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今日のBGMは、これしかないな~訪問診療の同行でお伺いしているヨウコさん。訪問看護は、いつもお世話になってる訪問看護ステーションさんです。背骨の病気が原因で、下半身麻痺となって退院してきたヨウコさん。退院後、デイケアや訪問リハビリでコツコツとリハビリを続けています。退院から半年。今日、訪問すると「この前のリハビリの時な、先生が歩行器持ってきてくれてな、ベッドからあそこまで歩けたんよ」「えーーーベッドからあそこまで」「無理かな~思った
今日のBGMはこちら心不全のカズさん。『気をつけているんや』今日のBGMはこちらだいぶ長いおつきあいになってきたカズさん。心不全の患者さんです。出会った頃の様子はこちら『死んだ方がマシや・・・』先日、退院し…ameblo.jp最後の入院から1年以上経過し、今も入院しない記録更新中です。家で体調を見ながら、心不全の悪化兆候が見られる時には利尿剤の注射をします。この方法で、入院することがほとんどなくなりました。体調には波があり、良
今日のBGMはこちらFacebookの思い出に4年前の記事が出てきました。こちらでもシェアさせていただきます。当時、私は地元の地域包括支援センターで働いていました。先月在宅に戻られた方が、旅立ったという連絡をもらいました。退院後、数日でケアマネさんに引き継いだ方です。それまで、大きな病院で長いこと治療を続けてこられ、最後の最後まで闘い続けました。退院調整もないままの退院。訪問診療や訪問看護にも繋がらないまま、「ベッドがいっぱいなので」
今日のBGMはこちらかみさんのお宅への訪問はいつもは午前中です。この日は、午後の訪問となりました。ちょうど昼食を食べ終わったところでした。「かみさん、こんにちは。お昼ご飯は何を食べたの」「お腹がいっぱいやから、食べたんやろな・・・なんやったかな・・・」「ここに空っぽのお皿があるけど」「パンやったかなあ・・・まだ、目が開いてないんやな」「えもう2時だけど」「動くのいやで、寝ていたい」「だから起こしにきましたよ」「今日はも
今日のBGMはこちらまだまだ寒い日があるものの、日中は日が当たると、春の気配が感じられるようになってきました。寒さを理由に、家にひきこもっていた患者さんたちを、外へと誘い出します。活動的で外出が大好きな奥さんに対し、お家が大好き、どこにも行きたくないススムさん。お天気がよかったので、団地の敷地内を歩きに、外に出ました。ほどよいスロープや階段があり、手すりもあるので、歩きやすい。スロープを降りたところで、踵上げやスクワットをしてみました。
今日のBGMはこちらデイケアでサービス担当者会議が行われました。このデイケアは地域密着型の医療を提供している病院のデイケアです。農村部にあり、介護サービスも十分ではないこの地域を支えている病院です。今年になって訪問が始まった患者さんがこのデイケアを利用することになり、そこの理学療法士さんと出会いました。この療法士さんがアツいとても情熱的な方なんです。「この患者さん、よくなるかも」と思うとわくわくするのだそうです日頃、どんな想いで、ど
今日のBGMはこちら8回目の「訪問リハビリテーションを話そう」を開催いたしました。今回は、鹿児島で在宅医をされている森田洋之先生と田中先生とのトークショー。精力的に発信を続けておられる森田先生が登壇されるとあって、8回目にして過去最高人数のみなさまにご参加いただきました。患者さんやご家族の方も、お越しいただき、うれしかったです。トークショーに先立ち、田中先生の訪問診療に密着した映像「シン・けったいな町医者」の初上映がありました。
