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こんにちは。希美です。今日は、スポーツキッズの保護者を対象にした子供へのコーチングについて学んできましたその名も「スポーツペアレンティング講座」NPO法人Compassionの代表である伴さんが講師でした。伴さんは、オリンピックで最も多くのメダルを獲得したアメリカで最新のコーチングを学んだ方。学びがいっぱいで、かなり、要約して、書いてみます。(おいおい)スポーツをするとき、子供自身が「楽しい・成長したい・嬉しい」という内側の要因を目的とすると、プ
こんにちは。スポーツを通じたころ豊かな成長をサポートするメンタルコーチの【たなべさちえ】です。以前の記事の中から、再掲です。ザ昭和型のコーチのもとヤル気を失っていた水泳女子のCちゃん。月1コーチングを3か月続けたことで変化が訪れました。++(ここからは過去記事です)++子供が変わっても指導者やコーチが同じなら結局意味がない。こう思うスポーツペアレンツも多いと思います。水泳女子のCちゃんの場合。ザ昭和なタイプのコーチから選
【保護者の役割について】Q:子どものスポーツ参加における親の重要な役割は何だと思われますか?A:子どもの一番のサポーターであってほしいです。親自身がしっかりとした価値観を持ち、それを子供に伝えてほしいと思います。Q:親は部活動の練習内容やコーチの指導法に対して口をだすべきではない、とは思うのですが、指導方法や活動内容に対して不安や疑問を感じたとき、また、目の前の子どもが部活動などで悩みを抱えているようなとき、親としてはどこまででるべきなのか、そしてどのように対応していいのか分からない、
【保護者の関わり方について】Q:年代別における、子どものスポーツ参加への親の関わり方についてアドバイスがあればお願いします。A:小学生時期⇒まず無理強いをしない、ということ。そしてお弁当や送迎でサポートをしてあげる。子どものプレーに対して、とやかく言わない。中学生時期⇒基本、口を出さない、そして上手くなることに集中できるようサポートを。親が子ども以上に勝ち負けにこだわってしまうのは間違い。勝敗ではなく、プレー自体の上達方法などにフォーカスを。高校生時期⇒食事、洗濯、そしてお金。Q:お
【具体的な外傷の対応や予防法について】Q:子どもがゲーム中に倒れこんでもゲームを再開させようと特に何のチェックもなく抱きかかえて(もしくはおぶって)運び出す姿も多く見られます。まずは運び出す前に確認すべきことはなでしょう?素人にもできるチェック方法などはありますか?A:日本は怪我よりも試合運営を優先させる傾向がかなり強いです。また、日本の先生は知らないにもかかわらず自分で何とかしようとする傾向もあります。これを防ぐためにはその場所に専門家を置く以外にありません。特に脳震とうや頚椎損傷など
【スポーツ現場での対応】Q:様々な運動部の生徒さんをご覧になられているかと思いますが、ケガの多い種目は具体的になんでしょう?A:やはりラグビーが多いですね。骨折や脳震とうなど、重度が高いものが多いです。ケガ人の人数だけのカウントですと、1位は高校ラグビー、2位は高校サッカー、3位は高校アメフト、4位は中学ラグビー、5位は高校男子バスケです。発生率、ではないので必然的に部員数が多い部は人数が多くなります。Q:保護者やそして現在では指導者の方も、「スポーツ現場で重大な事故はめったに起こらない
国内におけるスクールアスレティックトレーナー、第一人者である高橋忠良さんのインタビューです。(2014年当時)*高橋先生ご紹介*米国公認アスレティックトレーナー米国公認ペドーシストJATO(ジャパン・アスレティックトレーナーズ機構)副会長*ご経歴*教師として強豪校の野球部のコーチをされ、学生のフィジカル面のサポート行っておられた高橋先生。しかし、練習中に急性心不全と急性脳挫傷で生徒が亡くなる、という経験をし、学校においてこのような緊急事態に対応できる人間が必須である、と思い
