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「旅と日々」を観てきました。つげ義春の漫画「海辺の叙景」を原作に李(シム・ウンギョン)が脚本を描いた映画を大学で上映。学生からの質問に自分には才能がないことに気づかされたと答える李。夏の海とはうって変わって、亡き恩師(佐野史郎)の形見のカメラを片手に冬の北国に。温泉宿が満室で山奥の一軒宿へ。宿主(堤真一)との言葉のやり取り、夜中の外出。静かに降る雪、冷たい空気。大きな出来事は何も起こらないのに「旅」を感じる作品。三宅唱監督。
SFモノはちょっと苦手だったりします。考証があまりされてなく、下手をすると子供だましのように感じてしまうことがまあまああるので。ですが作品によっては、例えば1978年の「スターウォーズ」のように、未来部分(の表現)で我に返ってしまうことなく物語に没入でき、ドラマに入り込めることもあります。主人公が・・・主役にしては普通の女の子っぽい・・・ただ英語はネイティブか、てほどきれい。日本語を少したどたどしくしてるのは超演技か?と思ってずっと見てたの
放送100年特集ドラマ『火星の女王』第1話2125年。人類が火星に入植して40年。火星生まれのリリ(スリ・リン)は、火星を統治する組織ISDAの地球帰還計画に参加し、母タキマ(宮沢りえ)や恋人アオト(菅田将暉)が住む地球に移住しようとしていた。しかし帰還便に乗る直前にリリは突然拉致されてしまう。一方、22年前に謎の物体が地球で引き起こした超常現象を研究するカワナベ(吉岡秀隆)は、火星にも同じ物体があると信じ各地を探索していた。キャストスリ・リンリリ-E1102音楽好きの22
10日に公開された『TravelandDays』でスクリーンカムバック。「演技への不安、この作品で喚起」2003年に子役としてデビューし、一般に愛される俳優としての地位を確立しました。女優シム・ウンギョンを思い浮かべると、多くの作品が思い浮かびます。そのため、彼女は各作品で力強い演技を見せ、観客の記憶に深く刻まれています。彼女は子役としてキャリアをスタートさせ、確かな演技力と個性を武器に俳優としての地位を確立しました。シム・ウンギョンは日本で好評を博した映画『トラベル
日本映画『トラベル・アンド・デイズ』の公開を控えている女優シム・ウンギョンが、劇場で電車の運転士に変身した。シム・ウンギョンは、三宅唱監督の映画『旅と日々』の公開に先立ち、特別な劇場イベントを企画しました。これは、映画『トラベル・アンド・デイズ』駅の目的地を列車の機関士として観客に紹介するアナウンスです。これはシム・ウンギョンの「観客にとって予想外の雪の国への旅にしたい」と「旅人である観客を旅先へ導くエンジニアのように感じる」という願望から始まりました。このプロモーシ
映画「旅と日々」を鑑賞。札幌シアターキノにて。監督・脚本/三宅唱、原作・つげ義春、出演/シム・ウンギョン・堤真一💙従兄弟の通夜に参列後、腰を痛めたが快復、結局土曜日までboys宅に滞在し、仕事が休みのパパにシアター・キノに送ってもらい映画鑑賞。💙つげ義春の原作をそのように映像化するのかという興味と監督・脚本の三宅唱(1984年生まれ)が、札幌出身ということで、ぜひ観たかった。旭川では上映なし。ロカルノ国際映画祭でグランプリの金豹賞をとったというし。
すべての旅は、逃避行である。つげ義春氏なら、そう言うはずだ(と私は勝手に思いこんでいる)。それは単なる漠然とした日常からの、かりそめの脱出という意味ではない。思いつめていたり、高ぶったりしていながら、忌むべき、なにものかから、全力で逃走しているのである(念のため、「全力で」は「願望として」という意味なので、客観的には、とても切羽つまっているようには見えていないことが少なくない)。だから、旅から帰る場所はない、そのつもりもない、と覚悟していなければならない(これも「願望として
