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今日はハンブルクのElbphilharmonie、アムステルダムのConcertgebouwの予定をチェックし、来シーズンの予定がだいたいかたまりました。残念ながらハンブルクではめぼしい公演が無く、来シーズンはハンブルク遠征は無さそうです。週末しか行けないので仕方ないですね。アムスではイチオシのViotti指揮のネザーランドフィルの2公演を購入しました。マーラーの2番と英雄の生涯という強力な2曲です。RCOの公演でいくつか気になる公演はあるのですが、ちょっと様子見にしています。来年6月のネザー
昨日はライプツィヒで開催中のショスタコーヴィチフェスティバルで、マチネーで合唱のコンサートを聴いたのち、高速鉄道ICEに乗ってミュンヘンまで戻り、ソヒエフ指揮によるシュターツカペレドレスデンのコンサートに行きました。3時間強の電車移動では多少寝ることはできましたが、やはり乗り物による移動は身体が休まらないですね。いつも通り20分ほど遅れてミュンヘンに到着しましたが、会場が自宅と反対方向なのでどうしようかと思いましたが、一度帰宅すると出かけるのが面倒になりそうだったので適当に時間を潰して夕食を摂っ
こんばんは☆いつもご訪問頂きありがとうございます。はじめましての方、ご縁を頂きありがとうございます。今夜のこの時間は、こちらです↓~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~.♪:*~クラシック音楽館@EテレN響第2028回定期公演初回放送日:2025年4月20日“争いの絶えない時代”に問いかける、ソヒエフの「レニングラード」―。平和を希求する熱き思いが、ショスタコーヴィチの大作に託されます。【曲目】ショスタコーヴィ
今日はBRSOがイザールフィルハーモニーに登場しました。ソヒエフ指揮で演目はブーランジェ作曲の春の朝にの管弦楽版、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、ショーソンの交響曲というもので、ソリストはグルーズマンでした。ブーランジェとショーソンはBRSOでは初演でした。ブーランジェの曲はMPOだったかベルリンのコンツェルトハウス管だったかで聴いた気もしますが、中々いい曲でもっと演奏されてもいいと思いました。あまりフランスっぽく無い感じでメインのショーソンともどもフランクやワーグナーの影響を感じるドイ
NHK-FM「N響演奏会」N響第2030回定期公演初回放送日:2025年2月8日解説:越懸澤麻衣(音楽学者)案内:金子奈緒ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調作品88トゥガン・ソヒエフ指揮NHK交響楽団(2025.1.30,サントリーホール)ほかドヴォルザークの交響曲第8番。朝聴いたヨーロッパ室内管の演奏(「音楽の泉」)の記憶が新しいところへもってきて、オーソドックスなオーケストラの大きな編成の響きが気持ちよい。『メンデルスゾーン「宗教改革」』NH
指揮:トゥガン・ソヒエフヴァイオリン:郷古廉(N響第1コンサートマスター)ムソルグスキー(リャードフ編)/歌劇「ソロチンツィの市」─「序曲」「ゴパック」バルトーク/ヴァイオリン協奏曲第2番ドヴォルザーク/交響曲第8番ト長調作品88ソヒエフ第三弾。東欧もののプログラム。毎年3公演、異なるレパートリーを聴かせてくれます。ムソルグスキーの小品は繊細な音が美しく、プログラム後半のような力づく感も全くなく、リズミカルな打楽器も見事でした。バルトークは第一コンサートマスターの郷古
2025年01月30日(木)19:00サントリーホール赤坂□ムソルグスキー(リャードフ編):オペラ『ソロチンスクの市』より「序曲」、「ゴパック」□バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番□ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 Op.88指揮:トゥガン・ソヒエフヴァイオリン:郷古廉NHK交響楽団ソヒエフの指揮を聴くのは、4回目。フランスものや、ロシア、東欧圏のものはさすがに上手だ。最初は、ムソルグスキーソロチンスクの市より。名前も全く聞いたことが無い曲なのでYoutube