今日のBGMはこちら今日はかみさんの訪問日。「かみさん、おはよう」「え」「もう11時だよ。起きてくださいよ」「え私、なんで寝てるん」「そんなこと知らないよ~私が聞きたいよ~なんで寝てるの」「さぁ・・・なんで寝てるん」「寝ぼけてないで起きてよ~」「え~もう、こんな人家におったらかなわんな~あ、もしかして看護師さん」「そう、看護師さん。思い出してもらえてよかったわ」あまり寒くないので、お散歩に行くことにしました。ご近所の高
今日のBGMはこちら先日、高齢者マンションに入居されたサキヨさん。引っ越しの前後は、なにかとあわただしく、何回か転んだり、お薬が飲めていない日があったりと、落ち着かない様子でした。サキヨさんは90代。高齢者にとって、環境の変化というのはとても大きなストレスになります。入院したことで、認知症が進行したり、動けなくなってしまったりするのはよくあることです。住み慣れた自宅を離れ、全く違う環境での新しい日々。私も2年前に全く知らない場所
今日のBGMはこちら今、私が訪問しているお宅は、奥さんがご主人の介護をしているお家が比較的多いです。私の母と同世代、もしくは母よりも年上のお母さんたちもいます。みなさん、初めての介護生活。最初は慣れずに、不安でいっぱいの様子でした。でも、時間がたつにつれて、だんだんと生活のペースがつかめてきます。それと同時に、24時間の介護生活でお疲れがたまってきます。介護する人にこそ、リフレッシュする時間が必要です。あるお母さんは、もともと
今日のBGMはこちら今日は映画を観に出かけました。先日『安楽死特区』を観に行った時に予告編が流れて、観たいと思っていました。目黒連さんと浜辺美波さんが葬祭プランナーを演じています。まだ公開されたばかりなので、ネタばれしないように、印象的だったセリフから私の感想をメインに書いてみようと思います。私たち訪問看護師はご自宅でのお看取りに関わる機会が多いお仕事です。葬祭プランナーとは葬儀の段取りや準備、進行などを行うお仕事。つま
今日のBGMは、もうこれしかないとってもおだやかなシンイチさん。いつも元気な奥さんに押され気味シンイチさんはいつもニコニコ。大きな声を出したりしません。でも、実は頑固な性格です。「シンイチさん、今日は寒くないから少し散歩に行きませんか?」「行かない」「え~行かない」「寒いから・・・」「今日は寒くないですよ。今日は、シンイチさんと歩くつもりで来ました。だから少し歩きに行きましょうよ」「行かない」「もう、シンイチさんはソフトな頑固で
今日のBGMはこちらお風呂大好きススムさん。朝風呂に入りながら、思い出話をしてくれました。「独身の頃は、銭湯によく行ってました。」「銭湯ですか。ススムさんが独身の頃ということは下宿にお風呂がない時代でしたかね?」「そうですね。大家さんの奥さんがたまにはお風呂どうぞって言ってくれることもあったけど、気を使うのでね・・」「なるほど、大家さんのお家のお風呂に入らせてもらうのは気がひけたわけですね?」「そうなんです。銭湯の方が気楽でね。あの頃は
今日のBGMはこちらご自身の治療について、ずっと納得できない想いを抱えておられるナカタさん。病院の先生からは、「これが最後の治療。もうこれ以上の化学療法はしません。」と言われたそうです。幸いにも、その最後の化学療法が効いて、体調は安定しています。でも、ナカタさんには「もうこれ以上の治療はしないって、じゃあ、再発した時はどうするんや?」という想いがあります。そんなナカタさん、新しい先生に出会いました。それはChatGPT。チャッピー先生
今日はBGMのかわりに、こちらをどうぞ。長尾和宏先生が製作総指揮の映画『安楽死特区』を観に行ってきました。これは長尾先生の小説「安楽死特区」を映画化した作品です。安楽死という重たいテーマ。そして、読み応えのある小説をどうやって映画にしたのだろうか。そう思っていました。まだ公開されたばかりなので、ネタばれは避けて・・・まず思ったことは、主演の毎熊克哉さんの圧倒的な演技力、まさに迫真の演技でした。若年性パーキンソン病の患者さんの役。