鑑賞した日にちも劇場も異なりますが、いずれも11月に鑑賞した日本映画の注目作2本です。1本目の映画『旅と日々』は、『夜明けのすべて』『ケイコ目を澄ませて』の三宅唱が監督・脚本を手掛け、つげ義春の短編漫画「海辺の叙景」と「ほんやら洞のべんさん」をベースに撮り上げたドラマ。伏見ミリオン座(シニア会員1,200円)。2本目の映画『平場の月』は、大人の男女の心の機微を繊細に描き、第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの同名小説を、堺雅人と井川遥の共演で映像化した作品。監督は『花束みたいな恋をし
MIYAVI、シム・ウンギョンと共演!意外な組み合わせに反響「すべての機会に感謝」2025/12/0218:56こちら、MIYAVI、シム・ウンギョンと共演!意外な組み合わせに反響「すべての機会に感謝」-KstyleMIYAVIがシム・ウンギョンとのツーショットを公開した。彼は昨日(1日)、自身のInstagramに「もう12月だなんて信じられない。音楽を作り、人々と出会い、私たちを一つにしてくれるすべての瞬間…-韓流・韓国芸能ニュースはKstyleshare.googleか
映画「旅と日々」を見た良い映画だった映画を見て幸せな気持ちになったのは久しぶり見てよかったと心から思えた物語は静かに始まり静かに終わったまだまだ見てられると思いもっと見たいとも思った何を期待して?なんだろう?この映画では何も起こらないいやいくつかのことが起こるけど大騒動に発展はしない静かに収束してゆくその過程が良いのかもしれない映像も良い海の鮮やかで怖いくらいの青それが雨降る海の場面で色を失いその後ガラッと変わった雪国では白黒?かと思うほど陰影
『旅と日々』(2025年日本)昨日の二本目。三宅唱監督の最新作。公開からだいぶ経ってしまったけど映画館で観られて良かったSTORY強い日差しが照りつける夏の海。海岸でぼんやりと過ごしていた夏男はどこか陰のある女・渚に出会う。何を語るでもなく、なんとなく島を散策する二人。翌日、浜辺で顔を合わせた二人は、台風が近づくなか雨に打たれながら、波打つ海で泳ぐのだった......。海で出会った二人の姿が、大学の講義室のスクリーンに映し出されている。つげ義春の漫画「海辺の叙景」を原作に脚本家
『旅と日々』(富山県内上映終了)公式サイト:https://www.bitters.co.jp/tabitohibi/『ケイコ目を澄ませて』『夜明けのすべて』の三宅唱監督・脚本作品。予告編も面白そうだったし、河合優実さんも出演しているしで、楽しみにしていましたが、富山での上映最終日ギリギリで間に合いました。前2作に比べると、正直、すごく面白かったという感じでもないのですが、変な言い方をするなら、むしろそれが心地良かったというか、こういう、淡々と静かに時間が流れていくような映
シム・ウンギョンと三宅翔監督主演の『マリ・クレール』の写真が公開されました。26日、ファッション雑誌『マリー・クレール』は二人の写真撮影とインタビューを公開し、作品についてより深い物語を伝えました。インタビューでシム・ウンギョンは、「監督に感銘を受けたのは彼の作り方でした。スタッフと俳優を『みんなで一緒に映画を作る』という認識のもと、監督の独特な統合の仕方に感銘を受けました」と語りました。三宅翔監督は映画の出発点について、「夏と冬の対照的な季節を一つの作
監督・脚本:三宅唱。つげ義春の短編作品『海辺の叙景』『ほんやら洞のべんさん』を原作とする。夏の海辺。青年の夏男は、台風が近づく静かな浜で、影を帯びた雰囲気の女性・渚と出会う。ある日、大雨が降りしきる中で二人は海へと入っていく……という物語を書いた脚本家の李は、その作品が大学で上映された際に学生からの厳しい言葉を浴び、創作への自信を深く揺るがされる。ちょうどその折、かつての教授の死を知らされ、形見としてフィルムカメラを託される。創作の行き詰まりと教授の死を抱えきれなくなった李は、思
「旅と日々」(2025)つげ義春原作漫画の映画化作品をグランドシネマサンシャイン池袋で観ました。監督・脚本は三宅唱。予告編はコチラ。ある夏の日。数名の観光客がいる伊豆の砂浜で悩んでそうな男(高田万作)が佇んでいます。しばらくすると、けだるい表情をした女(河合優美)が近くにやって来ます。母の実家だからと訪れた男も、なんとなくこの地に訪れたという女も、お互いにちょっと人生に疲れたところがあって、その辺をぶらぶらと散策しながら漠然とした会話を交わします。翌日もまた浜辺で出会った2
