2月11日(火・祝)は、インバル指揮都響のショスタコ交響曲第13番「バビ・ヤール」(東京文化会館、S席8500円)もあり迷ったが、ショルティ指揮シカゴ響で予習しているうちにもういいやという感じになってしまい、当初の予定通り田部井剛指揮ザッツ管弦楽団(トリフォニーホール、全席1000円)の方に出掛けた。前半がラフマニノフのピアノ協奏曲3番とはいい度胸だなと思っていたが、ピアニスト槙和馬は破綻なく弾けてはいたが、冒頭からどうにも繊細で感傷的なムードがなくて好みの演奏ではなかった。ホロヴィッツやアルゲ