ブログ記事15件
黒いものと聞いて思い浮かぶのは何?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう黒猫ちゃんXで見つけました。お部屋の隅っこのまっくろくろすけみたいだった子猫ちゃんが、こんなに美しい猫さんに成長されました。おっきくなったよね!#黒猫感謝の日#黒猫pic.twitter.com/DpiyJlNLYC—あんころきなこ🐾(@ankororineko817)August17,2024「黒の日」のアバターです。黒っぽいアイテムを使って。
先日『黄土館の殺人』(阿津川辰海)を読んだ。大好きな館もの。しかもクローズド・サークル。名探偵も登場。そんな好きなものが詰め込まれた本作。……シリーズ物だよ(ぼそあらすじは公式サイトから引用。殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。復讐相手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。そのとき土砂の向こうから女の声がした。声は、交換殺人を申し入れてきた――。同じころ、大学生になった僕は、旅行先で「名探偵」の葛城と引き離され、荒土
先日『そして誰かがいなくなる』(下村敦史)を読んだ。このタイトルを見てしまうと、読まずにはいられないというか。けれど、このお話で驚いたのは、ストーリーよりも、舞台となる洋館。作品中にも素敵な洋館内の写真があり、独特の雰囲気を楽しめる。あらすじは公式サイトから引用。大雪の日、大人気作家の御津島磨朱李が細部までこだわった新邸のお披露目会が行われた。招かれたのは作家、編集者、文芸評論家、そして名探偵……。最初は和やかな雰囲気だったが、次第に雲行きが怪しくなっていく。
森晶麿星海社FICTIOONS発行所星海社発売元講談社2024年3月発行森晶麿さん、前回はこちら『さよなら、わるい夢たち』森晶麿朝日新聞出版2018年2月発行森さん、前回はこちら『花酔いロジック坂月蝶子の恋と酔察』森晶麿角川書店2015年6月発行森さん、前回はこちら『沙漠と…ameblo.jp図書館で新刊を見つけ、喜んで予約してました。はい、今回は・・いつもの森晶麿さん?読み慣れた通りの文章と流れでした。カバー裏から帝旺大学人文学部文化人類学科の
先日『奇岩館の殺人』(高野結史)を読んだ。タイトルから本を選ぶことも多いけれど、これもその内の一冊。館ってあると……弱いね。そんなこの作品、いきなり「ミステリーファンの皆様」に向けた「挑戦状」から始まる。まだ、本編を読んでもいないのに!と思ってページをめくると、「第一幕解決篇」。え、いきなり?あらすじは公式サイトから引用。孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。到着後、ミステリーの古典になぞらえた猟奇殺人が次々起こる
『予言の島』澤村伊智著角川ホラー文庫初読はミステリ、二度目はホラーこの島の謎に、あなたもきっと囚われる【内容(「BOOK」データベースより)】瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という。天宮淳は幼馴染たちと興味本位で島を訪れるが、旅館は「ヒキタの怨霊が下りてくる」という意味不明な理由でキャンセルされていた。そして翌朝、滞在客の一人が遺体で見つかる。しかしこれは、悲劇の序章に過ぎな
『霧越邸殺人事件』<完全改訂版>綾辻行人著角川文庫【内容(「BOOK」データベースより)】1986年、晩秋。劇団「暗色天幕」の一行は、信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」を訪れる。冷たい家人たちの対応。邸内で発生する不可思議な現象の数々。見え隠れする何者かの怪しい影。吹雪で孤立した壮麗なる“美の館”で舞台に今、恐ろしくも美しき連続殺人劇の幕が上がる!美の女神が司る“死の館”から、貴方はもう、出られない―。続発する第二、第三の殺人。執拗な“見立て工作”の意味は?真犯人は?動機は
『月光ゲーム』Yの悲劇'88有栖川有栖著創元推理文庫かなり古い作品です。有栖川有栖の名前は知っていたのですが、私の好みのものなのかわからなく今まで読まないままでした。あらすじを読むとなかなか面白そうなので、それでは1作目から読んでみることにしました。【内容(「BOOK」データベースより)】夏合宿のために矢吹山のキャンプ場へやってきた英都大学推理小説研究会の面々―江神部長や有栖川有栖らの一行を、予想だにしない事態が待ち構えていた。矢吹山が噴火し、偶然一緒になった三グルー
『星降り山荘の殺人』新装版倉知淳著講談社文庫【内容(「BOOK」データベースより)】雪に閉ざされた山荘に、UFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女性作家、癖の強い面々が集められた。交通が遮断され電気も電話も通じなくなった隔絶した世界で突如発生する連続密室殺人事件!華麗な推理が繰り出され解決かと思った矢先に大どんでん返しが!?見事に騙される快感に身悶えする名作ミステリー。広告代理店<センチュリー・アド>社の制作部に勤める杉下和夫、27歳。後輩をかばって上
昨今、ミステリーファンのブックチューバが何人も島田荘司氏の本書を紹介したり、読後感を語ったりして推薦していました。確か既読の『硝子の塔の殺人』(知念氏)との関連だったと思います。いわゆるクローズド・サークルというジャンルの代表作として本書が紹介されたんだと思います。北の果て宗谷岬にそびえ立つ奇妙な流氷館ー通称「斜め屋敷」で起きる連続殺人事件と、それを解決するミステリー。館の主である浜本幸三郎が、愛娘や住み込みの執事や料理人と共に知人たちをクリスマスに招いたところから物語は始まり
