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第五編を読みかけたのですが、思い直して順番に読むことに変更。途中までしんどかったのですが、やはり面白かった!本作はあらすじを紹介しても全く意味がないので、以下、ざっくりと。とはいえ元が長いので、本ブログも長くなり、二つに分けました。Ⅰ部。コンブレ―からパリに引っ越した「私」。プルーストお得意の<名と実体のズレ>の話の後(これ本作の伏線ではないかと。Ⅰp13-14)、20世紀初頭のオペラ劇場の雰囲気が描かれます(Ⅰp81-134)。まだオペラ座が華やかだっ
今日は遺伝子組み換え食品についての話をラジオで聴いて、勉強になった。「農ガール、農ライフ」を読んでから、農業女子に興味があって、農業の本も図書館で借りて読んでいるし。農ガール、農ライフ(祥伝社文庫)745円Amazon遺伝子組み換え食品については、英検1級のトピックとしてよく出題されるらしいので多少知識はあったほうがいいのだろう。英検1級の勉強は長年しているわりに、受験したことはないので(英検準1級は20代で合格済)今更ながら試験内容について確認してみたら、二次試験では
■今日の勉強レアジョブレッスン、デイリーヨミウリ音読、プルースト原書2頁■プルースト単語帳(ゲルマントのほうfolio版384、385頁)CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,354円Amazonfeigne-→feindre装う、振りをするfouiller探し回る、かき回すexiger(強く)要求するgrêle(形容詞として)ひょろ長い、やせっぽちの、(声が)か細い(女性名詞として)雹、霰rem
■夏休み中は積読本も少しは消化できて良かったです。垣谷美雨「農ガール、農ライフ」農ガール、農ライフAmazon橘玲「働き方2.0vs4.0」働き方2.0vs4.0不条理な会社人生から自由になれる1,620円Amazon後日感想を書きたいと思います。「スケバン刑事」はまだ買えていない巻があるので、続きが待ち遠しいです。■大島弓子「グーグーだって猫である」グーグーだって猫である1(角川文庫)Amazon全6巻ブックオフオンラインでまとめ買い(
■引っ越しに備えて本の片づけをしていたら、手離しちゃったかな?と思っていたCountDown2001HELLOGOOD-BYEのDVDが、以前一緒にバンド活動していた方から最近返却してもらったTHEALFEEのバンドスコアと一緒に封筒の中に入っていることを発見。CountDown2001HELLOGOOD-BYE[DVD]Amazon良かった・・・売ってしまったのじゃなかった。でも大分前の事だから、貸した記憶がないんだけど・・・「終わりなきメッセージ」
洗剤を使ったお風呂のお掃除は、休日の前夜、入浴後にするようにしたら、休日の朝の家事が減って楽になりました♪早めに勉強を済ませて、午後はの~んびり、お茶をいただきつつ、積読本を読んだりして過ごしました。これは自宅の本の山や本棚から発掘した、インテリア本。大人の美的インテリア―大人女子54人の、おしゃれでリアルなインテリア実例(別冊美しい部屋)Amazonオンナのリアルインテリア―WOMAN’SROOMAmazonこれらの本は賃貸住宅の実例が殆どだったので、
■結構お高かった化粧水・美容液・クリームの使いかけがいくつか洗面台の棚に放置してあって邪魔。最近顔の肌が弱くなってしまい、化粧品にかぶれることが多いせいで、使えなくなったものが多くて・・・中身が残った状態で捨てるのも気が引けるので、お風呂上り、膝・肘・踵の保湿に使うことにしました。賞味期限が切れたお酢も、お掃除に使うことに。今日は浴室のお掃除に使いました。毎日お風呂上りに浴室の水滴を拭くだけで、浴室が明るく綺麗になってきました♪休日は洗剤を使ってお掃除をして、またタオルで全
■プルースト「失われた時を求めて」LeCôtédeGuermantes原書Folio版352、353頁CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,495円Amazon以前主人公が一緒に遊んだジゼルというアルベルチーヌの友人について、彼女は仲良しグループに属してはいたが、育ちの悪い子ということで仲間達から少し距離を置かれていたということがアルベルチーヌの口から語られる。(女子グループ内の複雑な関係性w)アルベルチーヌの顔や
■プルースト「失われた時を求めて」LeCôtédeGuermantes原書Folio版350、351頁CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,495円Amazon急にランプを持って入ってきたフランソワーズを前にふざけ合う主人公とアルベルチーヌ。単語帳faisaur束、ひとかたまりassouvir満たす、堪能させる、満足させる休日は1日2頁読めるようになった。起き抜けに単語をたどってゆくと目が覚める。今
■プルースト「ゲルマントのほうへ」348、349頁目単語集家政婦のフランソワーズが家族の行動についていかに目敏いかということが語られます。主人公とアルベルチーヌの慌てようも想像できておかしいです。ruse悪知恵、策略àlavoleé空中で、すばやく→voleé飛ぶことessor飛ぶこと、飛翔、発展、飛躍adjuvant補助者、補助薬ligoter束縛するtressaillir身震いする、おののく岩波文庫の日本語訳をやっと見つけた。やっぱり辞書
