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文武両道キャラクター249…ケン隠れ家「他人の目を気にせずに思ったことをつぶやける」をコンセプトにした、隠れ家のようなサーバーです。GTL・LTLが無効化されているほか、独自機能が実装されています。misskey.yukineko.meセイア(@umishirazu@misskey.design)日常多め。成人済み。FRBMフリー。misskey.yukineko.meセイア(@umishirazu)さんのイラスト・マンガ作品まとめ(6件)-Twoucanセイアさ
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周りが見えていないとは思わない。けれど、セイアは他のことばかりに気をとられて、自分のことを顧みないところがあるそれが、サルムの気にかかるところであり、彼を苛立たせていた。今日も抜けるような白い肌をして、赤らんだ目でついていきたいと言ってきた。それを止めなかったのは、一度自分のことを考えさせた方がよいと思ったからだった体は素直で、きちんと限界を知っている。無理をすれば、した分だけ、自分の身に返ってくる自分の身を気遣うことも、周りに対する思いやりだサルムは視線を落とすと、セイアの白い肌の上に
しばらくすると、ぐずっていた呼吸が整い、静かな寝息が聞こえてきた。よほど眠っていなかったのか、サルムが頭を冷やしていた布を取っても、セイアは目を覚まさなかった布の水か、自らの涙なのか、セイアの睫毛は濡れていた。サルムは目を細め、しょうがないといったように肩で息を吐くと、横で眠るセイアの寝顔を見た皮膚が透けるように白い。息づく肌がゆっくりと上下しているここ数日、ソラの診を勤めたことは、小さな娘にとって思いがけないほどの緊張を強いられたに違いない…果たして上手くやれているのか実際、医療につ
上からサルムのため息混ざりの声が落ちてくる「ソラ様の診療がそれほど堪えるか」セイアはどきりとした。けれど、何も答えないセイアにサルムは言った「だが、自分の体もしっかり管理できないような者に、他人の体を診る資格はない。今日は俺の仕事が終わるまで、そこで休んでろ」サルムの声は怒っているようだった。訓練場に来る前、今日はこなくていいと言ったサルムに無理やりついてきたのは、セイアだった自分の体のこともろくに分かっていなくて、迷惑もかけて、患者をしっかり診ることなんて、できるはずない「…すみま
椀の水を飲みきると、セイアの頭は柔らかい布の上に降ろされた。そして、額から瞼にかけて、冷たい水を含んだ濡れた布を当てられたそうして、僅かな風だけを感じてじっとしていると、渦巻いたような気分が少しずつ引いていく「皮膚は乾燥して熱を持ち、動機がひどく、脈も速い。…日射病だ」黙って息をつくセイアの横でサルムが言ったそうだった。今日は朝からからりとした日差しが普段の勢いを増すように強かった宮の近くの訓練場で、新兵の統率訓練が行われることになっており、その備え医師の担当を受け持ったサルムにセイア
木陰にいるのか、上の方で葉がわずかに吹く風にのって、さざめく音がしている。自分の額や体にも、小さいが、涼しい風がそっと触れていくのを感じて、セイアは息をついたサルムはすぐに戻ってくると、手際よく膝と腕を使い、セイアの上体を起こした気分の悪さは抜けなかったが、自分で体を支えようとするセイアにサルムが言った「いいから体重を預けてろ。それから、薄い塩水だ。飲めるか」涼やかな水の気配のする椀が口元に当てられた。セイアは躊躇ったが、喉の渇きを強く感じていて、水を求めて唇を開いた。サルムはセイアの喉
「すみませ…」吐き気を抑えたセイアが、口元を覆ったまま詫びの言葉を口にしようとすると、それを言い終える前にサルムはセイアの体を腕に担ぎ上げたセイアは自分の体が持ち上げられ、運ばれる間、その振動によって起こる気分の悪さに耐えた頭に降り注ぐ日差しが強く、絶えず頭の中に熱を送り込んでくるようだった。早くそれから逃れたかった目を閉じていたセイアはけれど、すぐに瞼の裏から強い日差しが遮られるのを感じた額のまわりの温度がぐっと引き、日陰に連れてこられたのだと分かった。地に降ろされ、体を横たえると、
