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オススメ作品(※ネタバレなし)ミニシアター系の作品がアイデアや企画×脚本×役者×演出で勝ち上がっていくというストーリー自体に興奮してしまうのが映画ファンの性。その性をド正面からくすぐりに来てくれた作品がこの映画でしたね。年に1本そういう作品があるかどうかと言う確率だと思うんですが、幸いにも2022年は「MONDAYS」がいてくれました♪『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022)──────────────■全体評────
オススメ作品(※ネタバレあり)三浦透子演じる主人公が「宇宙戦争」の見どころとしてトム・クルーズの走る姿を語る。そんなシーンだけでこれがオススメできる一作。『そばかす』(2022)──────────────■『そばかす』あらすじ──────────────「恋愛をしたことがない、そういう感情もない。だけど楽しく生きていける―」それが私だと思っていた。私・蘇畑佳純(そばた・かすみ)、30歳。チェリストになる夢を諦めて実家にもどってはや数年。コールセ
オススメ作品(※ネタバレあり)とても好きな作品で、日本アカデミー賞を獲ってくれて嬉しかった作品でした。応援してたので。『ある男』(2022)──────────────■『ある男』あらすじ──────────────弁護士の城戸は、かつての依頼者・里枝から、亡くなった夫・大祐の身元調査をして欲しいという奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経験後に子どもを連れて故郷へ帰り、やがて出会った大祐と再婚、新たに生まれた子どもと4人で幸せな家庭を築いていたが、大祐は不慮の事
オススメ作品(※ネタバレあり)「真相は、初恋の中に沈む───」いいキャッチコピーですね。宣伝ではどんでん返しを謳っていますが、それ以外のところも非常に魅力的な作品です。『Wherethecrawdadssing』[邦題:ザリガニの鳴くところ](2022)──────────────■『ザリガニの鳴くところ』あらすじ──────────────1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で、裕福な家庭で育ち将来を期待されていた青年の変死体が発見された。
オススメ作品(※ネタバレあり)「Don'teat.Taste」チーズバーガー訴求映画改め超絶ブラックユーモアをたっぷりまぶしたシニカルシネマです。この風刺に気づけた時、もうこのメニューの虜になってるはず。『theMENU』[邦題:ザ・メニュー](2023)──────────────■『ザ・メニュー』あらすじ──────────────死ぬほど素敵な夜(ディナー)へようこそ。太平洋に浮かぶ孤島の人気レストランを訪れたカップル。
オススメ作品(※ネタバレあり)いやー、面白かった!舞台的な面白さを映画というフォーマットで余すところなく体験できる、なんとも贅沢な作品。だいぶ超越してましたね。『もっと超越した所へ。』(2023)──────────────■『もっと超越した所へ。』あらすじ──────────────家に転がり込んできたストリーマーの怜人をつい養ってしまう衣装デザイナー・真知子。意味不明なノリで生きるフリーター・泰造と暮らすショップ店員・美和は泰造に絶
オススメ新作(※ネタバレあり)公開規模は大きくなく、知ってる人が多いわけではありませんか、この映画、傑作でした。(個人的にノーラン風味を感じる)クライマックス→エンディングシーンが特にお気に入りで、間違いなく個人的な今年のベストランキングに入ります。高校生の日常を逸脱しない範囲での緊張感というかサスペンスな匂いも少しだけしつつ、それでも青春ヒューマンドラマとしての道を真っ直ぐ歩き切る、そんな作品です。『少女は卒業しない』(2023)主演の河合優実がね、めっちゃ気に