今日のBGMはなんとなくこの歌で今朝、目が覚める直前。夢を見ていました。ぼんやりとした感じで、詳しい内容はよくわからないけれど、目が覚めた時に「正さんだ」と思いました。ほどなくして、正さんが息を引き取ったとの連絡がありました。最後に、会いに来てくれたんですね。たくさんの方の最期に関わらせていただいてきましたが、こういう経験はなかなかありません。病院で、余命数週間と言われ、「入院なんかしている場合じゃない。早く帰ってやりたいことをやらなき
今日のBGMはこちらがんで、もう治療は出来ないと言われお家に帰ってきたススムさん。幸いなことに、体調は落ち着いています。温泉好きのススムさんの楽しみは、訪問の時のお風呂です。お風呂の時間は、いろんなお話が聞けるチャンスでもあります。「あ~気持ちがいいなあ~」「ススムさんは何か趣味とかあるの」「趣味ないなあ・・・仕事と勉強ばかりしてました。なので、趣味らしい趣味はないですな」ススムさんは、元検察庁の事務官。「うちは、貧乏百
今日のBGMはこちらいつ頃だったか。もうずいぶん昔のことだけれど、天皇陛下のお通じを観察する人がいる、という話を聞いたことがあります。その話を聞いた時には、天皇陛下ともなると、トイレのプライバシーもないのか、と思いました。でも、健康管理のために、お通じを観察するのは大切なこと。お通じ、つまり大便は大切な便りなのだと。この話を聞いて「なるほど~」と思った記憶があります。訪問看護の場面でも、排便のことはとても重要です。高齢者や、がんの患者さん
今日のBGMはこちら主人公はいったいだれなんだそして主治医はだれなんだ年末年始の帰省の際、より一層動きが悪くなっていた父。『さて、どうしたものか・・・』今日のBGMはこちら年末年始、ありがたいことに長いお休みをいただき、帰省し地元でゆっくり過ごしました。久しぶりに会う友人とランチをしたり、自宅の大掃…ameblo.jpつい先日も、妹から「またこけた」と電話がありました。4年前に進行性核上麻痺と診断。ところがなぜか、昨年になって
今日のBGMはこちらサキヨさん、今日もおしゃべりが止まりません。「どんなに年してもな、旦那のいる人は、おしゃれやな」「そうかな~」「デイケアで見ててもな、日に何回も櫛を通すんや。ええ年なのにな。あないせんと捨てられると思っとるんやろか」サキヨさんは、いつもデイケアでは人間ウォッチングをしています。こんな人がいる。新しく来た人はこんな人。なんであんなことするのか。あんなに具合の悪い人をデイケアに連れてくるなんて気の毒だ。などなど、
今日のBGMはこちら久しぶりにしげ子さんのお宅へ訪問。98歳と超高齢でありながらも、大きな体調の変化はなく過ごせています。娘さんから、今週、しげ子さんご夫婦の結婚記念日だというお話をお聞きしました。ご主人はすでに亡くなられています。「しげ子さん、結婚記念日なんですね」「あ~大雪の日やったなあ」「大雪だったんですね」「今でも、よお覚えとる」「結婚して何年になりますか?」「さぁ・・・何年やろか・・・」娘さんによると74年くらいになるようです。
今日のBGMは、これだな~カバーバージョンで。かみさんの訪問日。1月だというのに、まるで春が来たかのような暖かい日でした。「かみさん、おはよう」かみさんはまだ夢心地。「かみさん、朝だよ。今日はいいお天気で春みたいだよ」かみさん、目は覚ましたものの、なんだかまだ頭の中が眠っているようです。いつものかみさん節も出てきません。いつになく、おかしなことを言って、なかなか覚醒しません。「かみさん、さあ起きて、お散歩行くよ」半分寝ているかみ
