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ディヴァイン・ディーバ2018年9月1日(土)公開ブラジルのドラァグクイーンカルチャー黎明期を支えた人々を追ったドキュメンタリー。あらすじ1960年代、軍事独裁政権下のブラジルでは、ゲイやレズビアンなどの性的少数者たちには今のような自由はなかった。だが、女性装をして芸能の才を披露することで自分らしく生きることを選んだドラァグクイーンたちがいた。そんなかつてのレジェンドたちが歌い、踊っていた拠点であるリオ・デ・ジャネイロのヒヴァル・シアターが創立70周年を迎え、この劇場から巣立ったレジェン
次点の10本を挙げておきます。11)「ナチュラルウーマン」ベストテンに入れようかと散々迷ったのはこれ。ゲイの「女性」としての恋人への切ない思い。彼を失ったことは立場も失う事、そこからグイと顔を上げて生きていく姿は見事でした。12)「ザ・シークレットマン」次に入れたかったのはこれ。ニクソンのウォーターゲート事件を内部告発したのは?迎合しない強い意志、これほど静謐で地味で…なのに強烈なスリルと緊張感でした。13)「ウィスキーと2人の花嫁」ウィスキーがなくては、結婚式も
監督:レアンドラ・レアルブラジル60年代ブラジルで女装パフォーマーとして活躍した8人のディーバたちのドキュメンタリーまだ公開してるとこあります。70歳を記念したグループでのショーの稽古風景を交えて語るディーバたち自分自身を愛し生き方を貫いた彼女たちの歌声やダンスが堪能出来ます。使われてた曲オープニングが素敵ですみんな凄いめっちゃ綺麗素顔から化粧をした顔にうつって行く映像演出も良かったです。マルケザさんのキャバレーの曲かっこよかった。ジ
10月最初の連休も終わりますが、私は9月後半に名演小劇場で見た2本の映画でブログの更新を進めます。1本目は香港・台湾映画に出演してきた女優シルヴィア・チャンが監督・主演を務めた映画『妻の愛、娘の時』。2本目はブラジルの“ドラァグクイーン”カルチャーの黎明期を支えた人々を描いたドキュメンタリー『ディヴァイン・ディーバ』。作品ジャンルは異なりますが、両作ともに女性監督の手による映画。名演小劇場(土日の会員シニア1,100円×2)。『妻の愛、娘の時』公式サイト以下は映画『妻の愛、娘の時』公
9月23日(日曜)~9月29日(土曜)の週は、9本の劇場映画を観ました。それぞれユニークな自己主張をしている作品が多かったような気がします。・顔たち、ところどころ(仏)⇒ベルギー生まれで、フランスで写真家そして映画監督として活躍したアニエス・ヴァルダと(1928~・仏)とフランスの写真家JR(1983~)が一緒にフランスの村々を巡る一種のロードムービー風ドキュメンタリーJRのスタジオ付きトラックで移動し、村々でいろいろな顔を撮影し、大判のプリントを壁等に展示カンヌやトロントでドキュメ
珍しく映画鑑賞ディヴァイン・ディーバ1960年代、軍事独裁政権下で自由と権利を求めて花開いたディーバ達。ブラジル発、“ドラアグクイーン版”「ブエナビスタソシアルクラブ」軍事独裁政権全盛の1960年代のブラジルで、人権と個人の自由を求めて、固定的な道徳観念に勇敢と立ち向かった、伝説的な"第一世代のドラァグクイーン"たちを追ったドキュメンタリー。ブラジルでドラァグクイーンの先駆者であった8人のドキュメンタリーそれぞれの人生それぞれの物語エンターテイナーとして生きること自由と覚悟は
異性装の奇抜な衣装に身を包み、ステージに立つドラァグクィーン。確か...続きはこちら
杉田水脈議員がLGBTについて「生産性がない」と発言し、それに賛同する政治家や人々のニュースが流れた。人の生きる自由を否定し、命を「生産」と捉える。それを口に出す人間が、国会議員であるとは…。LGBTを表明した知人が身近にいないためもあって、正直言えば、私はよく分かってないだろう。でも映画ではLGBTの人たちのドラマもあれば、ドキュメンタリーもある。そして、その姿に、ある痛々しさも感じながら肯定している自分がいる。「ディヴァイン・ディーバ」★★★★☆http://diva
本日深夜24時(土曜日午前0時)から、僕がパーソナリティーをつとめる1時間のラジオ番組『デッキーの映画CaaaaN!!(通算414回目)』が、クローバーラジオさん(FM77.5)で放送されます!☆今週紹介する新作映画●『ディヴァイン・ディーバ』出演者ディヴィーナ・ヴァレリアさんインタビュー●『寝ても覚めても』濱口竜介監督インタビュー電波の入らない地域にお住まいの方でも、インターネットのサイマルラジオ放送を通じて聴いて
自由と権利を求めた伝説のドラァグクイーン再結集黎明期に活躍した彼女たちの活動の場となった《ヒバル・シアター》のオーナーの孫娘であるレアンドラ・レアル監督による異色ドキュメンタリー。1960年代の軍事独裁政権のブラジル。ゲイやレズビアンなど性的少数者たちには過酷な時代。彼らは女装して芸能の才能を披露することで自分らしく生きる道を選んで行った。当時、リオ・デ・ジャネイロの《ヒバル・シアター》で活躍していた8人の歌姫がデビュー50周年を記念して再結集遠ざかっていた久々のステージに悪戦苦闘し
9月1日にブラジルのドキュメンタリー映画『DivineDivas』が日本で公開されます。先に映画について少しご紹介しようと思います。トレイラーはこちら。舞台となるのは70年もの伝統のある、リオ・デ・ジャネイロの劇場「ヒバル・シアター」。ヒバル・シアターは軍事独裁政権下における1960年代のブラジルで、自由と人権を求めトランスヴェスタイト(異性装)やドラァグクイーン達のショーを行っていました。厳しい検閲がありながらも、自由を求めて自らを表現し、人々に勇気
9月1日公開ドキュメンタリー映画『ディヴァイン・ディーバ』から出演者のディヴィーナ・ヴァレリアさんにインタビューしてきました!このドキュメンタリーは、1960年代にブラジルにある劇場で始まった女装した男性ドラァグクイーンによるショーに出演していたドラァグクイーン達が、2014年にデビュー50周年を記念したショーに再集結した時の模様と、出演する8人のドラァグクイーン達の生き方や、ドラァグクイーンを巡る歴史などをインタビューで解き明かしていく興味深い映画です。今回インタビューしたディヴィーナ・ヴ