頭が熱で膨らんだようにぼうっとした。目を開けているつもりでも、視界は真っ暗に覆われ、所々で青い光がちかちか影を残しているそのまま、折るようにして身を屈めたが、しっかり地に足を着けている感覚がなかった。返事などとてもできない持っていた水の入った壷は無事だろうか。割れる音は聞こえなかったが、耳の奥が張って、ワンワンとした耳鳴りしか聞こえない少しすると、徐々に外の音は戻り、視界も晴れたが、代わりに強い気分の悪さが残った。目に映る世界は全体に薄い青い幕が降りて、色が抑えられていたセイアはそこに、
「おい、セイア!」黄色い太陽の光が、雲一つない天から真っ直ぐ地に降り注ぐ。瞬きもせずに、焦点を絞ってくるような日差しが、道を歩いていたセイアには目も開けられないほど眩しく感じた気がつけば、前を歩いているサルムの背とは光で隔てられていて、自分が彼の歩く速度に追いついていけないことが分かったくらりと気が遠のいて、目の前が青黒く霞んでいった時、聴覚の隅で自分を呼ぶサルムの声が聞こえた
彼の存在は、生を、生きる情熱を、喜びを肉体で表しているようだセイアはシェサの言葉を思い出した。圧倒的だったと。広い、飲み込まれてしまいそうな海のようだったとそばにいると、その生命力に巻き込まれそうになる。生きていることの不安が霞み、溢れるような生に魅力される。風のように力強く自由で、炎のように鮮やかな人。胸に起こった波のような衝動は、熱いものだった―生きたい。この人のそばで生きたいそんな気持ちに陥る。けれど同時に、それは初めてではなく、胸に迫るほど、懐かしくもあった。思い出すような。長い
セイアにはソラの動きが、風にはためく重い布のように、ゆっくりと目に映った。夜の静寂の音さえも、何も聞こえなくなった。ただ、ソラを見つめる自分の胸に、波のように打ち寄せてくる思いがあった強靭な体を思う存分、使い熟すソラは、生命そのものだった。内に秘めた炎のような情熱が、その動きに溢れている。その熱く力強い生命力は、鋭い眼差しは、瞬く夜空の元、輝いていた深い息遣いが、強く大きく打ちつける鼓動が、離れているセイアの胸にまで響いてくるようだったソラはセイアが思っている以上に、しっかりと鮮やかなほど
暗い空気を凪ぐような力強い音が聞こえてくる。セイアは目を見開いた槍の切っ先が宙に煌く。夜の闇を切り裂くように、長い槍を振るっているのは、ソラだったこちらの様子に気づくこともなく、ただ一心に槍の動きに身を集中させている。槍が重みをもって空気を掻き分け、呻るような低い音と、身に着けた首飾り同士がぶつかり合う、シャンっという祭事の鈴のような高い音がした。ソラは首を体をしならせながら、槍を振るって起こす空気の流れに沿うように、機敏にそして無駄なく姿勢を移動させていくそれは、本当に力強い舞、そのもの
そうして歩いているうちに、厩の郭が奥に見え、思っていたよりもずいぶん部屋から離れた場所まで来てしまったことに気づいたセイアが慌てて部屋の方へ戻ろうとした時、すぐ先に人の気配を感じた。セイアは不思議に思った。厩の近くに、それもこんな夜深くに人が寄り付くものだろうか。かといって不審な者が近づいたのなら、馬たちが少しも騒がないで大人しくしているのもおかしいセイアはふいに、馬が怖がらない人物なのであれば、自分も怖がる必要のない相手であるような気がした。興味の引かれるままに、林の抜ける明るい方へそっと
気がつけば、白い花は点々として、林の奥の方まで続いていた。セイアの目にはそれが、暗い林の道の中で、白い小さな明かりとして、浮かび上がって見えたなぜか、自然に足が引かれた。怖くはなかった。ただそこがいつもの厩へと続く林とは思えなくて、確かめてみたいような気持ちがあった。セイアは白い花の咲いている方へ導かれるように、林の中を進んだ