今日のBGMはこちら毎月外来に来られている森さん。彼女は学校の先生をされていただけあって、とても勉強熱心です。日々のお友達や兄弟との会話でさえ、そこから学ぶことがたくさんあるとおっしゃいます。本もたくさん読まれており、時々その内容についてもお話しをしてくださいます。ご主人を亡くされたあと、お義母さんが病気で入院し、家に連れて帰ってあげたいと思いながらも、できなかったことを悔やんでおられます。「あれはあれでよかったのだ」と『腹に落とし
今日のBGMはこちら無事に新年を迎え、先日、楽しみにしていた家族旅行へも行くことができた正さん。『楽しみがあった方が・・・』今日のBGMはこちら私が人生の師匠だと思っている正さん。『死生観』今日のBGMはこちらお薬がちょうど体に合い、体調が安定した正さん。…ameblo.jp娘さん、息子さん、奥さん、家族総出で全力サポートの旅行。あまり食事が摂れなくなってきていますが、それでも、カニをおいしく食べられたそうです。大好
今日のBGMはこちら「家がええ」とお家に帰ってこられたシゲさん。『「家がええ」』今日のBGMはこちらはじめましてのシゲさん。先日、退院してこられました。奥様と2人暮らし。でしたが、シゲさんいわく、「なんもわからんくなってしもた」…ameblo.jpすでに、かなり厳しい病状です。食事もほとんど摂れません。朝一番に訪問すると、今までになくしんどそうな様子です。眉間にしわを寄せ、ソファーで横になっています。「あかん、もう薬も受けつけ
今日のBGMはこちらはじめましてのシゲさん。先日、退院してこられました。奥様と2人暮らし。でしたが、シゲさんいわく、「なんもわからんくなってしもた」そうで、奥様は施設に入られています。シゲさんは先月、がんが見つかり、緊急の処置はしてもらいましたが、すでに治療は難しい病状でした。シゲさんのお宅に伺うと、一人暮らしになってしまったシゲさんに猫ちゃんが寄り添っていました。「お父さん、ひとりで寂しくないですか?」「なぁんも、寂しい事はない」「
今日のBGMはこちら「娘たちとな、カニ食べに行ってきたわ。人生食べられるうちに食べて、動けるうちに動いとかな、いずれあかんくなるんやから・・・」「カニ食べに行ってきたんですね。いいじゃないですか」毎日、不安でいっぱいのナカタさん。娘さんのご家族と一緒にカニを食べに行ってきたそうです。「最近調子がええやろ?調子がいい時はな、今までと同じと思ってしまうんや。なんでこれが続かんのかなと思う。何か知らんけど、どんなに楽しくしとっ
今日のBGMはこちら90代お一人暮らしのサキヨさん。新年最初の訪問へ。「さとへ帰ってたん?ご両親は元気やった?帰る故郷があるのはええなぁ。私はないからな・・・」「引っ越しの準備は出来たの?」「まあな、だいたいできた」サキヨさん、今後のこと考え、高齢者マンションへ引っ越すことを決めました。引っ越しの準備は進んでいるようです。サキヨさんは、おしゃべり好きです。「デイケアにな、5歳上の人が来るようになったんや」「サキヨさんの5歳上
今日のBGMはこちら先日、長期の入院から、自宅へ帰って来られたアキラさん。整形外科の手術のあと、脳梗塞を発症し、左麻痺となり寝たきり状態に。手術を受けて、元気になって、まだまだやりたいことがあったのに、歩くこともできなくなってしまいました。長い入院となりました。「お父さん、お帰りなさい。お家はどうですか?」「いいです」病気の後遺症で、感情がうまくコントロールできないので、すぐに泣いてしまいます。「お父さん、これからよろ
今日のBGMはこちら昨年、好評をいただいた「今日のかみさん」シリーズ。今年も続けたいと思います。新年最初の訪問。かみさんはまだ寝ていました。「かみさん、あけましておめでとう今年もよろしくお願いします」「え今日何日まだ正月」「そうよ~まだお正月だね」「正月か・・・両親に挨拶に行かな・・・」「かみさんのご両親はもういないと思うんだけどな」「え○○におるで」「そうなんだね」かみさん、86歳。ご両親はすでに天の上。でも、かみさんの頭の中で