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毛髪にパーマをかけられる方法は還元・酸化の化学反応ということは美容師さんの常識ですねパーマがかかるトリートメントは還元剤でシスチン結合を切らないパーマですシスチン結合を切らないで、高分子ケラチンが主成分のトリートメントをロッドに巻いてカールさせる事までは成功しました後は、ロッドに巻いたカールを永久的に固定する事が出来れば、パーマがかかるトリートメントは完成します高分子ケラチンで形成されたカールを固定する手段として、私は過酸化水素で固定していました
○セット髪に水分を与える(濡らす)と毛髪タンパク質線維の水素結合が切断されますすると、毛髪は硬い構造から柔らかい構造に変化して、直毛の状態の髪にカールを付けやすくします実際にセットする時は、髪を濡らすかセットローションを髪に塗布してカラーを巻いたりブローをしてセットをする訳ですが、セットした状態をドライヤーもしくわ自然乾燥で乾かすと、水で切断していた水素結合が再結合して、一時的なカールにセットされます○パーマ髪のケラチンタンパク質線維はコラ
A、髪を膨潤軟化させませんから髪を傷める割合は少ないようです!しかし、ダメージ毛には適していますが、普通毛や硬毛にはかかりが弱く、還元剤は配合されている分ですから、やはり髪は傷みます酸性パーマの特長は、毛髪を膨潤軟化させないことですそのためにはダメージ毛には適していますが、シスチン結合を切断する還元剤は配合されている訳ですから毛髪は必ず傷みます又、普通毛や硬毛はキューティクルがしっかりしていますから、パーマ1剤の還元剤は、毛髪に浸透し難くパーマは強
A、パーマの薬は還元・酸化という化学反応で、髪のシスチン結合を切ってかけるからです髪(頭髪)はケラチンというタンパク質の線維で出来ていますケラチンというタンパク質はコラーゲン(皮膚や腱・軟骨)のタンパク質と比べて、硬くて弾力性があるのが特長ですコラーゲンとケラチンは、どちらも線維タンパク質ですが、コラーゲンの1/3はグリシンというアミノ酸でプロリン・アラニン・ヒドロキシプロリンというアミノ酸を多く含んでいて保水力に富んでいるのがコラーゲンの特長です
2)毛髪診断(D)髪の太さは平均で0.075mmです太い毛で0.15mmですが、こんな太い髪の人は最近は少なくなりました又、毛小皮(キューティクル)の重なりによって、髪の柔らかさ、硬さが決まります硬毛は7〜8層重なっていて、軟毛は5層前後の重なりですパーマ1剤は毛質によって毛髪に浸透する時間が異なります又、染めている染毛と、染めていない非染毛ではパーマ1剤の浸透する時間が異なりますパーマ1剤は毛皮質(コルテックス)の線維の側鎖結合のシス
こんにちは。OACSの篠田です今日は、全国的に雨ですね。いよいよ梅雨入りの感じですが、この季節は、ヘアスタイルが崩れやすくてイヤですよね髪の大部分はタンパク質でできていて、水素結合、イオン結合、シスチン結合、ペプチド結合の4つの結合でヘアスタイルを保っていますが、この中の水素結合が、「水分」で簡単に切れてしまうため、雨が降ったり湿度が高いと、スタイリングが崩れるだけでなく、髪のうねうねも気になるようになるんですね。
◎従来のパーマは1剤(液)が還元剤だから髪が傷む!還元剤はチオグリコール酸からシスティン・亜硫酸Na(サルファイト)最近は化粧品タイプのシステアミンが主流になっていますしかし、どんなタイプの還元剤でも還元剤はシスチン結合を切断してパーマをかけます毛髪は還元剤で必ず傷むのです◎従来のパーマは2剤(液)の酸化不足で髪が傷む!パーマ1剤(液)で還元した髪は必ずパーマ2剤(液)の酸化剤(液)で酸化しなければなりませんしかし、髪は毛髪含有
