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読売日本交響楽団第637回定期演奏会をサントリーホールにて。指揮=シルヴァン・カンブルランヴァイオリン=金川真弓マルティヌー:リディツェへの追悼H.296バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番BB117メシアン:キリストの昇天尖った曲目を見て惰性でチケットをポチった演奏会なのだが、結果として実に満足度が高い演奏会だった。読響桂冠指揮者であるシルヴァン・カンブルランは現在75歳。今回も全く老いを感じさせない、フレッシュな音楽を作り出していたのだった。マルテ
読売日本交響楽団第633回定期演奏会をサントリーホールにて。指揮=シルヴァン・カンブルランピアノ=ピエール=ロラン・エマールヤナーチェク:バラード「ヴァイオリン弾きの子供」リゲティ:ピアノ協奏曲〈生誕100年記念〉(ソリスト・アンコール)リゲティ:『ムジカ・リチェルカータ』より第7、8曲ヤナーチェク:序曲「嫉妬」ルトスワフスキ:管弦楽のための協奏曲読響前常任指揮者にして桂冠指揮者のシルヴァン・カンブルラン(1948〜)による東欧音楽を集めたプログラム。リゲティ
土曜日の昼間に行った京都市交響楽団第684回定期演奏会のことを書きます。指揮はシルヴァン・カンブルラン、プログラムは前プロがモーツァルトの交響曲第31番「パリ」、メインプロがブルックナーの交響曲第4番「ロマンチック」でした。カンブルランは読響で長く常任指揮者を務められていたので名前は存じあげていました。しかし、大フィルの定演などで聴く予定だった公演がコロナ禍で中止になったりしたこともあり、なかなか機会がなく、今回が初めて聴けることになりました。出演指揮:シルヴァン・カンブルラン
今週は、久しぶりに昨日・今日とチケ取りがありました。何れも兵庫芸文センターで開催されるコンサートで、毎年恒例のHyogoクリスマス・ジャズ・フェスティバル2公演、プラハ響の来日公演と兵庫芸術文化センター管弦楽団PACの定期演奏会2公演です。①12/8Hyogoクリスマス・ジャズ・フェスティバル2023渡辺貞夫“TOKYODATING”Hyogoクリスマス・ジャズ・フェスティバルのトップバッターはナベサダさんと決まっていますプログラムは未定ですが、久しぶりの日米混合カ
読響常任指揮者のヴァイグレは、現在2期目(1期3年)。任期は2025年3月まで。このまま契約延長がなければ、来シーズンで終了。前任のカンブルランは3期9年でした。ヴァイグレにも、もう1期3年延長して欲しいです。契約延長するなら、年内にも発表がある筈。契約延長しない場合、後任は誰だろう。巷間でいわれる上岡さんなんだろうか。にほんブログ村
2023.7.19(水)19:00~福岡シンフォニーホールにてベートーヴェン:劇音楽「エグモント」Op.84より序曲ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21(ソリストアンコール)チャイコフスキー:「四季」Op.37aより10月「秋の歌」チャイコフスキー:交響曲第4番へ短調Op.36(アンコール)ドヴォルザーク:スラブ舞曲op.72-2ピアノ:マルティン・ガルシア・ガルシア指揮:シルヴァン・カンブルランハンブルク交響
読売日本交響楽団第622回定期演奏会をサントリーホールにて。指揮:シルヴァン・カンブルランヴァイオリン:成田達輝三味線:本條秀慈郎読売日本交響楽団ドビュッシー:遊戯一柳慧:ヴァイオリンと三味線のための二重協奏曲[世界初演]一柳慧:FarewelltotheSummerLight(ヴァイオリン・三味線・アンコール)ドビュッシー:『管弦楽のための映像』より「イベリア」ヴァレーズ:アルカナ読響前常任指揮者シルヴァン・カンブルランが来日。全3公演を指揮するが、