オススメ最新作(※ネタバレあり)『ジュブナイル』で山崎貴監督に惚れてから二十数年。山崎監督の作品が良かれ悪しかれ世間的にはどんな評価を受けようと、ずっと追い続けてきました。そして同じく『GoodLuck!!』『WATERBOYS』『LORELEI』で作曲家・佐藤直紀さんに惚れてから二十数年。未だに佐藤さんがどの作品の劇伴を手掛けるかを気にする日々。そして、子供の頃一番熱狂していたものは何かと問われれば間違いなく『ゴジラ』と答え、自分の好き嫌いの物差しの根っこに「
オススメ最新作(※ネタバレなし)『またね』これがこんなにもあったかい言葉だったんだなぁと思わせてくれる作品です。風情ある長崎の景色と共に、ふたりの少年のひと夏の交流を描いた作品。めっちゃくちゃオススメ!『サバカンSABAKAN』(2022)夏の終わりに観るのに相応しい一作でした。少年たちが主人公でロードムービーっぽい要素があるので『スタンド・バイ・ミー』っぽさはあるんですが、その観了感とは違うこの温かさと切なさがあります。スティーブン・キン
オススメ最新作(※ネタバレあり)「あーー!映画観たーーーー!!」と感じさせてくれる、この高揚感と爽快感。IMAXの大画面と大音響で、トップガン・アンセムのイントロがかかった時、なんだかとってもミゾミゾしました。いや、ワクワクしました。大スクリーンの醍醐味を味わわせてくれる快作であり、トム・クルーズの映画館で映画を観ることへの情熱を感じる一作です!『TOPGUN:MAVERICK』[邦題:トップガンマーヴェリック](2022)公開初日に観ていながら記事アッ
オススメ最新作(※ネタバレあり)え、この作品もっともっとヒットしてもよくないですか?!?!って街中で大声で叫びたいくらい質がいい作品だと思いました。スポ根ムービーを本歌取りしながら、モノづくりの舞台裏を描いた作品です。最初『派遣アニメ』かと思って派遣スタッフのアニメーターが主人公の話かと勘違いしてましたが『覇権アニメ』でした(笑)とーーーってもオススメ!『ハケンアニメ!』(2022)結構公開して間もない頃に観てたんですが、忙しくてアップが遅くなってしまった事
オススメ最新作(※ネタバレなし)世界の中で、実は日本って表現の自由がかなり低い国ですよね。邦画界でもそれは同じです。それでも最近は、色んな不都合な現実に目を向ける作品が製作・公開され、評価され話題になり、比較的多くの人が観る、というケースが少しずつ、少しずつではありますが増えて来たと思います。そういった作品を観ることで、すぐに自分が何かできるわけではないですが、少なくとも自分はこの作品を観たと言えます。製作者の伝えたいことを受け取ったと思います。『マイスモール
オススメ最新作(※ネタバレなし)名匠ケネス・ブラナーが贈るこの時代に相応しい人間讃歌!(まさかのケン監督作、2連続レビュー笑)いやー、現時点で今年のベスト3に入ります。笑って泣いて、セリフが心に残る。そんな素敵な作品でした。主役の子が素朴で可愛らしくて、そこにいる人々への共感や尊敬も含め、何度も観たくなるヒューマンドラマです。『BELFAST』[邦題:ベルファスト](2022)本作は21年度のアカデミー賞で脚本賞を受賞しました!それ以外にも作品賞含
オススメ最新作(※ネタバレなし)禁断のトライアングル・ミステリークルーズへようこそ───。前作『オリエント急行殺人事件』の何倍も面白かったです。ミステリーものとして劇中の要所要所で心を掴まれつつ、前作で描いたことを活かして本作のドラマに深さを持たせており、とっても楽しませてもらいました!!『DeathontheNile』[邦題:ナイル殺人事件](2022)エジプトを舞台にした豪華絢爛な作品で、大作感も堪能しつつ旅行気分も味わえて、さらには謎解きのワクワクも
オススメ最新作(※ネタバレなし)こりゃ面白い!!!!オススメです!!!キワモノなんだろうなぁと思ってたんですが、公開後の評判がいいのなんの。これは逃しちゃいけないやつだ!と思って観てみたら、なかなかの一級サスペンスミステリー映画になっていて、上映開始からエンドロールまであっという間でした。『女子高生に殺されたい』(2022)オートアサシノフィリアという性的嗜好を抱えた主人公が、理想の形で殺されたいために完全犯罪計画を遂行していく話。このテーマとタイトルにして
