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←秋の蒼穹に蜜柑が嬉しい。(10/1412:21)隣家では、庭師3人でせっせと庭木の剪定。金額を聞いて卒倒しそうに。我が家の庭の広さは10倍ほど。この先あと何年自前で庭木の世話できるだろう。帰郷して15年、庭や畑、家屋の内外と頑張ってきたが、家の中もボロボロに。夜逃げするか。(10/1314:15)ミシェル・ウエルベックの『ウエルベック発言集』を車中での待機中に折々。ウエルベックったら、シューベルトの「岩の上の羊飼い」が好きだって。涙滂沱。彼の意外な面を知ることが
「NHKおはBiz」は2022年11月25日、『ダニエル・ヤーギン氏に聞くエネルギー情勢日本がとるべき戦略とは』と題して、喫緊のエネルギー問題に対する斯界の雄の分析並びにアドバイスを報じていた(*1)。Webに掲載されている動画を見、インタビュー書下ろしを読んで気になったことをまとめておきたい。本稿は「動員」先生がこの番組を見て「おっ、このヤーギンというのは岩瀬さんの本に出てきた人だぬ」とツイートされていたのがきっかけだ。さっそく引用ツイートで次のようにコメントしておいたが、
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自由主義・強権主義政治体制の分断化が促すエネルギー転換方法の変化今回は「高まるエネルギー不安」の3回目、2022年4月24日掲載の武石礼司東京国際大学特命教授の小論です。武石氏の主張は、前回の有馬氏の、初めに原発回帰ありきに基づく、エネルギー政策転換の集中に対し、原発の位置付けを主張・強調することなく、他の方法、エネルギー・ミックスの方法の変更を念頭に置いたものであるのが特徴です。そしてタイトルで分かるように、ウクライナ侵攻が招いた政治主義・国家体制の違いによる分断加速による、
ダニエル・ヤーギン著『新しい資源地図』から考える、2050年日本のエネルギー・資源戦略-4(最終回)ナショナリズムとポピュリズムの再燃や、互いに不信感を募らせる大国の覇権争いや、疑いと憤りの政治の台頭とともに、世界は以前より分断された。「グローバル化」が止むことはない。しかし今までよりももっと分裂や対立を含んだものになり、既に問題の起こっている経済成長の起動にさらに問題を付け足すことになる。この記述を受けて示されるのが、新型コロナウィするパンデミックがもたらした、そして今後も継続して
最初のテーマ、<電気自動車の地図>では、電気自動車EV開発と展開に関する背景と歴史が、ガソリンエンジン車の後退、同業界自動車大手の取り組み戦略の変化とともに詳細に語られます。いうまでもなく、主役はイーロン・マスクとテスラですが、リチウム電池の開発を含め、彼と関わった人々や自動車大手の判断、現状、そして各国・新興企業の参加等諸事情と動向、そして今後の予測が語られます。もちろん多くのプレーヤーが既にこのゲームに参加し、今後も増えると予想されますが、ここでも最も注視すべきは中国であることも
ダニエル・ヤーギン著『新しい資源地図』から考える、2050年日本のエネルギー・資源戦略-2ヤーギンがまず描く中国の地図は、2つの国で世界のGDPの約40%、軍事費の約50%を占める、非公式のグループ構成概念、G2。もちろんそれは、米国と中国のグローバル社会における存在とその関係・影響力の大きさを示す象徴としてのものです。当時のビル・クリントン大統領が外交の最大成果と呼んだ、2001年に認められた中国のWTO(世界貿易機関)加盟がもたらした、その後の世界経済における同国の急速な成長・膨張
ロシアのガスや石油への依存度が非常に高かったドイツをはじめとするEU各国が、その理念からロシア離れを決断した一方、その結果、利益を専有するのは米国のみ。そう言われている最大の理由が、この<第1部>で描かれている、シェールオイル、シェールガスを発掘し、シェール時代を築きエネルギーの輸出国に、米国が変貌・台頭していることにあります。この続きはダニエル・ヤーギン著『新しい資源地図』から考える、2050年日本のエネルギー・資源戦略-1–2050SOCIETY
先日、<勝手に新書シリーズ>で投稿した◆ダニエル・ヤーギン氏著『新しい世界の資源地図』:勝手に新書-9(2021/5/2)。その書、ダニエル・ヤーギン氏著・黒輪篤嗣氏訳の『新しい世界の資源地図エネルギー・気候変動・国家の衝突』(2022/2/10刊・東洋経済新報社)を読んだあと、昨年11月下旬に、他の書とまとめ買いし、そのままにしていた内の1冊、森川潤氏著『グリーン・ジャイアント脱炭素ビジネスが世界経済を動かす』(2021/9/20刊・文春新書)を、ようやく4月下旬に読み終えました
長引くロシアのウクライナ侵攻に関する新しい動向を伝える情報に、日々注視・注目し、追いかけている日々。そうした情報と直接的につながっているのが、ロシアのガス・原油を巡るグローバル社会におけるエネルギーに関する動向です。その日々において、知ったのが、ダニエル・ヤーギン氏著、黒輪篤嗣氏訳の『新しい世界の資源地図エネルギー・気候変動・国家の衝突』(2022/2/10刊・東洋経済新報社)です。原題が『TheNewMaps』。この続きはすべての国会議員が読むべき書。ダニエル・ヤーギン