読響の定期会員は上期で終わり。10月からは1回券で聴きます。ということで、先日発売された10~12月公演から、2公演取りました。取ったのは、10/19カンブルランの名曲と12/12ヴァイグレの定期。2018-2019シーズンを最後に、読響常任指揮者を退任したカンブルラン。退任後初共演となる今回は、10月の定期、名曲、土日マチネーに登壇。全部聴いても良いけど、キリが無いので、10/19名曲だけ。曲目は、バル《舞踏組曲》、ビゼー1、ダルバヴィ《ファンタジ
今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。好きな指揮者、シルヴァン・カンブルランの新しい演奏動画がアップされた。動画はこちら。2021年4月2日シュトゥットガルトRichardWagner:PARSIFALMusikalischeLeitung:SylvainCambreling•Regie:CalixtoBieito•SzenischeLeitungderWiederaufnahme:ValentinSchwarz•Bühne
今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。好きな指揮者、シルヴァン・カンブルランの新しい演奏動画がアップされた。動画はこちら。ライスハレ(ハンブルク)ハンブルク交響楽団(指揮:シルヴァン・カンブルラン、ピアノ:マルタ・アルゲリッチ)ラヴェル:クープランの墓(1:50-)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調op.93第1楽章(24:15-)第2楽章(33:23-)第3楽章(37:40-)第4楽章(42:52-)ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
今回は演奏会の感想でなく、別の話題を。リブログ元の記事で取り上げた、カンブルラン&読響によるマーラー交響曲第9番。あの感動的なコンサートが、なんとCD化された。詳細は以下の通り。カンブルラン&読響の円熟期、渾身のマーラー9番!2010年から2019年3月まで読響の常任指揮者を務め、オーケストラと良好な関係を築き上げてきた名匠カンブルラン。両者の圧倒的な到達点として記憶すべき至高のマラ9が嬉しいCD化。カンブルランの指揮にはありったけの表現が込められ、オー
4月に入りました大好きな桜の季節そして、またひとつ歳をとってしまう季節・・・しかも厄年突入でございます。近々厄払いにいかなければさて、3月末の日曜日は年間購入している読売日本交響楽団の演奏会へ。ちまたでは「3月でミッキーさんのお顔が変わる」という話題で持ち切り(もう変わってしまいましたね)ですが、変わるのはミッキーのお顔だけではありません!読響の常任指揮者であるシルヴァン・カンブルランさんもこの3月で退任なのです。9年間常任指揮者をしていたカンブルランさん。6年前から、読響のコ
日中は結構暖かくなるのに、どうも朝晩の冷え込みが厳しい。どんどん春が勢力を増す中で、冬が最後の悪あがきをしているのかもしれませんなあ。昔、書いた寸劇のシナリオを思い出すところです(と、ご記憶の方はわずかでしょうけれど…)東京も都心では桜が咲いたと聞きますのに、住まっております多摩の方ではどうもちらほら。ですので、ちと都心の北の丸公園にでも通りすがってみるかと出向いてみましたら、やっぱりまだまだむらのある咲き具合のようですなあ。と、ここはかつての千代田城(江戸城)田安門のところですので
カンブルランさん、9年間の読響常任としての最後のコンサート。3月24日@東京芸術劇場ベルリオーズ:ベアトリスとベネディクト序曲ベートーヴェン:ピアノ協奏曲3番ベルリオーズ:幻想交響曲1曲めも2曲めもよかったけど、ラストの幻想交響曲が素晴らしかった。1楽章も4楽章もリピートありでたっぷり聴かせてくれたし、ティンパニとバスドラの4人の迫力と一体感が見事だったし、カンブルランさんカッコよく踊ってたし。でも今日の白眉は、最後のカーテンコールでの送別サプライズ。オケがいきなり
