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早いもので、気づけば出会ってからとうに干支が一回りし終えて二回り目の途中。今年も柴奏花さんの誕生日、おめでとうございます。最後に観てからもう5ヶ月余、禁断症状も例によって深いものになっています。でも今年は多分あと2回は会えそうなのが嬉しい。さて、禁断症状の中でせめてもの慰みにしているのは、観た舞台に「もし奏花さんが出ていたらどの役?」の妄想。今は先週観たサイコシス「新撰組IN1944」に出るなら?で遊んでいます。そもそも奏花さんは2015年の倉敷あみさんが土方歳三を演じた月蝕歌劇
観劇だったりライブだったりにお供として連れて行くのは古い時計。当世時計なのかどうかも怪しいスマートウォッチとやらが流行りだったり、腕時計しない人が増えたりしているわけですが、うちの時計は懐中時計。アンティークものなので日に何分かズレるような手巻きの機械時計です。今現役で使えるのが三つあるんですが、今回お供に選んだのはウォルサムのオープンフェイスの銀時計。作られたのは1872年、明治5年で芳紀154歳の御老体。重さも150gほどあります。去年の秋から止まっていたものをオーバーホールして
サイコシス「新撰組IN1944」。いろいろと謎のある戯曲ですが、11年前の倉敷あみさんが土方歳三を演じた月蝕歌劇団版を観て以来、ずっと解けない謎があります。それは、この舞台のタイトルがなぜ「新撰組IN1944」なのか、です。誰かがそのことに触れているのを見たことはありませんが、舞台観た後に気になりませんでしたか?新撰組の近藤勇、土方歳三、沖田総司や斎藤一など世に知られた隊士が出て来るので「新撰組」と付くのは誰だって分かります。問題はそれに続く「IN1944」のところ。舞台観
今回の座組で一番目を引いたのは、なんと言っても申大樹さんの土方歳三と寺田結美さんのアイ・レーンでしょう。この脚本では初めて観る男性が演じる土方歳三、ジャージに金髪、サングラスで現れます。ヤンキー歳三ひとつ間違えば何の説得力もなくなってしまいそうな出で立ちですが、そこに違和感など微塵も感じさせない歳三がいました。立ち居振る舞い、台詞回し、太刀捌き、魂の熱さまで間違いなく土方歳三。だからハンスに剣を教えるところなんて涙腺が緩むわけで。かたやアイ・レーンはこれまで観た中で最も妖艶にして年上
PSYCHOSISFILE009「新撰組IN1944」。2015年、2019年の2回月蝕歌劇団で観た高取英戯曲がサイコシスの手で蘇る。会場はあの月蝕聖地、老若男女ザムザ阿佐谷。とあっては行かない理由はありません。自分は諸般の事情で2ステージのみの観劇となりましたが、全公演完売となる大盛況。老若男女入り乱れた客層に、サイコシスの到達点が窺えます。この話、ざっくり書いてみると、池田屋で桂小五郎を取り逃がした新撰組土方歳三たちは謎の女アイ・レーンと出会う。中国の九尾の狐と名乗る
サイコシス幻魔怪奇劇「DGURAMAGRAードグラ・マグラーRE/再演」。初演は2021年7月、新型コロナが猖獗を極めていて、「新しい日常」とかいう自粛スタイルが幅を利かせていた頃のこと。前年6月には観劇遠征再開していたこの身は当然行きました。柴奏花さんが楊貴妃やると聞いていながら疫病に怯んだとあっては沽券に関わるというもの。あれから4年余、早くも再演の時が来ました。場所は下北沢の「劇」小劇場。このところのサイコシスと言えばザムザ阿佐谷のイメージでしたが、遂に下北沢進出です。
久しぶりに推しの御成婚というものに巡り合うことになった今年の皐月。大きな節目を迎えたのが柴奏花さん。先日サイコシス「盲人書簡◉上海篇」の会場でお見掛けしましたが、遠目にも良き人と出会えたんだねと思える雰囲気があって、誠に以て祝着至極。どうぞ末永くお幸せに。前回誕生日を寿いでから1年、その間1番印象に残っているのは吉野翼企画「身毒丸R」。奇抜な衣装での「少女年」、あんなに走り回る強強キャラを演じる奏花さんも初めてでしたが、中でも台風の中でのそれは凄かった。イレギュラー極まる状況の中でも
ご近所の阿佐ヶ谷にあるザムザ阿佐ヶ谷で、森永理科率いるPSYCHOSISの寺山修司生誕90周年記念認定事業「盲人書簡◉上海編」のゲネプロを観た。ゲネプロとは言え、満員の盛況ぶりだった。******演劇サイトより********燈前書簡この劇は、「見えない演劇」であり、半分は真暗闇で上演される。闇が観客から「光を奪う」のであっては無意味である。われわれは観客に「闇を与える」ことによって、もう一つの世界状態を生成するのである。観客は俳優に配られたマッチを自由に擦って「見
