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秋になるとなにかと村の青年会的にイベントごとに駆り出されがちなコマツ。来週の月曜日&火曜日は毎年恒例になっている「ソマティック・ウィーク2023トークライブ」。第一夜は「ソマティックとダンス/ムーヴメント」の関係性。ダンスと言っても、誰かに見せるもの、美しさを求めるものではありません。「ダンス/ムーヴメントは「ソマティック心理学」における重要な領域。身体動作を通じて情動のエネルギーとつながり内側の気づきを得ることで、心理的なダメージからの回復と心身統合を目指し
「カラダとコトバ」の関わりは、興味深い。身体の感覚を言葉にする時、感覚が明確にくっきりして、腑に落ちた瞬間に変化が促進されることもあれば、あえて言語化しようとすることで本質から遠ざかってしまう気もする。ただただ曖昧な感覚とともに、ゆったりとたゆたうことが、変容のサポートになることもある。最近は「コトバ」以前のプリミティブな「音」から来る身体感覚の変容に興味がいっていたけれど、人間のみが操れる「コトバ」と「カラダ」の関わりを眺めてみるのもまた、味わい深いことだよなぁ。
なんのために、ソマティック界隈に身を置くかというと、ひとえに自分の「存在の質」が豊かになるのを感じるから。そして自分の存在の質が高まれば、表出される施術や会話の密度や質感も進化するような気がして。セラピストがただ肉体を触っていればいい時代はすでに終わっていて、そのつながりの先にある心の世界をも扱っている自覚は絶対に必要。だからこそ、もっと多くのセラピストに、そして今を生きる全ての人たちに、もっと「ソマティック」を知ってほしいなと、切に願っているのです。身体
ソマティック・ウィークトークLIVE最終日を飾るのは「ヨガとソマティック」!コロナロナウィルスと並走することが日常となったこの1年ほどの恩恵として、毎朝20分ずつ淡々とヨガと瞑想をする習慣がついた。自分の心と身体の定点観測。たいていの場合、瞑想中の頭の中は1日のTODOでいっぱいだったり、昨日できたはずの鋤のポーズが今日はもう身体が硬くてできなかったりと、ものすごいヘッポコなヨギーニではあるのだけど。でも、更年期世代の重たくなりがちな心と身体のパフォーマンス効率が
「身体構造力」という本に出会ったのは、今年初めのclubhouseでのこと。「この本が最近一番おもしろい!」と、ボディワーカー仲間が絶賛&推薦していたのがまたたくまに伝播。当時、毎晩たむろしていたボディワーカーのルームに、ついに著者である伊東義晃先生が降臨し、夜な夜な色々とためになるお話を聞かせていただいたのでした。伊東先生の話題の守備範囲たるや、すさまじく。身体ゴトから発展して日本文化、演劇、哲学、星や宇宙、進化論、古代ギリシャと縦横無尽。あら
ソマティックウィーク2020~新しい生活様式としてのソマティック特別映像「おはよう法螺貝~身支度編~」公開!ソマティックな1日を、森に高らかに響き渡る「おはよう法螺貝」の動画から初めてください。本日のトークライブ「オンライン講座における、ソマティック・エデュケーションの可能性」や「ソマティック東京フォーラム2020」にもご登壇される長谷川先生のご協力で、朝の法螺貝シリーズができあがりました!古来から継承される修験の教えから、現代生活に役立つヒントをいただきましょう!!
「初めてのソマティック」FacebookLIVE!ソマティックの歴史から、これからの未来にソマティックが必要な理由まで、久保隆司先生にめっちゃいい話たくさん聞けました!すべてのものに身体性をとりいれ、「いま、自分は何を感じているか?」という体感的な要素を重要視していくことが、ニュースタンダードな世の中になりますように。とりあえず本日の名言をピックアップ!・呼吸は精神と身体の接合部・マインドフルネスはソマティックの入り口・「触れ
これからの時代を健やかに生きたいと願う誰もに役立つ「ソマティック」という概念を啓蒙する「ソマティックウィーク2020〜新しい生活様式としてのソマティック〜」!本日からゆるゆると始まっております。一番の祭りポイントは週末の「ソマティック東京フォーラム2020」と「ソマティックフェスタONLINE2020」ですが、今日はオンラインでいくつかの無料トークライブが開催されますので、ぜひお気軽にご参加ください。本日20時〜21時30分「初めてのソマティック」です!
夜な夜なzoom講座やらzoomミーティングやら。とっても便利で有意義だけども。「ソマティック」「身体性」を標榜しながら生きているので、肉と肉のぶつかりあい、エナジーとエナジーの化学反応、そこからしか学べない何か、みたいなものは大事にしたいと常々思っている。だから、zoomか対面か選べる選択肢があれば迷わず対面の講座に参加するし、自分自身も対面講座のリクエストがあればお受けしています。(そもそも1〜2名の少人数だし)もちろん置かれている状況はそれぞれだし、有機
やっとこさソマティック心理学協会第5回大会の長すぎる備忘録最終章。最後の分科会は藤本靖先生と、アーティスト・俳優の小木戸利光さんによる「演劇と身体論『シアターワークで体験するソマティクス』」。これが、まさに「セラピーと芸術」が相互であることを体験できる、とても面白いものでした。常々アーティストはある種のヒーラーである、と思っている。シャーマニズムやそれにまつわる儀式は何かしらの芸術性が付随していることも多い。シャーマンやアーティストは、
ソマティック心理学協会の大会2日目はそれぞれ2時間たっぷりの分科会&ワークショップ形式が中心。ということで、またもや長すぎる備忘録その②。(その①はコチラ「「ケア」と「ソーマ」心と体からの癒しを探る〜ソマティック心理学協会第5回大会①」)分身の術を使いたいところだが、私たちのソーマは残念ながら一つ。ということで、断腸の思いで2つを選びました。まず一つ目は日本タッチ協会の共同代表である山口創先生と、中川れい子さんによる「タッチとSOMA~心と身体、魂を癒す
10月の真夏日2日間。「心と身体のつながり」を様々な角度から学びほぐす、ソマティック心理学協会第5回大会@上智大学がアツかった。ということで、長すぎる備忘録その①。ソマティックってなんやねん、な方は、私が以前ライフハッカー[日本版]に寄稿したこちらの記事「心と身体のつながり=「ソマティック」で人生をスムーズに乗りこなす」からどうぞ!今回は「ケアとソーマ」がテーマ。すばらしかったその体験について、何を書き連ねても薄まる気がするのは正しい。真実、本質とい
今週末開催のソマティック心理学協会大会の打合せで上智大学へ。会場を下見し、久保隆司先生と打ち合わせを終えた後に「保健体育研究室」を訪れると、錚々たる先生方が御自らせっせと準備をなさっていました。キョロキョロと部屋を見渡していると、今回の大会会長である、上智大学の吉田美和子准教授が「これ、数年前に作ったのよ〜!当時はかなり革新的なことだったの!。何回か改訂しているのだけど、一番最初のが一番内容が好きなのよ。」と、見せてくださったのが「身体のリベラルアーツ」という大学で発売さ