読売日響日曜マチネーシリーズ指揮:シルヴァン・カンブルランピアノ:ピエール=ロラン・エマール♪ベルリオーズ/歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲♪ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番♪ベルリオーズ/幻想交響曲2010年から9年に及ぶ常任指揮者としての最後の公演ということで、広い芸劇も満席の盛況ぶり。「幻想交響曲のあとのカーテンコール時は写真撮影OK」も出るお祭りぶり。幻想のあと、万雷の拍手の中、オケから「天国と地獄」序曲の後半部分が始まる。男女2人ずつ(誰か分か
楽しみに聴いてきたシルヴァン・カンブルランさんの常任指揮者としての最後のコンサートのシリーズ。今日は4本目、ラストのベルリオーズのコンサートを聴きに行きました。読売日本交響楽団第215回日曜マチネーシリーズ(東京芸術劇場コンサートホール)指揮:シルヴァン・カンブルランピアノ:ピエール=ロラン・エマールベルリオーズ/歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲ベートーベン/ピアノ協奏曲第3番ハ短調ベルリオーズ/幻想交響曲(参考)2019.3.7シルヴァン・カンブル
(3月24日、東京芸術劇場コンサートホール)今日はカンブルランの9年にわたる読響常任指揮者としての最後の演奏会。ベルリオーズ《幻想交響曲》が素晴らしい高揚感で終り、盛大な拍手の中、何度もカンブルランがステージに呼び戻される。最後は楽員が足踏みで迎えた。カンブルランが指揮台に上がるとアンコールのオッフェンバック《天国と地獄》序曲「フレンチカンカン」が始まった。読響の楽員5人が、チアガールが手に持つ飾り「ポンポン」を持って登場、聴衆から手拍子も起こる。カンブルランにもタスキがかけられ、
今日の読売日本交響楽団のコンサートは、カンブルランの常任指揮者としての最後の公演に当たるため、集大成にふさわしい素晴らしい演奏を期待して聴いていました。一曲目のベルリオーズの「ベアトリクスとベネディクト」序曲は、楽器が少なくなるとサウンドのブレンドがイマイチだったり、音の出だしが合わなかったりといったアラが目立ってしまう演奏でした。二曲目のベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番は、ソリストのピエール=ロラン・エマールに合わせたかのような明晰な演奏。ただ、ピアノはクリアさだけではなく、まる
この3月はシルヴァン・カンブルランさんの常任指揮者として最後の客演による、読売日本交響楽団の素晴らしいコンサートが続いていますが、今日はアンサンブル・シリーズの特別演奏会、オール現代音楽のコンサートです!読響アンサンブル・シリーズ特別演奏会カンブルラン指揮「果てなき音楽の旅」(紀尾井ホール)指揮:シルヴァン・カンブルランピアノ:ピエール=ロラン・エマールヴァレーズ/オクタンドルメシアン/7つの俳諧シェルシ/4つの小品グリゼー/<音響空間>から”パルシエル”
指揮=シルヴァン・カンブルラン管弦楽:読売日本交響楽団テノール=ロバート・ディーン・スミス(ヴァルデマル)ソプラノ=レイチェル・ニコルズ(トーヴェ)メゾ・ソプラノ=クラウディア・マーンケ(森鳩)テノール=ユルゲン・ザッヒャー(道化師クラウス)バリトン=ディートリヒ・ヘンシェル(農夫・語り)合唱=新国立劇場合唱団(合唱指揮=三澤洋史)カンブルランの読響常任指揮者の任期最後の公演シリーズの2回目はシェーンベルクの大作「グレの歌」。今年は大野和士都響、ジョナサン・ノット東響も演
読売日響定期演奏会指揮:シルヴァン・カンブルラントーヴェ:レイチェル・ニコルズ(ソプラノ)森鳩:クラウディア・マーンケ(メゾソプラノ)ヴァルデマル王:ロバート・ディーン・スミス(テノール)道化師クラウス:ユルゲン・ザッヒャー(テノール)農夫・語り=ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)合唱=新国立劇場合唱団(合唱指揮=三澤洋史)♪シェーンベルク:グレの歌9年に及ぶ読響、常任指揮者カンブルラン、最後の月。大作、グレの歌。これをナマで聴くのは初めて。(それが今年3通りも聴ける!
