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もう題名からして怪しげで、おそらくその1だけで終わるやつやん(爆恥)いやいや、私の好みから何度となくご紹介しているマラ4で、数あるマラ4の中でも、これは聴きごたえがあるというとっておきのをご紹介します!クレンペラー指揮、アムステルダムコンセルトヘボウ管演奏(ロイヤルは1988年から)マーラー作曲、交響曲第4番(1955年演奏)第1楽章第2楽章第3楽章第4楽章まあ古い演奏なので音質はそこそこですが、けっしてあざとさはありませんが、細部までしっと
オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニー管弦楽団クリスタ・ルートヴィヒの歌唱で
◆数日前に某ショップにブル-レイでの取り寄せを依頼。すると「入荷しましたので取りに来てください」メ-ルが4月3日(水)に届いた。かなり大昔の映画ではありますが、しかし「映画史に残る大傑作!」と言われる、ヒッチコック監督のあの有名な『サイコ』であります。「そもそも、これだけの古典的有名作をお前はこれまで観た事が無かったのか?」と呆れられそうですが、ええ、ええ、実はこれまで観たことが無かったんですよ(笑)。これだけの有名作になってしまうと「慌てなくても、いつでも観られる(=手に入る)
クレンペラー指揮のチャイコフスキー交響曲4,5,6悲愴を聴く。クレンペラーというお方、相当やんちゃな方だったらしい。数々の逸話が残されている。演奏に対し過度な演出を嫌ったそうだ。なるほど、形式美を重視した演奏が多い。チャイコフスキーはどうだろう。木管や弦楽の美しいメロディー、かたや粗暴な金管。などを、誇張することなく、着実なテンポで構造的なハーモニーを奏でていく。クレンペラーとチャイコフスキーは合わない。ことはない。チャイコフスキーの甘美で美しく、劇的な音楽は、巧みに作ら
◆図書館本『エドワ-ズ/処刑台広場の女』(早川文庫)だが、順調に読み進み、3月10日(日)の時点では257ペ-ジ/579まで読み進めた。謎解き本格ミステリというよりも「ハ-ドボイルド・ミステリ」といった感じだが、しかし「お話」的にはかなり面白い。読み始めの時点から「これは面白そうだ‥‥」とは思っていたが、その好印象はこの257ペ-ジまで読み進めた現時点でも変わらない。◆3月9日(土)は自宅最寄駅から電車で片道10分ほどの某所に出向き、大規模書店やCDショップで買い物。そして買い物を終
こんにちは、よしおです。僕は、ブラームスが好きです。どうしてかわかりませんが、ぼく自身の性格とブラームスの性格が似ているからと勝手に考えています。ブラームスは、北ドイツのハンブルク出身、僕は北陸の富山出身。何か共通点があるのかもしれない。ブラームスのドイツ・レクイエムは、彼の最高傑作のひとつとされていて、他のレクイエムの比べても個人的には、モーツァルト、ベルディ、フォーレと並ぶ傑作だと思います。クレンペラーブラームスドイツレクイエム|クラシック名盤感動サロン
こんにちは、よしおです。数日前にJ.S.バッハのマタイ受難曲の名盤として、メンゲルベルクとフルトヴェングラーの録音を紹介しました。同時期の大物指揮者としてオットー・クレンペラーの名盤を紹介します。この録音は、僕にとって一番の思い出のものです。オットー・クレンペラーは、僕の好きな指揮者です。その堅固な造型と感情に流されないリアルな演奏には自分にない意志の強さを感じるのです。そう、上記の2人の対極の演奏が、クレンペラーなのです。そのあまりに遅いテンポによる重厚壮大な音楽作
やっぱ、ワグナーでしょ?というわけで、数あるワグナーの序曲集から今日はこれを聴きます。クレンペラー指揮、フィルハーモニア管演奏ワグナー作曲、「リエンツィ序曲」遅い演奏で有名なクレンペラーらしからぬと言ってはなんですが我々が演奏した時よりも、よっぽど速い!ただし音の力強さはさすがです!続けて聴いてみましょう。クレンペラー指揮、フィルハーモニア管演奏ワグナー作曲、「タンホイザー序曲」こちらは実にクレンペラーらしいテンポですが勢いに任せる
買ったCDはちゃんと聴こうシリーズ⑰【CDについて】作曲:メンデルスゾーン曲名:交響曲第3番イ短調op56(41:53)交響曲第4番イ長調op90(27:18)演奏:クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団録音:1960年1月22,25,27,28日(第3番)、1960年2月15,17,18日(第4番)CD:TOCE-13346(レーベル:EMI、発売:EMIミュージックジャパン)【曲について】二つの交響曲とも、メンデルスゾーンが旅先で着想を得た作品です。
