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クレンペラーといえば、どんな作品でもおかまいなしに、悠然としたテンポで演奏するのが有名ですが、この、モーツァルトの25番は、少し違うようです。勢いよくなんてもんじゃなく、急ぎすぎてつんのめるんじゃないか?と、言うぐらいで、オケのアンサンブルも崩壊寸前。世界トップクラスのフィルハーモニア管弦楽団じゃなかったら、空中分解してたんじゃないですかね?ところが、そんな演奏からは、古楽器演奏にも通じるような引き締まった響きが聴こえるのです。これまた、世紀のトンデモ演奏かも知れません。第2
こんにちは、よしおです。20世紀の巨匠オットー・クレンペラー(1885-1973)が亡くなって今年で50年です。それを記念してワーナークラシックスから、CD95枚組で、交響曲と協奏曲の録音集が6月に発売されます。素晴らしい内容なので、ぜひチェックしてみてください。オットー・クレンペラー没後50年記念こんにちは、ともやんです。2023年7月8日に、巨匠指揮者オットー・クレンペラーは没50年をむかえます。それを記念して、ワーナークラシックスのカタログに収録されている彼の完全な録音
友人の教え子さんたちの本番、とか、帰ってから、存在と、古いベートーヴェンの録音とか聴く。きのう、殆ど寝ていた、というか、本番に行けないと申し訳ない、ということで、寝ていたのだが、きょうは、殆ど、おかしくなる、という演奏はない。先日おかしくなったのは、ブラスバンドの先生が、毎回おかしいので、今回もおかしくなった。きょうは、そこまで酷いことはなかったのだが、最後のボーカルとオケの、結果的に吠えまくり?という状態があって、まあ、盛り上げないといけない?とか、盛り下がらない?ため?に?そうなってしま
と、思わず叫びたくなったのが、この演奏です。まず聴かずに想像してみてください。クレンペラー指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ管演奏ブルックナー作曲、交響曲第4番「ロンマンティック」まあ、クレンペラーさんの棒で「ロンマンティック」なら、大海原に漕ぎ出す大型客船のような堂々として落ち着いた演奏を思い浮かべますよね?現にフィルハーモニア管の演奏は、いくら”NichtZuSchnell”と言いながらも落ち着いた演奏になっているのに対して、今
2022年も今日は、12月31日の大晦日を迎えて、恒例の締めくくりとして、ベートーベンの交響曲9番を聴きました。今回、聴いたのは1957年録音のクレンペラー/フィルハーモニアのものです。英コロンビアのオリジナル盤です。レーベルがブルー&シルバーのものです。2枚組です。独唱者は、オーゼ・レフベルイ、クリスタ・ルートヴィッヒ、ヴァルデマール・クメント、ハンス・ホッターという、往年のワーグナー歌いの名人ばかりです。特にルートヴィッヒとホッターは、素晴らしいです。年末を飾るにふさわしい、豊かな気分
【今日の一枚】J.シュトラウス:「こうもり」序曲、クレンペラー:メリー・ワルツ〔クレンペラー=フィルハーモニア管弦楽団〕[CD]ワーナー◎WPCS-280138:00起床。予定をしなかったのですが、急に紅葉を見に行きたくなって、有馬富士公園まで車に乗せてもらって出かけました。ちょっと遠回りして、宝塚の長尾山から西谷の山々を通りながらです。車いすで慣れない園内をまわったので疲れてしまい、横丁が遅くなってしまいました。有馬富士と福島大池(手前)○見直した「こうもり」序曲こう
【今日の一枚】メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」〔クレンペラー=フィルハーモニア管弦楽団〕[CD]ワーナー◎WPCS-511768:00起床。ポッキーの日。チンアナゴの日。TSUTAYAレンタルのCDを返そうと郵便局のポストへ行ったら、前にバイクが横づけされているではないか。まわりに人もいなくて、やむなくインターホンで局員さんを呼び出して投函してもらった。○Twitterに載せようか?とっさに写メを撮ってました。Twitterに載せて世間に訴えたろかとも一瞬考えま