こんにちは。OACSの篠田ですパーマ剤の役割に関する問題では、「第1剤は還元剤で、シスチン結合を切る」これがオーソドックスな出題のされ方ですが、第43回の問題では、「第1剤は還元剤は、毛髪内のシスチン結合に水素を与えて切断する」このように出題されていました。還元剤=シスチン結合を切断↑これは分かっているのですが、「水素を与えて」というのが引っかかりますよねでも、還元は酸素を奪いながら、水
こんにちは。OACSの篠田です髪の毛の主な成分は「ケラチン」ですが、そのケラチンは、その中に4つの結合を持っています。①水素結合②イオン結合③シスチン結合④ペプチド結合試験勉強でもおなじみなのは、③シスチン結合で、パーマはこの結合を利用しています。④ペプチド結合も聞き馴染みがありますが、4つの中で1番強い結合です。画像:DEMI髪の基礎知識「髪の4つの結合」より引用過去問に、
ヘアカラーに含まれている過酸化水素がSS結合(シスチン結合)を切ります。システインは不安定な状態になり酸化してシステイン酸になります。この状態になるとSS結合が再結合しにくくなり毛髪強度が落ちダメージにつながります。そのようにならないようにハリコシ改善カラーでは前処理としてSS結合を再構築する加水分解卵白(-SS-結合プルームアミナ)を混合したアミノフィルムコンクを毛髪に塗布します。そして浮き上がったキューティクルを修復するキトフィルムを高配合した薬用ヘ
こんばんは。吹き抜けの明るい空間と木の温もり居心地の良い落ち着いた雰囲気ヘアスタイルの素材である"髪の毛"と"頭皮"の健康を真面目に考える岡崎市美容室BE-CRAFTの店長です。知っていますか❓ハニエルシャンプー&トリートメントは髪の紫外線対策になります紫外線は肌だけでなく髪の老化も加速させます一説には顔の2倍以上の紫外線を浴びているそうです最近号の雑誌にこんな記事がありました。"ホントは怖い❗️髪の酸化って❓"髪は細くても、しなやかな強度があります。それはシ
パーマはシスチン結合を切ってパーマをかけるから、どうしても毛髪を傷めてしまいますパーム・ド・ミミは毛髪と同じタンパク質のケラチンタンパク質でパーマがかかりますタンパク質は毛髪ではリジンやグルタミン酸やグリシン等20種類のアミノ酸が重合して熱や酸・アルカリ・圧力・変性剤によってタンパク質の重合が崩れて変性します卵は熱水の中で固まって変性しますその作用を応用して開発したのがパーム・ド・ミミですパーム・ド・ミミは毛髪と同じケラチンタンパ
パーマはオーバータイムと酸化不足で髪が傷むから細い髪にボリュームが出ないのですオーバータイムは細い髪から毛髪の間充物質を減少させて細い髪から弾力を減らしてボリュームが出ません2剤の不完全酸化はシスチン結合が減少して髪の強度が低下してボリュームが出ませんしかしシニアの女性は細い髪・腰の無い髪にふんわり膨らんでボリュームの出たスタイルにする事によって女らしいおしゃれなスタイルになって若くなりますその為には髪を傷めない、ボリュームが出るパーマ
《《頭髪含有金属の話》》頭髪含有金属とは頭髪に含まれている金属イオンの事ですパーマをかける時に温泉水や井戸水でシャンプーをしている人はパーマがかかり難いと言われていますしかしインフラが整備されている日本で井戸水でシャンプーしている人はごく僅かですそれも井戸水と言っても鉄や銅のイオンが含まれている井戸水です鉄や銅はパーマ1剤の反応を阻害しますから温泉水や井戸水でシャンプーするとパーマがかかり難いのですところが缶ビールの需要が高まり胃薬
これからの時代のパーマはパーマではないパーム・ド・ミミの時代です!!パーマを一生懸命に研究していて今までのパーマを否定するのはどうかと思いますが、パーマはシスチン結合を切断してパーマをかける以上、どんなタイプのパーマでも毛髪を必ず傷めます勿論パーマの薬を熟知して毛髪の構造を理解している美容師さんが毛質によってパーマの薬を使い分けてパーマ1剤と2剤の反応を完全にコントロール出来たら毛髪のダメージは最小限に抑える事が出来て又、オーツーパーマみ
