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今日聴いたのはミシェル・コルボ指揮ローザンヌ声楽アンサンブル他の演奏するシューベルトのスターバト・マーテルD383です。1980年録音。この曲は以前ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送合唱団の演奏を取り上げたことが有りました。『ヘルベルト・ケーゲル「シューベルトスターバト・マーテルD383」若きシューベルト瑞々しい歌』ブックオフで見つけたCDを聴いています。ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送合唱団、ライプツィヒ放送交響楽団による「シューベルトミサ曲第2番D16…
YouTubeで何気なく見つけた演奏です。ペルゴレージの「スターバト・マーテル」女声合唱を交えた演奏でした。演奏者はアルペ・アドリア・ユースフィルハーモニー管弦楽団、ボデチャ・ネージャ女声合唱団、ルイージ・ピストーレ、マリアンナ・プリゾン、エレナ・ボスカロル。オーケストラはペルゴレージの曲に特化した活動をしている団体、とのこと。名曲の、とても美しい演奏。心に沁みるようでした。こちらから全曲お聴きになれます。Pergolesi:StabatMater作成した動
この1月に、山田和樹の指揮、日本フィルの演奏で、英国プログラムを堪能させてもらった。演目は、エルガーの威風堂々と交響曲第2番、ヴォーン・ウィリアムズの揚げひばり(ヴァイオリン独奏:周防亮介)であったが、殊にエルガーの2番は、この曲の不思議な魅力——ほのかに香りづけされたぬるめの湯に浸かっているような感覚と言えようか——を引き出していた。しかし、今回(11/28)のプログラムは、「マエストロ、ご乱心か?」と訝るくらいの選曲となっている。4つの曲目を眺めて、整理するのに都合のよい
日本フィルハーモニー交響楽団第776回東京定期演奏会(サントリーホール28日)指揮:山田和樹バリトン:加耒徹*ソプラノ:熊木夕茉**合唱:東京音楽大学、ハルモニア・アンサンブル***ドビュッシー:バレエ音楽《遊戯》武満徹:マイ・ウェイ・オヴ・ライフ−マイケル・ヴァイナーの追憶に−*,***ラヴェル:ボレロプーランク:スターバト・マーテル**,***バーミンガム市交響楽団首席指揮者兼アーティスティックアドバイザーであり、2026/2027シーズンからベルリン・
久し振りにドヴォルザークの「スターバト・マーテル」を聴こうか、と思いYouTubeを見ているうちに見つけた音源でした。1953年録音のフェレンツ・フリッチャイ指揮RIAS交響楽団の演奏するドヴォルザークの「スターバト・マーテル」。こんな録音があることすら知りませんでした。(動画の下には「孤高の指揮者、フリッチャイの知られざる名盤。」と書かれていましたが、知られざるにもほどがあるという感じです(笑)どう言う素性の録音なのか知りたいような気もします。)1953年のモノラル録音ということで音
■今週の理不尽/ちゃん付けでセクハラ認定佐川急便の都内の営業所に勤めていた40代の女性が、同僚だった男性から「ちゃん」付けで名前を呼ばれたことや、「かわいい」「体形良いよね」などと言われ、精神的な苦痛を受けたとして賠償を求めたもので東京地裁はセクハラにあたると認定し、22万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。一言:うつ病になるほど深刻な状況だったのでしょうか?ご本人にとってはセクハラと言うよりも嫌がらせのレベルだったのでしょう。男性は好意を持っていたが、女性はうつ病になるほど嫌いだったと
昨年の夏、フランス人音楽家の作曲した「レクイエム」をあれこれと聴いているうちに出会ったのがテオドール・グヴィという作曲家でした。『テオドール・グヴィレクイエム忘れられた作曲家の傑作再発見されたレクイエム』ここしばらくフランスの宗教音楽を続けて取り上げてきました。特に昨日、一昨日とバロック時代のフランス人作曲家による「レクイエム」を続けて聴いたところで、この後…ameblo.jpフランスとドイツの国境近く、長い間両国の紛争のもとになってきた地方に生まれ育った音楽家で、その作品は
