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7月1日より出張整体を辞め、自宅の一部を改装して施術室として、「南久米整体室」としてオープンします。この部屋は、おふくろが洋裁をしていた部屋、17年間真心こめて仕事をしていた部屋・・・一昨年くらいから目が悪くなり、去年、70年間続けてきた洋裁の仕事を辞め、空き部屋となっておりました。洋裁の仕立て一筋70年間・・・朝早くから夜遅くまでおふくろが頑張って、よく働いてくれました。この部屋には、ミシンが3台、バキュームといって蒸気アイロンを下から吸引する業者用のプレス機がありましたが
今日はなんか朝からお客様がいっぱいで、施術が続きました。お一人目70歳くらいのおしゃれなおじいいさんで、昨日ゴルフで歩き回って、背中と腰がパンパンになって、しかもかちかちで、これは何かの拍子で痙攣をおこしそうな感じでしたので、脊柱の周囲の筋肉ほぐしに70%くらいの時間をかけて、じっくり施術すると、柔軟性がでてきたので、ストレッチでどれくらいの柔軟性があるか確認しながら、「はい、お疲れさまでした」すごい、全然身体がちがう!かがんで物を拾うことができなかったのに、楽に拾える!
5歳、幼稚園に入園直前の男児。家の前で裸足で遊んでいて、古い木板を飛び越えた時に、左足の裏に10センチ位の細片が刺さった。それは折れたが、両親が抜き取り、子供を当院に連れて来た。足に体重をかけることができないくらい痛みを訴えていた。診察したところ、左足裏の単純刺傷で、傷口が二カ所あった。出血はごくわずかであった。検査で、傷の中には異物がないことがわかった。診断は左足の単純性刺傷であった。このような傷に施される破傷風予防の決まりきった処置に加えて、ひまし油湿布を唯一の治療とした。左足
64歳の線路工一週間前に左耳の後ろが腫れて過敏となり、少しずつ悪化したので、治療を求めて来院。炎症と感染を起こした脂肪嚢腫が、自然に膿を出し始めていた。近くの組織もまた炎症を起こしていた。治療は耳の後ろの罹患場所に、ひまし油湿布を一晩中そのままで毎晩することであった。二日後、再来院した。過敏と炎症はすべてなくなり、これ以上の治療は必要なかった。反応評価は単独治療、「著効]であった。
25歳の電気工、右手に受けた刺傷のあたりに痛みを訴えて来院五日前、右の掌の側面にスチールの小細片が刺さって取り除いてもらった。その後約三日して、そこが痛み始めた。その手を診察したところ、周囲の細胞直径8ミリの感染性刺傷であった。診断は右手感染性刺傷とした。ひまし油を浸した柔らかいフランネル布を二重か三重にして、その感染箇所に当てた。それから、そこをラップで覆い、少しきつめに伸縮性包帯で巻いた。七二時間そのままにしておくよう指示した。再診の結果、痛みはすべて止まり、炎症はなくなった
54歳の主婦前日、バーベキュー用の焼肉板を左足に落とし、その夜、痛みがますますひどくなり、足が変色し、腫れてきたので来院。患者は歩行困難であった。骨折はなかったが、診察の結果、足の甲にプラス2の浮腫、過敏と紫斑と腫張があった。彼女は、足に一五分間のエプソン塩浴治療を受けたことがあった。治療は、足にひまし油湿布を一時間、一日二回、四日間施すことであった。この間、伸縮性の包帯を使った。第四日目の診察で、過敏はすべて、そして紫斑はほとんど消えていて、腫れは目立って小さくなっていた。彼女は
19歳、二児の母親で、下の子は一八ヵ月であった最終妊娠の後、避妊薬を使用していた。彼女は二週間、下腹部の痛みと不快に悩み、来院前の二四時間、下腹部の不快感が強くなり、嘔吐と下痢に苦しんでいた。来院三日前に生理が始まった。診察の結果、体温は三七・六度に上がっていた。骨盤のあたりを触れると痛がったが、特に腹部全体に広がるような痛みがあった。しこりはなく、反動過敏もなく、腸の蠕動運動はしっかりしていた。内診は生理のために先に延ばした。診断は、卵巣の嚢胞出血の漏洩によるか、あるいは卵管の一
40歳、既婚の秘書数ヵ月間、右人差指にできたイボが消えない為に来院。最大のは直径ハミリあった。診断は右人差指、尋常性疣贅(訳注‥普通に見られるイボ)であった。治療は、指のイボに、まずガーゼの部分にひまし油を浸したバンド・エイドを貼った。これを一日一回か二回取り替えて、それをニカ月間続けた。二ヵ月の終わりには、イボは完全に消えていた。反応評価は単独治療、「著効]であった
16歳の若い主婦一週間、腰の痛みが続いた為に来院。身体のどこにも傷や感染の徴候はなかった。尿検査と血圧は両方とも正常であった。中程度の肥満と月経不順の病歴はあったが、重大な病気はなかった。最後の生理は来院のニカ月半前にあった。診察の結果、腹部の異常はなかった。妊娠の兆候や子宮の異常もなかった。診断は原因不明の腰痛であった。治療はひまし油湿布のみとし、仙骨下部から腰の上部にかけて一日一時間、一〇日間当てることにした。検査の結果、症候は全く消えたことがわかった。反応評価は単独
「癒しのオイルテラピー」より37歳の男性、既婚、食料雑貨商一九六五年七月一日、尿路感染症にかかり、その三日後に来院。症状は腰部の痛みと排尿困難であった。彼は一九五九年と一九六三年に二回腎臓結石を起こしており、また時々上気道感染を起こした。診察すると両肋脊椎角のあたりが過敏であった。尿検査で、蛋白および尿沈流で白血球の増加が見つかった。患者にサルファーアゾ染料剤を投与したところ、感染は一週間で治ったので、薬を止めた。二日後に感染が再発したが、一〇日間治療をしても治らなかった。一九六
