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オススメ最新作(※ネタバレなし)久しぶりに「観るかどうか迷ってたけど、観てよかったぁぁぁぁあ!」と思える作品と出会えました。ある国会議員の17年間を追ったドキュメンタリー映画。必見です。『なぜ君は総理大臣になれないのか』(2020)このインパクト溢れるタイトルが気になったのが本作を観るきっかけでした。実際に観てみると、本作が描きたかったのは「なぜ我々は彼のような人を総理大臣にできないのか」というテーマだということが分かりました。小川淳也氏────
オススメ最新作(※ネタバレなし)7月末の公開から満席続出、現在もロングランを続けている作品があるのをご存知ですか?とある甲子園のひと試合を舞台にした作品。でも野球シーンは一切ナシ。「?」が頭に浮かんだ人、そこのアナタ( ̄▽ ̄)是非この作品を観てみて下さい。良い〜映画ですから♪『アルプススタンドのはしの方』(2020)5回表から9回裏まで、観客席の端っこが世界で一番熱い場所になって行く───本作のコピーですが、とってもよく本作を表しているなぁ
オススメ最新作(※ネタバレなし)最高だったなぁ。これこのまま年間のベスト10に入る可能性も…(笑)本編始まってからエンドロールまでを思い返すと、鑑賞中ずっと、声出して笑ってるか微笑んでるか、いずれにせよず延々と笑顔だった気がします。もうね、完全にバカリ先生の掌の上です。彼の掌の上で全力で踊り倒した、そんな1時間40分。『架空OL日記』(2020)バカリズムってなんなんですかね。なんであんな凄いんですかね。あんな面白いホンが書けて、違和感なく
オススメ最新作(※ネタバレあり)とーめーにんげんっ、あらわるあらわるぅ♪いやー、前評判通り面白かった!!本国で製作費700万ドルに対してオープニング興収だけで約4倍の2,900万ドルを稼ぎ出し大ヒットした作品です。クラシックモンスターのリメイクではありつつ、化物的な怖さではなく、人間的な怖さを描いたホラーになっているので、結構広い層に対して開かれた映画だと思います。ホラーでもあるんですが、観終わった後の印象はどちらかというとイヤミスと言われる作品の読了感・観了感に近
お家で観よう見逃したアノ作品特集(※ネタバレなし)こんな時だから家でも楽しめる映画や、普段忙しかったり他のことしてて観ようと思って見逃してるかもしれない映画をご紹介♪ワタクシ、映画愛に溢れた映画に、やっぱり惹かれてしまうんです。妻夫木くんのコミカルな演技が冴え渡る一作。佐藤浩市氏の新しい一面を発見できた一作。三谷幸喜氏の映画愛を再確認できた一作。そして、おうちで楽しい気持ちになれる一作♪『ザ・マジックアワー』(2008)ギャングのボス
オススメ最新作(※ネタバレなし)こりゃあ、オススメもオススメ!是非多くの人に観て欲しいです。コロナの状況下、映画館が再開して観た作品の中でバツグンに面白いです。というか、こういう閉塞感を感じがちな時期だからこそ観て欲しい作品!『レディバード』のグレタ・ガーウィグ監督が、「若草物語」を見事に現代版にアップデート。内容としてもささる部分がたくさんあり、何より元気がもらえる作品です♪『LittleWomen』[邦題:ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若
オススメ最新作(※ネタバレなし)"EatorDie"Thatisthequestion...ワタクシ、一番好きな給食のメニューは「揚げパン」でした。あ、なんのこっちゃの出だしですみません。今回オススメしたいのは、80年代の中学校を舞台に給食が生きがいの堅物教師と給食を愛するクセ者生徒の間で繰り広げられる、「どちらが美味しく給食を食べられるか」という給食バトルを描いたコメディ『おいしい給食』♪主演のイッチーこと市原隼人の代表作、この作品がいいんじゃないかし