オススメ最新作(※ネタバレなし)痛快も痛快!主人公のキャラクターが振り切りってここまでいくと作品全体の魅力を底上げしてしまうんだぞ、という好例!いやー、いいもの観たぞ〜、こりゃ!笑ラストの終わり方も含めとても良い脚本でした。こちらも2021年中に観た作品ですが、本作も記事を温め過ぎてしまい公開が遅くなってしまいました。『ICareALot』[邦題:パーフェクト・ケア](2021)福祉関連の詐欺ビジネスで財を築いたきた主人公。ある日次のターゲッ
オススメ最新作(※ネタバレなし)最近のミュージカル、意外とハマらないことが多かったんですが、個人的には久しぶりに傑作と感じるミュージカル映画でした♪『RENT』が好きな人は確実に好きだと思います!2021年中に観た作品ですが、記事を温め過ぎてしまい公開が遅くなってしまいました。。。が。この度、アカデミー賞2022で本作が主演男優賞(アンドリュー・ガーフィールド)、そして編集賞にもノミネートされることに!ということで、そんな絶好のタイミングにレビュー記事公開です♪
オススメ最新作(※ネタバレなし)これは21年の年末最後の拾い物でした!面白い!久しぶりにオススメのフランス映画に出会えました。サスペンスでもありつつ、ブラックコメディでもある本作。キャッチコピーにもある「人間は偶然には勝てない」という言葉が何より雄弁にこの映画の面白さを語っています。偶然の連鎖によりトラブルが雪だるま式に拡がっていったその先に見えるものは───?『OnlyTheAnimals』[邦題:悪なき殺人](2021)フランスの村で起きた
オススメ最新作(※全力でネタバレあり)歴代最高のスパイダーマン映画であり、歴代最高のファンサービス映画こんな言葉が相応しい作品です。人々がどんな感情を辿れば感動できるか、楽しめるかを徹底的に考え実行した映画です。学生ならではのやり取りやコミカルなシーンに笑ったかと思えば、ある種の鎮魂歌を聴いているような瞬間もあり、それでいて気持ちが昂る壮大なゴスペルを聴いてるような気持ちにもなる作品。全世界から公開が遅れること3週間。ネタバレを警戒しておいそれとネットの中を泳げずに
毎年恒例の映画総括2021年版!無事映画納めも終わりましたので、毎年恒例の年間ベスト作品をランキング形式で、そしてその年の総括&来年の期待作品を書きたいと思います!2021年は1月~12月で洋邦合わせて合計161回劇場で映画を観ました。そのうち旧作のリバイバルや一つの作品を複数回観た場合を除き、132本の新作を映画館で観ましたので、その中から作成した個人的なランキングとなります。是非、年末年始の巣ごもりの中で観る作品を迷っている方がいたら参考にして頂けたら嬉しいです
オススメ最新作(※ネタバレなし)あーーー、痛快で楽しい作品観た!世間的には決して注目度や知名度は高くないけど、自分の直感で「これは観るぞ!」と期待してた作品が期待以上だった時、所謂セレンディピティー的な体験をした時、映画ファンやってて本当に良かった〜と幸せを感じます(^^)この作品は、所謂"ネタバレ禁止"系の映画なんです(笑)全部話してレコメンドしてしまいたい。(って言ってる時点である意味ネタバレしちゃってるので、難しいですね…)でも文字玉より圧倒的に映像やストーリー
オススメ最新作(※ネタバレなし)タナダユキ監督最新作。"映画のための映画"に弱い自覚はあるんですが、年々そういった映画に対して涙腺が緩くなってる感があります。最高の一本でした。そして、大久保佳代子という存在に完全にノックアウトされました。大久保さん、これから先は本格的に女優さんとしていかがですか?『浜の朝日の嘘つきどもと』(2021)映画を愛するすべての人に観て欲しい!笑って泣いて現実を突きつけられながらもほっこりできる、そんな素敵な作品です。