23日(水)14:30から新神戸の神戸聖愛教会にてアンサンブル・フロット第45回定期演奏会ヴィヴァルディとピエタの娘たちヴィヴァルディが沢山の作品を初演したピエタ院には女性音楽家しか居なかったヴィヴァルディの作品も混声ではなく女声合唱だったのでは?をコンセプトにプロの女性歌手たちだけでグローリアマニフィカトをはじめ同時代の作曲家ペルゴレージ《スターバト・マーテル》やヴィヴァルディと日本を繋ぐ信長貴富《ヴィヴァルディが見た日本の四季》も演奏しますオーケストラだ
以前ペルゴレージ《スターバト・マーテル》の歌のない、ピアノ演奏のみの動画をご紹介したことがあります。『ピアノ伴奏によるペルゴレージ《スターバト・マーテル》』ジャン=クリストフ・グランジェ『ミゼレーレ』(2008)の下巻で主役の1人で元刑事のリオネル・カスダンはアスンシオン福祉教育協会という非営利団体が経営する…ameblo.jpその際そこで使われている楽譜はヘルムート・フッケによるリダクション版だろうと当たりをつけて手元にはそれとは異なるアレンジのピアノ独奏版
今年も熱い夏がやってきました♫「宝塚混声合唱団音楽会」です🎻第35回は、ドヴォルザークのスタバト・マーテルです。もう1曲ピアノ連弾で、交響曲9番「新世界より」第4楽章もあります。StabatMaterとは、13世紀のフランシスコ会で生まれた、カトリック教会の聖歌のひとつですが、今回のドヴォルザークの作品も重厚な曲です。宝塚混声合唱団の皆様と、オーケストラのアンサンブル・ムジカ・アニマで共演は、2007年以来、私自身今回で16回目になります。また皆様とご一緒できるのを、楽しみにしています
前回の記事にも書いた通りジャン=クリストフ・グランジェの小説『ミゼレーレ』の下巻には元刑事リオネル・カスダンがアスンシオン福祉教育協会というコロニーの少年聖歌隊が行なっているコンサートを聴きにいくという場面があります。当のコンサートはコロニーの敷地外にある近隣の教会で行われるんですけどにもかかわらず演奏される曲目のうちペルゴレージの《スターバト・マーテル》がピアノ伴奏版になっていました。もちろん地方の小さな教会ならオルガンがないところもあるでしょうけど
ジャン=クリストフ・グランジェ『ミゼレーレ』(2008)の下巻で主役の1人で元刑事のリオネル・カスダンはアスンシオン福祉教育協会という非営利団体が経営するコロニーが今回の事件に深く関わっていると確信するに至ります。コロニーは定期的に敷地外(地元の協会)で音楽会を催しておりそれを知った当日の午後少年聖歌隊がコンサートを開くということを知ってコンサート会場に向かうんですがその会場で渡されたプログラムは次のようなものでした。プログラムによると、四つの合唱作
6/7のミュ-ザ川崎の公演曲目と同じです。2025年6月8日午後2時第731回定期演奏会東京交響楽団指揮:ミケーレ・マリオッティソプラノ:ハスミック・トロシャンメゾソプラノ:ダニエラ・バルチェッローナテノール:マキシム・ミロノフバスバリトン:マルコ・ミミカ合唱:東響コーラス合唱指揮:辻裕久コンサ-トマスタ-:グレブ・ニキティン曲目■モーツァルト:交響曲第25番ト短調K.183■ロッシーニ:スターバト・マーテル左コンサ-トマスタ-:グレブ・ニキティン
東京交響楽団定期演奏会指揮:ミケーレ・マリオッティソプラノ:ハスミック・トロシャンメゾソプラノ:ダニエラ・バルチェッローナテノール:マキシム・ミロノフバスバリトン:マルコ・ミミカ合唱:東響コーラスモーツァルト:交響曲第25番ト短調K.183ロッシーニ:スターバト・マーテルこれは凄い公演でした。東京春祭「パルジファル」と並んで、ことし前半のベスト公演と言っていいでしょう。前半のモーツァルトも引き締まった演奏で、単なる前プロに留まらない充実したものでしたが、やはり
今日はサントリーで、マリオッティ東響の定演を聴きました。前半はモツ25K.183、後半はロッシーニ《スタバト》。滅茶楽しかった!ロッシーニ《スタバト》は滅多に聴けない。実演で聴くのは、2018年1月のジャッド新日フィル以来。マリオッティ(MicheleMariotti)はイタリア生まれの46歳。現在ローマ歌劇場の音楽監督。ソリストはトロシャン、バルチェッローナ、ミロノフ、ミミカと豪華。合唱は東響コーラスで、総勢約120名!ロッシーニの
