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これまでの「サステイナブル・ハック」で前述の通り、「サステイナブル」というと、とかく環境保護対応の面でクローズアップされがちだが、本質的には人間としての生き方働き方そのものにおいて重要なキーワードである。ふわっとした理解としてではなく、地に足をつけてみた場合、「サステイナブル=ムリなく・ムダなく・長続きする・(SDGsやESGなど世界人権宣言・人権規約に端を発するものの)理にかなった・お互いに幸せになりあう取り組み」((C)戸村智憲)として、人間が生き働き人間同士がかかわりあう上で、大切な
過剰な対応で社会問題化したりしたいわゆる「マスク警察」の問題や、ワクチンは「絶対打て」「絶対安全」や「絶対打つな」「絶対危険」という両極端な対応・言動も見受けられるが、基本的には、国レベルから多様な選択肢を用意して多様性ある個々人の「リスク管理の意思決定」と、それに伴うそれぞれの人権尊重と責任を負うこと次第かと思われる。マスクをせず飛沫感染やいわゆるエアロゾル感染などを引き起こしやすいようにするのは、他者の人権侵害に関わり得る観点からは、個々人が他者の人権を尊重してマスクを着用できる状況な
法曹界の格言に「権利の上に眠る者は保護に値せず」や「訴えなくして裁判なし」などと言った旨があるが、では、眠りから起きたら起きたで、「あいつは人権派~だ」といったような変なレッテルを貼られるのはいかがなものかと思う。筆者自身、労使間や社会において相互に尊重しあう同じ人間同士のこととして人権についてお話しするが、中には「人権派~」と呼ぶこと自体がいかがなものかと思われるようなレッテルを貼る(レイベリングする)方もいらっしゃるようだ。経団連関連で人権という言葉を出したり人間として労使の立場
「真実は揺れ動きながら存在する」とは、筆者が米国留学中や国連勤務時にふと感じさせられることの多かったことで、これまでにも講演や情報発信などの際に述べてきたことだ。文化的背景や自由な信教などの様々な違い・多様性から、それぞれに、「これが正義だ」「こうするのが正しいこと」「相手もこうすべきだろ」という、同じ事実に際しても各自の真実と正しさについて自ら信じるストーリーがある。同じ人権を持つ人間同士が、時に対話において、また時に司法手続きや法廷において、双方の真実・正しさによる主張が飛び交い
月が満ちれば欠けはじめ、月が欠けては満ちはじめるし、植え込みの木も生い茂れば剪定・枝打ちしてムダな枝葉末節に養分を取られぬように整えることが大切になりつつ、また、枝葉が枯れては茂りはじめる。ムリなく・ムダなく・長続きする・ESG/SDGsなどの理にかなって・お互いに幸せになりあう取組みを進める上で、物事の流れがスムーズで健全に自然体であることが、持続的発展を目指す良好な経営・生活に欠かせない。公私ともに損得勘定の以前に、それは正しいことかどうか、という判断ステップを前置していて、儲か
小学2年生の息子が、アマ〇ンを色々見ながら、手持ちのお小遣い(お年玉などの内、銀行に預けた分を除き手持ちのお小遣い)では400円足りないと嘆いていた。そこで、1/23は日曜日ながら、急きょ、「パパ学校:4つのクエスト」を授けてみた。(1クエスト100円の大奮発バージョン)相手の気持ちになって考えるクエストとして、①ママっき~がしてもらうと幸せになること・嬉しいこと・楽しくなることをする、②バ~バラがしてもらうと幸せになること・嬉しいこと・楽しくなることをする、③家族みんながして幸せに
DX推進の掛け声は良いとしても、問題は、トランスフォーメーションなきDX推進で、DXの錦の御旗で旧弊・付加価値なき仕事などを覆いかぶせ、効率的ではあっても効果性なき業務のIT化で付加価値低下へとひた走るリスクがあることを、どれだけ意識してDX推進に取り組んでいるかどうかであろう。効率的であれば良い、という安直な思考では、南に向かって進むべきところを北に向かって最高速度で効率的に進んでいるようなもので、「いや、いずれ目的地に着くよ。だって地球は丸いんだもん」というような、既存業務を単にIT活
