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こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。ゴールデンウイークはアーユルヴェーダを学び、アーユルヴェーダを楽しむ機会です。■■Dr.パルタップ・チョハン・セミナー★婦人科疾患をアーユルヴェーダで癒す(4/28,4/29)■■本セミナーは会場受講とオンライン受講を併せたハイブリッド講座です。女性は生涯において、かなりの確率で婦人科疾患に悩まされます。子宮筋腫は30歳以上の女性の20-30%にみられます。子宮体がんの罹患は50-60代がピークだと言われています。さら
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。最近、バスティ(アーユルヴェーダの浣腸療法)の話をお伝えしています。バスティには2種類あって、オイルで浣腸するのは腸管から細胞を滋養することが目的、ノンオイルの浣腸は過剰なドーシャや毒素を排出するデトックス目的です。私はインドのジヴァグラムでオイル浣腸を受けてきて、「日本に帰ってからもクリニックでバスティを続けなさい」と言われて、トリファラギーをもたせてくれました。しかし、日本でアーユルヴェーダのバスティ療法をして
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。現代医療の中心は投薬や手術だと思います(私の印象です)。糖尿病や高血圧は食事の改善も加わりますが、一部の病気に限られている印象です。現代医療に慣れ親しんでいる患者さん達は「病気は医者が治してくれるもの」と思っています。だから投薬や手術に頼っています。「病気は自分が治すもの」という概念はあまりありません。それに対して、アーユルヴェーダをはじめとする伝統医学は「病気は自分が治すもの」なのです。アーユルヴ
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。春ですね~今日、我が家がある地域は結構気温が高くなりまして、最高気温は20度まで上昇しました。夕方になっても温度は高く、窓を開けたいのですが、うちの隣が建物の解体作業をしているため、風が強い中で粉塵が飛んでくるので、窓を開けることができません。部屋の中はもわ~としています。風が強くて、もわ~としているのは春の特徴ですね。春は芽吹きの季節です。桜の芽も膨らみ始めています。季節の変化は植物にも動物にも
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。日本の3月はカファ(カパ)が増える季節です。わざわざ「日本の3月」と書いているのは、場所によって季節が異なるからです。南半球だったら季節が違いますね。だから「日本の3月」と書きました。日本の3月は寒さがゆっくりと和らぎ、湿り気が帯びてきます。それに伴って体内のカファが表面に出てきて、外気の湿度と相まってカファ性の不調が現れやすくなります。その代表が花粉症ですね。寒い間はアグニ(消化の火)が強いので
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。人間の生命は、身体、心、感覚器官、アートマ(魂、意識、エネルギー)から成り立っています。先日の記事にも書きましたが、私たちはしばしば感覚器官に支配されます。心(マナス)は感覚器官の親分的な存在であり、感覚器官に対して悪さを指示したりします。人間の生命を構成する上記4つの要素のうち、身体、心(マナス)、アートマを「トリスタンバ」といいます。人間を構成する基本の3本柱ですね。「3」は最も安定する数字です。だか
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。内科医であり漢方医である関隆志先生と、食べ物を科学的に分析・研究している吉田かおるさんとで「アーユルヴェーダ食研究会」を結成しています。名前は仰々しいですが、オンラインでおしゃべりをしています。おしゃべりと言っても、お二人とも学者さんですから、毎回学ぶことばかりです。吉田さんは「2次代謝産物が健康のカギを握る」と言っています。2次代謝とは・・・「生物の体内で酵素や補酵素の作用により物質を合成するときの化
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。2023年は今日で終わり、明日から2024年が明けます。SNSをみますと、不安な感情に溢れています。地球沸騰化(いまや地球温暖化ではありません)、それに伴う自然災害の多発、地域紛争、大規模戦争の不安、日本の沈没化など、ネガティブな情報と不安感に溢れています。多くの人々が不安な感情に押しつぶされていたら、集合意識はネガティブな感情やイマジネーションを実現化してしまいます。ヴェーダ哲学、アーユルヴェーダ、瞑想
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。当校オイルマッサージ専門家養成コースでは、最終日に実際のお客様をお招きしてアビヤンガをご提供します。普段は無機質な(クールな)教室を模様替えして、温かみのある場所に変えます。(ありあわせの布をぶら下げるだけですが。)オイルコースの講師の一人が前夜から発熱し、生徒さん総出で会場設定をしました。卒業試験のアビヤンガを始める前に、お客様には足湯につかっていただき、ヘッドマッサージをします。あるお客様は常日
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。杏林予防医学研究所の山田豊文所長によると、老化を遅れさせるために大切なことは食事ですが、それ以外にも老化を止めるキーポイントがあるそうです。若返りのキーポイントは「音」と「光」にあった!【老化が止まる食事術】https://news.yahoo.co.jp/articles/442affa426b6b09dfd5030d6096dfaae10ba3fd2それは音と光です。体を若々しく保つために必要は必須栄養素があ
