幕を閉じて一週間くらい経ったが、小屋入り前の「その先の闇と光」の稽古場で舞台監督が出演者やスタッフを前に「仕込み以降のタイスケは、明日配ります」と言った。いきなり舞台監督にそのように言われて、一瞬、「?」となる。その芝居には、虎玉大介さんという名前の出演者がいるので、彼のことを言ったのかと思う。しかし、「大介」は人間だから「配る」のはおかしいではないかと思う。そもそも舞台監督が出演者を呼び捨てで呼ぶのは失礼である。そして、すぐさま「タイスケ」とは「タイムスケジュール」のことであることを理解した。