昨夜はサントリーで、ソヒエフN響のBプロを聴きました。前半はムソ(リャードフ編)《ソロチンツィの市》より「序曲」「ゴパック」、バルVn協2(w/郷古)、後半はドヴォ8。コンマスは長原さん(4月からN響の第1コンマス)。1/18に聴いたショスタコ7《レニングラード》は好みと違いましたが、昨夜は楽しかった!1曲目はムソの未完のオペラから「序曲」と「ゴパック」をリャードフが管弦楽化。「序曲」ではE.Hr、「ゴパック」ではタンブリンが活躍。掴みは上々。2曲目
自分が高校生の時にスタニスラフ・ブーニンがショパンコンクールで優勝しました。ショパンの英雄ポロネーズやマズルカをたぶん初めて聴いたのがブーニンの演奏で、気に入ってしまいテープで繰り返し聴いていました。他のピアニストのポロネーズやマズルカを聴いても、何か物足りなく感じてしまいました。しかし、高校の途中までピアノを習っていたが結局W大英文科に進学した妻によると、ブーニンの演奏は異端的で、ピアノ教師は彼の演奏は決して手本にするなと言うだろう、というのです。そう言われても、自分の好みは変わりません
NHK交響楽団第2030回定期公演Bプログラム2日目(サントリーホール)指揮:トゥガン・ソヒエフヴァイオリン:郷古廉(N響第1コンサートマスター)ムソルグスキー(リャードフ編)/歌劇「ソロチンツィの市」─「序曲」「ゴパック」バルトーク/ヴァイオリン協奏曲第2番(アンコール)バルトーク:44のヴァイオリン二重奏曲より第28曲「悲しみ」第1ヴァイオリン:郷古廉第2ヴァイオリン:長原幸太ドヴォルザーク/交響曲第8番ト長調作品881月定期、ソヒエフ
1月31日(金)指揮トゥガン・ソヒエフムソルグスキー(リャードフ編)/歌劇「ソロチンツィの市」─「序曲」「ゴパック」バルトーク/ヴァイオリン協奏曲第2番ドヴォルザーク/交響曲第8番ヴァイオリン郷古廉NHK交響楽団サントリーホールムソルグスキーの曲は初めて聴く曲で、何となくグリークの曲を彷彿させるような聴きやすい曲でした。タンバリンの軽快な響きがいかにも舞曲らしさを表していました。決して目立つこともないし指揮者から立たせてもらうことも多くないけれどあの一瞬の音がなけれ
1月31日(金)、トゥガン・ソヒエフの指揮によるN響第2030回定期公演(1月Bプロ定期2日目)を聴きにサントリーホールへ。第2030回定期公演Bプログラム|NHK交響楽団どんな仕事でもキャリアの後半にさしかかると、新しいことにチャレンジするのが少し億劫になってくるものだ。ところがいざやってみると、新しい出会いがあったり、自分でも気づかなかった自身の可能性に気づいたりと、よい結果につながることがある。本日演奏される3作品はいずれもそれぞれの作曲家にとってキャリアの新しい1ページを開い
今夜はサントリーでソヒエフN響を聴く予定。Bプロは前回(12/6)、前々回(11/22)とパスしたので久し振り。本日の曲目は、ムソ(リャードフ編)《ソロチンツィの市》より「序曲」&「ゴパック」、バルVn協2(w/郷古)、ドヴォ8。コンマスは長原さん(4月から第1コンマスに就任)。長原さんは何度かN響に客演してますが、第1コンマス就任が発表されてから初めて。聴き物は郷古さんのバル協2。当初単一楽章の変奏曲を書く予定だったのが、ソリストのセーケイ(Székel
1月のN響定期演奏会(サントリーホール)に行きました。コンマスは4月に第一コンサートマスターに加わる長原幸太さん。後髪が鳥のしっぽみたいでN響ぽくないですが、コンマスが新メンバーのせいか今日の演奏はなんだかフレッシュな感じでした。トゥガン・ソヒエフさんは小気味のいい指揮ぶりで楽しんでいる感じ。バルトークのバイオリン協奏曲2番はスラブ風味の現代音楽のように感じましたが、郷古さんのキレキレの演奏は格好良かったです。ドボルザークの交響曲8番はブラームスにちょっとまとまりが無いと言われたそうですが、美
コンサートマスターは篠崎史紀。3月末で特別コンサートマスターを退任し、N響を退団するマロの最後の定期演奏会出演。このあとN響の全国公演に帯同し、3月11日すみだトリフォニーホールが本当の最後の公演となる。ゲストとして登場する機会はあるらしい。演奏終了後、ソヒエフ自身が大きな花束を持ち現れ贈呈、二人は固く抱き合った。篠崎のソロで私が最も感銘を受けたのは、2019年1月17日サントリーホールでのソヒエフ指揮N響とのリムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》。「音楽の友」コンサート・