オススメ最新作(※ネタバレなし)今年の賞レースを賑わせたこの『1917』。驚異のワンカット戦争映画!!アカデミー賞作品賞の大本命と言われながら、『パラサイト半地下の家族』にその座を奪われましたが(改めて『パラサイト半地下の家族』おめでとうございます!)、それまでの各賞で作品賞を多数受賞していました。そんな状況なので、必然映画ファンとしては期待値が高まるわけです。そんな下馬評の中にも関わらず、軽くそのハードルを超えてみせた作品でした。『1917』[邦題:1
オススメ最新作(※ネタバレなし)「ほぼ実話に基づいたお話」公開&鑑賞から結構経ってのおすすめ記事になってしまいますが、とても良い作品だったのでアップします。最後の方は思わずホロっときてしまいました。本業が漁師たちのバンドが2010年にメジャーレーベルと100万ポンドで契約をして、漁の伝統ソングを収めた1stアルバム「PortIsaac’sFisherman’sFriends」が全英チャートTOP10に入るという快挙を遂げたお話。イギリス流の風刺の効いたユーモア
オススメ最新作(※ちょびっとネタバレあり)「実話に基づいた見積(じゃなくて物語)」実在する企業・前田建設工業が、アニメやゲームに登場する建造物を”実際に作ったらどうなるか?"を検証する広報のウェブコンテンツ「前田建設ファンタジー営業部」で実際に行ったプロジェクトを映画化!「我が社の優秀な技術を駆使して、マジンガーZの格納庫を作っちゃおう!」という一言から始まったプロジェクトは、実際には作らないにも関わらず、設計図を出し、工期を立て、見積書を完成させ、実物を作るのと全く同じよう
オススメ最新作(※ちょびっとネタバレあり)久しぶりに「フーダニット」を主題にしたオリジナルミステリー映画の誕生ですねー♪南部訛りの変わり者、否、胡散臭さ満載の探偵を主人公にした王道のミステリー映画です。アクの強い探偵に曲者揃いの家族など、キャラクターだけでも楽しめるのに事件自体もこれまたなかなかどうして面白い。そしてそのクセの強いキャラクター達に対して、ラストシーンがなんとも痛快!とても風刺の効いたユーモア満載で、イイ観了感でした。本作はライアン・ジョンソン監督が
毎年恒例のアカデミー賞予想2020年版!個人的な恒例行事で毎年アカデミー賞の予想をしていたのですが、ブログで記事にするのは初めてです。なので正確にいうと「毎年恒例(にする予定)のアカデミー賞予想」です。それではさっそく参りましょう♪第92回アカデミー賞〜オスカー予想2020年版〜とにかく今年のアカデミーは面白い!なぜ面白いかというと、ノミネート作品の多くがメジャー作で一般の観客も楽しめるからです。「アカデミー賞」と言ってるくらいなので、本来この
オススメ最新作(※ネタバレなし)犯人を挙げるか、チキンを揚げるか───。韓国で歴代興行収入1位を記録したとんでもない作品が日本上陸!いや〜、これがめっちゃくちゃ面白かったんス!!劇場内、満席で爆笑の渦(笑)観てよかった〜。こんなスカッとして心の底から笑える作品、久しぶりでした♪『극한직업』[邦題:エクストリーム・ジョブ](2020)あらすじは簡単。解散危機にある超絶ダメな麻薬捜査班が最後にもらったチャンス───大物犯罪組織の逮捕のために
オススメ最新作(※少しネタバレあり)「Basedonatruestory」個人的には今やってる中でどの作品よりも観る事をオススメします!!もし観る作品に迷ったら、これ観ましょう。レースシーンの迫力がとにかくすごい!絶対IMAXで観るべき作品です。でもレースシーンの迫力だけでこの作品を推したのではありません。その魅力はもちろんありつつ、ドラマの部分が素晴らしい。軽快で豪快で、ほろ苦くて熱くて、切なくて小気味良くて、観ながらずっと身体が火照ってまし
毎年恒例の映画総括2019年版!無事映画納めも終わりましたので、毎年恒例のその年のベスト&ランキング&総括をアップ致します!2019年1月~12月で洋邦合わせて163回劇場で映画を観ました。そのうち旧作のリバイバルや一つの作品を複数回観た場合を除き、143本の新作を映画館で観ましたので、その中から作成した個人的なランキングを今年もアップさせて頂きます♪※興奮、余韻、衝撃、映画観賞前後の娯楽性(公開前のワクワク+観賞後の盛り上がり)を総合評価それでは参りましょう