オススメ最新作(※ネタバレなし)『ウォーターボーイズ』『アルプススタンドのはしの方』『サマーウォーズ』…などなど、夏になると観返したくなる邦画があります。そこに今回、新たに1作品追加になりました。138分どっぷり映画の世界に没入させてもらいました!本作のテンポやキャラ造形は合う合わないがはっきり分かれそうですが、自分は今夏の中でベストに近い映画体験をさせてもらいました。劇場で多くの観客達と一緒にたくさん笑わせてもらえて、とっても幸せな気持ちで「あー、良い映
オススメ最新作(※派手にネタバレあり)例えばの話。この映画にタイトルにもなってる『スーサイド・スクワッド』という部隊(チーム・グループ)がアイドルグループだとするじゃないですか。ワタクシ、完全にハコ推しです。『TheSuicideSquad』[邦題:ザ・スーサイド・スクワッド"極"悪党、集結](2021)観終わった瞬間のワタシの感情↓なんだこれ!!!!!!最高か!!!!!!不謹慎!痛快!下品!傑作!悪趣味!爆笑!こんな感じでしたw「a
オススメ最新作(※ネタバレあり)※全国ロードショー前にfilmarks×ワーナーブラザーズ招待の試写会にて鑑賞してましたが、バタバタしており記事アップが遅くなりました。劇場公開のラストランが近づく中、まだまだ公開が続いて欲しいと願っており、少しでも応援になるようこのタイミングですがオススメさせていただきます!結論から言うと、自分の中では今作がシリーズで一番好きな作品になり、一番劇場で何度も観た作品になりました!!「あなた」という表現が夫婦(めおと)の証だった時代の悲恋のお
オススメ最新作(※ネタバレなし)全国ロードショー前ですがワーナーブラザーズ招待の試写会にて鑑賞!あ〜〜〜、面白かった!!初作『るろうに剣心』も本ブログでオススメしました。続編『京都大火編』『伝説の最期編』は劇場で繰り返し観ました。『京都大火編』もワーナーブラザーズ試写室でロードショー前に観ましたが、あの時の衝撃と興奮は未だに覚えてます。一本の映画として大きなクライマックスを用意しつつ、ものすごく次が気になるところで終わる「クリフハンガー」という手法が採用され、サプ
オススメ最新作(※ネタバレあり)こーれーは!令和の世で新たな名作の誕生ですね。こんだけ王道のラブストーリーを手放しで「好きだ!」と言う日が来るとは…。めっちゃオススメです。最近の「邦画のラブストーリー」といわれて想起するようなキラキラ系映画とは思うなかれ。作品選びからして「演技者」の道をゆく有村架純×菅田将暉の競演、人と物語を手堅く観客に届ける土井裕泰監督の演出、そして何より坂元裕二の脚本に詰まった魅力的な価値観やセリフの数々。はい、質の高い映画、一丁出来上が
毎年恒例の映画総括2020年版!無事映画納めも終わりましたので、毎年恒例の年間ベスト作品をランキング形式で、そしてその年の総括&来年の期待作品を書きたいと思います!2020年は1月~12月で洋邦合わせて合計153回劇場で映画を観ました。そのうち旧作のリバイバルや一つの作品を複数回観た場合を除き、137本の新作を映画館で観ましたので、その中から作成した個人的なランキングとなります。是非、年末年始の巣ごもりの中で観る作品を迷っている方がいたら参考にして頂けたら嬉しいです(^
オススメ最新作(※ネタバレあり)初日から4連休のチケット販売状況を見てますが、満席続出ですね♪SF映画×スパイ映画本作は「スパイ映画」として観ることをオススメします。「領土」を奪い合った第一次世界大戦。「覇権」を奪い合った第二次世界大戦。「主義」を潰し合った冷戦。そして本作で描かれるのは、「時間」を奪い合う第三次世界大戦。その危機を回避せよ───。そんなミッションに任命されたスパイの活躍を、知的好奇心を刺激する世界観と圧巻の映像で描き出してい
オススメ最新作(※ネタバレなし)「Booksmart」とは?「世間知らず」とか「実践に乏しい人」という意味。Booksmartな女子高生ふたりの卒業前夜を描いたコメディ♪前評判通り面白かったー!アメリカの学生を主人公にした、ハチャメチャ騒動的要素のある作品はそれなりに観てきましたが、今作はダントツで面白い!下品なのに爽やかな作品です(笑)そして、本作を監督したのはかの美人女優オリヴィア・ワイルド!女優としても魅力的なのに、こんな才能もあるなんて…!