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自身をプラットフォームにする。利用させる、と言う方法があります。GAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)は全て、自身を利用させる事で成長しています。優れたビジネスモデルです。誰でも利用でき、利益があるものを提供する。デジタル時代は、アメリカ産業の復活でありました。イギリスは新保守主義政策から、金融ビッグバンを経て、今で言うところのグローバル経済にシフトしていきます。世界中に投資していく環境が作られていきます。アメリカ合衆国は、冷戦終了後、クリントン政権
トランスパーソナル心理学岡野守也p224“個人であるかぎりの人間は、生まれ、老い、死なねばならない。そのことを自覚したとき、不安におののき、空しさにさいなまれる。もろい身体やせまくるしい自我の枠を超えた永遠不死の世界に激しく憧れる。しかし理性的になり、それだけならいいが〈物質科学主義〉に毒され、グロフの言葉を使えば〈ハイロトロピックな意識〉だけの飽食・肥満状態にある現代人は、神、仏、地獄、極楽、といった神話をそのまま信じることは難しい。そこに現代人の深い不幸がある”絶対的に、誰にも訪れる
トランスパーソナル心理学岡野守也p222“臨床の現場で、悪性の攻撃性=サディズムの源は〈出生外傷〉=悪い出生体験にあると思われるケースが数多く現れた”出生体験の良し悪しが、“悪性の攻撃性”が出る出ないの境目となるようです。出生体験の良し悪しが、人格に影響を及ぼすなんてことは考えたことがなかったので、付箋を貼りました。
トランスパーソナル心理学岡野守也p221“個人や種が生きていくためには、防衛のための攻撃性はある程度は必要であり、それは本能としてプログラムされているだろう。それはけっして必要以上になかまを攻撃したり、エサになる他種の生物でさえ必要以上には殺したりしないもので、〈良性の攻撃性〉と呼ばれる。ところが人間の歴史には、ほんとうに生物学的・政治的・政治経済的理由があるとは思えない、無意味で残忍な〈悪性の攻撃性〉の実例がほとんど数え切れないほどある”“攻撃性”といわれる性質は、問答無用で悪しきも
トランスパーソナル心理学岡野守也p214“精神病と見られてきた現象の多くが、ハイロトロピックな意識しか知らなかった人の心に、突然、ホロトロピックな意識が浮上してきて、衝突が起こり、わけがわからず混乱し、ふつうの生活に支障をきたしている状態とみなすことができる。ホロトロピックな意識はたしかに人間の魂の奥に存在するものであり、したがって、それを抑圧することは、問題の解決にならない。むしろ積極的に浮上させることによって、十分に体験し、ハイロトロピックな意識と統合することが可能になり、そのとき、根
トランスパーソナル心理学岡野守也p209“精神医学・臨床心理学はこれまで、脳の障害、反社会的な行動習慣、悪い幼児体験などが精神的な病気の原因になると考えてきた。しかしグロフは、それだけでなく、もっと深い分娩前後の領域・トランスパーソナル領域にひそむ未解決の問題に原因がある場合があり、それが十分に体験されると、おどろくべき治療につながり、しかも、従来よりも遥かに短時間で、徹底的な効果があることを発見した”私にとって新たな見解であり、非常に有力な情報となりうるのと思ったので付箋を貼りました。
トランスパーソナル心理学岡野守也p200“ホロトロピック・セラピー”グロフが開発したグループセラピーの技法です。ホロトロピック・セラピーは、心の全領域・全体性を実感し、心全体と自分のパーソナリティの統合を実現していくことを目標としています。セラピーは、平均30人前後のグループで行われます。横になり、目を閉じて、「できるだけ速くて深い呼吸を長時間続ける」のが主な内容です。プロセスの初期には、抑圧されていた激しい感情が吐き出され、大声をあげる人、暴れまわる人も出るらしいです。なんかち
私は妄想型統合失調症の当事者です。統合失調症はめずらしい病気ではなく、割合としては120人に1人の割合でかかる病気です。原因はストレス、遺伝、環境など複合的なものと言われています。脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることで症状が現れます。陽性症状として幻覚(幻視・幻聴など)や、妄想が現れます。幻視で客観的におかしな行動を取ることは基本的にありません。気を付けなければいけないのが幻聴です。私の場合は病識がなかったので、幻聴の声に従ってしまった経験があります
最近、GIMに興味を持ってくださった方もいらっしゃるので、GIMとはなんぞや〜というお話も少ししてみたいと思いました。よくあるのが音楽療法の誤解。「音楽聞かせて、アルファ波とか、シータ派とかで療法するんですよね?」とか、「眠れないのですが、良い音楽はありますか?」とか。音楽療法は、人(クライエント)と人(セラピスト)のつながりによって行う療法で、音楽は手段になります。一緒に歌ったり楽器を演奏するだけでなく、即興をしたり、歌詞から人生の意味を考えたり、作曲したり。人生の終末において、
日本トランスパーソナル学会の勉強会に参加させていただきました。スピリチュアルエマージェンシーをテーマに講師の先生がお話しくださるとのこと。自分の体験を整理したり、関わる方のお悩みを理解する一助になればと思い参加しました。私は心理学を専門に勉強してきたわけではないので、内容についていけるか少し心配しましたが、K先生のお人柄もあり、たいへんわかりやすくお話してくださいました。大きな気づきや、生き方・物の見方が変わるような自己変革の過程で、スピリチュアルエマージェンシー