今日は星夜でやはり明るい。建物の影から出ると、余計にその明るさがはっきり分かるその青い光の元、地上ではそれに呼応するように、いくつもの白い花が静かな光を灯すように咲いていた全てが花開いた時の美しさを保っているわけではない。すでに散りかけているものもあるけれどセイアは真っ白に咲いた花の頃を知っている。庭で見ていた。その白さを優しい風に、花は今にも優しい音を奏でるように、そしてまた歌うように身をゆらしていた
セイアは立ち上がると、涼やかな音のする帳を掻き分け、部屋を出た。門番に許しをこい、自分の部屋に向かった夜の人気のない宮のわたりはとても静かで、慣れない場所を一人で通るのは心細かった。けれど、ソラが来る前にあの白い花を摘んできたいという気持ちの方が勝った。セイアは自分の部屋にたどり着けた時、そのことを自分でも驚いた。今日ソラの部屋に一人で行った時には、何人もの人に場所を尋ね、それでも迷ってようやく着いたというのに息を切らしたセイアは、それでも見慣れた自分の部屋の前に来ると、いくらかほっとした。
宮は活気を取り戻して、すれ違う女官の口から彼の名前が洩れるのを聞いた。ソラがこの宮にいることは第三者からの言葉からで確かなのに、自分でその存在を確かめられないことが、さびしくてたまらないほんの少し前まで、それが当たり前だったのに。同じ住まいにいられることだけで、信じられないくらいのことなのになのに、彼に会いたいなんて。自分はなんて欲張りになってしまったのか。セイアは手の中の白い花を思った。ソラに見てほしいと、その美しさに心を和ませてもらえたらと思って摘んできたものだった。なのに、一目もソラの
闇に慣れたセイアの視界の端で、何か白いものが小さく動いたのが分かった。セイアは固くなった足を持ち上げて、それの元まで行った。かがみ込んだ床の上には、壁から落ちた小さな白い花が音もなく横たわっていたそれをそっと手で拾い上げると、手のひらで萎れている花は、縁が茶色くなっており、疲れたようにセイアの手の中に身を預けたふいにセイアの中に淡い悲しみが広がった。散った花びらが地に落ちる時の聞こえない音のような、冷たい指先でそっと心に触れられたような悲しみだったどうしてだろう。ソラが帰ってくるまでは、こ
再び夜が来て、セイアはソラの寝室へ行った。部屋には誰も来ていなかったセイアは昨晩過ごしたのと同じ位置まで行くと、そこに正座し、ソラを待った今日は昨日の霞がかった空と違い、雲は全て流れ、広い天には星が煌めいていた。銀や金や様々な色の玉を割って、空に散りばめたようだった。天からは明るい透き通った夜の光が舞入っているのに、庭の草木は再びひっそりと闇の気配に身を潜めているセイアはすっと流れる涼やかな風を受けながら、庭の緑の上に広がる夜空をしばらくの間、眺めていた静かな、静かな夜だった。セイアが膝
セイアは建物の奥にある遠くの空を見た。遠く、決して触れられない空昨日、ソラの部屋で夜を過ごしてセイアは気づいた。セイアはソラに会いたかった。会って、彼を知りたかったササラギ祭りの夜、少し言葉を交わしただけの人。それ以外、人の口からしか彼のことは聞いていない。それなのに、セイアもまたシェサのように、彼の近くで生きてみたいと確信してしまったセイアは彼のことをよく知らない。彼に会ってそう間もさえない。それなのに、どうして。自分が自分でないようで怖かった。彼について自ら知り、感じ取りたかった。自分
瞼を伏せ、そう言って幸せそうに口元を笑ませるシェサは、確かに母親の持つ、大らかで包み込むような愛情を備えた、大人の女性の顔をしていた「でも、それはきっと叶わない」目を開けるシェサをセイアは見ていた。凛と澄んだ冷静な瞳だった「分かっているけど、あの人以上に大切に思える男性が現れて、私の心を奪っていってくれるまで。…そうでなければ、私以上にあの人を思っていると認められる女性が現れて、あの人の横に立つのをしっかり見届けられるまで。ここにいたい。それまでは、あの人と同じ宮にいて、あの人の幸せを願い
