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重大な転換期が訪れた!(待ってました)スザナが亡くなったという記事を読んでキャンディは号泣してしまうんですね。一度読んだだけなのに脳裏に刻まれるほどショックを受けて。単純にキャンディがスザナの死を悼むというよりは、テリィはスザナと幸せに暮らしていると思い込んでいた(無理やり)ので、愛する人を失ったテリィの事が心配で心配でならなかったのかもしれない。テリィはとても悲しんでるだろう、辛いだろう、と思ったからこそ、その心に寄り添ってとても悲しくなったのでは。それでないと
愛している、とは言ってくれなかった。けれど、私を見据えるその目は確かに「愛している」と訴えかけていた。だけど、どうすることもできなかった。私も、彼も……。私と彼は、幼い頃から、十分世間擦れするほどの厳しい現実を泳いできたつもりだった。それでもまだ私たちは若かった。若過ぎて、未熟だった。もっと上手く立ち回れば良かったのか。もっと狡く擦り抜ければ……。薄紙一枚の正しさが私と彼を引き離す。泳ぎたいのに泳げない。水を掻く前に、みるみる水面が凍りつ
こんにちは~昨晩はベットで寝た頭(枕)はアイスノン、首にも巻くアイスノン両脇の下に保冷材更に少し大きめの保冷材を抱えるwwwこれだけやると一瞬涼しくなるこの時に寝れれば最高なんだろうねぇ・・・見て諸事情で今では入手困難な【キャンディ・キャンディ】妹が勤務先の方に借りてくれたの読み始めたら夢中になった確か昔単行本持ってたような記憶があるんだけど・・・友達のだったかな~「なかよし」は買ってたからとりあえず漫画は全部読んではいたしアニメも全部見
テリィとキャンディが再会する前の物語です。本編未読の方には、若干のネタバレになります。11年目のSONNETスピンオフジュリエットとオフィーリア★★★初めての扉を叩く時、少しの高揚感と共に新たな出会いに思いを馳せる。古巣の扉なら、待っているのは温かい言葉か熱い握手か。しかし、いま目の前にある扉はどちらでもない。重い扉を後押ししてくれるのは、愛する人の思い出の笑顔。それがあれば、一歩踏み出せる。それがあるから、一歩踏み出さなくてはいけない―
リブログさせていただきました🙇♀️🙇♀️スザナ・マーロウある時は「す」ある時は「S」もはや、名前を入力さえしてもらえない程テリィファンから残酷な扱いを受ける女性。『大人になってから・・・アルバートの魅力に気付いた』という声はよく聞くのに『大人になった今なら・・スザナの気持ちが分かる』という言葉は・・・・・・ほぼ聞かないお~い、てりぃふぁ~ん📢何度読んでも意
別でやっているブログがあるのだけれど、元々そんなに多くない閲覧の中でなぜか4桁閲覧されている2年前の記事があることに、昨日気がついた(遅)2年前に書いたもので久々に自分で読んでみたらこんなことを考えていたなんてすっかり忘れていてでも、今こそ当たり前だと思っていた観念や習慣、なんなら自分でも気がついてないような思考の癖みたいなものにまず気がつくことってすっごい大事だと思っていたからあらためてそれを思い出せてよかった。自分のためにその記事を再掲!めちゃめちゃ長いので少し切りましたが
インタビューする相手の本音を聞き出すためには、幾つかの「技(わざ)」がある。それを使えばある程度簡単に人の心の中をのぞくことができる。その老練な新聞記者は腹の中でそう考えていた。彼がよく使う手口。ひとつは、相手が潜在的に誉められたいと思っているところを鋭く嗅ぎわけ、上手にそこをくすぐり、おだててこの人間は自分をわかってくれる、自分の味方だと思わせる。するとインタビューされる相手は驚くほど饒舌に語り出す。もうひとつの奥の手は、相手の急所や触れられたくないところをえぐり、わざと本気で怒らせる。