「癒しのオイルテラピー」よりこの例は11歳の野球好きの少年であった来院二週間前に、右顎骨(上顎骨)に打球が当たり、その箇所にできたこぶが消えるどころか次第に大きくなったのだ。診察の結果、右上顎骨の突起部の上にある皮下組織に八ミリ大の線維性腫瘍ができていた。触診上は軟かで、レントゲン検査では、骨折は見つからなかった。診断は皮下組織の線維性血腫であった。治療はひまし油湿布を毎日四五分間、二週問続けることであった。家族は非常に協力的で、痛みは最初の二、三日で鎮まったとの報告があった。こ
75歳の未亡人は保養所に住んでおり、左液の下に瘤ができたので来院したその腫れ物は、膿がたまっているのに出ないため、ひどい痛みを訴えていた。彼女は何回も入院し、一度は、右肢の下の瘤の排膿手術を受けてから一年もしない内に再入院したこともあった。健康状態は全体的に悪く、何年も関節炎を患っていた。局部を診察した結果、腫れ物の組織およびその周囲に炎症と腫れがあった。患者は痛みを訴え、痛みで腕はほとんど動かすことができなかった。その時点では、波動(訳注‥液体が貯留する部分に触れた時感じる波のよう
ケイシー療法の研究者であり、AREクリニックのドクターであるマクギャリー医学博士が、長年研究し、臨床に患者の許可を得て、治療にひまし油湿布を導入し、応用してきたデータの一部ですが、日本には医療制度や仕組みの問題で、ケイシー療法を導入し、臨床研究している病院がないと思います。個人や治療家が臨床で導入しているところは、福田治療院を含めいくつかあるくらいだと思います。なので、マクギャリー医学博士のこの研究は非常に価値があるのです。多くの人に、この安価で自宅で自分でできるオイル療法の恩恵に浴しても
先日もテレビでオイルの特集をやっていて、オリーヴオイル、亜麻仁オイル、セサミオイルなど、それぞれオイルの特性があって、心臓病であったり、高血圧であったり、糖尿病であったり、関節炎であったり、そのオイルの特性を活かすことで、いろんな病気を予防、治癒、あるいは免疫を高めたり、排せつ力を高めたりできることが、研究で分かっています。ところが、オイルの製造過程がとても大事なのです。オイルが持っている生命力が損なわれない方法で製造されなければ、せっかくの効能が発揮できないのです。熱を加えない、溶剤を加
それは愛情です。愛がなければ、もうこれは不毛です心の砂漠です陳健一という中華料理の鉄人が言っていましたが、料理の真髄は何か?料理は愛情!なんか物事の真髄って、まったく同じなんですねお客様においしいものを食べさせたい、幸せにしたい、喜びを感じてもらいたい・・・そういう気持ちがあれば、研究もするし、技術も上がるし、気持ちがこもります。まったくマッサージ、整体の施術と同じなのです。お客様に喜んでもらいたい、楽になってもらいたい、リラックスして仕事の疲れを忘れてもらいたい・・・それが
以前、東京で整体院をしていたときのこと、20代のOLさんですが、頚椎の七番が異常に盛り上がり、とび出ている感じで、これは見たことがないほどの状態だったので、オイルトリートメントで、とにかく脊柱を取り巻く筋肉をオイルで柔軟にすれば改善されるだろうと予測し、二十分ほど優しくすり込むように施術していると、なんと私が見ている目の前で1.5cmくらいへこんで配列が普通の状態に戻ったのでした。施術した私がびっくりしたのでした。整形外科に行くと多分手術を勧められたと思います。これは体験したものにし
生活の中で片方の筋肉ばかり負荷をかけていていると、それによって骨格がゆがんできます。骨盤がゆがむと、左右の足の長さが極端に違う場合もあります。また右肩、左肩のどちらかにカバンなど重い荷物を常に持ち歩いていると、あきらかに肩の位置が変わってきます。また、脊柱が側弯したり、前弯したり、後弯したりします。精神的なストレスでも筋肉が萎縮、硬直したりします。食べ物によっても筋肉に当然影響があります。O脚、外反母趾なども、歩き方、体重の掛け方、筋肉の緊張、左右の筋肉の量、バランスが悪
筋肉のアンバランスや緊張が原因の骨格の歪み、歪みからくる神経の圧迫、痛みは、操体法でかなりの確率で治ることが長い臨床経験から分かっています。椎間板ヘルニアの治し方上記をクリックすると詳しく解説されていますので、参考になりましたら幸いです。私が常にやっているやり方で、福田先生から教えていただいたやり方とほぼ同じです。動画もリンクされているので、誰でも理解し、実践できると思います。足を押さえてもらったり、手伝ってくれる人がいると簡単にできます。私は、自分でバランスボールを使っ
私がお世話になった治療の先生で、「福田高規」という治療師がおられる。この方はものすごくユニークな治療師で、「病気を治そうとしない治療師」と自分でおっしゃられていた。それは、病気を治すという意識がもうすでに相手が病気であると認めたことになるので、その意識に相手が感応して病気がそのままいすわるのだそうだ。常に相手を完全なボディとしてみる。病気を認めない。するとその意識に感応して相手は完全なボディになり、治療が完成するのだ。すごい理論だけど、先生は実際に50年近く実績を残しているのです。それが