《髪が水に濡れた時、火山ガスの臭いがするのはパーマの失敗の臭いです》◎パーマの1剤と2剤を使いこなせない失敗パーマの薬は1剤と2剤が有ります【パーマ1剤】還元剤とアルカリが主成分でシスチン結合を切ります【パーマ2剤】酸化剤が主成分でシスチン結合を再結合させますパーマ1剤にはチオグリコール酸・システィン・システアミン・ラクトンチオール・その他様々なチオ化合物がありアルカリもアンモニア・エタノールアミン・炭酸カリウ
【チリチリのパーマは老けて見えます】チリチリにパーマをかけると老けて見えますチリチリにパーマをかけると髪が乾燥してバサバサになりくすみが出た肌にはバサバサのチリチリパーマは老けて見えますそれではパーマをチリチリにかけると髪はどうして乾燥してバサバサになるのか?答えはパーマのオーバータイムですパーマでオーバータイムをするとシスチン結合が過剰に切れると同時に間充物質のマトリックスが喪失して髪がバサバサになるのです
ー従来のパーマーシャンプー後のスタイル自然乾燥のスタイル従来のパーマ(システアミンその他のコスメ系を含む)はシスチン結合を切ってパーマをかける関係でシャンプーした後、髪がガサ付いてブローをしたりカーラーを巻かないとセットが出来ませんシスチン結合を切るとマトリックスが減少してスカスカになり髪が痩せてしまうので仕方のない事ですところがピエテはシスチン結合は少し切りますが基本的には髪と同じ成分のケラチンの形状記憶作用でパーマをかけるのでパーマをかけ
今はコスメ系のパーマでシステアミンが流行していますが、システアミンもシスチン結合を還元で切って酸化剤で再結合させるパーマですから従来のパーマと同じです但し、システアミンはカブレの原因物質として作用する感作物質ですから髪の傷みは弱くても安心・安全を考えるとパーマの薬としては相応しくはありませんラクトンチオールは臭いGTMも還元・酸化のパーマ・チオグリセリン・チオ乳酸・チオ尿素・チオリンゴ酸・チオ酢酸・その他のチオ系⬇︎それぞれ還元・酸
奥様がいつも若くキレイなヘアスタイルでいるとご主人は会社の帰りに寄り道をしないで真っ直ぐに家に帰り家庭は明るくなる!しかし、若くキレイになる為にパーマをかけると髪が傷んでクルクルのスタイルにパーマがかかり老けてしまいますパーマの薬は化学反応でパーマをかける為にどんなに高級なパーマでもパーマをかける度に髪はダメージを受けてバサバサに傷んでしまいますそこで化学作用でパーマをかける事は出来ないか。。。と考え毛髪と同じ高分子ケラチンでパーマをかける研究
そんな思いでパーマの薬を開発するようになりオーツーパーマを普及させましたがオーツーパーマはとても面倒なパーマで私からオーツーを教わった美容師さんはスタッフや家族にオーツーを教える事は出来ませんその当時、ビビリ毛を治すトリートメントのFixシリーズが完成していたのでラブール2にFixシリーズのトリートメントのノウハウを導入したパーマ剤を開発してバカチョンのパーマを作りましたそのパーマがα(アルファ)・β(ベーター)というパーマ剤でアルファがワインディングロ
【パーマ】パーマはシスチン結合を切ってパーマをかける関係で毛髪は傷みますが毛髪が傷むと同時にマトリックスが減少して毛髪がスカスカになりますスカスカの毛髪はシャンプーをした後水分を沢山含んで強いカールが出ていますが乾くに従って髪のまとまりが無くなってブローをしないとセットが出来ませんその為にパーマをかけたお客様はパーマのカールをセットのスタイルにするためにカラーを巻いたりブローをしたりします【palmdemimi】パーム・ド•ミミは毛髪のタンパク