【今日の一枚】ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」〔バレンボイム(p)クレンペラー=フィルハーモニア管弦楽団〕[CD]WarnerClassics◎2564607601(輸)※3枚組8:00起床。1TBの外付けHDDポータブルを買った。WALKMANに入れてる音楽のバックアップが目的。1TBだとCD何枚分が収納できるのだろうか。でもTVの録画とおんなじで、入れっぱなしになりかねない。そして一体何回聴けるのやら、トホホ。CDを買い漁って壁一面に並べた時があった。壮観な景色
オットー・クレンペラーあるユダヤ系ドイツ人の音楽家人生著=E・ヴァイスヴァイラー訳=明石政紀ブンケンロックサイド音楽書籍あります。🚇地下鉄神保町駅徒歩1分
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのはオットー・クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団(ニュー・フィルハーモニア管弦楽団含む)によるマーラーの交響曲「大地の歌」です。これまで「旧EMI」から発売されたSACDハイブリッド盤、タワーレコード企画の「DefinitionSACDSeries」から発売されたSACDハイブリッド盤を聴いてきましたが、もう一つSACDハイブリッド盤が存在します。そう、「エソテリック」から発売されたSACDハイブリッド盤です。今では廃盤となっており、10000円台
9月が近づいてきて密かに焦っています。9月の12日から、いよいよ〈マタイ受難曲〉の練習が始まります。こういうものは始まってしまうと、もうあれよあれよという間に時は過ぎてしまうものです。(4月に発表することは決まっているのです。)先日新しい「ぶらあぼ」をみましたら団員募集のお知らせが載っておりました。団員募集のチラシを私も色々なところに配布いたしました。合唱団に入っていらっしゃる方や、興味があるのではないかと思われる方に配りましたので、私がへこたれるわけには参りません。楽
学生オケの時、木管楽器を演奏できる人がとても羨ましいと思っておりました。なかなか弦楽器では、人が歌うように演奏することは難しい・・・一方管楽器、中でも木管楽器では、息吹をそのまま音にできる即ち歌うように演奏しているのを間近で聴いて自分もこうなりたい!との思いを強くしておりました。しかしある時、大学オケの先輩方が木管アンサンブルを披露した際になぜだか「あまり羨ましくない・・・」と思ったことがあります。その時の曲がこれです!ク
みなさんこんにちは😃本日7月6日はオットー・クレンペラーの命日です。今年で没後49年となります。そんな本日はクレンペラーがニュー・フィルハーモニア管弦楽団とバイエルン放送交響楽団2つのオーケストラと残したマーラーの交響曲第2番「復活」と第4番の2曲をみていきます。何種類も録音が存在している「復活」は1971年ライヴ録音、第4番は1956年ライヴ録音です。今回は「ARKADIA」から発売された希少価値の高いCDでみていきたいと思います。「オットー・クレンペラー指揮/ニュー・フィルハーモニア管弦
みなさんこんにちは😃この前梅雨に入ったばかりかと思えばもう梅雨明けしたかのような暑さとなっております。本日ご紹介していくのはオットー・クレンペラーがフィルハーモニア管弦楽団と録音したメンデルスゾーンの劇附随音楽「真夏の夜の夢」抜粋です。「旧EMI」に残された貴重な名盤をSACDハイブリッド盤の高音質フォーマットで堪能していきたいと思います。「オットー・クレンペラー指揮/フィルハーモニア管弦楽団」メンデルスゾーン作曲:劇附随音楽「真夏の夜の夢」抜粋「真夏の夜の夢」といえばメンデルスゾー
みなさんこんにちは😃本日は久しぶりにクレンペラーの録音を聴いていきます。今回取り上げるのは2021年1月29日にタワーレコード企画の「DefinitionSACDSeries」から復刻された「ドイツ・オペラ序曲集&ワルツ」で、クレンペラーがフィルハーモニア管と1960年に録音した「ドイツ・オペラ序曲集」と翌年1961年に録音したヨハン・シュトラウスの曲をカップリングしており、世界初SACD化された2020年最新マスタリングを堪能することができるようになっています。「オットー・クレンペラー