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。昨日、インド大使館のアーユルヴェーダイベントにて「アーユルヴェーダは人生の北極星であり道しるべである」という内容のお話をする機会をいただきました。ほんとうにアーユルヴェーダは人生の北極星であり道しるべだと思います。当校ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクールのベーシックコースでは最終日に生徒さんがアーユルヴェーダに関するプレゼンテーションを行います。生徒さん達のプレゼンにはいつも感動します。生徒さんそれぞれの
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。インドやスリランカを含む南アジアや東欧の一部の国では、アーユルヴェーダは医療として認められていますが、ほとんどの国では医療として認められていません。(アフリカはわかりません)アメリカの一部の州では、医療に近いヘルスケアサービスとして扱われていて、一部治療することが認められています。アメリカ国民の多くは公的健康保険に加入していないので、代替医療の需要は高いのです。日本では医療としてのアーユルヴェーダは認められて
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。アーユルヴェーダは、病気治療においても予防においても食事が最も大切だと言っていますが、今年は「食」にフォーカスした年だと改めて思います。今年の日本アーユルヴェーダ学会神戸研究総会のテーマはズバリ「食」でした。直球ど真ん中の「食」ですよ!そして、12月16日-17日に開かれる日本統合医療学会学術大会のテーマも「こころ・からだ・たべもの・くすり」と食べ物が焦点の一つになっています。ドクター・パルタップは1日目
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。昨年、発熱した時、センシンレンが活躍しました。(と思います。医学は科学と違って「もしセンシンレンを摂らなかったらもっとツライ症状になっていただろう、という証明はできないからです」センシンレン(ブーニンバ)パウダー、リコリスパウダー、ジンジャーパウダー、ターメリックパウダーを同量混ぜ、昼食後と夕食後にティースプーン1杯を摂ります。これは発熱した時のホームレメディーです。ドクター・パルタップは私がセンシンレンを持
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。インド・ジヴァグラムのダイニングルームの料理はいままでも美味でしたが、10月に行ってみるとますます美味しくなっていました。毎食が楽しみでした。アーユルヴェーダ料理なのでサトヴィックです。サトヴィックな料理は五葷(ネギ、ニンニク、アサツキ、ラッキョウ、ニラ)を使いません。ベジタリアンであることは言わずもがなですが、インドの食事は乳製品を使うのでビーガンではありません。ジヴァグラムのランチにはデザートもついています。
-----------本号の目次---------------------------・ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダスクール2024年1月-6月期本コース受講生を募集・2024年1月期本コース受講生募集説明会(11/25)・Dr.パルタップ・ウェビナー★病気予防と健康アップのためのアーユルヴェーダ食ルール(12/2,12/9)・SwasthaProgram~アーユルヴェーダと現代ヘルスサイエンスの統合・Jivaマルマ・ハンドトリートメント講座・加藤幸雄先生とアーユルヴェ
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。アーユルヴェーダは「人間は体、心、感覚器官、魂(アートマ)でできている」と説いています。現代の学校教育では、この視点から人間の存在を考える機会はあまりありません。アーユルヴェーダを含むヴェーダ哲学の人間に対する認識には抜かりがありません。人間が病気になるということは、体、心、感覚器官のどこかが不具合になるということです。体が不調になれば心にも影響するし、心が不調になれば体にも影響します。感覚器官の間違っ
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。ある人が「毎朝、朝食後に頭痛がする」と訴えました。お酒をよく飲む方なのですが、お酒を控えても頭痛は治まりません。朝食の内容をよく伺ってみると、チャイとオレンジが大好きで、毎朝、チャイを飲み、オレンジを食べていると言いました。インドのチャイは牛乳をたくさん入れます。牛乳と果物を同時に食べてはならないとアーユルヴェーダは言っています。ましてや、柑橘類のオレンジは酸味が強くあるので牛乳と一緒に食べることは避けなければなり
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。インドのジヴァグラムで行った「アーユルヴェーダ学びのツアー」は楽しく、あっという間の1週間でした。1日3時間のアーユルヴェーダ講座のテーマは「アーユルヴェーダによるハッピーマインドと健康な身体」でした。参加した生徒さん達は、アーユルヴェーダを学び、トリートメントを受け、ショッピングにも出かけ・・・楽しくないはずがありません。それに何といってもうれしいのはジヴァグラムの食事です。アーユルヴェディックなベジタ
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。12月2日と9日に「Dr.パルタップ・ウェビナー★病気予防と健康アップのためのアーユルヴェーダ食ルール」を開催します。詳しくはこちら。Dr.パルタップ・チョハン・ウェビナー★病気予防と健康アップのためのアーユルヴェーダ食ルール(12/2,12/9)|ジヴァ・ジャパンアーユルヴェーダ(jiva-ayurveda.jp)現代の食べ物は玉石混交。質のよい食べ物がある一方で、超加工食品や食品添加物を多く含む食