Q:復帰までには医師の許可を受けた方が良いとは思いますが、脳神経外科医師ならどなたでもスポーツ復帰のプロセスに精通されていますか?A:残念ながら、全ての医師が精通されているとは言えません。Q:病院や医師を選ぶ分かりやすい基準のようなものがあれば教えてください。A:基本的には脳神経外科がいいのですが、日本体育協会のスポーツドクターの方は整形外科医でも比較的脳震とうについて把握されている方がいます。ですが脳に重篤な傷害が起きた場合、脳神経外科医の先生による処置が絶対必要なので、まずは脳神経外科
Q:スポーツペアレンツの多くは、指導者の方はみなスポーツで起きる脳震とうの怖さや対処法をご存じなのでは?と思っている方も多いかと思います。指導者における教育システム、などは国内に存在しますか?A:脳震とうに特化したものはありません。Q:保護者が家庭で気を付けるべきことはありますか?A:様子が変だと思ったら話を聞いてあげる事、そして指導者と連絡を取ってください。保護者サイドから指導者サイドに発信することはとても重要です。また、お子さんが脳震とうを受傷した場合には
Q:年代別に気を付けてほしいことがあれば教えてください。◆小学生小さいお子様は転倒しやすく、症状を上手に伝えられない場合があります。ご自身のお子様を良く観察していればいつもと違う様子が見られると思いますので、スポーツ活動中の様子やお家での様子を見てあげてください。◆中学生子どもは症状などの脳振とうからの回復に時間がかかります。そのため勉強も運動も積極的に取り組みたい時期ではありますが、「休息」以外に回復の手段がないので、十分休ませてあげてください。また、体格差などもまだある年代なので、
【脳震とうについて】Q:脳震とう、とはなんでしょう?A:頭や体に衝撃が加わり、脳が揺さぶられ、脳がつかさどる機能に障害が出る、というものです。◆症状:頭痛(圧迫されたような)、吐き気(嘔吐)、めまい、眠気、興奮、ぼーっとする、神経質や不安になる、など、症状は色々あります。◆原因:脳の神経線維が捻じれたり、引っ張られたりして、信号を送ることが一時停止されたり混乱したりするため、と言われています。ですが、詳しいことはまだよくわかっておりません。◆後遺症:現在、日本では後遺症についての
スポーツ活動における脳震とうについて研究されている、大伴茉奈さんのインタビューです。(取材当時の所属の記事となります。)<取材日:2014年>Q:脳震とうの研究をしようと決断されたきっかけ、のようなものがあれば教えてください。A:大学2年生の頃、ゼミの中村千秋先生よりNFLで問題になっている脳震とうの話を聞き、衝撃を受けたのが最初のきっかけです。Q:どんなお話だったのでしょう?A:生死に関わる脳震とうを起こす可能性があるにもかかわらず、プレーを継続する選手が後を絶たない、とい
<親の関わり方について>Q:年代別における、子どもの野球参加への親の関わり方についてアドバイスがあればお願いしますA:・小学生⇒まず父親には直接的な関わりをしてもらうといいと思います。キャッチボールを一緒にしたり、バッティング練習のボールを投げてあげたり。お母さんたちには、万が一(例えば熱中症やケガなど)に備えての準備とその対応をお願いしたいです。・中学生⇒基本、干渉しない方が良いと思います。親が干渉しすぎると、子供の自立心の発達に影響が出てしまいます。子供自らが考え、決断し、実行する力
Q:野球を行っている子供が肩や肘に違和感や痛みを感じたとき、整形外科に行くべきか整骨院に行くべきか、かなり悩まれているようです。またその違いも良く分からない、という方もまだまだ多いです。先生は初期の診察場所について、どのようなお考えをお持ちですか?保護者でも分かる、指標のようなものはありますか?A:まずは整形外科です。ただし、「野球障害に詳しい」整形外科医に診ていただけるようにしてください。レントゲンの撮り方にもポイントがあって、一概にただレントゲン上問題がなかった、という肘に関しても、エコ
<野球障害について>Q:ジュニア期における野球障害で多いのは、やはり肘ですか?A:圧倒的に肘ですね。それも内側側に起きる障害が多いです。ただ、外野手の子どもは肩に痛みを抱えている子が多いですね。Q:やはりピッチャーの子に多く見られますか?A:それが実は、ピッチャーだけでなくキャッチャーの子どもにも多くみられるというデータを最近得ることができました。(5,6年生)Q:キャッチャーですか?A:そうです。この結果には私もちょっと驚きました。投げる量はピッチャーに比べて少ないはず、な
