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その26タラフバーを取り付け形は仕上がりイメージはこの感じ。ここまでの作業が2016年3月までの様子。2015年年末から旅立ち、インドに到着し、住み込みで一緒にシタールを作る毎日を送った3ヶ月間。ここまででも相当の遠回りをしている気がするのだがここからも、問題が積み重なり、様々なトラブルに見舞われるのだ。さすがはインドの楽器一筋縄ではいかんぜ。タラフバーを付けて、下の弦までギターペグにするのは弦のテンション的にかなり厳しいことがわかる。3本のタラフバーが折れ曲がり
その25タラフバーを作り後は取り付けるだけ。オールギターペグのシタールをいくつも製作している後にこの部分が問題を起こすことは職人たちは知る由もない。予想していたのはまたもや、ぼくだけ。しかし、何事もやってみないと納得しないのがおいら。やってみて、考えるそれでいいじゃないか。このシタールはまさにおれそのものだなとおもうのです。
その24シタールの特徴的な下の弦の分のペグもシタールらしい木製のペグで製作する。意外とこんなところも、手つかずのままのインドのシタール工房たち。今回、作り方をレクチャーしたが、あまり仕組みを理解していない為かなり苦労した。写真ではわからないが、中の作りを考えるときっと故障するだろうなと予想がされる。
その23シタールの塗装の話を書いたシタールのはなし1話それにも出てくるラックカイガラムシのライラック塗装を施してシタールらしい色を帯びて来た
その22ギターペグをシタールらしく製作して取り付ける。そして、こだわり抜いたヘッドカバーのアイデアを伝えて、ようやく形が見えてきた。
その21ボディの背面にOmを描くmeeちゃん彼女は過去にイラスト応募で荒稼ぎしていた経験を持つ隠れイラスタン
その20ヘッドの形を予定のものにする為に切り取る職人背面にカバーも取り付ける。切り終わってから、オッケー?と聞かれるが今更何も忠告できないので、諦める。
その19ここまでの仕上がり状況
その18ヘッドのデザインを予定のものにする為に馬乗りでヘッド背面を切り取る職人さん。SeITARoオリジナルのシタールに関わる職人さんはざっと7人くらいで、結構大事な部分を担当するアッパ。
★GOODTRIPROCK'NROLL★ステッカーもしっかり貼られている俺らの工場にMeeさんが遊びに来ました!
その16浮き上がってきたデザイン
その15塗料が定着したので、柄を出す為に削る職人。この作業のみを担当する職人がいる事に懐の深さを感じる。※動画ありhttps://www.facebook.com/shakestones/videos/1659307874099028/
No7で着けた白いプレートに彫りを施す職人さん。
その12フラットシタールならではの背面に余裕があるのでネック、ボディ共にデザインを更に施す。
その11シタールのネック上部にデザインを施す。小鳥が口づけをしている。
シタールのはなし製作編その10何を作ってるかもうおわかりでしょう。そうシタールです。な様子。ある程度の段階まできたな
シタールのはなし製作編その9シタールのボディ裏側を彫る職人はまた違うアートマンシタールの特徴的な彫りをボディに職人さんが彫り進める。
シタールのはなし製作編その7シタールの特徴の白いプレートシタールの特徴の白いプレートを貼り付けた様子。
シタールのはなしその6エレキシタールに必須のピックアップがまさかエレキシタールの為にピックアップを取り付ける。ピックアップに対しても、色々模索して調べ尽くしたがそれを気にしてるのは僕だけ。迷いなく接着剤で貼り付ける。接着剤が垂れ流れてるのも、サインがボールペンで雑なのも気にしてるのは僕だけ。
シタールのはなし製作編その5シタールとスルバハールシタールよりひと回り大きい、スルバハールというベースシタールという位置づけの楽器の特徴としてボディに穴があいているデザインを採用の為穴を開ける。天板を違う工場に持っていく際もバイクのタンクに乗せて器用に運ぶ。これについても心配しているのは僕だけ。歯が生えました。
シタールのはなし10を読んでからお読みください。そして、RikhiRamのスタッフと話し合いAjayさんは言った。※やりとりは専門用語とかややこしいので簡略化しますAjayさん:「お尻の問題も糸巻きも心配ないいい考えがあるから安心していいよ。ただスタンドとボディがあたるところは保護してるかい?」seitaro:「はいゴムで保護しています」Ajayさん:「よし、それなら大丈夫だと思うよ」seitaro:「音に影響なければお尻側にもスエードみたいなレザーで保護したいん
シタールにもいくつかブランドがある事を知ってる人もさぞかし少ないだろう。実際僕も買おうと調べるまで知らなかったわけだけど、地球の歩き方インドにも載っているしおそらく一番メジャーなのはRikhiRamリキラムだと思う。ギターで言えば、GibsonやFenderとかみたいな感じかなシタールのはなし7で紹介したラヴィシャンカールも使っていたブランド。今回インドに来た目的のひとつはシタールが長旅でいい感じに味が出てしまって大事なお尻の皮がズル剥けてしまったのを筆頭にいろいろ調整しな
シタールのはなし8シタールの特徴のひとつに独特な形状というものがある。ボディの素材は南瓜や干瓢だという、日本で知っているサイズのものではなくとても巨大でシタールになる為に育てられるらしい。それ以外の素材は木で出来ていて、サイズの割に軽いのはネックを含めて中が空洞になっている為。この加工をすべて手作業でしていて、更に装飾も手彫りでしている。装飾に至っては音には何も関係ない。さすが、インド人時間があったからやってみたらかっこよかったからやってみてる的なノリだろう。本当のとこはしら
シタールのはなし1sitarのシェラック塗装インドの楽器シタール気品溢れる容姿と煌びやかでエキゾチックなサウンド。その一端を担うあの塗装。その塗装は今の合成物では出せない風合いと音を出す。それはラックカイガラ虫の分泌物その塗装をワニスヴァニスフレンチポリッシュシェラックなどと呼ぶラックカイガラ虫の分泌物(写真)の濃いうすいを合わせて無水アルコールに溶かし自分の好みの色を作り、何度も塗り、磨き、乾かす。このシタールと出会って、散々旅に連れまわしているの