旅と日々(2025日本)監督/脚本:三宅唱原作:つげ義春企画:中沢敏明製作:崔相基、厨子健介、古賀俊輔、小林敏之撮影:月永雄太美術:布部雅人編集:大川景子音楽:Hi'Spec出演:シム・ウンギョン、河合優実、髙田万作、斉藤陽一郎、松浦慎一郎、足立智充、梅舟惟永、佐野史郎、堤真一①原作に忠実なのに、現代の映画韓国出身の脚本家・李(シム・ウンギョン)が脚本を書いている。その物語の中で、夏男(高田万作)と渚(河合優実)は海辺で出会う。つげ義春の漫画『海辺の叙景』を原作にした
映画「旅と日々」2025三宅唱監督(MOVIX)★★★つげ義春原作、という事もあるのかボヤ〜っと、静かな時間が流れる。退屈かと思いきや、堤真一の登場で一気に面白くなりシム・ウンギョンの良さもパワーアップ。人に薦めにくいが良い時間をくれた作品。
不思議な雰囲気の作品でした。明るくはないけれど、ちょっとユーモアのある、ゆるくて味わい深い作品です。けっこう私好み。原作はつげ義春とのこと(未読)まずは、雪の中のシーンがザ・東北(日本海側)で既視感があり、「どこ?」と思ったら山形県庄内地方らしく。行ったことないのに懐かしいような気持ちになりました。シム・ウンギョンさん、すっかり日本映画でおなじみですね。主人公の彼女の、真面目で不器用そうな感じがすごく良かった。堤真一さんはどちらかと言えば関西弁のイメージだと思うのだけれどここ
監督は「ケイコ目を澄ませて」の三宅唱で、つげ義春の「海辺の叙景」と「ほんやら洞のべんさん」の二つのs作品をつなぎ合わせた映画だ。三宅唱は「ケイコ目を澄ませて」で高い評価を受けていたので、「夜明けのすべて」も期待して観に行ったが正直期待外れだった。そしてこの作品は、ハッキリ言ってかなりの大外し作品だった。少女(河合優実)が仲間たちと海を訪れていた。しかし少女は仲間と離れて一人で行動し、浜辺で少年(髙田万作)と出会う。少年は浜辺に座っていたが、隣に外国人の海水浴客がきたため居心地が
つげ義春さんの漫画は、他とは違う味わいがあってファンも多い。これまで映画化も、何度もされてきた。竹中直人監督の「無能の人」や山下敦弘監督の「リアリズムの宿」は、傑作と言っていいでしょう。他に「ねじ式」や「ゲンセンカン主人」、近年でもかなり攻めてた「雨の中の慾情」があった。つげ義春さんの漫画を撮るということは、現代に抗うということ。旅や夢、静謐、決して派手な展開にはならず、淡々と日常の可笑しさを描く。「旅と日々」は、「海辺の叙景」と「ほんやら洞のべんさん」を映画化したもの。「ほんや
旅と日々つげ義春のコミック「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作にしたドラマです。旅先である宿に泊まった脚本家が、宿主の男性との出会いをきっかけに人生を見つめ直す。「静」の映画です。何もかもが。だから、つい眠たくなりました。まぁ、完全に寝不足だったせいでもあるのですが。でも、見ていて、引き込まれるところもあります。田舎の自然。雄大な景色。それだけで何だか心が癒されます。いかに日頃、汚れまくっているかということですかね。そんな中
第78回ロカルノ国際映画祭でグランプリを受賞した三宅唱監督の「旅と日々」を観ました。原作はつげ義春さんの短編漫画「海辺の叙景」と「ほんやら洞のべんさん」。つげさんの漫画は大好きで、僕の書棚には30年ほど前に購入した「つげ義春全集」全巻が並んでおり、時折取り出してはパラパラと読んでいます。つげさんの作品はほとんどが短編作品です。初期の貸本漫画家時代の作品には、漫画の起承転結のルールに則った娯楽作品が見られますが、1960年代後半からは、シュールだったり、抒情的な作品が多くなっ
旅と日々2025年作品/日本/89分監督:三宅唱出演:シム・ウンギョン、堤真一2025年11月15日(土)、テアトル新宿で、10時00分の回を鑑賞しました。強い日差しが注ぎ込む夏の海。ビーチが似合わない男が、陰のある女に出会い、ただ時を過ごす――。脚本家の李は行き詰まりを感じ、旅に出る。冬、李は雪の重みで今にも落ちてしまいそうなおんぼろ宿でものぐさな宿主、べん造と出会う。暖房もなく、布団も自分で敷く始末。ある夜、べん造は李を夜の雪の原へと連れ出すのだった(以上、公式サイトからの引用