<吉田先生ご経歴紹介>横浜ベースボール整骨院院長柔道整復師プロ野球やメジャーリーグ、社会人野球でのトレーナー経験も多数。ご自身も小学1年生から大学まで野球を行い、高校生の時に甲子園へ投手として出場。小学生の時から大学生まで、先生ご自身が野球肘や野球肩に悩まされてきた。その経験を活かして、現在は少年野球から高校生といった『成長期』の選手を中心としたケガの治療や怪我の再発の防止トレーニング指導も行っている。<取材日:2014年><ベースボール整骨院について>Q:野球専門の整骨院
「シーバー病(踵骨骨端症)、ママトレーナーが考える、予防と対策」1:腓腹筋のストレッチ2:無理をしない3:足裏を柔らかくメンバーさん達の多くが、口をそろえて「大事!」と言っていたのは、やはり”ストレッチ”それも、”きちんとした”ストレッチ。でした。ただふくらはぎを伸ばせばいい、ということではなく、ちょっとしたポイントがあります。・反動をつけない⇒アキレス腱を伸ばすイメージでバンバンと勢いをつけたりしない。・膝を軽く曲げてふくらはぎを伸ばす⇒ふくらはぎにはいくつかの筋肉があり、そ
「オスグッド、ママトレーナーが考える、予防と対策」1:大腿四頭筋(もも前)のストレッチ2:膝蓋靭帯(お皿の下部分)のアイシング3:大腿四頭筋のストレングス(強化)4:栄養としてビタミンACEの補給5:パテラ(お皿の骨)のモビリティ(良く動かす)6:正しいアスレティックポジション(どの方向にも動き出せるポジショニング)からのトリプルエクステンション(股関節、膝関節、足関節を上手く連動した下肢の曲げ伸ばし)の習得6はちょっと解説を入れます^^.トリプルエクステンション、ということなの
<膝のスポーツ外傷>1)靭帯損傷2)半月板損傷3)膝蓋骨脱臼<成長期に起きやすい膝のスポーツ障害>1)オスグッド・シュラッター病2)ラルセン病(ジャンパー膝)3)分裂膝蓋骨4)離断性骨軟骨炎5)ガ足部炎6)腸脛靭帯炎まずは、膝の解剖学についてお勉強しましょう。膝の靭帯は・・・前十字靭帯(ACL)-膝の前に出る動きを制限後十字靭帯(PCL)-膝の後ろに出る動きを制限内側側副靭帯(MCL)-膝の内側に出る動きを制限外側側副靭帯(LCL)-膝の外側に
以下の障害について、症状・原因・治療に分けて、ご説明します。①腰椎分離症・すべり症②骨盤裂離骨折③腰痛④ヴァンネック病⑤ペルテス病⑥股関節裂離骨折・骨端炎⑦恥骨結合炎⑧鼠径ヘルニア⑨内転筋腱炎⑨腸腰筋腱炎⑩大転子滑液包炎⑪弾発股症候群⑫ヒップポインター①腰椎分離症・すべり症【症状】:腰のスポーツ障害の約25%を占める。そのうち、90%近くが第5腰椎に発生。腰痛はあるものの(腰を反らすと痛みが出たり、運動後に軽く痛むもの、歩行が困難になるものまで様々)、持
①腱板損傷②上腕骨近位骨端線障害(リトルリーグショルダー)③野球肘(離断性骨軟骨炎)④鎖骨骨折①腱板損傷症状:肩周辺の痛みや炎症。腕を体の横に伸ばした状態(きをつけの姿勢)から、そのまま横に上げていき、水平になる所で痛みが走ったり、肩の中の方でひっかかるような感じがあって、肩の高さまであげられなくなったりする。【原因】肩のインナーマッスルの使いすぎによるもの。*インナーマッスルとは・・・?腱板ともよばれる、肩関節の中にある、筋肉のこと。(ローテーターカフ)子どもの頃は、そのイ
お子様の足の形はどうですか?スポーツを積極的に行っている子どもが、かかとが痛い、足の裏が痛い、ふくらはぎが痛い、すねが痛い・・・というような症状を訴えたりしていませんか?もちろん、運動できない、日常生活でも痛みがある、ようなら整形外科を受診してくださいね。その前に、お子さんの足の裏、ちょっと見てみましょうか?土踏まず、きちんと形成されていますか?もしくは、もともとハイアーチのお子様ではありませんか?もしかしたら、踵やすねに痛みがある場合、足の形が原因の時もあるんです。Q:偏平足
