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心と言葉の間に水路を通す。そして、「伝える」ことから「伝わる」ことへ。日記のように、自分だけ見ているのならそれでいいし、SNSでも伝えたいことがあれば、ただ発信すればいい。でも、伝えたいことを誰かに伝えたいのであれば、伝わるように書くことが求められる。それは妥協とか迎合するということではなく、純粋な計算が必要になります。10月より、ソングライティングクラスを開講します。思いを歌にする。Mysongを書く。たとえ誰かに伝える目的はなくても
26年前、全曲を手がけた村瀬由衣さんのアルバム『眠る記憶』。なんと、雑誌『CITYPOP』のシティーポップ、1990-1999年の名盤選に選ばれました。うれしい!なんだか、静かにうれしい。作曲陣もかっこいい。そして全曲アレンジは船山基紀大先生…きらきらとしたアレンジは、聴く人をわくわくさせます。そして、何と言っても由衣さんのボーカル、透明感のある声は、せつなく、優しく、そして時に刺さる。今、世界的に日本の80年代の歌が注目されています。このアルバムは90年代
これまで1000曲あまり歌を書いてきましたが、自分の歌、自分のための歌は一曲もありません。仕事ですから、そういうものですね。自分の作品の中には、私を励ましてくれたり、元気を与えてくれる歌は数多くあります。でも、自分のために書いた歌ではない。ソングライティング・クラスの受講生の石井聡さんが、60歳の節目にアルバムを制作しました。ご自分の思い、人生をなぞるように書かれた珠玉の7曲。何よりの記念の一枚です。生きた証を残す。それは、後に残った人のためではなく、自分のためです