私は死ぬまで自分のことが嫌いだろう。彼女にしてきた数々の嘘や隠匿。彼に課している悔やんでも悔み切れない仕打ちと足枷。最期まで自分を嫌いなまま、私は死んでいくのだろう……一緒に暮らし始めて半年を過ぎても、テリィは私を抱かなかった。理由は知っている。口にしたくもないけれど。それでも辛抱強く待っていれば、いつしか彼を苛んでいた恋慕は淡々しく風化して、懐かしい思い出となって、誰よりも傍にいる私を見つけてくれると思っていた。キャンディではなく、私を。甘かった──
テリィとスザナの関係性をエレノアさんからの手紙で考えるもしも名木田先生から『ファイナルストーリーの質問、すべて答えます』と読者の私たちに問いかけがあったならば、みなさんはなにを質問しますか?【あのひとは誰なのか】ということを質問しますか?私はあのひとが誰なのか、それが知りたいです。ですが、あのひとを明かされない状態が長期になっているせいなのか、あのひとが誰なのかを知るということは、なんだか今さら感があるような気がするのは気のせいでしょうか。それと、あのひとはテリィだと思い込んでい
スザナを亡き者にした理由大変お久しぶりでございます。しばらくブログ更新をしていないにも関わらず、アクセスしていただいたり、新たにフォロワー登録していただいたり…みなさま、ありがとうございます。ブログ更新がなかなかできなかった理由としまして、私の個人的問題が一番なのですが、それも時間の経過でだいぶ落ち着いてきましたので、そろそろブログ更新をと思い記事を書いています。相変わらずの視点ですが、少しお付き合いください。今回のタイトルは【スザナを亡き者にした理由】です。それにしても驚きま
生きていてもしかたがない……あの不幸な事故で、一度は、彼女は奈落の底に突き落とされた。──生きていて!スザナ!けれども。あの言葉で、一転、幸福を攫み取ったのだ、と彼女は確信した。(これで彼は私のもの、永遠に……。私の……テリィ)「こんな中途半端な状態をいつまで続けるつもりなの?スザナ」何十回目かの痺れを切らした母親が刺々しい声で詰問した。「ママ……先生の前よ」母親が場所をわきまえないのはいつものことだった。「関係ありません。大事
こんにちは1年で一番気持ちの良い季節ですね。いかがお過ごしですか?ところで、、私、10年以上前から朝ドラ、、NHKの朝の連続テレビ小説を見ているんです。現在「ちむどんどん」放送中、、、、、、ってか、、それよりも今はまっているのは朝ドラ再放送、NHKBSであさの7時15分から放送している「芋たこなんきん」🍠なんです。作家の田辺聖子さんのお話だそうです。これ、、本放送の時は朝ドラに全く興味が無くて、見ていなかったんです。田辺聖子さんが子供のころの戦前戦中と、作家デビ
スザナの訃報を知ったのは、いつになく底冷えのする朝だった。冷たい手に息を吹きかけながら、いつものように新聞を開いた時である。それは天からの雷(いかずち)のようにキャンディの頭上に落ちてきた。同時に、当然ながら、テリィのことが頭に浮かんだ。あの晩──私とテリィは、墓場まで持っていく秘密を共有した。言葉には出さない、無言の誓約。翌朝、駅で別れた以降の彼の消息を彼女は知らない。どうやって病院へ戻り、どのようにスザナに説明をして、その後二人がどんな暮らしをしてい
11年目のSONNETスピンオフ空白の時最終話★★★劇場に、キャンディが来ていたかどうかは分からない。分からなくて良かったのかもしれないとテリュースは思った。その方が、希望がつながるから――結局、その日は病院に泊まった。ホテルには帰らないで、とスザナに懇願されたからだ。――キャンディと逢い引きするとでも思っているのか。(・・・信用されてないんだろうな・・)イライザをキャンディと勘違いしたことは棚に上げ、テリュースの胸中はいささか複雑だった。今
テリュースとスザナ二人は何を思い暮らしていたのか空白の十年を描いた短編です11年目のSONNETスピンオフ空白の時②※本編未読の方にはネタバレになります。ご注意ください。★★★真夜中近くになって、ドアをノックする音が部屋に響いた。「――スザナ、どうしたんだ?」特に何も思わず、車椅子のスザナを部屋の中へ招き入れる。初めて見るナイトウェアだな、と思うより先に、いくらマイアミだと言っても二月にその薄着はどうなのか、と感じたぐらいで、それが自分
