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靴もベルトも、そして鞄も。黒とくれば、次は、必ず茶を求める。そんな習慣が身に付いてしまってか…。グレン・ロイヤルの絞りペンケースも茶系のものに目が向くようになりました。(今回の主役は、グレン・ロイヤル、ロンドンタンのペンケースです。)グレン・ロイヤル、黒のペンケースの記事は、こちらで…「ペンケース①~グレン・ロイヤル~」。当時は、この商品が廃版になる直前の時期でしたので、駆け込み需要があった所為か、たちまち品
終戦記念日は、小笠原母島生まれの母の89回目の誕生日です。小笠原母島関連のブログは、こちらで…「パッションフルーツ~小笠原母島~」。ところで、私の勤める職場には、かなり変わった人達がいます。先日、物品の購入手続をしている際、監督職員のY氏が作成した命令書が話題になりました。品名に「ステッィクのり」と記載されていたからです。一見、何も問題が無いように思うかも知れませんが、購入予定の商品は、一般的なスティックタイプの糊、
高校生の頃、学ラン用のパンツの仕立てに通っていたのが、大阪の船場。衣料品の卸売の店が軒を連ねる問屋街です。ここに店を構えるのが、頑なにトラッドを守り続けている名店、フクスミ。スウェイン・アドニー・ブリッグの傘や鞄、グレン・ロイヤル、エッティンガーやキプリスの革小物、リング・ヂャケットのスーツなど…。店主のセンスが伺える上質なものを扱っています。(「傘~ブリッグ~」で紹介したスウェイン・アドニー・ブリッグのこうもり傘です。)(「ペンケース①~グレ
平成の世、30余年が終わりを告げて…。新しい代が始まりました。どのような世の中になるのでしょうか。令和元禄などとお気楽な展望は持てませんが…。駆け抜けなければ、生きて行けない時代であれば、落伍を覚悟で、それすら楽しむ術を会得しなければなりません。歳月の流れは、全天の加速膨張に似て…。「十年一昔」と世情の移り変わりを区切っていたのが、それこそ一昔前の出来事と思うほどに、年々歳々、速くなっていると感じます。それでも振り返ると10年に一度の割合で、私にとっ
仕事柄、ペンは必需品です。と言っても、ほとんど万年筆ではなく、ボールペンとシャープペンの方なのですが…。今回、紹介するのは、それらを収納するペンケース。(今回の主役は、グレン・ロイヤルのペンケースです。)収集癖があるわけではありませんが、時に鞄に合わせ、時に収納本数を考え、時にその薀蓄に感心して…。そんな風に探し求めていたら、色んなペンケースと出会う事ができました。ベルトの回にも紹介した英国のグレン・ロイヤル。このブランドの革を絞って成形
夏の終わりを感じる瞬間(とき)は、人それぞれ。僕なんかは、お盆過ぎに渓流から見上げた花火大会で…。最後の、少し頑張った打ち上げを見終えたときに、そんな感じになったものです。季節は、もう秋です。ところで、70年代の初め、日本ではディスコブームが始まる寸前の、いわゆる黎明の時期でした。今では普通の時間帯も深夜と呼ばれていて…。土曜日、深夜11時に始まる番組をとても楽しみにしていたのを覚えています。その番組の名は、「ソウル・トレイン」。確か、JU
リモンタ社のナイロン生地を使った鞄があまりにも有名なフェリージ。1973年にイタリア北部のフェラーラで創業した比較的新しいメーカーです。ブランドロゴの隣に載せられた「Bags&Belts」の文字が示すとおり、同社のホームページの2016-17秋冬の宣伝で使われていたのも鞄とベルトのみ。こちらは、ビームスとコラボレーションしたシルバーバックルのカーフの茶。(銀メッキの光沢のあるバックルです。)(ベルトループは、定革と遊革が1本ずつ。)(ベルトの裏
1979年創業のグレン・ロイヤル。スコットランドにおいて、高品質なブライドルレザーを使った製品づくりに定評があります。近頃は、コードバンの製品にも力を入れているようです。ホワイトハウス・コックス(WHC)、エッティンガーと並ぶ英国有数のブランドとして紹介されることもしばしば。W&Hギデンの鞄を作っていたと聞きますので、実力の方も相当なものです。ちなみに、ブライドルレザーとは、元々は馬具用の革で、成牛の原皮をワックス、牛脂などを付与して、ベジタブルタンニン鞣しした革の
6月の第4週、英国ではセールが始まる時期で…。ワクワクしながら、リージェントストリートやボンドストリート、サヴィルローで、名店巡りした事を思い出します。日常会話もままならない程度の英語力の身で、今思うとちょっと呆れますが…。1世紀を優に超える伝統を誇る英国王室御用達の老舗が軒を並べる中、一番の目的は、チャーチの靴とギーブス&ホークスのスポーツジャケットでした。有名デパートのセルフリッジでは、チャーチのキャップトウが格安で、山ほど陳列されていて…。圧巻でした。
70年代の中頃、京都市内の友人達に触発され、「LV」や「G」のマーク、「F」や「V」のマークのベルトをバックル(ブランド・ロゴ)の威光で選んでいました。(友人のD君は、同型のベルトを野球のユニフォームに着用して、失笑を買っていました。懐かしい思い出です。)サーファー・ルックの流行に無理やり乗っかって、神戸元町で見つけたサスーンのジーンズに嵌めていた記憶が…。若気の至りです。その当時から比べるとウエストが何cm成長した事でしょう。ベルト…。初めは、服