最近、AmazonMusicから音源を購入しながらまだ聴いていない演奏にオットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団によるベルリオーズの「幻想交響曲」がありました。以前に、同じくクレンペラー指揮の「新世界より」の記事を書いた時、記事の最後に、『そう言えば、クレンペラーの「新世界より」が凄いと書かれていた本では同時に、同じ指揮者の「幻想交響曲」も絶賛されていた記憶があります。その時はそれもCDが入手困難だったはずです。今度はクレンペラーの「幻想交響曲」、聴いてみようかな。』と
オットー・クレンペラーの生まれた日5月14日オットー・クレンペラー1885年5月14日~1973年7月6日オットー・クレンペラー(OttoKlemperer,1885年5月14日-1973年7月6日)は、ドイツ出身の指揮者・作曲家である。ユダヤ系ドイツ人。20世紀を代表する指揮者の一人とされる。ドイツ圏の古典派・ロマン派から20世紀の音楽まで幅広いレパートリーを持つ。晩年の録音で聴くことができるように、アンサンブルや音色・情緒的表現などの表面的な美しさより
こんにちは、よしおです。これ聴きたい!クレンペラーベートーヴェン1970こんにちは、ともやんです。僕が現在一番手に入れたいのが、1970年のクレンペラー生涯最後のベートーヴェン・チクルスです。BBCのテレビ放送だった映像のBlu-rayBOXです。最初に発売された時は、それなりに高額で出ていましたが、今年1月classicmaestro.comhttps://classicmaestro.com/1341.html
こんにちは、よしおです。オペラをあまり聴かなOい僕も、モーツァルトのフィガロの結婚の結婚はよく聴きます。実演も行ったことがあるし、しかも好きなCDが、クレンペラーというからちょっと変わりものです。しかし、このスローテンポが良くなるともう話せなくなります。ただそこまで行くのが試練だったりして;^^クレンペラーフィガロの結婚こんにちは、ともやんです。クラシック音楽ファンを自負しながら、実はオペラが苦手です。多分実際のステージを観ればそうではないのでしょうが、単に音だけで楽し
こんにちは、よしおです。ドイツの作曲家クルト・ヴァイルは、三文オペラなどで知られていますが、1900年3月2日生まれなので昨日が122回目の誕生だったことになります。オットー・クレンペラーがヴァイルに委嘱して初演した「小さな三文音楽」が、ゆったりしてテンポで少しぎこちない感じが堪らない貴重な名演です。クレンペラークルト・ヴァイル「小さな三文音楽」こんにちは、ともやんです。オットー・クレンペラーの指揮によるドヴォルザークの"新世界より"は、この人の芸風
ノーマン・ブレヒトの「クラシックレコードの百年史」の中で選ばれた100の記念碑的録音を実際に聴いて行こうと思います。36番目に挙げられたのが、オットー・クレンペラーがフィルハーモニア管弦楽団を指揮した「マタイ受難曲」。1960年〜61年の録音。この曲はリヒターの演奏を持っていてそれで十分と思っている。クレンペラーのを少し聴いてみた。遅い。迫力満点だ。これはこれでいいかも。レコーディングの裏話が面白い、「実際のところテンポの振りが遅かったので歌手たちは息を保つのに苦労していた。
ベートーヴェンの交響曲については、これまで多くの投稿をしてきました。ベートーヴェンの交響曲にとりつかれて約60年・・・多くのレコードを聴いたり、コンサートでも足を運び多くの演奏を聴いてきました。そんな訳で、HIROちゃんの手元には、いつの間にか多くのLPや、CD、DVDなどの架蔵が増えていき、全9曲の交響曲全集だけでも100種類以上が手元にあります。最近では紹介はしていませんが、昨年12月に新日フィルの創立50周年と指揮者のゲルハルト・ボッセ生誕100年を記念に発売された、「ゲルハルト・ボッ
みなさんこんにちは😃本日2月13日はリヒャルト・ワーグナーの命日です。今年で没後139年となります。そんな本日取り上げていくのは晩年のオットー・クレンペラーがニュー・フィルハーモニア管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団それぞれと録音したワーグナーの楽劇「ワルキューレ」第1幕、第3幕より「ヴォータンの別れ」と「魔の炎の音楽」、ヴェーゼンドンク歌曲集、楽劇「トリスタンとイゾルデ」よりイゾルデの死、ジークフリート牧歌をみていきます。当盤は2017年にタワーレコード企画で発売された「Definition