オススメ最新作(※がっつりネタバレあり)※がっつりネタバレしてます!!!ご注意ください。ずっと気になってました。シークエル・トリロジー(※)を通して何を描こうとしてるのか?※EP4〜6=オリジナル・トリロジー(元祖3部作)、EP1〜3=プリクエル・トリロジー(前日譚3部作)、EP7〜9=シークエル・トリロジー(続編・後日譚3部作)何をもってスカイウォーカー・サーガの完結とするのか?その答えはやはり、シリーズ通して囁かれてきた「フォースのバランス」でした。
オススメ最新作(※少しネタバレあり)『実話に基づいた物語』「なんて王道なファミリームービーなんだろう!!」観終わった後、すごく素直にそう思いました。鑑賞中、2回ほど泣いてしまいました。プロレスについてまったく知らない方でも必見の作品です!あと、主演女優のフローレンス・ピューがすんごく魅力的!この子の演技を観られただけでもこの映画を観た意味がありました。『FightingwithMyFamily』[邦題:ファイティング・ファミリー](
オススメ最新作(※ネタバレあり)個人的に、コレ傑作!!!「映画そのもの」と「ハリウッド」への、タランティーノ監督からのラブレターですね。映画ファンは、量産される普通のキラキラ映画じゃなく、こんな愛のこもった作品にキュンと来てしまうんです(笑)いやー、ラスト13分にキュンキュン来てしまいました(笑)(まさかタランティーノの作品をこんなにも手放しで褒める日が来るとは…)とりあえずレビューを色々書く前に一番言いたいこと。「シャロン・テート事件」これが分か
オススメ最新作(※ネタバレなし)この映画を観ている最中さまざまな言葉が浮かびました。「ブラックユーモア」「ダメな男の成長譚」「裏稼業のアクション」「家族の話」「サスペンススリラー」「恋愛」「ユルめのギャグテイスト」「男同士の友情と嫉妬」「ヒューマンドラマ」本作には、上記の言葉の通りたくさんの要素が詰まってます。たくさんの要素がある映画はすべてが中途半端になるリスクがあります。しかし裏を返せばそれらが絶妙なバランスで調合された時、なんとも言えない旨味が
オススメ最新作(※ネタバレあり)白状します。大好きな山崎監督の作品ですが、最初製作発表の段階ではそこまでモチベーションが上がらなかったんです。「戦艦大和を題材に、その建造を止めようとした男の話」これは物語の天井とかオチが見えてしまっていないか?面白くしようがあるのか?物語の広げ方に無理が出ないだろうか?つまるところ────果たしてこの作品は面白くなるのだろうか?と。実際に劇場で観てみて、自分が全く的外れだったことを思い知らされました。おすすめです。『アルキメデ
オススメ最新作(※ネタバレなし)アラビアのムード漂うオープニングナンバー「ArabianNights」がかかっただけでもう問答無用でワクワクしてまう(笑)全体的にはこう、なんていうんでしょう、安定っぽく見えて賛否両論のギリギリを攻めてる感じ!笑でもね、結果ワタクシは賛成派です♪王道ミュージカル感があって素敵でした(^^)あと、魔法の洞窟を脱出した後、アラジンとジーニーがテントで喋るシーン。その後ろでさり気なく魔法の絨毯が砂遊びをしており、砂で「シンデレラ城」
オススメ最新作(※ネタバレなし)"生きた涙"がある映画です。主人公姉妹が「泣く」シーンにとても説得力があり、まるで自分が、自分の身内が、自分の友人が泣いているような感覚になります。この映画を観たそれぞれの人の中に、それぞれの『長いお別れ』という映画が出来上がる、そんな映画です。山崎努演じるお父さんが傍で切ない涙を流す次女(蒼井優)に言っています。「そう、くりまるな」「無理するなよ?」「力まなくていいよ」「そう落ち込むな」「くりまる」というお父さんの造