井上キーミツの棒、高橋絵理女史のソプラノ、池田香織女史の代演で林眞暎女史のアルト、新国立劇場唱のコーラス、読響で、マーラー《復活》、済む、《復活》は、棒の別による演奏の差がわりかし出にくい曲かもしれない、っあまたある楽曲のうちには、棒次第で演奏の性格に天と地とほどの差が出てしまうのと、っそうでもないのとがある、マーラーでは、ったとえばこないだカーチュン氏の棒で聴いた《3番》などは、っへぼな棒ではもうぜんぜん聴いていられない、解釈がとか表情がとかでなく、刻一刻と音楽の密度が低すぎて、っまるでしゃ
【CDについて】作曲:マーラー曲名:交響曲第2番ハ短調(79:52)演奏:シュヴァルツコップ(s)、レッスル=マイダン(ms)、クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団録音:1961年11月、1962年3月CD:TOCE-13350(レーベル:EMI、販売:東芝EMI)【曲について】マーラーの交響曲第2番は、第1番の改訂作業と並行して書き進められていました。当初、のちに交響曲第1番の原型となった「交響詩」が完成された1888年頃から取り掛かられ、まず第一楽章が完成。
こんにちは、よしおです。クレンペラーのブルックナーは、後年のフィルハーモニア管との録音では、例えば第5番などは、まるで大河の流れのような悠然たる演奏を展開していますが、60年代の初めころまでは、どちらかという早めのテンポで素っ気なく展開する演奏が多いように思います。確か、第4番“ロマンティック”では、最短の演奏を残しているのもクレンペラーだったと思います。その辺のクレンペラーの芸術の変遷は、とても興味深く、僕はそのうちクレンペラーの全録音を聴いて、ブログにまとめたいと思っています。
シューマンの交響曲①シューマンの交響曲に挑戦することとしました。ただし、今まであまり熱心に聴いてこなかったので、どの曲も数枚程度しか持っていません。かつて名盤と言われていたような数々の録音も、まだまだ未経験な状況なのでした。ということですので、今回は勉強ということで、新たな発見を求めて聴いてみます。【CDについて】作曲:シューマン曲名:交響曲第1番変ロ長調「春」op38(35:19)交響曲第2番ハ長調op61(40:41)演奏:クレンペラー指揮ニュー・フィルハーモニア
こんにちは、よしおです。1958年2月23日のウィーン交響楽団とのコンサートからの実況録音。ちょうどクレンペラーのキャリアからすると過渡期と思われる時期の録音です。クレンペラー&ウィーン響ブルックナー交響曲第7番|クラシック名盤感動サロンクレンペラーのブルックナーは、後年のフィルハーモニア管との録音では、例えば第5番などは、まるで大河の流れのような悠然たる演奏を展開していますが、60年代の初めころまでは、どちらかという早めのテンポで素っ気なくすすめる演奏が多いように思い
こんにちは、よしおです。クレンペラー&フィルハーモニア管による、1960年ウィーン楽友協会に於けるベートーヴェン・ツィクルス。有名なライヴ録音。厳しいリズム感、木管の自由な飛翔は、聴いていて姿勢を正したくなるほどです。クレンペラーベートーヴェン交響曲全集ウィーン芸術週間1960|クラシック名盤感動サロンまさに聳え立つ巨峰!クレンペラー+フィルハーモニア管による、1960年ウィーン楽友協会に於けるベートーヴェン・ツィクルス。有名なライヴ録音です。厳しいリズム感、木管
イッカピ戯画月の、過去未来成分を骨密度的に積分した鉄製の街は、人の身体が砂礫化する直前だけ再構築される。つづくアーメリング歌唱ネグリ指揮によるヴィヴァルディのモテット2曲。EllyAmeling:ThePhilipsRecitalsAmazon(アマゾン)Vivaldi:Motets(EllyAmeling–ThePhilipsRecitals,Vol.1)Amazon(アマゾン)ペライアによるバッハ、フランス組曲第5番。J.S.バッハ:フランス組曲
前回、図書館で借りてきたベルリオーズの「レクイエム」のことを書きましたが、今回はその時一緒に借りたクレンペラーの「マタイ受難曲」のCDを聴いてみます。J.S.バッハ:「マタイ受難曲」ピーター・ピアーズ(福音史家)ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(イエス)エリザベート・シュバルツコップ(ソプラノ)クリスタ・ルードヴィヒ(アルト)ニコライ・ゲッタ(テノール)ワルター・ベリー(バス)ヘレン・ワッツ(アルト)オ