NHK交響楽団第2029回定期公演Cプログラム2日目(NHKホール)指揮:トゥガン・ソヒエフストラヴィンスキー/組曲「プルチネッラ」ブラームス/交響曲第1番ハ短調作品68ソヒエフの1月公演、先日のショスタコーヴィチ7番に続いてストラヴィンスキーとブラームス。前半のプルチネッラ、エッジが効いた表現ではなく、比較的角が取れたまったりした表現。擬古典の典雅な響きが、ソヒエフの手にかかると鮮やかな色彩を放つ。14型。ブラームスの1番、ソヒエフは2012年から201
1月25日(土)、トゥガン・ソヒエフの指揮によるN響第2029回定期公演(1月Cプロ定期2日目)を聴きにNHKホールへ。第2029回定期公演Cプログラム|NHK交響楽団過去を学び、現在に生かす。ごく当たり前のようだが、そんな作曲の仕方を最初に試みた人物が19世紀後半に生きたブラームスである。彼はほとんど学者といってもよい手つきでバッハから古典派にいたる作品を徹底的に勉強し、それらの作品の出版にも力を尽くした。一方、20世紀に生きたストラヴィンスキーにとって、「過去」は単なるパッチワー
1月25日(土)指揮トゥガン・ソヒエフストラヴィンスキー組曲「プルチネッラ」ブラームス交響曲第1番NHK交響楽団NHKホール前半のプルチネッラストラヴィンスキーといえばどうしても「春の祭典」が一番に思い浮かぶ…そこから一体どうしてこうなったの?と思うような楽曲初めて聴いた時に不思議に思って調べてみたら「新古典主義」というワードが…さすがクラシックって奥が深くてまだまだ学ばなければならないことがたくさんだなぁ…と感じました。ソヒエフはこの曲をとても軽快に進めていました。
2025年01月19日(日)14:00-NHKホール渋谷□ショスタコーヴィチ/交響曲第7番ハ長調作品60「レニングラード」指揮:トゥガン・ソヒエフNHK交響楽団ソヒエフを聴くのは3回目で、大曲の指揮を聴くのは初めてである。高性能のオケが一流指揮者のもとで本気を出した、壮絶な演奏であった。ショスタコーヴィチ交響曲第7番の実演を聴くのは3回目であるが、前2回は同じ井上道義/新日本フィルを2回聴いたので、実質的に2回目の実演ということになる。井上道義/新日本フィルの演奏
第2028回定期公演Aプログラム指揮:トゥガン・ソヒエフ演奏:NHK交響楽団ショスタコーヴィチ/交響曲第7番ハ長調作品60「レニングラード」今年初のコンサート。ショスタコーヴィチ没後50年、普段はアニバーサリーイヤーはあまり意識しませんが、今年は交響曲を中心に集中的に聴くことにしました。その劈頭を飾るのは、例年通り1月にN響を3週間振るソヒエフの「レニングラード」。巨大なNHKホールがほぼ満席。16型の通常配置、金管楽器の並びが壮観、ホルンは下手奥の本隊(?)と上手奥
井上道義/新日本フィルのおかげで、リハーサルで勉強させてもらい、本番で大熱演に接することができたショスタコーヴィチの7番。ミュンヘンフィルによるブルックナーの8番で、素晴らしいオーケストラの響きを引き出しながらも、その解釈にいささか迷いを感じさせたトゥガン・ソヒエフ。いずれも昨年11月のことであった。さて、本日(1/19)は、ショスタコの7番をソヒエフ/N響で聴く。「起承転結」は、便利なことばだ。小学校の作文の授業で教わるので、知らない人はまずいない。元々は四行から成
1月19日(日)、トゥガン・ソヒエフの指揮によるN響第2029回定期公演(1月Aプロ定期2日目)を聴きにNHKホールへ。第2028回定期公演Aプログラム|NHK交響楽団ウクライナ侵攻の直後に起きたロシア音楽(家)の排斥運動に抗議して、ロシアとフランスでの要職を辞したトゥガン・ソヒエフ。当時彼が発した感動的な声明文の一部を紹介しておきたい。「私たち音楽家は、偉大な作曲家の音楽を演奏し解釈することによって、人類がお互いに思いやりと尊敬の念を持ち続けるための特別な機会と使命を与えられて