2025年6月7日午後2時ミュ-ザ川崎川崎定期演奏会第100回東京交響楽団指揮:ミケーレ・マリオッティソプラノ:ハスミック・トロシャンメゾソプラノ:ダニエラ・バルチェッローナテノール:マキシム・ミロノフバスバリトン:マルコ・ミミカ合唱:東響コーラス合唱指揮:辻裕久コンサ-トマスタ-:グレブ・ニキティン曲目■モーツァルト:交響曲第25番ト短調K.183■ロッシーニ:スターバト・マーテル指揮:ミケーレ・マリオッティ左:ソプラノ:ハスミック・トロシャン
来週の東響は、マリオッティ指揮でロッシーニの《スタバト》。良い曲ですが滅多に演奏されず、実演を聴くのは2018年1月のジャッド新日フィル以来。今回は歌手が豪華。ロッシーニのスペシャリストで大御所バルチェッローナ(DanielaBarcellona)と、ロッシーニテノールの第一人者ミロノフ(MaximMironov)が揃って出演するというから驚き。知名度では二人に及びませんが、新国《リゴレット》ジルダ役、《ドン・パスクワーレ》ノリーナ役が記憶に新しいトロシャン(Ha
指揮:ナタリー・シュトゥッツマンカウンターテナー:フィリップ・ジャルスキーソプラノ:エメーケ・バラート管弦楽:オルフェオ55AT:フォンテーヌブロー宮殿ON:2014年4月以下は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』よりコピーさせていただきました。ここから*****************スターバト・マーテル(ラテン語:StabatMater)は、13世紀のフランシスコ会で生まれたカトリック教会の聖歌の1つである。題名は冒頭の1行
先日の叔父の通夜、告別式などでどうも風邪を引いてしまったらしく、今日は体調最低状態。何をする気にもならず、ブログ記事の文章すら頭に浮かんできません。YouTubeを見ていたらアバドが指揮したペルゴレージの「スターバト・マーテル」の動画が眼に入りました。今日はこれ聴いて、寝ます。では。ペルゴレージスターバト・マーテルカティア・リッチャレッリ(ソプラノ)ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ(コントラルト)ミラノ・スカラ座管弦楽団クラウディオ・アバド(指揮)
先日、ドメニコ・スカルラッティの「スターバト・マーテル」をご紹介しましたが、今日はドメニコの父、アレッサンドロ・スカルラッティの宗教曲を聴いてみました。『ドメニコ・スカルラッティスターバト・マーテルハ短調10声部と通奏低音が織りなす天上の音楽』何気なく聴き始めた曲でした。今日、本屋で見つけた音楽史関係の本をパラパラと拾い読みしていたのです。スカルラッティという作曲家の名前はよく知っています。バッ…ameblo.jp「アレッサンドロ・スカルラッティ(AlessandroSc
何気なく聴き始めた曲でした。今日、本屋で見つけた音楽史関係の本をパラパラと拾い読みしていたのです。スカルラッティという作曲家の名前はよく知っています。バッハやヘンデルと同時代のイタリアの大作曲家で父親も有名な作曲家だった人。そのスカルラッティ(息子のドメニコの方です。)について書かれていたところに「声楽では10声のスターバト・マーテルが有名」と言う文章があったのです。そう言えば、スカルラッティの作品というとピアノなど鍵盤楽器の作品しか聴いたことがありませんでした。声楽作品も遺しているん
以前アップした記事でエメーケ・バラートの歌うドビュッシー歌曲集をご紹介した際サンドリーヌ・ピオーのドビュッシーをと比べると聴いていてやや疲れるところがあると書きました。個人的にバラートのベストはナタリー・シュトゥッツマン指揮のペルゴレージ《スターバト・マーテル》だとも書きましたが実をいえばピオーも同じ曲を録音しています。それがこちら。(ナクソス・ジャパンNYCX-10129、2020.3.13)原盤レーベルはフランスのAlphaでそ