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。フェイシャルマッサージを経験されたことがある方は同感していただけるかもしれません。フェイシャルマッサージを受けるとたちまち眠くなります。私は寝るのが天才的なので、体を横にしただけで眠くなります。(だから自宅にいても体を横にしません)当校のオイルマッサージ専門家養成コースでもフェイシャルマッサージの練習をするので、時々、練習モデルになることがあります。練習モデルなのでコメントをしなくてはならない。でも
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。先進国の定義はわかりませんが、先進国の中で日本だけがガン罹患数が増えているのだそうです。日本の2019年の新規ガン罹患数は99万人。人口に対する割合は0.0079%くらいです。ちなみにインドの新規ガン罹患数は2020年で130万人。人口比は0.0009%くらいです。インドのガン罹患数は増加していると言われていますが、人口比は日本よりはるかに低いです。ターメリックのおかげなのか、病院に行っていない人が多くて統計に表れ
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。アーユルヴェーダには「ドーシャ」という概念があります。「体を汚染するもの。これ単独で病気の原因になるもの」という意味です。ドーシャの一つに「ヴァータ」があります。ヴァータは風の質をもっています。風ってどんな質?風は動くし(動かない風はない)、冷たいし、乾燥しているし(風が吹いている方が洗濯物は早く乾く)、軽いし、粗い質です。ヴァータは大腸から下と神経系に多く存在しています。神経系中のヴァータが増え
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。アーユルヴェーダは昔から毎日の養生法を提唱しています。養生法をいうと大げさに聞こえるかもしれません。毎日のルーティンと言った方がいいもかもしれません。毎日のルーティンを「ディナチャリヤ」といいます。毎日のルーティンを継続すれば病気にならず、健康を保てると言われています。日の出前90分の間に起床して、歯を磨き、顔を洗い、水を飲んでトイレに行き、ヨガをして、ボディーマッサージをして、瞑想をして、きれいな服を着て、朝食!
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。ジヴァ・アーユルヴェーダ(ジヴァ・ジャパンを含む)と上馬塲和夫先生をはじめとする日本の医師達で活動している「スワスタ・プログラム」は、多様な患者さんをケアしています。最近では「これぞ、まさに統合医療!」と思える事例も出てきました。日本においても将来的にアーユルヴェーダの役割が俄然大きくなる予感がしています。「スワスタ・プログラム」は病気を持っている人のために推進しているので、日本で実行するためには日本の医師の役割が大きい
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。最近、「脳がすべての病気を作り出していた」とか「脳を元気にすればすべての病気は治る」みたいな内容の本が増えています。「偏桃体をゴキゲンにすれば病気は治る」といった内容の本も出版されています。アーユルヴェーダは「脳は心の出先機関」と考えているので、つまりは「心はすべての病気を作り出している」と解釈できるわけです。感染症は脳とは関係ないかもしれませんが、悲観的な人より楽観的な人は症状が軽くて済む可能性はあります。コロナ感染後
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。まだまだ暑い日々が続いています。台風13号が通り過ぎたあと、暑さが戻ってきました。夏はピッタの季節です。ピッタは火・熱の質なので、夏はだれでもピッタが増えます。しかし、8月中はピッタは増えるけれどそれほど悪さをしません。ところが、9月に入るとピッタは増悪してきます。8月中に体内にたまったピッタがドワーッと暴れ出します。夏真っ盛りの8月には食中毒は少ないけれども、9月になると増えるのと同じです。私も8月中
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。アーユルヴェーダはいまから5000年ほど前に神様から授けられたと言われています。そんな太古の昔には国という概念は希薄だったでしょうし、そもそも神様にとっては国の区分なんて無意味ですから、神様はインド人のためだけにアーユルヴェーダを授けたのではなく、すべての人間にために授けたはずだと思います。しかし、時は流れ、人種や文化は多様化していきました。神様から授けられたアーユルヴェーダは何から何まで行き届いていて、「生まれ育
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。当校の「アーユルヴェーダ・ベーシックコース」対面クラスにはランチがついています。いつも小澤一美さんが作ってくれていて、毎回、大満足のアーユルヴェディックランチを楽しんでいます。今月のベーシックランチは夏バージョン。①トウモロコシごはん、②ゴーヤのスパイス炒め、③大根のアチャール、④トマトのはちみつ・ショウガ和え、⑤ひよこ豆粉のラドゥー。ラドゥーは愛嬌の顔型ですよ。一美さんのトウモロコシごはんはいつも絶品です。ギーの
こんにちは。ジヴァ・ジャパン・アーユルヴェーダの文分です。ある女性のストーリーです。彼女の人生は波乱万丈でした。今でも波乱万丈です。人生が波乱万丈の上に、血液の病気になりました。このままだと血液のガン(白血病と異なる)になる可能性があると診断されました。彼女は長年、体調不良でした。冷え、便秘、不眠など小さな不調が重なっていました。やがて彼女はアーユルヴェーダを学ぶことになり、真剣に学び始めました。なにごとにも真剣に臨む彼女は毎日セルフアビヤンガをするようになりました