素晴らしい名演だった先週のドビュッシー/海。シルヴァン・カンブルランさんが読響の常任指揮者として最後となる定期演奏会を聴きに行きました。読売日本交響楽団第586回定期演奏会(サントリーホール)指揮:シルヴァン・カンブルランヴァルデマル:ロバート・ディーン・スミストーヴェ:レイチェル・ニコルズ森鳩:クラウディア・マーンケ農夫・語り:ディートリヒ・ヘンシェル道化師クラウス:ユルゲン・ザッヒャー合唱:新国立劇場合唱団シェーンベルク/グレの歌この日は
横浜みなとみらいホールで読売日本交響楽団の演奏会を聴いてきたのですね。9年にわたって常任指揮者を務めてきたシルヴァン・カンブルランにとって最後の公演月。良い意味でいろいろとやらかしてきたカンブルランですけれど、ここではオール・フレンチ・プログラムを組んできたのでありますよ。前半がイベールの2曲、後半がドビュッシーの2曲ですけれど、港町・横浜を意識してのことか、始まりはイベールの「寄港地」で、締めくくりはドビュッシーの交響詩「海」という具合。みなとみらいホールはステージ正面、パイプオ
2010年から9年にわたり読響常任指揮者として名演を聴かせてくれたシルヴァン・カンブルランが3月24日の東京芸術劇場でのベルリオーズ「幻想交響曲」を最後に退任する。カンブルランが読響の演奏水準をそれまで以上に高め、レパートリーを拡大しながら聴衆の支持と信頼を得たことが最も大きな功績のひとつではないだろうか。やるべきことはすべてやったという充実感を感じるタイミングでの退任は爽やかだ。最も記憶に残るカンブルランの指揮は2015年9月6日のワーグナー「トリスタンとイゾルデ」と2017年1
名指揮者シルヴァン・カンブルランさんの読響の常任指揮者としての最後のコンサートのシリーズが始まりました。今日はイベールにドビュッシー、フランス・プロです!読売日本交響楽団第620回名曲シリーズ(サントリーホール)指揮:シルヴァン・カンブルランフルート:サラ・ルヴィオンイベール/寄港地イベール/フルート協奏曲ドビュッシー(ツェンダー編)/前奏曲集(日本初演)ドビュッシー/交響詩「海」私がシルヴァン・カンブルランさんと読響のコンビで真っ先に思い出すのは、
一昨年の夏から秋にかけて、どっぷり関わっていたメシアン作曲『アッシジの聖フランチェスコ』の全曲日本初演。その歴史的名演がCDになっています。ずいぶん前に販売となっていたのですが、私たちの手元に届いたのはごく最近!私は昨日&今日と新国合唱団でのお仕事だったので、やっと受け取ることができましたあ!私の名前ものってる〜うれしいなぁ。なにしろ長い曲なので、全曲じっくり聴くには時間と心の余裕が必要。少しずつ楽しみたいと思います。【送料無料】Messiaenメシアン/『アッシジの聖
20世紀フランスの作曲家オリヴィエ・メシアンに関する今年最大の話題は、多くの学習者やファンが待ち望んでいた、国内では絶版になって久しい著作『わが音楽語法』が、64年ぶりに新訳で刊行されたことでしょう。原著は1944年に、まだ36歳(!)だったメシアンが、自身の音楽技法について、自作の譜例を用いながら詳細に語った著作「TechniquedemonLangageMusical」で、多くの後進たちが作曲技法のバイブルのひとつとして参考にしてきた名著です。日本では1954年に作曲家の平尾貴四
読売日響、みなとみらいホリデー名曲シリーズ。定期演奏会からの振り替えで出かける。このシリーズ、ブルックナーとはおよそ無縁な客層で、環境的には厳しかったけど、渾身の名演奏となりました。指揮:シルヴァン・カンブルランピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ♪モーツァルト「後宮からの誘拐」序曲♪モーツァルト/ピアノ協奏曲第24番♪ブルックナー/交響曲第4番「ロマンチック」(コーストヴェット校訂版)最初の序曲は軽く腕鳴らし。トライアングルの響きを止めずに叩くものだから、キンキンとし
(9月16日、東京芸術劇場コンサートホール)2010年に読響の常任指揮者に就任、フランス音楽や現代曲を積極的に取り上げ、ドイツ音楽を得意としてきた読響に新しい風を吹き込んだカンブルランも来年3月で読響を去る。この日はオール・チャイコフスキー・プログラム。メインのチャイコフスキー「交響曲第4番」は、予想していた明るく色彩感豊かで開放的という演奏とは一味違うもので、正直驚いた。一言で言えば絶対音楽的で、交響作品としての構造を余すところなく明らかにする演奏だった。第1楽章はテンポを遅めに
読売日本交響楽団の演奏会を池袋の東京芸術劇場で聴いてきたのですね。来年3月に常任指揮者の任期切れが迫るシルヴァン・カンブルランが振るオール・チャイコフスキー・プログラムなのでありました。幻想序曲「テンペスト」、ロココ風の主題による変奏曲、そして交響曲第4番と並べるのは華が無いようで実は…といった、ある種、カンブルランらしいプログラミングでもありましょうか。ロココでは出番の無い金管がいつになく腕まくりで臨める演奏会ではなかったかと。取り分け交響曲第4番は爆裂系ですものね。この曲を初め