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今日はこの旅の最大目的であるパンクハーストセンター内のミュージアムに行ってきました。パンクハースト母娘とは女性参政権運動にてサフラジェットの代表、theWomensSocialandPoliticalUnion(WSPU)を設立したEmmelinePankhurstと、母と一緒に活躍した娘たち、theWSPUで同じく主導者だったChristabelと後に社会主義による貧困層のサポートと平和運動に携わるSylviaのことを言います。私が修論で取り扱った
今日はこのミュージアムに行ってきました。戦争博物館や産業科学博物館もあり、どこに行くか迷ったのですがサフラジェットの特別展があると知り、ここに決めました。女性参政権運動の資料が沢山見れて満足です。また常設展も大変勉強になりました。チャーティズムや社会主義、フェビアン協会など、個別に学んだ事柄が歴史の中の流れとして把握できました。またスタッフの方が写真を撮ろうか、と何回か声を掛けてくださいました。エンゲルスの街、産業革命により生まれた産業と労働者の都市マンチェスタ
EnglishFeminism&SexualMorality1885-1914著:LucyBland1995年3月発行PenguinBooksRoyalHollowayLibraryより貸出読み終わるのにけっこうかかってしまった。後期ヴィクトリア朝からエドワード朝にかけての性に関する事柄と、それにたいするフェミニズムのリアクションについて書かれています。買春、社会浄化運動、結婚制度の改革、freelove,優生学などこの時期の性の問題を網
WomenandModernityinBritishCulture著:BarbaraGreen2017年発行PalgraveMacmillanロンドン大学SenateLibraryより貸し出し修論の文献の1つをやっと読了した。7月に入ってから執筆と並行しているからなかなか読み終わらず焦りました。まだほかにも修論用の文献リスト(予定)があるのに。この本はエドワード朝、第一次世界大戦期、大戦後のfeministperiodicalsをever
2015年イギリス監督:セーラ・ガヴロン原題:Suffragette~信念は、変える勇気と受け入れる勇気の両方を必要とする~WOWOWにて録画鑑賞。キャリー・マリガン、ヘレナ・ボナム=カーター、メリル・ストリープという豪華キャスティングも含め気になりつつ劇場鑑賞のタイミングを逸してしまった作品です。1910年代のイギリスで、女性参政権の獲得の為に戦った女性たちの実話に基づいた映画。思ったよりも陰鬱な状況で辛かった・・・けれど、ただ辛い、哀しい、しんどい、だけではな
昨日はロンドンのHolbornLibraryで開催させた女性参政権運動についてのイベントに行ってきました。私の修論のテーマはDoraMarsdenについてなので、修論への刺激になるかなと。イベントではお茶やケーキなどが用意され、ゆったりとした雰囲気の中お菓子を頂きながら他の参加者とフェミニズムについて話をする機会を持てて良かったです。余ったお菓子は持ち帰らせて頂けました。平日の午後なので年配のご婦人が多かったのですがインド系の女性、ムスリマの方、親子参加など参加者の
TheStruggleforSuffrage著:SophieDuncan・RachaelLennon2018年発行NationalTrustOsterlyparkに行った際にお土産物屋さんで発見。19世紀のNewWoman誕生から第一次世界大戦前までの女性参政権運動についての本。写真も多くよくまとまっており、5ポンドと安かったこともあり購入。時系列で分かりやすく、ポスターも掲載されています。2018年という英国女性参政権の節目の年に留学して
最近、感じるのだが、なぜ女性議員のスキャンダルがこうも続くのだろうか?ということ。映画化もされてご存じの方も多いと思いますが、今日の東京新聞でサフラジェット運動が取り上げられていました。20世紀初め、英国の女性たちが、まさに命をかけて選挙権を求めたサフラジェット運動。女性に参政権がなかった1903年、中心人物であるエメリンはマンチェスターの自宅で女性社会政治連合を結成。後にロンドンに本部を移し、デモ行進集会等で“女性に投票権を”と、訴えた。この100年で女性を取り巻く環境は大
