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1982年に始まったデトロイトのダウンタウンでのF1グランプリは1988年まで続き、それを受け継いでCARTインディカーワールドシリーズが、コースレイアウトを少し変更して1989年から1991年までレースを行った。しかし、ダウンタウンでのレース開催には反対の声もあり、CARTのレースは1992年からは街のすぐ北のベル島に設けた特設ロードコースで開催されるようになった。インディカー・シリーズでの開催となりベル島でのレースは2022年まで続く。そして、ついに今年デトロイトGPのダウンタウン開
デトロイト市街地で開催されているNTTインディカー・シリーズ第7戦。3日に行われた予選は、アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)がポールポジションを獲得した。2023年からベルアイルパークから市街地に場所を移して開催するデトロイトGP。インディ500でポールを獲得したパロウが今週も速さを見せる。ふたつのグループに分かれて行われる予選Q1。グループ1は、ルーキーのマーカス・アームストロング(チップ・ガナッシ)がトップ通過。パロウも3番手でQ2へと進む。グループ2は、カイル・カークウッド
佐藤琢磨は第107回インディ500覇者のジョセフ・ニューガーデンについて「ミニカーに乗るキングコングみたいに」大きくなったとユニークな賛助を送った。ニューガーデンは決勝レースを17番手からスタート。レース前半は落ち着いたレースだったものの、後半に入るとコーションが続き、序盤からレースを引っ張ってきたマクラーレン勢がクラッシュ。そうした中ニューガーデンは着実にポジションを上げ、チップ・ガナッシのマーカス・エリクソンに次ぐ2番手でファイナルラップ”1周”のみのレース再開を迎えた。リスタ
第107回のインディアナポリス500マイルレースは、最後の15周で3度の赤旗も出る異例のレース展開となった。そして、最後にそのビクトリーサークルに立ったのはチーム・ペンスキーのジョゼフ・ニューガーデンで、日本期待の佐藤琢磨ではなかった。チップ・ガナッシ・レーシングに移籍してから“MonthofMay”と呼ばれるインディの5月を迎えた琢磨は、まずは順調にクルマを作り上げてきた。試行錯誤を繰り返しながらトップタイムをマークする速さを見せ、予選こそセッティングの読み間違いで8番手に
ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー/シボレー)がインディ500初優勝を飾った。昨季2022年シーズンまでで通算25勝も挙げてきて、タイトル獲得も2017年と2019年の2回果たしてきたテネシー出身ドライバーが、未勝利だったインディ500の栄冠を12回目の挑戦でついに手に入れた。今年の第2戦テキサスでシーズン初優勝を記録している彼にとって今回の勝利は通算27勝目となっている。予選でのニューガーデンは17番手と振るわなかった。チーム・ペンスキーのマシンは、3年前からインディの予選に
NTTインディカー・シリーズ第6戦にスケジュールされた第107回インディアナポリス500マイルレース。28日に決勝レースが行われ、ファイナルラップでトップに立ったジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)が悲願のインディ500初制覇を達成した。8番手から14度目のインディ500に挑んだ佐藤琢磨(チップ・ガナッシ・レーシング)は、レース終盤トップに浮上するもポジションを落とし、7位でレースを終えている。曇り空のインディアナポリス・モータースピードウェイ。大観衆が見守る中、ハリウ
第107回インディアナポリス500マイルレース(インディ500)の決勝を5月28日に控え、カーブデイと呼ばれる最後のプラクティスが金曜日に行われた。ちなみにカーブデイというのは、キャブレーションデイと呼ばれていた名残りだ。この日が最後の走行となり、後は日曜日の決勝スタートまでインディカーのマシンが走ることはない。この最後のプラクティスをトップで終えたのがチップ・ガナッシ・レーシングの佐藤琢磨だった。2時間のセッションで序盤から好調なスピードを刻み、21周目に227.855マイルをマーク、
