドイツ文学論攷IIXを購入📙購入理由は、やはりシュティフターの論文が書いてあったから✨
ドイツ文学論攷IXを購入📙購入理由は、シュティフターの論文があったから✨
250円で手に入れた「十九世紀ドイツ文学の展望」📙やはり、シュティフターについても述べられていた✨
「自我と世界ドイツ文学論集」という本に、シュティフターの「晩夏」についての文章が書いてあったので購入📙
小栗浩教授退官記念ドイツ文学論集という分厚い本をゲット📕この本を買った理由は、シュティフターについての論文が書いてあったから✨20ページにも満たない短い物だけど、読みたかったから仕方ない