つい先日、当ブログでイタリアのレーベルからリリースされた2枚組のKathleenFerrier:TheBaroqueRepertoireというCDを取り上げました。Repertoireで日本語のいわゆるレパートリーという意味です。それはともかく自分の知る限り《スターバト・マーテル》の最も古い録音が収録されていると知って購入したわけですけどその際にユニバーサルから日本流通盤が出ていると書きました。本日、思い立ってペルゴレージのCDを整理し
キャスリーン・フェリアーというイギリスのコントラルト歌手がペルゴレージの《スターバト・マーテル》全曲録音で歌っていることを知り以下のディスクをAmazonで購入して聴いてみました。(伊Urania:URN-22.323、2007.5.22)リリース月日はタワーレコード・オンラインに拠りました。原盤はイギリスのデッカ・レコードから1946年から1952年にかけてリリースされたレコードでそれをリマスタリングした2枚組になります。「キャスリーン
ペルゴレージの《スターバト・マーテル》はナポリの貴族による信仰団体〈悲しみの聖母騎士団〉の依頼で作られたものとされています。ペルゴレージに依頼する以前に〈悲しみの聖母騎士団〉によって毎年春の聖金曜日に演奏されていたのがアレッサンドロ・スカルラッティの《スターバト・マーテル》だったというのが、現在のところ定説になっています。ペルゴレージの同曲はスカルラッティの曲と同じ編成なのでスカルラッティの曲を意識して作られたものとも考えられています。ということを知
10日から始まる、秋恒例の「京都の秋音楽祭」。ポスターを見るだけでわくわく。オープンコンサートの席が取れなかったのは、残念。世界の福本茉莉のオルガン、華麗なシモン・ネーリングのピアノは、たのしみ。スターバト・マーテルと千住真理子でしっとりしたら、タケカワユキヒデでうきうきと。京都でお馴染みの、イリーナ・メジューエワと田隅靖子のピアノ聞き比べも、いいかも。植物園の横にもパネルが。フランスの至宝、パスカル・ロジェのプーランクは、値段高めでも行き
スターバト・マーテルの聴き比べ、続きを。今日は主にロマン派作曲家の作品を。まずは、リスト。リストの二作目のオラトリオ『キリスト』(1862-67年)の第3曲が、イエスを生んだ後のマリアの喜びを歌った「StabatMaterspeciosa」となっています。他のスターバト・マーテル、「悲しみの聖母」とは違い、赤子のイエスを見つめる幸せな日々の聖母マリアがテーマです。しかし静かで祈りに満ちた音楽は、マリア信仰の別な一面を見せてくれます。ジェームズ・コンロン指揮ロッテルダム・フ
昨日はルネサンスからバロックあたりまでの作曲家による「スターバト・マーテル」を並べてみました。今日はそれに続いて古典派の作曲家による「スターバト・マーテル」を聴いてみました。まず冒頭に掲載しましたのはハイドンの「スターバト・マーテル」。1767年、ハイドン35歳の時の作品です。ハイドンはこの前年にエステルハージ家の楽団の副楽長から楽長に昇格しています。ハイドンの作品の中では地味な存在だと思いますがこうして聴くとなかなか聴き応えのある音楽です。これはもっと演奏されても良いのでは、
昨日は芸劇でサラダ(SaLaD=SingandListenandDance)音楽祭のメインコンサートを聴きました。大野都響の演奏で、前半はバッハ(マーラー編)《管弦楽組曲》より「序曲」(w/柳原)と「エア」(ダンス付、w/金森、井関)。後半はドヴォ《スタバト》(w/小林、山下、村上、妻屋、新国合唱団)。実演では滅多に聴けない、ドヴォ《スタバト》目当てで聴きに行きました。全10曲中、7曲は合唱が歌います(第2曲は四重唱、第8曲はS&T二重唱、第9曲はA独唱)。
○2023.8.6(日)15:00~東京芸術劇場3階F-○大野和士:東京都響、新国立劇場合唱団(サラダ音楽祭2023)J.S.バッハ(マーラー編):序曲、エア(管弦楽組曲より)ダンス)金森穣、井関佐和子(NoismCompanyNiigata)ドヴォルザーク:スターバト・マーテルop58S)小林厚子、Ms)山下裕賀、T)村上公太、Bs)妻屋秀和(本公演のチラシ)クラシック音楽界では夏枯れと言われる、梅雨明けからお盆過ぎまで