タンパク質は水素結合・塩結合・ジスルフィド結合(シスチン結合)が切れて変性しますがタンパク質は卵が固まるようにタンパク質が凝固することも変性作用です身近な所では豆腐はにがり(塩化マグネシウム)で固まり、卵白のアルブミンは加熱することによって水素結合が切れて白濁して固まりますそれと同じように毛髪のケラチンタンパク質も毛髪に浸透して酸化剤で固まりますそのケラチンタンパク質の固まるという形状記憶作用を応用したウエーブ剤がpalmdemimiという二浴式形状記憶ウ
毛髪診断によってパーマ1剤の反応時間は決まりますがリアルタイムで中和をするとシスチン結合も程よく切れてパーマ2剤で完全酸化した時には毛髪の強度の減少はありません毛髪はパーマをかけるごとに、どんなに上手にパーマをかけても毛髪の強度が5%〜10%低下しますところが毛髪診断のリアルタイムで中和すると毛髪の強度の低下は見られませんそのために正しい毛髪診断をする事と完全酸化がパーマで毛髪を傷めないコツですここまではクリニックパーマのオーツーパーマに関連したパーマを
微シス毛とは今から40年前に私がオーツーパーマを発表した時に名付けた造語ですその当時パーマをかけた後、一般的には編カラーを巻いてセットしていましたが一部の美容室ではパーマよりカットに力を入れカットの後の仕上げはブロッシングというブローで仕上げをしていました編カラーを巻くセットは編カラーを巻いた後50°程度の温度のオカマと言われていたドライヤー(当時、今のドライヤーはハンドドライヤーと言っていました)で乾かす為にそんなに痛まなかったのですがハンドドライヤーは1
《美容師の化学》パーマの話②毛髪や羊毛にはパーマがかかりますウール製品のパーマネント加工にチオグリコール酸が使われています毛髪や羊毛のケラチンタンパク質は側鎖結合のシスチン結合を還元剤で切って酸化剤で再結合してパーマをかけますしかし、最近のお客様の髪は様々なストレスでパーマがかからなくなりましたストレス①【縮毛矯正】縮毛矯正剤のアルカリと高温のアイロンでケラチンタンパク質の側鎖結合のSーS(シスチン結合)がーSーというランチニオン結合にな
《パーマでは無いパーマの開発》パーマはケラチンというタンパク質繊維の側鎖結合のシスチン結合(ジスルフィド結合・SS結合)をパーマ1剤の還元剤で切断して、パーマ2剤の酸化剤で切ったシスチン結合を再結合してパーマをかけるという化学反応でかけますそのためにシスチン結合が少なくなっているダメージ毛はパーマがかからないか、かかっても弱いパーマしかかかりませんそして今まで世界中のパーマの全てが還元・酸化のパーマです!そういうパーマの常識・理論・概念を根底から覆す目的で
過酸化水素は化学式H2Oという化合物です◎過酸化水素の濃度が適正だとH2O2↓O酸素を放出して⊢SHHS⊣→⊢S—S⊣↓H2O還元剤によって切られたシスチン結合のSHとSHの間にOが結合して水になり切られている結合を再結合します◎ところが過酸化水素が過剰に作用すると(
皆様こんばんは姫路市飾磨区にあるヘア&エステサロンMAPPの松浦です。MAPP店長のブログにお立ち寄りくださいまして誠にありがとうございます。宜しければ最後までお付き合いくださいませ。さて、今日はパーマのお話をしてみたいと思います。そもそも、パーマって、どういう原理でパーマがかかるのか、皆様ご存知ですか?美容師、理容師の皆様は勿論ご存知だと思いますが、髪は、爪や肌の角質と同じで、ケラチンというタンパク質でできています。髪のタンパク質は四つの結合でしっかりとした髪の毛になっています
シャンプーソムリエこと関川忍です。僕のブログを覗いていただきありがとうございます。あなたにとって何か得る物があれば・・・と思って心を込めて毎日1記事を書かせていただいております。最近パーマがかからない・・・。パーマがかかってもすぐにダレる・・・。そんな方はいませんか?今までは髪質が・・・、ダメージが・・・って済ませていたような髪。勿論、ヘアケアもかなり影響を与える毛髪状態でもある可能性が大きいと思いますので、シャンプー剤やトリートメントなども慎重に選ばないとせっかく