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3時間という長尺でしたが、集中力は途切れませんでした。そんな暇なかったです。時間軸を操るのはこの監督が得意とするところらしいですが、オッペンハイマー視点を主にしたカラーパートとストローズ(最初は誰これ?でも全然大丈夫)を主にしたモノクロパートの対比は難解さの軽減にも一役買っているだけでなく、卓越した構成だと思います。ストーリー的には三つに分かれるので、ある程度の予備知識がないとちょっと厄介かもしれませんね。映画の前半2時間で"原爆の父"が誕生するまでの濃厚な人生に踏み込んでいくのですが
監督・脚本クリストファー・ノーラン原作カイ・バード、マーティン・シャーウィン撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ音楽ルドウィグ・ゴランソン編集ジェニファー・レイム出演キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、、マット・ディモン、ロバート・ダウニー・ジュニア、フローレンズ・ビュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナー2023年度製作国アメリカ上映時間3時間「我は死なり、世界の破壊者なり」原爆の父と言われ
桜満開の東京だが…花曇りから雨になり折角の花見🌸が出来ぬ明日こそはと期待しつつ…岸田総理と…自民党大丈夫だろうか?内輪揉め感覚の軽処分挙げ句の果てには総理自身は裁かずに…次の選挙では必ず大敗するそれも上の空での権力闘争政局では未だ勝てると高を括ってるのだろうか…最後の審判は一般庶民の手に委ねられた!NHK新番組『時をかけるテレビ』1984年放送‘世界の科学者は予見する核戦争後の地球,今から40年前…既に米ソの科学者達は全面核戦争後の地球をシュミレーシ
ランクBの上~Aの下原爆開発・マンハッタン計画の責任者となった科学者オッペンハイマーの思想と行動を考察した映画です。科学者、軍人、政治家など数多くの登場人物が絡むうえに、過去(カラー)と現在(白黒)が交錯して物語が進行するので混乱します。(私は、大学理系出身で多少、知識があるので、へぇーと思いながら観たのですが文系の妻は、チンプンカンプンで面白いとは思えなかったようです。
今日は平日ですが、話題の映画を見て来ました。学生かっ!映画を観るのは8年ぶりになります。前回は「君の名は」でした。まだ話題にもならないころだったので、封切り初日なのに席もまばらだった記憶が…。そして今回も勿論公開初日に観る。高齢者であるが故の割引料金です。いやー助かります。観客は少ないだろうと思ってましたが、意外と座ってました。で、件の映画の話。正直これがアカデミー賞受賞かと疑問符がつきました。監督の作品はこれまでも一度見たくらいではわからないも
トリニタイト1945年7月16日アメリカニューメキシコ州アラゴモードソコロの南東48㎞の地点で、人類初の核実験トリニティ実験が行われました。砂漠の砂が融解したのは緑色や黄色で、赤色のトリニタイトは砂の他にも鉄、銅、鉛なども入り交じっていて今まで発見された事が無い最も古い人工準結晶だと云われています。石友さんが、ガイガーカウンターで計測したのですが月日の経過なのでしょうか?ジルコンより弱いとの事。1945年の実験以降トリニタイトを採取する人が居たのですが、1952年に
バーチェットさんの原稿を広島から東京に送るのにアメリカ軍の協力は得られなかった。それで当時すでに骨董品的な存在だったモールス信号で東京の同盟通信に送ったのだが、そこからイギリスに転送するのにも一悶着あった。戦争が終わって検閲が廃止されたはずなのに、原爆に関してだけは「特別のケース」として検閲すると言うのだ。それでもデイリー・エクスプレスの同僚が奮闘してなんとか連合軍取材本部から送信することに成功した。記事が世界中で反響を呼ぶとアメリカ政府当局はすぐにいくつもの対抗策をとった。9月9日、
映画『オッペンハイマー』の原作はオッペンハイマー:「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇上下この本は、翻訳が読みにくいというレビューが多かったのでこちらを読んでみた。ロバート・オッペンハイマー――愚者としての科学者(ちくま学芸文庫)著者の藤永茂は、オッペンハイマーに関するありとあらゆる資料を読み込んでいて、科学者、政治家、軍関係者、オッピーの家族、女性関係まで、著者が築いた判断軸をもとに、情報の真偽を振り分け、語る。物理学者で
今朝ラジオを聞いていたら今日は高見山の初優勝、カラヤンの命日、そして原爆初実験の日と伝えていました。スポーツ、芸術までは良かったのですが最後は無粋ですね。さて最初は高見山ですが1972年の今日、外国人力士(ハワイ出身)として初優勝を飾りました。これを機に世界各国から角界入りする人が増えましたね。特にモンゴル勢が目立ちます。それにしても外国力士はおしなべて日本語が上手いですね、いつも感心してしまいます。(笑)次はカラヤンですが1989年の今日、81才で亡くなりました。自分はてっきりドイツ人だ
冬暖かく/夏は涼しい/防空壕は/天国だ…©そのころの「ガンバロウ標語」のひとつです。こーゆー標語を考える仕事もあったんでしょうか。防空壕に/隠したものは/貯金通帳/米と味噌…©貯金通帳は、結局紙くずになりました。こんな状況で生き抜くのには何が大切かを、経験者から聞いたことがあります。「運しかない」と言ってました。だから戦争にならないように、よく考えて行動しなければならないと思いました。最前線で/見られるものは/死体にハエに/日本刀…©日本軍の
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7月16日の出来事622年ヒジュラ暦1年1月1日。この年内に、預言者ムハンマドはメッカからメディナに移住(ヒジュラ)したため、彼らの太陰暦でこの年の年初にあたるこの日がヒジュラ暦の始まる日になる。1054年東西教会の分裂:カトリック教会の使節としてコンスタンディヌーポリを訪問していた枢機卿フンベルトが、正教会のコンスタンディヌーポリ総主教ミハイル1世とその同調者に対する破門状を聖堂の宝座に叩きつける。ミハイル1世もフンベルト一行を破門。(東西教会の
ジョナ・ウィンター文ジャネット・ウインター絵さくまゆみこ訳鈴木出版この絵本、親子さんで書かれている絵本なんですね。おかあさんのイラストに息子さんが文をつけられているのだそうです。アメリカのご家庭ですからね。お母さんのジャネットさんが、原爆投下について子どもさんのジョナさんに伝えたんでしょうか?それとも、若い世代のジョナさんが、最近の原爆投下についての考え方や、資料を読むことで、お母さんであるジャネットさんに伝えたんでしょうか?アメリカ
世界大戦が終わりを迎えた1945年8月。戦勝に浮かれる米国・ロスアラモスで、一人の男が殺害された。原爆開発の責任者であるロバート・オッペンハイマーの依頼のもと、友人イザドア・ラビがその真相を追い始める。というお話でした。調べが進むにつれ、原爆を作った者の悔悟や投下した者の懊悩、科学者やその妻、医師たちもなにか狂気に憑かれたように映り、それぞれ底すら無い業が窺えた気がします。全編を通してその部分を徹底して描いているようで、ミステリーやサスペンスというより、原爆開発に携わった者たちの因果の物語、と