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先日記した通り(展覧会情報ポーラ銀座、シャネル、バウハウス、スパイラル今月は力作揃い)、銀座シャネルでマグナムフォトの受賞歴がある若手のカメラマンによる展覧会=AMythofTwoSouls:二つの魂の神話ヴァサンタヨガナンタン写真展が始まりました。(~9月29日日曜日)ただこの写真展、現代インドの風景をインドの叙事詩「ラーマーヤナ」とリンクさせて展開しているので、事前にいくつか押さえてから見たほうがわかりやすいなぁ、と思います。むろん、ざっくり見て個々の写真
いつもは銀座マロニエ通りから入館するCHANELNEXUSHALLですが、今回の写真展は中央通りの入り口を使って、CHANELブティックを通り抜けての入館になります。安物スーツなのでハズカシイ('◇')ゞヴァサンタ・ヨガナンは1985年生まれ、まだ34歳の若手写真家です。父親はスリランカ出身、母親はフランス人とのことですが、今回の写真展は『AMythofTwoSouls二つの魂の神話』というタイトルで、古代インドの大長編叙事詩『ラーマーヤナ』の物語をイメージした作品たちで
◆シャネルで春画展がスタートさて、話はガラリと変わって、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで和と仏の春画対決企画が始まりました。春画は、以前永青文庫で大々的な展覧会がありましたけど、パスした私。以前美術館の浮世絵展で参考展示として数枚だけ春画が置かれたコーナーがあり、数枚でもなんだかグロすぎてもう結構、という状態。近年評価の声が相次いでいますが、研究者の歴史的価値を論じるのとはわけがちがうので、しろうと鑑賞者としてはっきり述べさせていただくと、私は、春画
久しぶりのお薦めアート。アントニ・タウレ「INSULALUX光の島」展を観てきました。風景写真の上に絵を重ねたミクストメディア作品。1枚1枚、間近でじっくり観るとその技法がよくわかります。ほぼ無人の作品ばかりですが、静かで落ち着いた感じが良かったです。今週14日までなので、お近くの際はぜひ。◾︎◾︎◾︎CHANELNEXUSHALL◾︎◾︎◾︎アントニ・タウレ「INSULALUX光の島」展
先日、美術館マニアの友人と一緒に、シャネル・ネクサス・ホールで展覧されている写真展を見に行きました!今まで知らなかったのですが、シャネルビルでは無料の写真展を時々開催しているんですねー。ハイブランドとは縁のないビンボー人のAKIKO、ドキドキしながらシャネルビルの玄関をくぐりましたが、特に「貧乏人はお帰り」という冷たいまなざしを向けられることもなく、普通に展示会場まで行くことができました(当たり前だ!)今回展示されていたのはフランク・フォーヴァットの写真です。フランク・フ
★★★★★☆☆☆☆☆生きるということの、明るい哀しさ。死を茶化してしまいたい写真家の心。身近な空が遠くに広くて、泣きそうになる。宗教博物館の設立を夢見たエミール・ギメの美術館に、氏の作品が所蔵されていると思えば、奥深さが増す。
★★★☆☆☆☆☆☆☆ピーター・マリーノのコレクション。20代の頃惹かれたメープルソープの花。今は、肉感的で腐臭のする荒木経惟氏の花を好む。男色の作品群が最も活き活きしている。クローズアップされた性器を、神妙な面持ちで眺める男女に苦笑。
2017年06月22日(木)-07月23日(日)12:00-20:00入場無料CHANELNEXUSHALL〒104-0061東京都中央区銀座3-5-3シャネル銀座ビルディング4階東京メトロ銀座駅A13出口から徒歩1分東京メトロ銀座一丁目駅8番出口からすぐINTRODUCTIONアタシはもう、棺桶に片足を突っ込んでるの。あの世で自分が撮る写真はどのようなものになるのか、探ろうとしているわけなの。シャネル・ネクサス・ホールは、2017年度の展覧会プログラム第
シャネル銀座にて、現在開催中の写真展-MementoMori-RobertMapplethorpePhotographsfromthePeterMarinoCollectionシャネル銀座ビルディングの設計も手掛けている建築家”ピーター・マリーノ”のプライベートコレクションによる「ロバート・メイプルソープ展」です昔から、メイプルソープが好きで、写真展に出掛けたこともあるのだけれど、近頃は、中々展覧
★★★★★★☆☆☆☆marvelous。羊皮紙を模した紙へのシルクスクリーンプリント。ヴェルサイユ宮殿の過ぎ去りし栄華を表すかのように、粗いドットで仕上げる。どこまでも深い黒色に、ラメが混じっているのか、煌めく振る舞いが甘美。カタログでは味わえない至福。無造作に壁へ釘打ちしてしまう展示方法も、堪らなくcool。美意識の高さによろめく。
カール・ラガーフェルド写真展「太陽の宮殿ヴェルサイユの光と影」場所シャネル・ネクサス・ホール期間H29/1/18~2/26参照元:VOGUEJAPAN
またまた。当選して(笑)CHANELPygmalionDaysに行ってきました今回は。。ヴァイオリンとピアノ毎回。素敵な音色と、演奏者の表現にうっとりです。。gre
★★★★★★★☆☆☆東日本大震災の巨大津波がもたらした甚大な被害の在り様を、多くの人は幾度となく繰り返される映像を通して知っている。現地に足を踏み入れれば、その爪痕の深さに言葉を失い、失われたものの大きさと取り戻すための果てしなさに眩暈する。一方で多くの人は、阪神淡路大震災のその後を知っているから、遅々として進まない復興も、少なくとも表面上はきっと、いつかは目途が立つであろうと考える。物理的な破壊は、つくり直せば良い、と。だが、人が足を踏み入れることの許されない場所、についてはどうか。福島第一