5月28日に決勝レースを迎える第107回インディアナポリス500マイルレース。26日に決勝レース前最後のプラクティス走行が行われ、チップ・ガナッシ・レーシングから14度目のインディ500に挑む佐藤琢磨が時速227.855マイルのトップスピードを記録した。決勝レース前最後のプラクティス走行日となるカーブデイ。11時より2時間の走行が設けられ、決勝レースに向けて各車チェックや調整を行っていった。【2時間の最終プラクティスは33台で2355周を走行】トップスピードを記録したのは3度
佐藤琢磨は、日曜日のレースが、また新たなインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われる500マイルの素晴らしいレースになることを望んでいる。2度のインディ500ウィナーが知らないのは、それが最後のレースとなるかどうかということだ。2017年と2020年の『TheGreatestSpectacleinRacing』の勝者である46歳の佐藤琢磨は、フルタイムドライバーとして13シーズンを終え、今年チップ・ガナッシ・レーシングとのパートタイム契約で復帰したことで、インディカーのキャリ
NTTインディカー・シリーズ第6戦にスケジュールされた第107回インディ500。22日に行われたプラクティス走行は、ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がトップスピードを記録。チップ・ガナッシ・レーシングの佐藤琢磨は3番手のスピードを見せ、チームメイトと共に上位につけている。2日間に渡って予選が行われ、決勝レースに出場する33台のグリッドが決定した。その翌日には決勝に向けてのセッティングを煮詰めていくプラクティス走行が実施され、13時から15時の短いセッションで33台が走行を重ね
第107回インディアナポリス500マイルの予選は、1日目が摂氏19度と最低気温が低く、2日目は27度まで最高気温の上がる、コンディションの大きく異なる2日間となり、マシン調整もドライビングも非常に難しい状況下、ポールポジションはアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ・レーシング)が獲得した。昨年の予選でチームメイトのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)に惜しくも破れての予選2番手となったパロウは、4回目のインディ500挑戦で初のポールポジションを獲得。スペイン人ドライバーに
今年もインディ500の予選は最後まで悲喜こもごものドラマが入り乱れた一日だったが、チップ・ガナッシ・レーシングの佐藤琢磨は、今日に限って言えばそのドラマの主役にはなれなかった。予選2日目は、前日のトップ12台によるクオリファイと、グリッド最後の一列を争うラストチャンスクオリファイ、最後にポールポジションを決めるファストシックスが行われる。クオリファイが始まる前のプラクティスで、琢磨は3番目のタイムをマークしていた。トップタイムはチームメイトのマーカス・エリクソン、その次にアレック
世界三大レースのひとつ、第107回インディアナポリス500マイルレース。21日に行われた予選2日目のTOP12クオリファイは、前日に引き続きフェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレン)がトップスピードを記録し、ファイアストン・ファストシックスに進出した。佐藤琢磨(チップ・ガナッシ)は8番手となり、14度目のインディ500のグリッドは3列目中央に決定した。前日行われた予選の上位12台がファイアスト・ファストシックス進出を争うTOP12クオリファイ。予選1日目の12番手か
第107回インディ500の予選1日日は快晴の中で始まった。ファストフライデーの夜インディアナポリス周辺はスコールが来て、すべてを洗い流すような雨だったが、土曜日の朝にはすっかり晴れて、インディアナポリス・モータースピードウェイは路面を乾かす作業に追われていた。前日にドロー(くじ)で決まった順に1列に並び、各々準備をしてアテンプトに入っていく。今年は11時から予選開始。まだ風も涼しくコンディションも良い。スポット参戦のライアン・ハンター-レイ(ドレイヤー&レインボールド)を皮切りに順次コー
NTTインディカー・シリーズ第6戦にスケジュールされた第107回インディアナポリス500マイルレース。21日に予選1日目の走行が行われ、フェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレン)がトップスピードを記録した。チップ・ガナッシ・レーシングから挑む佐藤琢磨は、7番手で予選1日目を終え、翌日のTOP12クオリファイに進出している。少し涼しい中でスタートした第107回インディ500の予選1日目。現地11時より走行がスタートする。1周のウォームアップを行い、アテンプトと