NHK交響楽団定期演奏会(Aプロ)指揮:トゥガン・ソヒエフショスタコーヴィチ/交響曲第7番ハ長調作品60「レニングラード」サントリーホールからNHKホールへ。やはりソヒエフの指揮は素晴らしかったです。年末から年始にかけて、2022年に本屋大賞を受賞した逢坂冬馬さんの「同志少女よ敵を撃て」を読んだばかりとあって、レニングラード攻防戦の中、包囲網の中この第7番が書かれたことが、なにか実感をもって胸に迫ってきました。(もっとも「同志少女・・」は主にスターリングラード攻防戦
2025年1月18日午後6時NHKホールNHK交響楽団第2028回定期公演-ショスタコーヴィチ没後50年-ショスタコーヴィチ/交響曲第7番ハ長調作品60「レニングラード」指揮:トゥガン・ソヒエフコンサートマスター:郷古廉◇曲について1941年ナチス・ドイツに包囲されたレニングラ-ド、市民だったショスタコーヴィチがレニングラ-ド市民とソ連の民衆を鼓舞するために作曲、幸か不幸かスタ-リン独裁のソ連当局の政治的意向と合致した。◇ソヒエフの指揮について・会場の冊子
1月18日(土)指揮トゥガン・ソヒエフショスタコーヴィチ交響曲第7番「レニングラード」NHK交響楽団NHKホールソヒエフと郷古さんのこの笑顔が今回の演奏の全てかなと感じました。ソヒエフとショスタコーヴィチがフィットし、N響とソヒエフが更にフィットソヒエフはN響の力を最大限に引き出せる指揮者だと改めて思いました。音響があまり良くないNHKホールが今回はとても美しく響いていて、音の魔術師という異名にふさわしい音作りはさすがソヒエフだなぁ弦楽器群が冒頭から圧倒的なtuttiで音楽
今日はNHKホールで、ソヒエフN響のAプロを聴きました。ショスタコ7《レニングラード》一本勝負。ソヒエフのショスタコはレア。交響曲を聴くのは(多分)今日が初めて。オケは16型。コンマスは郷古さん。ソヒエフは好きな指揮者ですが、今日の演奏は好みではなかった。N響は上手い。特に第1楽章で「戦争の主題」が《ボレロ》のようにビルドアップするところ。スネアの竹島さんはほとんど聴こえない音で入り、正確にリズムを刻みます。本当素晴らしかった!でも
NHK交響楽団第2028回定期公演Aプログラム1日目(NHKホール)指揮:トゥガン・ソヒエフショスタコーヴィチ/交響曲第7番ハ長調作品60「レニングラード」(コンサートマスター:郷古廉)N響次期首席指揮者の呼び声高いロシアの名指揮者、トゥガン・ソヒエフが今シーズンも登場。A定期はソヒエフの母国ロシアの大作曲家、ショスタコーヴィチの作品である。ソヒエフのショスタコーヴィチの交響曲、ありそうで多くない。録音は5番、8番、10番があるのみで、私が実演で聴いたソヒエフによるシ
NHK交響楽団定期演奏会プログラムA、トゥガン・ソヒエフ指揮、ショスタコーヴィチ交響曲第7番レニングラード、NHKホールで聞いて来ましたとても良かったです演奏時間の長さを心配していたのですが、終始集中でき、どの時間帯も楽しめました演奏時間は約1時間25分でしたストリングスの全部の音域が耳に入ってきて非常にどの演奏部分も心地よかったです普段、録音では聞き取りづらい低音の音域がよく聞こえてきた気がして、その点でもとても満足でした大活躍のスネアドラムを生で聞けたのもかなり満足ですでも
NHK-FM「ベストオブクラシック」スイス湖畔コンサート巡り(1)スイス・ロマンド管弦楽団初回放送日:2025年1月6日案内:田中奈緒子ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調作品70ほかトゥガン・ソヒエフ指揮スイス・ロマンド管弦楽団(2024.4.25ヴィクトリア・ホール)この放送をずっと聞きたかったのである。聞き逃し配信終了までに間に合って良かった!聴きたかった理由というのは他でもない、「海外の放送局によるオケのライブ録音」だからである。そして、ソヒ
2024年はベルリンで締めましたが、2025年のコンサート一つ目もベルリンで開始となりました。指揮はソヒエフ。演目はブーランジェの小曲、春の朝に、韓国の作曲家ドンフン・シンのヴィオラとオーケストラのための管弦楽曲、メインはマーラーの1番。前半2曲はベルリンでの初演でした。まずブーランジェの小曲。5分ほどの曲ですがとても華やかで、20世紀初頭に作曲されたとは思えないくらい見事な管弦楽作品でした。もっと演奏されてもいいと思いました。続いてヴィオラの独奏付きの管弦楽曲。こちらは典型的な現代的であり