今回のお話は本編1章⑩「ニアミス」の続編です。こちらを復習して入ると、読みやすくなります。※本編未読の方には、ネタバレになりますのでご注意ください。11年目のSONNETスピンオフ空白の時①★★★――ダーリン・・、まだお休みにならないの?そのとき部屋の中から声がした。聞かれたくなかった。俺は返事をせずに、そのまま部屋の中に戻った。「――何を見ていらしたの?」車椅子の車輪が、滑らかな動きで近づいてきた。後
(このまま放したくない……)背後からキャンディを抱くテリィの両腕はいつまでも緩まない。(離れたくない……永遠に)「もう……行くわ、テリィ」キャンディは決意を絞り出した。テリィは重い躰を引き剝がし、「駅まで送る」そう言った。「いいの……。遅くなるとスザナが不安に思うから」「送る!駅まで」「だけどスザナが……」「今は彼女の名を呼ぶな!」テリィは掠れた声で叫んだ。「送らせてくれ……頼む」「テリィ……」キャンディは、やむを得ず頷いた。外は頬
4月24日追記ロミオとジュリエットを演じるテリィ&スザナ絵の公開です。見たくない方はお戻り下さい。テリィリクエストが複数のお客様から以前よりあったので、前向きに描いてみた結果こうなりました。テリィ絵は2年半ぶりです。私はアルバートさんとキャンディとアンソニーのファンなので、他キャラでの妄想絵は、そのキャラのファンさんの愛にはかなわないと思うので、ある時期からあまり描いていません。特にテリィ系は原画の模写ぐらいしかできません。また、ある時から単独テリィは二度と描か
ブロ友さんの記事を読んでいたら思い出したこと。キャンディさんが、スザナを”スザンナ”といっている場面があることを。それは、コミックスの7巻。こちらの”赤キャンディ”といわれるタイプにあります。232頁。スザナの自殺未遂後、別れを決めたキャンディに、テリィが静かに声をかけます。「スザナがきみに会いたがっている…」とたん、泣いていたキャンディは笑顔を作って立ち上がり、テリィに話します。今夜の汽車で帰ること。
みなさま💕もしも?、と今からりんと一緒に妄想をして💕もし、あなたが20代のかわゆい女の子だったとして。時は、クリスマスの4週間前。『LINE‼️』・・・、とスマホのラインが告げる。みると「ショーヘイ・オオタニ」からLINEが‼️そして、ショーヘイのメッセージは言う。「こっち(ロス)にうまいレストランを見つけたんだ。どうしても彼女と過ごしたいからエンジェルスのイベントは欠席するとマドン監督に、すでに断った。クリスマスの夜は、僕と一緒にディナーに行こう。君の飛行機のチケットは、明日あた
手紙は__。『心』を封筒に閉じ込めたものだとスザナは思う。本人には、恥ずかしくて直接言えないような言葉でも、手紙なら言えてしまう。一見そうは見えない『からかい』の言葉にも『気持ち』や『想い』を潜ませることもできる。ふざけた調子の手紙が、愛の手紙だということもある。そして。手紙を書くという、相手が自分のためにかけてくれた時間が、そのまま愛をはかるものさしだとスザナは感じている。その時、その時間、手紙を送る相手のことを思い出しているのだから。テリュースの気持ちがどこにあるのか、どこへ向か
ある日の職場付近の風景。街路樹の冬芽🌿落葉樹は晩秋になると葉を落とし休眠状態で冬を過ごします。春に芽吹き、活動を開始するために準備されたのが冬芽です。冬芽は、葉、花、枝になる芽が小さくまとまったもので、寒さ対策、冬の乾燥から実を守るため、樹種によって多様な進化をとげてきました。一見地味で、どれも同じように見える冬芽ですが、冬芽の構造を知ることで、冬ならではの植物の楽しみ方ができます。(井の頭自然文化園の記事より)寒いけど、植物はとっくに春の準備をしている。どんな
その人ひとりのものの見方その人ひとりのものの見方は、[主観]という単語の意味のことです。キャンディキャンディとは直接関係がないように思えますが、実は全く無関係ではないというお話です。いえ寧ろ、関係大ありのお話だと思います。今回はそんなお話を書きたいと思います。ファイナルストーリーを読み解くうえで、いえファイナルストーリーだけではなくすべての出来事に対して必ずそこにはひとりひとりの主観が働いていることは当然のことだと思います。主観は、客観的に物事をみることではなく『その人ひとりのもの