1912年、ロンドン。夫と同じ洗濯工場で働く24歳の女性モード。幼い息子を抱え、劣悪な環境の中、男性よりも安い賃金でより長時間の労働を強いられる過酷な仕事にもかかわらず、この職場しか知らない彼女にとっては、それが当たり前のことだった。そんなある日、街で女性の参政権を求めるWSPU(女性社会政治同盟)の過激な抗議活動に遭遇する。この“サフラジェット”との出会いが、のちに自分の運命を大きく変えることになるとは、この時はまだ思いもしなかったモードだったが…。こちらは201
こんにちはオリヴィアです今週は、とっても忙しくてブログ更新が遅れておりますごめんなさい仕事をしすぎると体のどこかが悲鳴を上げてしまいます私は、リフレッシュを上手く取り入れながら仕事するのがうまくやっていく鍵だと思っていますまあ、なかなか忙しい現実では難しいのですが…というわけで…昨日は、観たかった映画「未来を花束にして」をようやく観る事ができました娯楽作品や商業映画ではなくとってもマイナー映画なので、1〜2週間ほどで打ち切るので
原題「SUFFRAGETTE」サフラジェット意味は20世紀初めミリタンシーと呼ばれた戦闘的な活動をする女性参政権活動家を指す言葉として「デイリー・メイル」紙がつくりあげたもの、とパンフに書いてありました。邦題はなんかボンヤリとしていますが、原題はわかりやすいですね。主演はキャリー・マリガンです。「17歳の肖像」で注目を集めたオードリー・ヘップバーンの再来ともうたわれた人です。「SHAME-シェイム-」でマイケル・ファスベンダーの自由過ぎる妹役でした。この娘魅力的だなぁと思っていました。ち
我が家のテチチーズ♡長男ルーニー(チョコタン)長女マリー(パーティー)次女クロエ(ブラックホワイト)チワワ3兄弟の日常を中心に趣味の映画の事などマイペースに綴ってます♪こんばんは◡̈♥︎先日『未来を花束にして』と『恋妻家宮本』を観ました♬『未来を花束にして』1910年代のイギリスで参政権を求め闘った女性達の話。予告で流れていたメリル・ストリープの「すべての娘たちはこの歴史を知るべきでありすべての息子たちは胸に刻むべきだ。」という言葉が印象的で気になってました。邦題もポ
映画を観に行ってきました。『SUFFRAGETTE』http://mirai-hanataba.com/邦題は『未来を花束にして』(どうしてもこの邦題が覚えられない・・・・。)お勧めいたします。友達が「前売り券を取りおいていただいているから、どなたかー」とお声がけくださり、先着3名に滑り込み。まずは大名古屋ビルヂングのミアルカさんhttp://miarka.asablo.jp/blog/へ。実物のサフラジェットジュエリーが展示されているのに、行きの交通手段を誤り(節分の大須は混
夜、時間が開いたので、前から気になっていた『未来を花束にして』を見てきた。まず、タイトル。映画のシリアスな内容と一致していない。ポスターも女性3人なので、女性の明るい友情の話かと思ってしまいます。オリジナルの"SUFFRAGETTE"(サフラジェット)は19世紀後半に始まったイギリス女性の参政権運動活動家。男性たちが耳を貸そうとしないので、次第に戦闘的な手段を取り入れるようになり、サフラジェットと呼ばれるようになった。やはりタイトルはサフラジェットしかない。女性たちが10代前後から洗
昨日1/12、日経で当選して映画の試写会に行って来ました応募総数5千を超える中の500名でした同伴1人可でしたので、娘と一緒に観ました「気分屋で心の平静を欠く女性にはー政治判断は向かない」、で始まるこの映画1912年のロンドン女性には参政権がなかった「思想も教養も富もない、私はひとりの母親ただ我が子のその手に、希望をつなぎたかった」子供の未来のため私の未来のため100年前の彼女たちが今に残したものこれは、女性参政権を求めて立ち上がった"名もなき花"の、真実に基
どうも。「未来を花束にして」は、非常に誤解を与える邦題だと思います。この映画は、イギリスでの闘争的婦人参政権運動家たちを描いたものなので、もっと深刻かつシリアスなタイトルが相応しいです。ボクなどは、日本公開が決まったあとで映画の内容を知ったクチなので、他人に教えるほどではないのですけれど。日本という国は、新憲法とともにやっと婦人参政権を認めた国でいまだに女性蔑視な政治風土のまま(婦人の議員の比率は1946年で8%、2017年現在9%)なので、この映画を持ってきたところで