VUCA時代のサステイナブルな新規事業推進の要諦VUCA時代のESG・SDGsをベースとした世の流れ筆者は元・国連の専門官として、日本でCSRやコンプライアンス(=法令遵守+社会的規範の積極的尊重)とは何かと騒がれていた黎明期より、世界標準でのESG・SDGs関連について、日本企業をはじめ各国大使などとも連携した指導を行いつつ、自ら実践してきた者であり、日本企業での経営者でもある者として、昨今の新規事業展開に気になる点が多々ある。VUCA(Volatility(変動性)・Uncer
今のところ昨年(2021年1月)の冬休み明け自主休校していない状況。昨年は世の中全体の感染状況やワクチン接種状況などや、医療の逼迫具合(いざという際に医療で助かりやすいかどうかなど)などもあり、また、何よりも、小学2年生の息子の意志(意思)と意向を尊重して、「パパ学校」で対応してきた。しかし、本年(2022年1月)は、第6波にある中で、今のところは息子の意向・意志(意思)としても、また、世の中の感染者数だけでない医療の逼迫具合やワクチン接種でブレークスルー感染でも重症化を避けられる可
「サステイナブルハック:ムリなくムダなく長続きする理にかなったお互いに幸せになりあう取組み」:戸村智憲による2022年Ver.新規講演/研修/指導プログラム【日本マネジメント総合研究所合同会社】「サステイナブルハック:ムリなくムダなく長続きする理にかなったお互いに幸せになりあう取組み」:戸村智憲による2022年Ver.新規講演/研修/指導プログラム【日本マ...JMRIのプレスリリース(2022年1月12日07時00分)[サステイナブルハック:ムリなくムダなく長続きする理にかなったお互
2022年を迎え、新春に小学2年生の息子が自ら「お茶を点てたい」ということで、家族ワイワイと略式のお茶会を新春らしい花びら餅を頂きながら一服。私の母が茶道の教授(裏千家で華道は嵯峨御流でもある)でもありつつも、大阪の別宅の建築に際しては、型を知り型にはまることのワナに陥らぬ母らしく、茶室をしつらえる際には、和と洋の要素もバランスよく織り交ぜ、柱をいぶし銀で床の間は黒塗りにするなど、オリジナリティと型・伝統のエッセンスを踏まえていたりした。そのようなこともあり、堅苦しく肩ひじ張って楽し
小学2年生の息子が何気なく見たYouTube動画で、ラップバトルに触れて関心を示して見よう見まねで楽しそうにラップっぽい何かのパフォーマンスを見せてくれる。キッズなラッパーさんも動画に出てたりして、日本語のラップより英語でのラップの方がキレがあるような気もしつつ、ふと、私の若き頃に「ラップ」的要素でヒットしたEastEndxYuri(「DA.YO.NE」とか「まいっか」とかあちこちで流れてた感じ)を思い出したりもした。同じくYouTube動画でドラムに触れて何となくやりた
ビジネスでも家庭関係でも健全に積極的な構築を進める上で、多様性の尊重や人権擁護において、ある種の能動性と受動性の両立・融合がカギを握り得る。人権擁護というと、経団連ご関係でいらっしゃる経営者の方々の中には、「人権」という言葉を出すだけで「あいつは人権派~であるに違いなくけしからん」という、「人権アレルギー」とでも言うような反応を示される方々が少なからずいらっしゃるが、筆者は経団連であれ連合であれその他の各種団体などであれ、また、経営陣指導であれ労組指導であれ、いずれも人間として大切なことを
様々な人間関係は、夫婦関係・家庭関係・職場の対人関係や取引先との対人関係など、多種多様に各所に存在し、それゆえに、家庭が社会の最小単位として各単位で人間同士が関わりあう社会が多重多層に構成されている。同じ家庭にあっても、夫婦でも価値観や倫理観や物事の判断基準や「常識」が異なり得るし、親子間でも同様に、ひとりの人間同士のそれぞれにある多様性やそれぞれにとっての正義・正しさ・理想や意志(意思)・志向性などにより、多彩な関係性が常に変化しながら存在する。それは、仮にどこそこの会社は~という