この映画、山形国際ムービーフェスティバルで鑑賞しました。ムービーオン山形の一番大きなスクリーンです。映画祭ならではといった感じだったのですが、料金が少しかかり過ぎました。(映画祭の3日間共通券が5000円。そしてこの映画に関しては別料金。5000円のチケットを買ってる人は900円で見られるという大サービス。って、全部で5900円かかってるじゃん。ま、他にも見てるんだから仕方ないか…)ということで、映画「旅と日々」でございます!三宅唱監督の最新作となれば、見ないわけにはいかない。そして、主
マンネリ化した日常からの逃避という目的で、旅に出たいと思う事しばしばな私…学生たちを対象に映像作品を上映し、質疑応答する中で自身の才能のなさを感じてしまう脚本家。夏の海の、非日常の危なっかしいけれど、どこかスリリングな体験を表現しきれなかったのか…冬になり、思い立って計画も無しに雪国の温泉地を訪れる。ホテルや旅館は全て満室唯一空いていた町外れの民泊のような宿に泊まることに。そこでの驚くような体験の数々寛ぐだけが旅の目的ではない。一つ一つの想像出来ないような体験が、思いがけず心を豊かに
11月は観たい映画がいっぱいある〜こちらの映画を観に行きましたあらすじ夏の海に1人たたずむ夏男。ある日、ミステリアスな女性・渚と出会い2人で1日を過ごします。翌日台風で大雨が降りしきる中夏男と渚は再度会い荒れ狂う海を泳ぐのでした。ーある大学の授業でつげ義春の漫画が原作の映画が上映されています。脚本を手がけた李は学生からの質疑応答に「自分には才能がないと思った」と答えます。李は冬になり旅に出ます。宿が空いておらず唯一空いていたオンボロ宿で泊まる
【監督】三宅唱【原作】つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」【上映時間】89分【配給】ビターズ・エンド【出演】シム・ウンギョン(李)河合優実(渚)髙田万作(夏男)佐野史郎(魚沼)堤真一(べん造)【公式サイト】映画『旅と日々』公式サイト三宅唱監督(『夜明けのすべて』『ケイコ目を澄ませて』)最新作。11月7日(金)TOHOシネマズシャンテ、テアトル新宿ほか全国ロードショー!《毎日が旅の途中だ》行き詰った脚本家が旅先での出会いをきっかけに
ずいぶんインパクトのないタイトルだが、観たい要素たっぷりの作品だ。主役の映画脚本家の李を、「新聞記者」のシム・ウンギョンが演じ、河合優実も出演している。原作はつげ義春の「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」。べんさんは堤真一だ。さらに、監督・脚本は「ケイコ目を澄ませて」「夜明けのすべて」の三宅唱。本作は第78回ロカルノ国際映画祭のインターナショナルコンペ部門で、日本映画としては18年ぶりとなる最高賞の金豹賞を受賞したという。まずは、「海辺の情景」から始まる。それは映画で、李が脚本を担
封切られたばかりの三宅唱『旅と日々』を、ほとんど前情報なしで観た(評価が高いことは知っていた)@シネリーブル神戸。スクリーンを眺めながら、私はこの監督のことをかなり信頼しているのだということに気がついた。三宅唱の作品では、実は『THECOCKPIT』が一番好きだ。きっと、『きみの鳥はうたえる』とか『ケイコ目を澄ませて』あるいは『夜明けのすべて』あたりをあげる人が多いかもしれない。でも、私は割とさらっと作ったものの方が、彼のセンスが際立つ感じがしている。確か以前、映画美学校でビデ
この映画の解説を朝日新聞で読んだのだけど、全く意味がわからず、どうしたものかと思いながら観てきました。旅と日々シム・ウンギョンは脚本家の役なんですが、どうも自分の作品に行き詰まりを感じているみたい。あるきっかけで、古いカメラを手に入れてこれで写真を撮る旅をしてみようとフラリと出かけるんです。雪国のようなところにたどり着いて、でも行きあたりばったりなので宿を取っておらず、近隣の宿はすべて予約でいっぱい。あの山の方に1軒あるから泊めてくれるのでは?と案内されて(まず電話し