子どもが伸び伸びとスポーツを楽しめるよう、より安心で安全なチーム選びのポイントについて考えてみたいと思います。【安全面】□チームの指導者は定期的に一次救命(胸骨圧迫+AED)の講習を受講しているか?□緊急時にすぐに保護者に連絡がつく体制か?具体的にどんな体制?□練習や試合会場ではAEDの設置場所の確認をしているか?□頭部外傷(特に脳震とう)についての知識はあるか?脳震とうを疑った時の対応が確立されているか?「SCAT」、段階的復帰プランの存在を知っているか?□練習や試合時には救急箱
皆さまのお子様の週間スケジュール、ちょっと確認してみましょう。月・水・金・・・Aチーム火・木・・・Bチーム土・日・・・もちろん試合!なんてことになっていませんか?!2つ3つ、まさか4つ?!のチームを掛け持ち・・・なんていうお子様、いらっしゃらないでしょうか?こっちのチームはコーチがいいし・・・あっちのチームは芝生&ナイター設備完備で練習できるし・・・仲良しのお友達は向こうのチームだし・・・もしくは、月・水・土はサッカー、
スポーツ障害の最も効果のある予防策は、適切なウォーミングアップとクーリングダウンにある!と言っても過言ではありません。◆ウォームアップ・・・いきなりトップギアにいれず、軽いジョギングやストレッチなどで心拍数を上げ、筋肉を温め体をほぐし、心身ともに、”今から体を動かしていくぞ!”という準備をさせる目的。筋、関節、神経を刺激し、関節可動域を広げ、ケガを予防し、パフォーマンスを向上させるために行う。(引用文献:アスレティックトレーナー養成講習会教本)・筋肉に血液を多く送り込む。
スポーツ活動を行わせたい親の気持ちとして、もちろん、スポーツそのものの楽しさや技術を得ることができる、ということ以外に、”忍耐力がつく”とか、”チームワークについて学べる”とか”努力することの大切さを知る”なども期待するのではないでしょうか。もちろん、スポーツを行うことによる精神への影響、というのは良いところも多々あるのですが、少し間違えると、スポーツそのものに対しての嫌悪感、にも影響することもある、ということを少し知っておくと良いのでは・・・?と思います。もともと運動のセンス
子どものからだは、大人と比べて何が、どのように違うのでしょうか?そして、その特徴から、スポーツを行う際には何を注意したらよいのでしょうか?<子どもの骨の特徴>・大人に比べて、柔らかい:身長がどんどん伸びる時期(男子・12歳前後、女子・10歳前後)は、骨が柔らかくてもろい。そのため、比較的弱い外力でも骨折してしまいます。・骨の両端には「成長軟骨」という衝撃に弱い部分がある:骨の両端はまだ軟骨状態で柔らかく、この部分が成長して体が大きくなっていきます。この軟骨部分の成長が終
子どもが夜中、急に関節周辺を痛がったら・・・、「これって成長痛?」と疑問に感じたら・・・また、どんな対応をすればよいか、迷ったら・・・保護者や指導者はお医者さんではありませんので、"痛み"に関しては、安易に「これは成長痛だろう・・・」「これはスポーツ障害かな・・・」と判断すべきではありません。しかし現状は、医師によっても、また様々な本や医学的なHPを調べても、かなり”ごちゃまぜ”な情報が氾濫していています。成長痛=骨端症である・・・成長痛は骨端症とは分けて考え
一言に「人工芝」と言っても色々な種類がありまして、その種類によって表面温度も様々なようです。表面温度を抑える様、作られている最近主流の人工芝「ロングパイル式」や、「温度抑制型人工芝」のようなものは、かなり天然芝に近く、温度上昇も抑えられているようです。そういうものでない、いわゆる一般的な人工芝における表面温度については、ある研究では気温が35度の夏場、天然芝は40度超であったのに対し、人工芝は60度超であったという報告もあります。で、人工芝の基準、みたいなものはどうなっている
よく人間の身体は車に例えられることがあるかと思います。寒い時期にエンジンをかけてすぐ発車すると、車にあまり良くない、ですよね。これ、カラダも同じです。カラダが十分に温まらず、急激に動くとケガの原因になりますし何より理想の動きを筋肉がしてくれません。体温が1度上がると、細胞の代謝率が13%増える、というのはよく知られているところ、です。代謝率、ちょっと分かりにくいですけど、つまりは効率よく動けるようになる、ということですね。ただ単に体温を上げる(サウナスーツやお風呂に入る)、とい