高取英さんの戯曲「不思議の國のアリス」を観るのはこれが3回目。初見は月蝕歌劇団、2013年のひつじ座公演。10代目トップ倉敷あみさんがアリスと雪絵を演じました。その時の映像があるので予習復習がてらにそれを見てザムザ阿佐谷へ。サイコシス「群論序説不思議の國のアリス」。少女アリスは妄想に耽っていた。東北の寒村ではアリスによく似た少女雪絵が宮沢賢治の「春と修羅」を学んでいた。富国強兵とは名ばかりの日本。陸軍兵士安藤たちは昭和維新を掲げ二月二十六日にクーデターを起こそうと、若き革命家で
サイコシス「HOKUSAI」には「お風呂場演劇」という見慣れも聞き慣れしない枕詞が付いていた。何故ならば、会場が文字通りの元お風呂場だったから。そこは以前吉野企画の「疫病流行記」で柴奏花さんの「わたしはあなたの病気です」が響き渡った会場です。あれから4年ですが、体は北千住駅から会場までの行き方を覚えていました。BUoYは20年ほど廃墟と化していた銭湯とボーリング場の複合施設だったのを2017年にオープンスペースとして蘇られた場所なんだとか。パンフレットに主宰の森永理科さんが「作品も誰
「地球内部に別の種族がいる可能性がある。北斎はそのことを知っていたのではないか・・・」世界に君臨した後に地底を制圧しようと目論むゲッベルスはフリッツ・ラングの映画メトロポリスに着想を得て、マリアロボットを創る計画をカリガリ博士に持ちかける。一方ラングは、葛飾北斎の春画に影響を受け、北斎をモデルとしたポルノ映画の撮影を計画していた。一方葛飾北斎は・・・お風呂に浸かっていた!そんな奇妙奇天烈なお話「HOKUSAI」で柴奏花さんが演じたのはツヴァイク。ナチスSS将校クラウスの部下のひとりです
柴奏花さん出演のPSYCHOSISお風呂場演「HOKUSAIAndTheDr.Caligari」@北千住BUoY。2014年に月蝕歌劇団が上演した作品。百津美玲さんに出会った思い出の作品。戯曲は何度も手直しされていたそうで、今回はその時とは別バージョンのものが演じられました。大筋は変わりませんが、ベルネの関してところどころ違っていました。ナチスに葛飾北斎、映画の「カリガリ博士」と「メトロポリス」、それに地球空洞説をも絡めた、時空を飛び越えた荒唐無稽なお話ですが、かいつまんでスト
PSYCHOSISFILE:04『疫病流行記』2023年7月13日(木)〜18日(火)ザムザ阿佐谷言葉:寺山修司演出:森永理科(PSYCHOSIS)音楽:krishnablue絵:上野顕太郎美術:深海洋燈、上野顕太郎音響:田島誠治(SoundGimmick)照明:松田桂一舞台監督:申大樹(深海洋燈)写真:イマイトシヒロ制作:高田ゆか(PSYCHOSIS)演出助手:國崎馨(PSYCHOSIS)衣装:森永理科、りくろあれ、くらしのアサすん小道具:中村つぐみ特殊造形
公式ハッシュタグ記事ランキングで#演劇G線上のアリア19位ランクインしました。たくさんアクセス頂きありがとうございます。「晴天に雨~聖夜の祭囃子~」、「スーパーマンガ大戦MAX」、「アサルトリリィ・私立ルドビコ女学院・御台場女学校上映会&トークショー」、「ある母の記録」もUPしてありますので、是非ご覧ください!
PSYCHOSISFile:003「G線上のアリア」今回は女優さんのみでの公演です。臨終間近の老婆播磨まつ。持ち山と引き換えに若返りの秘薬を手に入れ女子高生まつえとなり、近所の女子高生たちと宝塚の舞台を観に行くことになる。しかし、たどり着いたのはフランス革命真っ最中のパリ。首魁のひとりサン・ジュストへの恋に落ちるまつえ。人民を死の恐怖から解放すべく不老不死の秘薬を開発させていたロベスピエールは、サン・ジュストを通じてまつえの秘薬をも手に入れる。秘薬を失い公衆の前で老婆に戻るまつえ
今日もお芝居を観て来ました。今日観たのは「G線上のアリア」@新宿スターフィールド劇場でした。断頭台のポスターってこともあって、フランス革命の話なんだろうな。。。という気はしますよね。でも、ビジュアル撮影の写真を見ると、何やらグロテスクな物語なのかも、、、、正直な話、グロいのはあまり得意じゃぁない、、、んだよなぁ。という懸念もあったんだけど、最近鳥居ちゃんのお芝居観れてない!!ということもあって、今回は絶対観ようと決めていました。日程が合わなかったり、予約した演目が中止になったり、、
※ネタバレあり。PSYCHOSISは月蝕歌劇団に参加していた森永理科が仲間と共に立ち上げた劇団。今回高取英作の「津山三十人殺し」を上演すると聞いて久々にザムザ阿佐ヶ谷にやって来た。ザムザは月蝕歌劇団がよく使っていた箱。津山事件とは昭和13年に岡山の村で起きた大量殺人事件で、横溝正史の「八つ墓村」はこの事件を元に書かれている。そしてキャスト表を見て知ったんだけど阿部定が登場するらしく、期待を裏切らないなぁ、高取英(^^;💦都井睦夫は両親を病気で亡くし祖母、姉ミサと共に暮らしている。