早朝、少しやつれたテリュースが、それでも柔らかな微笑みをたたえながら、スザナの寝室の窓辺に立った時、彼女はまだ夢の続きをみているのだと思った。彼女の夢の中のテリュースは、いつも幸せそうに微笑んでいて、その微笑みを受け止めると、幸福ではち切れそうな気持ちになる。しかし、夢からさめ、恋しいテリュースの姿を探すとそこには、どこか遠くを見ているように虚ろな眼をした横顔があるだけ。うつし身はここにあっても、心はあの人のいる彼方に飛んでゆく恋人。そんなテリュースだが、スザナが話しかけると、どんな時でも
雪の大晦日、いろいろしている合間、ブログの片付けをしています。その時々に思ったことが、書きかけ途中で残っているのです。日記帳、あります。それはそれ。思いうかぶことをそのスピードで入力する気持ちよさ面白さは、ブログのいいところかなと。その中で、これは記事にしておこうと思うものがありました。それは、「隠された手紙」について。*急に、仕事中に落ちてきました。「隠された手紙」が。このエピで思うこと。冷え切ってしまう感
FINALSTORYでキャンディとテリィのハッピーなその後がわかったから、こんなことを書く必要もないと思うのだけど、ずっと気になっていたことがありましたキャンディとテリィこれ以上ないほどに相思相愛の2人を別れさせなければならないこと、名木田先生、きっと悩まれたのではないかとそれとも、天才はそれほど悩まないのか?最初からキャンディを通りすぎるだけの男子として登場したテリィ。それにしてはあまりにも魅力的にしすぎてしまったし、2人の愛は誰にも止められないほどにトップギアで走り続けていたのです
スザナ・マーロウ。あの頃は、泣きたいほどの怒りを覚えたが、今はスザナの気持ちがわかる気がする。「誰かを心底、愛してしまったら、きれいな気持ちのままではいられない。」この衝撃的なセリフは、小説「キャンディキャンディファイナルストーリー」第三章にある。薄暗い書斎で、たったひとりですごすキャンディが、思い出にふける場面での独白__。三十代になったキャンディが、ひとつひとつの想い出のかけらを手にしながら、胸の奥にひっそりと沈む自分の想いと向きあう瞬間_____。初めて読んだ時は、
※考察は全編にわたり、頻繁に加筆修正しています。考察好きの方は、定期的な再読をお勧めします考察①FinalStoryって?1考察のはじめにテリィ派って?派閥争いFinalStoryって?ファイルの構成時系列のポイント原作者の言葉2補足資料7つのエピソードの正確な文章テリィの手紙キャンディの出さなかった手紙名木田先生のインタビュー記事イタリア版ファイナルのまえがき考察②新旧手紙の
キャンディキャンディの「スザナ」のことを思い出す時に、私が必ずセットみたいに思い出すのが、「はいからさんが通る」の中の「ラリサ」という女性。↓スザナとかな~りキャラがかぶっている女性だと思うの💧私の中では、最終的には、スザナとラリサは、「正反対の女性脇役」になった、と位置づけているのだけど。「はいからさんが通る」の中では、ラリサは、スザナレベルのかなりの嫌われキャラ💧と言うのも。あの人はわたしのものよ。約束してくださる?サーシャには近づかないと。とか言っちゃったり。自分の夫で
★★★8-10宛名はテリュース・グレアム様―雑誌の切り抜きに載っていたテリィの新しい名前。テリュース・G・グランチェスターの“G”がグレアムだったことを初めて知り、確実に届いて欲しいと、慣れないこの名前を戸惑いながら書いたのを覚えている。シカゴの病院に移ったばかりの多忙な日々の中で、手紙を書くのはいつも夜になった。同室のフラニーを気遣い、デスクの弱い光を自分の背中でブロックしても、コホンという迷惑そうな咳払いが聞こえると、慌てて書くのを中断した。アパートの住所を知った後も、巡業中