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あと2週間で正月ですか。今年も酒を飲みながら紅白を見て、年が明けたら大好きな格付けチェックを見てそんな質素な年末年始を送ろうと思います(笑)年末休みまでにたまってる仕事を片付けないとなー・・・と思ったら、年末にもかかわらず、今年はそれほど忙しくありません。複雑な作業を要する修理でなければ、年内仕上げもまだ可能です。正月までに椅子やテーブルを直しておきたいとか、そんなご相談をぜひお待ちしています。さて、今回の患者さんはこちらです。最初に全体像
おひさしぶりです。そろそろ書かないといけないなと思いつつ、なかなかその気にならないのはどうにかならないもんでしょうかね。スピーカーのこととか、イームズラウンジチェアのことを書くとそれなりの数の方が見てくれてるのはわかってるんですけどね。若いころと違って集中力が続かないというか、その集中力自体が弱いというか。。。そんなことを言ってみてもしかたないので、本題に入りましょう。今回の患者さんはこちらです。綺麗なスピーカーですね。ピアノ
スピーカーのエンクロージャーと、イームズラウンジチェアの修理に関してお問い合わせが以前より多くなってきました。アクセス解析によると、このブログの中で最も見られているのはイームズラウンジチェア関係です。次はスピーカー関係、そして3番目は伊野尾くん関係です(笑)伊野尾くんが来たときのことを書いたことによって、このブログのことを知っていただきその後ずっと記事を書くたびに見てくださったり、「いいね」をくださる伊野尾くんファンの方たちがいらっしゃいます。伊野尾
スピーカーの修理について書くのも1年ぶりになってしまいましたが1年の間にいくつもスピーカーを直していますので、書くネタはもっとあるんですよ。ただ、家具と違ってスピーカーはほぼ同じ内容の修理になってしまうので読む人に飽きられるんじゃないかと思って。。。そこまで読んでくれている人が多いわけじゃないのに、余計な心配するなって声もありますが(笑)さてと、ではいってみましょう。今回の患者さんはこちらです。持ち主様から最初に送られてきた画像です。
おそらく、ボクが壊したと思われる左側のスピーカーの修理の話です。(苦笑)スコーカーとウーハーのエッジはウレタンエッジに張り替えたのですが、内部配線を引っ張ったときにツイーターの端子を壊したようです…▲修理中無事に部品取り用のスピーカーを落札することができました!▲部品取り用スピーカー部品取りスピーカーからスピーカーユニットを丁寧に取り外していきます。取り急ぎ、ツイーターユニットにファストン端子をつないで、エンクロージャーにビスで固定しました。▲取り付け完了緊張しながら試聴します。
さあ、続きを書いていきますよー^^まず、他の業者さんが手をつけた部分をすべて剥がしてみましょうか。これって、めったにできることじゃないので結構楽しいんです。同業者さんがいったいどんな材料を使っているのか、どんな塗装の重ね方をしてるのか剥がしていくことによってすべてわかりますからね。ラッカークリヤーを吹いてあった面を、スチールウールで少しずつ研磨していきます。特に怪しい部分を重点的に研磨していくと、出てきました、傷を埋めた跡が。ふー
ゴールデンウィークも終盤ですが、私たちにはそんなものはありません。だって毎年ちょうど繁忙期にあたるんです。3月中旬から徐々に忙しくなり、4月にピークを迎え、5月末あたりには落ち着いてくるというかんじです。ですから、もうかれこれ10数年ぐらいお花見も行ってません。子供の入学式や卒業式はなんとか行きましたけどね。それさえも行かなかったら、普段からろいろ言われている嫁に何と言われるかわかりません(笑)さて今回の患者さんはこちらです。
忙しくてなかなかブログまで手がまわりませんでした。毎年のことですが、4月から6月の3ヶ月間は非常に忙しいです。工房の中もそれほど狭いわけではないのですが、この時期になると修理の品々がいっぱいでとても狭く感じられます。もっと広い場所に移転したいなー。。。さて、その1で止まってましたスピーカーの修理、いよいよ仕上げです。前回の最後の段階がこれでした。そして着色してぼかしたものがこれです。画像で見ると他の部分よりもやや濃く見えますが、実際の現物はここまではっきりした差には見えません。
またまたスピーカーです。今回の品物は表面が突き板張りではなく、塩ビのような素材のシート貼り仕上げになっています。シートが破れて、内部の素材もへこんでいます。同じシートを上から貼って終了?そんな簡単にいくものなら、誰も私共のところへ持ち込んできませんよね。今回は傷部分を平滑にして、ぼかし塗装をして仕上げます。ダーク系の色なら簡単なのですが、今回のような中間色は結構難しいんです。1から10の困難度ランクで言うと、10が最高難度とすれば8.5ぐらいでしょうか。ではまず、傷部分を平滑に加
では続きです。表面の突き板がどれくらいの厚みがあるかわかりませんので機械や電動工具での研磨は禁物です。少しずつ確実に研磨して傷を消していきます。内部ユニットがついたままお預かりしましたので、コーン部を傷めないようにクッションも入れて完全にマスキングします。途中の画像はこれしかありません(笑では仕上がり画像です。もとの傷はこれでした。仕上がりはこちらです。フラッシュつけて撮影してみます。ちなみに傷がなかった反対側はこちらです。いかがでしょう?反対側の何もしていない面と比べ
ひさびさにスピーカーキャビネットの修理です。80歳を超えるご年配のお客様からのご依頼です。とても大切にされていたそうなのですが、先の震災でひっくり返りこのようなひどい状態になってしまったそうです。傷がついてしまったのは幸いこの面だけですが、砂利の上で擦れあってしまったためにかなりひどい傷がついています。これほどの傷の場合は、通常は突き板を上から貼り直す方法をお勧めするのですが今回のスピーカーは角がRになっているために突き板を貼った部分の段差がわかってしまうという問題があります。
スピーカー収集マニアの方からのご依頼です。表面についていた小さな傷を取ろうと、ご自分でペーパーでこすった結果だそうです。結局傷も完全に取れず、『やらなきゃよかった』と後悔する典型的な例ですね。大きな傷の場合は、外側のチークの突き板を貼り直して直しますが、今回はそこまでしなくても綺麗になりますので、再塗装で仕上げます。突き板の貼り直しになる場合は、やはり同じチークでも貼り直した面だけが色が違ってきますから、全面貼り替えをすることもありますので、料金も意外と高額になります。しかもチー