この項は四年以上も前に書いたっきり放置していたら、いつのまにか平成令和と時代を跨ぐ長期大作となってしまいまして、埴谷雄高の「死霊」も真っ青と言った有様ですが、正直なところ僕は「死霊」は二十年以上前に第一巻を本屋で買って来て、鼻息荒く読み始めたものの一向に理解が進みませんで、ものの十頁も読んだ所で酔っ払って電車の中かなんかに置き忘れて以来、未来永劫読む気が起きないと言うのが偽らざる現状ではありますが、サムライミの「死霊のはらわた」「死霊のはらわた2」そして「キャプテン・スーパーマーケット」の三部作