ビットコインの億り人や株や金融商品など、トリクル効果なきジャブジャブ金融とでも見られそうな世の中で、FIRE(FinancialIndependence,RetireEarly)でしっかりした富裕層から見れば少額ながらも、早々にある程度の経済的な自立とアーリーリタイヤメント(早期退職あるいは悠々自適な暮らしと言った方が良いかもしれないが…)に至る方も少なからずいらっしゃる。確かに、筆者のように、どこからも補助金・助成金・寄付金も得ずにコツコツと仕事で得た資金を基に社会貢献活動をして、
サステイナブルハックについてウェブ連載(弊社公式ブログと書籍原稿作成のリアルタイム同時進行)を始めてから、ここまでのところでは、環境保護や環境負荷低減のお話しだけではなく、日常の生活・仕事にもサステイナブルな基軸づくりが重要であることなどについて触れてきた。「それは、サステイナブルか?」という問いは、ストレスマネジメント面にも関わる。文系な筆者が「心の問題」のバランス化などというと、理系の方々・論理的に突っ込みたい方々から、精神論・根性論ではないか、という懸念があるかもしれないので、
昨日、2021年12月21日(水)に、大阪方面で来年1月の講演会につき、ご主催者さまがどうしてもなんとかリアルな会場でやってくれないか、主催者側としてはリアルに集まるんだから講師も来てもらいたい、まだオミクロン株で感染に注意って言っても感染者数は多くないじゃないか、といったお話しがあった。丁寧に感染症対策の現状や当方の下記の業務体制などもお話しし、空振りが最上策、備えていて良かった助かったが次善策、備えておけば良かったのに助かったのにが最悪ですということや、感染症対策BCPなどの指導者とし
世の中では、サステイナブル・デベロップメント・ゴールズ(SDGs)やら、環境を大切にするサステイナビリティ経営をうんぬん、といったお話しが飛び交い、それ自体は、国連の専門官として日本のCSR・コンプライアンスなどの黎明期より企業トップなどに社会的責任などをお話ししてきた頃と比べて隔世の感があり、逆に、「猫も杓子もサステイナブル」なくらい、人口に膾炙していることは、その功罪両面はあろうが議論の土壌づくりとしては良きことかと思われる。しかし、そもそも、サステイナブルという言葉の用いられ方が、偏
「サステイナブル不便」((C)戸村智憲)とは、下記に既にリリースしているが、VUCAの時代に多様性を尊重し多様化していく中で、サステイナブル(=ムリなく・ムダなく・長続きするよう・ESGやSDGsの理にかなって・お互いに幸せになりあう取組みになるよう)に物事を取り組む上で、一見すると不便ではあるものの・旧来の価値観や「常識」や判断基準などから見て不便であることを、甘んじて受け入れていくことだ。COVID-19対策「新しい生活様式」の講演プラン:一見して不便なことに取り組むことで持続可能な社
コロナ渦中の多難なVUCA時代を見据える「サステイナブルハック」(サステイナブルな生活術)のウェブ連載&書籍化を決定:弊社理事長の戸村智憲による【日本マネジメント総合研究所合同会社】コロナ渦中の多難なVUCA時代を見据える「サステイナブルハック」(サステイナブルな生活術)のウェブ連載&書籍化を決定:弊社理事長の戸村智憲による【日本マネジメント総...JMRIのプレスリリース(2021年12月16日10時24分)コロナ渦中の多難なVUCA時代を見据える[サステイナブルハック](サステイナブルな
VUCA(Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(両義性・あいまいさ))の時代と言われて久しい。言ってみれば、ストレート・スライダー・フォークボールの3球種しかない野球の世界があったとしたら、そこに、揺れ動きながらミットに収まるナックルボールやその他の変化球や投手の荒れ球も加わって、打者も味方のキャッチャーですら対応が難しい状況のようでもある。特に、コロナ渦中やコロナ渦中を超えて進む先としてのニューノーマルなど