繁忙期も終わったことだし、プルースト原書読みを再開してみたいと思います。日本語訳も買ってあるはずが、見つからないので辞書が頼りです。LeCôtédeGuermantes.原書346、347頁CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,495円Amazon祖母の死後、主人公はアルベルチーヌと再会する。主人公はアルベルチーヌを以前ほど愛していないのだが、自分の部屋で彼女といちゃつこうとしている所へ、家政婦のフランソワーズが部
■今日の「失われた時を求めて」ゲルマントのほうⅡ原書245頁目CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,681円Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazonヴィルパリジ夫人のサロンにロベール(サン=ルー)がやってきて、やっと主人公とゲルマント夫人が話すきっかけを作ってくれる。そういえば、主人公がこのサロンに来たのってそれが目的だったよね。。。この長いサロンの場面いつまで続くの~と思っ
■「ゲルマントのほう」原書216、217頁目、岩波文庫版第6巻118~123頁目を読みました。(2日目)CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,681円Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazonノルポワ氏は主人公の父親がアカデミー会員に立候補することを反対する。(って1行にまとめちゃった。。。ノルポワ氏のセリフが長たらしくてややこしくて退屈だった。。。難しい単語もいっぱい(T▽T;
■「ゲルマントのほう」原書189~190頁目、岩波文庫版第6巻53~59頁目を読みました。(2日分)CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,556円Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazon189頁アリックスと呼ばれた、マリー・アントワネット風の髪型をした白髪の老婦人は、自分の役に立ちそうな者はいないかと来客を見渡した。ヴィルパリジ夫人は、彼女にはブロックを頑として紹介しなかった
■「ゲルマントのほう」原書187頁目、岩波文庫版第6巻47~51頁目を読みました。失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)AmazonCotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,556円Amazonヴィルパリジ夫人の文学的素養lesdispositionslittérairesはルロワ夫人の軽蔑dédainを生んだ。おかげでヴィルパリジ夫人はルロワ夫人たちからサロンに招待されることもなく、本を書くための
■「ゲルマントのほう」原書186頁目、岩波文庫版第6巻44~47頁目を読みました。CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,556円Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazonヴィルパリジ夫人とライバル関係にあるらしいルロワ夫人について語られる。ルロワ夫人はヴィルパリジ夫人のサロンを三流とみなしていて、そのことをヴィルパリジ夫人は気に病んでいた。しかし今日ではルロワ夫人の名を知る者は
■「ゲルマントのほう」原書184、185頁目、岩波文庫版第6巻40~44頁目を読みました。(2日分)CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,524円Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazonヴィルパリジ夫人の語る、往時の祖父と王族、貴族達の思い出話に耳を傾ける訪問者たち。夫人は回想録の執筆準備をしていたのだが、こうしたエピソードが読者にどんな反応をもたらすか試していたようなものだっ
■「ゲルマントのほう」原書183頁目、岩波文庫版第6巻38~40頁目を読みました。CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,474円Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazonどこかのサロンにギリシャ人やユダヤ人がいると、博物館から抜け出してきた古代の人々のイメージを重ね合わせるが、彼らがひとたび口を開けば、今しがたブロックが口にしたような「小生のシルクハットには気をつけてください」
■「ゲルマントのほう」原書182頁目、岩波文庫版第6巻34~38頁目を読みました。CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,437円Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazon後にシャルリュス氏が、ブロックにユダヤ風のファーストネームを持っているのか単なる好奇心から(parcuriosité)尋ねたのを、ブロックは反ユダヤ的な悪意ある(parmalveillance)発言と受け取ったこ
■「ゲルマントのほう」原書181頁目、岩波文庫版第6巻32~34頁目を読みました。CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,437円Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazonサン=ルーと別れた主人公は、ヴィルパリジ夫人のサロンを訪れた。肖像画や花で彩られた美しい室内の描写。古文書学者、歴史家などの訪問客に交じって、今や新進の劇作家となった主人公の旧友ブロックがいた。ドレフュス事件
