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本日11月18日はドイツの精神物理学者グスタフ・テオドール・フェヒナー博士の忌日です。『精神物理学』という分野…『心理物理学』とも言いますが、多分イメージが湧きそうで湧きにくい分野だと思います。私は大学の教養部時代にこの学問に出会いました。『精神物理学』とは簡単に言えば外的刺激と内的感覚の対応関係を定量的に測定しようとする学問です。外的刺激というのは物理量として客観的に測定できるものであり、そこで内的感覚との対応関係がわかれば内的感覚も客観的に測定できる…という考え方がこの学問です。