mihoさんのこの記事に刺激されて、購入しました。↓↓モーツァルト:交響曲第25番&第38番「プラハ」&第39番Amazon(アマゾン)660〜4,980円クラシックってやっぱり良いですね。クラシック好きですが詳しくないのでいつも勉強させて頂いています。youtubeでも聞こうと思えば聞けるのですがCDの現物って良いな。無理なく集めていこうと思います。
みなさんこんにちは😃本日取り上げていくのは2021年5月に「Altus」から発売された「ハスキル・クレンペラー・モーツァルト・アーベント」です。1956年9月9日モントルーにて行われたライヴが蘇ります。指揮はオットー・クレンペラー、ピアノはクララ・ハスキル、オーケストラはケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団となっています。曲目としてはモーツァルトの交響曲第29番、第41番「ジュピター」、ピアノ協奏曲第27番、セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」となっています。〜ハスキル・クレンペ
ワイン:イタリアの赤(ネロ・ダーヴォラ、メルロー)、NV音楽:MAXBRUCH/マックス・ブルッフとFELIXMENDELSSOHN/フェリックス・メンデルスゾーン本日のテーマは、『スコットランド!』です。クラシック音楽に限った話ではないですが、国や都市、地域などを描いた作品は数多くありまして、それぞれ、素敵な描写になっているものと思います。そんな中で、スコットランドを題材にした、とても素敵な作品がありますので、今回は2つ紹介をさ
■モーツァルトが亡くなった日12月5日ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト(35歳)●モーツァルト1756年1月27日~1791年12月5日■汲めども尽きぬ味わいおそらく世界最大級の大天才であるモーツアルトがわずか35歳の人生の幕を下ろしたとされる日が今日12月05日だ。モーツァルトに関しては様々な書籍や論文、文書で書き尽くされている。一般向けの図書でも何百冊あるか分からないほどだ。その伝記本のいくつかを開いてみれば分かるが、モーツァルトを賞賛するもの
少し前に購入したクレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団のブラームスドイツ・レクイエムを聴きました。今日は朝から何となく気分がすっきりしない状態が続いていて、本当はちょっと軽い音楽を聴こうかな、と思ったところだったのですが・・・。ほとんど無意識に聴き始めたのが、このディスクでした。聴き始めた瞬間は、失敗、と思ったのです。なんでこんな重たい音楽を選んでしまったんだろう。重たい曲を、たぶんこれ以上重くできないくらいに演奏する指揮者。失敗だよな・・・。しかし、聴き始めるとそん
去る5月16日にモノクロ映像のカラー化について述べました(↓)。https://ameblo.jp/joseph-99/entry-12674711495.html昨晩、モノラル録音を最新のデジタル技術でステレオ化するのは可能ではないか、と急に思いつきました。前提条件としては、コンピューターに次の3点を読み込ませる必要があります。・大元のモノラル録音・各楽器の音域と波形と周波数特性・各パートの楽譜その上で、大元のモノラル録音から各楽器やパートの音を抽出させます。それらの音を、
みなさんこんにちは😃本日ご紹介していくのは1962年10月19日にライヴ録音されたクレンペラーとフィラデルフィア管弦楽団によるベートーヴェン交響曲第6番「田園」と第3番「英雄」をみていきます。以前よりオーケストラ・アーカイヴの音源状態が良くなかったことによる聴きづらさが今回ペンシルバニア大学にて良好な音源が発見されたことにより商品化されたステレオ録音です。クレンペラーによるベートーヴェンといえばフィルハーモニア管弦楽団との演奏が知られているが、今回のフィラデルフィア管とはどのような演奏を残した