■「ゲルマントのほう」原書180目、岩波文庫版第6巻30~32頁目を読みました。CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,437円Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazon主人公はヴィルパリジ夫人を無名の大芸術家になぞらえる。社交界では最低ランクなのに、レストランでは色々な人からチヤホヤされている株式仲買人を羨ましがる芸術家のようだと。★プルースト単語帳(フランス語、日本語、英語
■「ゲルマントのほう」原書179目、岩波文庫版第6巻28~29頁目を読みました。CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,437円Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazon自分のもとに身内しか訪ねてこなくなった時、ヴィルパリジ夫人は、かつて遠ざけていた貴婦人たちを再び呼び寄せたいと願うのだった。今の若い人々には、年老いた夫人がかつて男性達と浮名を流していたことも、王妃から寵愛を受けていた
■「ゲルマントのほう」原書178頁目、岩波文庫版第6巻26~27頁目を読みました。若い頃のヴィルパリジ夫人は、その教養ゆえに皮肉屋であったし、自分と同じ貴族階級の人々を軽んじ、自分の個人的な興味を引いたプチ=ブルジョワの男性達に誘いを掛けたりして、周囲の人々からわざと顰蹙を買うようなことをしていたらしい。★プルースト単語帳(フランス語、日本語、英語)①acéré鋭いsharp、acuate②trait突撃、打撃、ひと突き、一撃dash、stroke(traitsa
■「ゲルマントのほう」原書177目、岩波文庫版第6巻24~26頁目を読みました。CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,437円Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazonその教養の深さのわりに社交界では敬遠されているらしいヴィルパリジ夫人。ヴィルパリジ夫人は普段の会話においても、後に出版した回想録についても、社交的に優雅とされる軽薄な面しか出さないのだが、書物や会話の中でまるっき
■「ゲルマントのほう」原書175目、岩波文庫版第5巻396頁目~第6巻21、22頁目を読みました。CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,437円Amazon失われた時を求めて(5)――ゲルマントのほうI(岩波文庫)Amazon失われた時を求めて(6)――ゲルマントのほうII(岩波文庫)Amazonサン=ルーに殴られた男は、その場では反省するだろうが、自分の行いを根本的に改めようとは思わないだろう、と主人公は考
■「ゲルマントのほう」原書174目、岩波文庫版第5巻394~396頁目を読みました。CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,437円Amazon失われた時を求めて(5)――ゲルマントのほうI(岩波文庫)Amazonロベールと主人公は劇場を後にした。主人公は初恋の少女ジルベルトとの思い出の大通りにさしかかり、しばし感慨にふける。突然見知らぬみすぼらしい男がロベールに近づいて声をかけてくる。知り合いかと思って見ていると、ロ
■「ゲルマントのほう」原書173目、岩波文庫版第5巻392~394頁目を読みました。CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,437円Amazon失われた時を求めて(5)――ゲルマントのほうI(岩波文庫)Amazonロベールに平手打ちされた男は、よろめいて青くなったが反撃はしなかった。その男の友人たち三人は見なかったふりをして逃げ、戻ってきたところを男に非難されても言い訳をするばかり。主人公はロベールに話しかけようとするが
■「ゲルマントのほう」原書172目、岩波文庫版第5巻390~392頁目を読みました。CotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,437円Amazon失われた時を求めて(5)――ゲルマントのほうI(岩波文庫)Amazon主人公の喘息の発作を心配したロベールは、近くにいた男に煙草を吸うのをやめてもらえないかと声をかける。男が、ここは禁煙じゃないし、病気なら家にじっとしておられたら、と答えたところ、ロベールが、突然男に平手打
■「ゲルマントのほう」原書171目、岩波文庫版第5巻388~390頁目を読みました。失われた時を求めて(5)――ゲルマントのほうI(岩波文庫)AmazonCotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,437円Amazonネックレスをめぐるロベールとラシェルの言い争いは続き、ラシェルはさらにロベールの嫉妬心を焚き付けるような言動をするのだった。ロベールは「もう我慢できん」(lacoupeestpleine.)と、ラシェルと別
■「ゲルマントのほう」原書169目、岩波文庫版第5巻383~385頁目を読みました。失われた時を求めて(5)――ゲルマントのほうI(岩波文庫)AmazonCotedeGuermantes(Folio(Gallimard))1,437円Amazon月と同じように、遠くから見れば美しいラシェルも間近で見れば肌のアラが目立つ。舞台が終わったあとの劇場の様子に主人公は魅了される。ラシェルがある男性ダンサーを見つめていることに気づいてまたもや嫉妬するロベール。