インディ500のプラクティス最後となるファストフライデイは、予選用にブースト圧も上がって完全に予選を想定したプラクティスの日となる。予選グリッドを占う大事なこの日をトップで締め括ったのは、チップ・ガナッシ・レーシングの佐藤琢磨だった。プラクティス2日目もトップタイムで終えて、3日目は7番手。そして4日目となるファストフライデイは、1ラップのスピードも234.753mphとトップタイムであり、なおかつ予選同様4周のアベレージスピードも233.413mphと、こちらもトップタイムで、
28日に決勝レースが行われる第107回インディアナポリス500マイルレース。走行4日目となった19日のプラクティス走行は、佐藤琢磨(チップ・ガナッシ・レーシング)がトップスピードを記録し、日本人初のインディ500ポール獲得に向けて期待を膨らませた。16日から走行が行われている第107回インディ500。“ファストフライデイ”と呼ばる、予選前最後のプラクティス走行日となった19日は、予選と同じくブースト圧が増加され、約100馬力スピードアップする。この日も12時から18時まで走行時間が設けら
チップ・ガナッシ・レーシングに移籍し14度目のインディ500に挑んでいる佐藤琢磨。第107回インディ500走行3日目は、7番手スピードを記録し、順調にセッティングを進めている。走行初日は雨天中止となり、走り出しは走行2日目からとなった今年のインディ500。チップ・ガナッシ・レーシングから3度目のインディ500制覇を目指す佐藤琢磨は、この日のプラクティスを229mph台のトップスピードを記録し、最高のスタートを切った。走行3日目も好天のもと6時間のセッションが行われ、佐藤琢磨は98
16日から走行がスタートした第107回インディアナポリス500マイルレース。初日は雨に見舞われたが、走行3日目も12時から18時までプラクティス走行が設けられ、昨年のインディ500ウイナーであるマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ)がトップスピードを記録した。チップ・ガナッシ・レーシングから14回目のインディ500に挑む佐藤琢磨は7番手と上位につけて走行3日目を終えている。前日に引き続き走行3日目も晴天に恵まれたインディアナポリス・モータースピードウェイ。12時から6時間の走行
第107回インディ500のプラクティス初日は、雨天ですべてのスケジュールがキャンセルとなり、翌日の5月17日の走行が実質上のプラクティス初日となった。午前10時からインスタレーションラップを行った後、ルーキー・オリエンテーション・プログラム(ROP)のセッションがあり、その後12時から18時まで6時間のプラクティスセッションが設けられた。今年は黒いデロイトカラーを基調にホワイトとグリーンのカラーとなったカーナンバー11、佐藤琢磨のマシン。ようやくこのマシンでスーパースピードウェイ
16日からプラクティス走行が開始した第107回インディアナポリス500マイルレース。初日は雨天中止となったが17日のデイ2は12時から18時まで走行が行われ、チップ・ガナッシ・レーシングから3度目のインディ500に挑む佐藤琢磨がトップスピードを記録した。雨天で中止となった初日とは違い朝から晴天となったインディアナポリス・モータースピードウェイ。10時より各車インスタレーションラップを行い12時からのプラクティス走行を待つ。RC・エナーソン(エイベル・モータースポーツ)がルーキー・
第107回インディアナポリス500マイルレースのプラクティス初日は、前日からの予報通り朝から雨天となって、プラクティスのプログラムはすべてキャンセルとなった。雨の予報については前日の段階でかなり高い確率で予想されており、驚きこそなかったが、午後には雨が止んで好天すると予想され、午後からは走行可能だろうとする見方も多かった。実際に朝から降り続いた雨は、昼を過ぎた頃には止み、スピードウエイ側は作業車両をコース上に走らせ、さらにドライヤーを周回させて路面を乾かした。気温こそ低かったもののコ