「絶海の孤島」に集められた招待客とその屋敷の使用人の合計10人の人物。そうした彼ら童謡「テン・リトル・インディアンズ」(10人のインディアン)の歌詞通りに次々と殺されてゆくというストーリーで、原作はもちろん推理小説の大御所アガサ・クリスティの同名小説。そして、この作品は「クローズド・サークル」代表作品であると同時に、「見立て殺人」表的作品とも評されているそうですが、ミステリーに疎い筆者には、その言葉に意味がイマイチ。そこで、面倒臭さを押し殺して、ちょっと深入りしてみたらば、
タイトルににやけるまでが日記のタイトルです(長ということで、先日『ecriture新人作家・杉浦李奈の推論IIIクローズド・サークル』(松岡圭祐)を読んだ。「ecriture新人作家・杉浦李奈の推論」シリーズ三作目。タイトルからわかるように、今回はクローズドサークル!王道ではあるけれど、とても面白かったので高津くんに報告。「読み終えたよ。面白かったー」「へー、どうだった?」「今回は、櫻木沙友理っていう謎の作家が登場するんだけど、この人の作品がかなり個性的で、
読みました、『仮面病棟』「クローズド・サークルを舞台にしたトリッキーな本格ミステリー」という小説。いわくありげな病院に籠城した強盗犯と、その人質となった病院関係者との間で繰り広げられる心理戦。最後の最後には、またあっと驚くどんでん返しがあります。この本もまた、読み始めたら止まらない、止められなくなる本です。でも、3分の1くらいを読んだ時点で、被害者だと思われていた人物が、もしかしたら共犯?いや、主犯かもしれないとわたしは感じました。主役の医師の判断に稚拙な部分があったの
『このミステリーがすごい!2018年版』第1位『週刊文春』ミステリーベスト第1位『2018本格ミステリ・ベスト10』第1位デビュー作にして前段未聞の3冠達成!映画化・漫画化と勢い留まることのない、2018年を席捲した大ヒット作のレビューです。‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐今村昌弘「屍人荘の殺人」・あらすじ神紅大学ミステリ愛好会の明智恭介と葉村譲は、探偵少女こと剣崎比留子と共に曰くありと噂される映画研究会の夏合宿に参加し、ペンション紫湛荘
颯爽と空から現れ、犯人を捕獲する神出鬼没の“ドローン探偵”こと飛鷹六騎。ある日、彼は、捜査中に両足を骨折します。折しも大学探検部の面々と廃墟探検へ向かう予定でした。悩んだ末にドローンを操り、カメラ越しに探検しますが、廃墟の中では部員たちが何者かに襲われ始めます。定石破りの天才が贈る傑作ミステリです。この作品では、冒頭に「読者への挑戦状」が掲げられ、“本書には、ドローンという最先端の科学技術を使ったトリックが仕掛けられている。今回諸君らに取り組んでいただくのは、そのトリックが何かを当て
幼い頃、星座が何たるかを知らなかった私は、友達から「私は乙女座だけど、きさらちゃんは何座?」と聞かれた時「私もそれかなー」と適当に答えていた。そのため、私は乙女座だったり、双子座だったりしていた。むしろ、双子でもないのに、双子座の友達がいて、不思議でたまらなかった。失礼な話である。さて先日『殺しの双曲線』(西村京太郎)を読んだ。西村さんと言えば、トラベルミステリー!十津川警部!というイメージで、私はそれほど読んだことがなかったのだが、この作品は本格ミステリーだという
東京創元社サイトより神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、いわくつきの映画研究会の夏合宿に参加するため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。緊張と混乱の一夜が明け――。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった……!!究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り、謎を解き明かせ
秋吉理香子さんの「サイレンス」(文藝春秋)新潟の沖合にある離島、雪之島。深雪は島で一番の美少女。島の人々が、美少女アイドルグループのメンバーのオーディションに彼女を推薦。彼女はとびぬけた美しさで、あっという間に決勝戦へ。しかし、決勝戦が行われるのは東京。大学入学まで東京に行くことは許さないという父の反対で、深雪は決勝出場をあきらめます。その後、東京の大学に進学した深雪。女子大生タレントとしてそれなりに成功した後、大学を卒業して芸能事務所に就職。人気アイドル、かおりのマネージャー
寒くなってきましたね。ストーブが恋しいです(。・∀・。)そんな思いを抱きながら、今日紹介する本がこちらです。『インシテミル』米澤穂信人文科学的実験に参加するだけで多額のお金が手に入るという仕事があった。学生の結城理久彦は車を買いたいがために参加するのだが、その実験というのはさらなる報酬を手に入れるために参加者同士が殺し合い、犯人を推理するという恐ろしいものであった―――。お金欲しさに集まった十二人の男女。彼らは暗鬼館という施設に閉じ込められてしまう中、どんな結末を迎えるのか。
知念実希人著『仮面病棟』一年ぐらい前から気になっていて、ようやく読めました。ちょうど数日前コミックの『ディアスポリス999篇』を読んだばかりだったので、内容的にかすっていてすぐに病院の秘密に気づいてしまったのが残念です。ピエロ男の正体だけはわかりませんでしたが、その他の真犯人、共犯者などについてはかなり早い段階でわかってしまったのですが、それでも最後まで飽きることなく読めました。クローズド・サークルというジャンルに入るミステリーで、閉ざされた場所が舞台になっています。代表的な例は
旅がしたい。それはもう昔から。でも、出来ない...複合的な理由で、なかなか出来ない。学生の時以来、まともな「旅行」はしてないんじゃないか。そんな出来ない自分が不甲斐ない...しまった、またつい愚痴った...という訳で、とりわけ列車での旅行に憧れる私が、それをせめて映画鑑賞で疑似体験...その名は「オリエント急行殺人事件」。1974年のシドニー・ルメット監督作であり、アガサ・クリスティの原作。オールスター・キャストのそれはそれは豪華な映画だ。http://www.allcinem