オススメ最新作(※ネタバレあり)LongLiveTheKing...マイケル・ドハティ監督、よくやった!!!!!よくぞあの平成シリーズの興奮を、現代版として蘇らせてくれました!!『GODZILLA:KINGOFTHEMONSTERS』[邦題:ゴジラキング・オブ・モンスターズ](2019)※本当はゴジラ愛的なものとか平成シリーズの魅力とか話をたくさん広げたいんですが、この記事では『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』のレビューのみに留めます。書き
オススメ新作(※ネタバレなし)ニッポンよ、これは祭りだ!「MarvelCinematicUniverse」という「祭」に参加すれば、大河ドラマのようなワクワク感を体験出来ること請け負いです。観賞中に「Wearetheworld」のイメージが脳裏に浮かびました(笑)正にあのプロジェクトと同じ感動が味わえる作品かと♪そして、この映画の主役は誰か?それはね、悪役であるサノスです。これは彼の物語なんです。ある意味ではこの映画、ひいてはサノスのおか
オススメ最新作(※ネタバレあり)※記事の後半でネタバレしておりますので、ご注意下さい。ごめんあそばせ、宮廷では良心は不用品よ。めちゃくちゃオススメ(笑)だいぶクセの強い監督が手掛けた作品なので、若干人を選ぶかもしれませんが、それでもオススメしたい!笑これはね、良質なコメディです。女性3人が繰り広げる、滑稽で醜くて可笑しなマウンティング合戦。いや、愛憎劇?いやいや、ヒューマンドラマ?うーん、やっぱり…ワンシチュエーションコメディ♪大スク
オススメ新作(※ネタバレあり)「Wakanda,Forever!!!!!」ヒーロー映画の物語と黒人が直面している問題をこんなにも上手に絡めて語ることができるなんて…!本作、マーベルのヒーロー映画にして数字的・批評的・学術的、それぞれの観点で非常に歴史的な作品になりましたね。>>『ブラックパンサー』旋風止まらず!『タイタニック』破り全米歴代第3位にアメリカ国内ではMCU史上1番売れた作品になりました。(ヒーロー集合映画である『アベンジャーズ』を抑えての一位…!)
オススメ最新作(※ネタバレなし)善と悪はどこからやってくるのか──語弊を恐れず言えば手垢にまみれたテーマの作品です。観る前はその程度にしか考えていませんでした。いや、そもそも手垢の付いてないテーマなんてそもそもないんですけどね。でも観終わった後、そんな使い古されたテーマの垢を必死に取って元のテーマと真摯に向き合っている自分がいました。『DAYANDNIGHTデイアンドナイト』(2019)いやー、こんなに良い作品だと思わなんだ。本作、役者が企画・
オススメ最新作(※ネタバレあり)これは予想以上に面白かった!ホテルを舞台にしたワンシチュエーション・ミステリーサスペンス。こういう"フーダニット"をテーマにしたミステリーやサスペンスには、よくある落とし穴があります。・キャスティングである程度犯人が分かっちゃう・誰が犯人が分かった後から急につまらなくなる(スリルと興味が薄まる)本作はこの2点を華麗にクリアしています。そういう作品に久しぶりに出会いました。※この記事は犯人が誰かに言及しています。ご注意下さい。
毎年恒例の映画総括2018年版!無事映画納めも終わったので、2018年1月~12月で洋邦合わせて228回劇場で映画を観ました。そのうち旧作のリバイバルや一つの作品を複数回観た場合を除き、187本の新作を映画館で観ましたので、その中で個人的なランキングを今年もアップさせて頂きます♪※興奮、余韻、衝撃、映画観賞前後の娯楽性(公開前のワクワク+観賞後の盛り上がり)を総合評価それでは参りましょう!──────────────■2018ベスト!TOP20作品────
オススメ最新作(※ちょっとネタバレあり)こ~れ~は、おんもしろいっ!というか興味深いっ!個人的には前作越え。特に序盤。インターネットの世界にふたりが初めて踏み入れるシーン。インターネットの裏側の仕組みや世界観をすっごく分かりやすく映像で表現していて、面白いというより、もはや感心してしまいました。あれだけインターネットの仕組みを可視化してくれてるから、よく理解していない高齢者や子供にインターネットの仕組みを説明する時の教科書として使えるんじゃないかしら♪『