「その時。ああ、この心が惹かれるこの気持ち、これが恋なんだって思った」「…恋」セイアがその言葉を、その色も知らない色の名を口にするように呟くのを聞いて、シェサは笑った「いつかセイアにも分かるよ。好きってどんな気持ちか」シェサは柔らかく笑んだ。そして、肩の力を抜くと、さっぱりと言った「私、あの人の子供を授かりたいと思ったの」セイアは少し驚いて、シェサの横顔を見た「何も考えず、直感でそう思った。女としての幸せなんだって。だってあの逞しく美しい将軍の子が自分の内に存在するなんて、女として
シェサは笑った「だから、自分くらいは、自分を自分のしてきたことを信じてあげてもいいんじゃない?」「シェサ…」セイアが軽い戸惑いの表情を返すと、シェサは視線を前に戻してそれを緩めた「闘技場で、槍を振るうソラ様を見たの」「…」「毎年の試合行事でね。この国の中で、一番槍の腕が優れている者を決めるの」歩みを進めながら語りだされたシェサの話を、その穏やかな表情を見ながらセイアは黙って聞いた「その年、それまでの試合の出場を辞退され続けてきたソラ様が、槍の競いに出られたの」シェサは眩しそうに
シェサは見ていた。このニ週間弱、宮に来てからのセイアをずっと“あの子はソラの専属医になるの”アシルに呼ばれ、セイアの面倒を見るよう命じられた時“だから、お前に頼みたい”アシルにそう言われたシェサは自分のソラに対する忠誠心を買われたのだと思った。初め、それがセイアを見張るための言葉なのか、見守るための言葉なのか判断できなかった。けれど、すぐに分かったひたむきで、真っ直ぐで、自分以外の人のために、そうなれるやさしい子。すぐに、セイアを好きになったセイアがソラのために忠義を尽くそうとする
「うん。思いがけないほど、恵まれた環境にあると思ってる」セイアは隣にいるシェサのことを思った。ソラに憧れて、貴族の家を出てまで、宮に入った少女を。彼女だって本当はソラの近くに行きたいと思っているはずだ「私に与えられるには、過ぎた機会だと分かっているんだけど。人から見れば不平等なくらいだって」弱く微笑むセイアにシェサは言った「私、セイアはちゃんと努力してると思うよ」セイアはシェサの顔を見た「ものを与えられるだけで、それに甘んじてると思っていない。機会が回ってきたのは、それに気づけるだけ
「来られなかった?」シェサが素っ頓狂な声を上げた。女官の行き来するわたりで、診から戻ってきたセイアを見つけたシェサは昨夜の診について聞いてきた。セイアはソラが一晩中部屋に不在だったことをシェサに話した「そっか」シェサは複雑そうな声をした「ソラ様の私室は、基本的には夜入れないことになっているから。ソラ様が夜をどうお過ごしになるかは、ごく僅かな側近の者にしか分からないのかもね」「…うん」白い衣の裾を風に靡かせながらわたりを歩くセイアはどこか覚束なげに答えた「気を落とさないで。まだ一日目
空が白んで、小さな鳥の囀る声が聞こえるようになっても、ソラは部屋にこなかった。部屋の様子は昨日から動くこともなく、静かなままだったが、朝の光に白く映されて、目覚めの表情へと変わっていく。庭では黒く茂っていた植物の葉達が伸びをするように、艷やかな緑を見せつけていたセイアは自分の寝台より、数倍もある、ソラの寝台の横を通ると、光の差し込む庭に近づいていった。一晩中曲げていた足が固くなって、ぎこちなかった。数歩先に緑に澄む池があるセイアは池の縁に下りていくと、そこにかがみ込んで、自分の姿を映した深
部屋は夜気に包まれ、ひっそりとしている。涼しく、静かな青い夜が、時折吹き入る風と共にしんと流れていく。庭の緑も、部屋の柔らかな寝台も、豪華な花瓶の花も、今は肩の力を抜き、来ない部屋の主を放って、勝手に眠りについたかのようだった。ただ、小さな娘と白い花だけが、顔を上げて部屋の主を待っていた月の光がほうほうとやさしくこちらを覗き込んでいる。セイアはじっと部屋を見据え、時折部屋の床に入り込んでくる月の光に目に映した。けれどその静かな夜、セイアの目にソラが映ることはなかった。ソラは自分の部屋に戻ってこ