いよいよ開幕する2023年のインディ500。プラクティスの開始を前に、チップ・ガナッシ・レーシングの佐藤琢磨が意気込みを語った。今年で第107回目を数えるインディ500は、5月16~18日にプラクティスが行なわれる。5月19日のファストフライデイを経て、5月20~21日に予選を実施。決勝レースは5月29日に行なわれるというスケジュールになっている。佐藤は今年、名門チップ・ガナッシ・レーシングからオーバル5レースに参戦。インディ500は今季2戦目となる。佐藤がインディ500で乗る11
“MonthofMay”、5月に入りインディアナポリスは第107回インディアナポリス500マイルレースに向けてレースモードが高まっている。5月12、13日にロードコースでのGMRインディGPが終わり、チップ・ガナッシ・レーシングのアレックス・パロウが今季初優勝を決めた。2日間のインターバルの後、グランプリコースはレイアウトを戻され、5月16日からいよいよインディ500のプラクティスが始まる。今年で14回目のインディ500を迎えるチップ・ガナッシ・レーシングの佐藤琢磨も
佐藤琢磨は、2023年のインディ500に参戦するマシンのカラーリングを公開した。46歳の佐藤琢磨は、名門チップ・ガナッシ・レーシングへの移籍が決まったが、14年目のインディカー・シリーズとなる2023年はオーバルのみの5レースへのスポット参戦という形になった。インディカー・シリーズには2010年から参戦を開始し、F1モナコGP、ル・マン24時間レースと並ぶ『世界3大レース』のひとつとして知られ、決勝日には35万人を超える観衆の前で最高速度380km/hにもなるスピードで争われるインディインデ
インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで開催されたNTTインディカー・シリーズ第5戦GMRグランプリ。13日に行われた決勝レースは、3番手スタートのアレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)が今シーズン初勝利を挙げた。インディアナポリス・モータースピードウェイでの決勝レース、空は晴れ上がり、スタート時の気温は摂氏28度まで上がっていた。ソフトタイヤ(レッドタイヤ)の寿命が心配されるコンディションと思われた。スタートタイヤの申告は、ファイナルプラクティスが終了してから
世界三大レースの一つ、インディアナポリス500マイル(インディ500)の決勝(5月28日)まで1か月を切った。自動車インディカー・シリーズで14年目を迎えた佐藤琢磨にとって、自身3度目の制覇は悲願。4月20日にはインディアナ州インディアナポリスにある本番のコースで合同テストに参加するなど大舞台への準備を進めている。佐藤は昨シーズン終了後、新しい所属先がなかなか決まらなかったが、1月中旬に名門チーム「チップ・ガナッシ・レーシング」への移籍が発表された。新チームで臨む今シーズンはインディ500を
ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットで4月29日に開催される2023年WEC第3戦の6時間レースにおいて、チップ・ガナッシ・レーシング(CGR)がハイパーカークラスに追加で送り込む3号車キャデラックVシリーズ.Rの3人目のドライバーとして、ジャック・エイトケンが起用されることが決定した。2023年、2号車キャデラックVシリーズ.RをWEC全戦に送り込んでいるCGRは、第3戦スパと第4戦ル・マン24時間でマシンを1台追加する。この3号車のスパでのドライバーとしては、IMSAウェザーテ
インディ500のオープンテスト2日目は大方の予想通り雨となり、テスト開始時間10時の前にキャンセルが発表となった。朝方から雨が降り続き、予報では雨が止みそうで路面が乾く可能性もなくはなかったが、先週末にロングビーチのレースを終えたばかりでもあり、すぐに来週末にアラバマのレースが控えていて、タイトなスケジュールもその一因だったであろう。このキャンセルを人一倍悔しがっていたのがチップ・ガナッシ・レーシングに移籍したばかりの佐藤琢磨だった。テスト初日は総合5番手で終えたものの、
5月28日に決勝レースの行われる第107回インディ500に向け、今年は4月下旬に入ったところで2日間の合同テストがスケジュールされた。例年なら1日のテストが今年は2日間に倍増されたわけが、残念なことに悪天候のため、走行は1日だけで終わってしまった。インディカーは今年、昨年まで以上に接近戦が繰り広げられ、より多くのオーバーテイクが実現されるようにとダウンフォースを増やすための新しい空力パッケージが導入する。2枚目のバージボードの使用が許可され、新デザインのリヤウィング・ステ