オットー・クレンペラーの特集をNHK-FM「名演奏ライブラリー」でやっていた。聴き逃し配信で聴く。NHKラジオらじる★らじるラジオ第1(R1)・ラジオ第2(R2)・NHK-FM放送の音声をライブストリーミングで同時提供。聴き逃し対象番組は、放送された音声を楽しむことができます。おすすめ番組情報もお届けします。www.nhk.or.jp▽不屈の名指揮者オットー・クレンペラー(再)初回放送日:2021年5月23日満津岡信育(音楽評論家)部活の定期演奏会で、ワーグナ
買ったCDはちゃんと聴こうシリーズ②【CDについて】作曲:ベルリオーズ曲名:幻想交響曲op14(56:32)演奏:クレンペラー指揮フィルハーモニア管弦楽団録音:1963年4月23-26日、1963年9月17日ロンドンKingswayHallCD:TOCE-13127(レーベル:EMI、販売:東芝EMI)【曲に関して】幻想交響曲は、ある男の見た「幻想」をテーマにした標題音楽ですね。極限の愛の渇きにある男が、舞踏会で愛するひとを見ますが、彼女に捨てられたらどうしよう
今日のイッカピ夜風が吹き込む部屋から、積乱する雲の彼方に、ミカヅキに腰掛けた星を見たことがあったかもしれないのに、光の人形は「覚えてない」っていうから、イッカピは藤色に傷ついた気もしたし、舟で出かけることにして、もう人形を壊した。つづくミカラペトリとモスクワヴィルトゥオーゾによるヴィヴァルディ作品10より。Vivaldi--ConcertosOp.10/Sammartini--ConcertoinFAmazon(アマゾン)アシュケナージによるバッハ平均律クラヴィーア曲集よ
今日のイッカピ夏、風の窓、光の人形は徐々に命をもちはじめ、こんこんと眠るイッカピに、静かに出発と戯れをうながす。つづくコレギウムアウレウムによるビーバー作品集。声部が徐々に増えるようにプログラムして聴くと、気持ちが大きくひろがっていく。このチームの先駆的かつ誠実な仕事は素晴らしいと思う。ソナタ,アリア,バレット集Amazon(アマゾン)今の手待ちはArsNovaレーベルのバルヒェット集成箱だが、ヴェイロン=ラクロワとのバッハとは次のディスクで出逢った。バッハ:ヴァイオリン・ソナ
今日のイッカピミカヅキの帆舟を転覆させてわるいイッカピがあらわれ、星のイツカが日蝕を見ながらカミに触れてる邪魔をします。ツノが貫いたのでイツカの乳がほとばしって銀河の音楽になります。つづく(しんしんと続きます)サヴァールにマレの素晴らしさを教えてもらって16年。マレ:異国趣味の組曲(全33曲)(Marais:Suitted'unGoutEtranger)Amazon(アマゾン)リヒテルの「最晩年の録音よりVol.1」。lateyearsは「最近の」ともとれるがリヒテル
今回は「名指揮者の名盤・名演奏」は、オットー・クレンペラーのブラームス交響曲等について簡単に書いてみます。現在手元にあるクレンペラーのブラームス作品のライブラリーは、下記のものだけで多くはありません。交響曲は「オットー・クレンペラーの芸術」として、東芝EMI(株)から発売された1枚1,500円の廉価盤LPレコードです。同じ音源でCDでも架蔵しています。EAC-40050EAC-40051EAC-40052
今日も出逢う音楽と言葉と絵に感謝し、このように生きていられる時間に感謝、そしてこのような拙い日誌に付き合って頂く方々に感謝しつつ。DHMレーベルのテレマン集成TelemannEditionAmazon(アマゾン)この中から今日は、JocelynDaubigneyという人のフラウトトラヴェルソで12の幻想曲より4曲。JocelynDaubigneyはフランスの渋い男性奏者のようである。ジョセリンドービグニーという読み方でよいのか。お名前そのものが音楽の一節のように美しい。馥郁と
ミカラペトリのRCA時代の録音が集められたオリジナルデザインの紙ジャケットBOXから今日は1995年録音のヴィヴァルディの作品10の協奏曲集。美しく年齢を重ねていける人の音楽は、どの年齢でも美しいと感じる。軽やかに戦い続ける北欧の大天使ミカエル。カルミニョーラのヴァイオリンの細やかな熱さはいつも沁みる。バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータAmazon(アマゾン)3,304〜6,100円ブレンデルのこの箱からアルフレート・ブレンデル・エディション(ヴォックス、ヴァンガ
エルンストヘフリガーの声を聴くと背筋が凛とします。ヘフリガーの芸術Amazon(アマゾン)13,750〜17,549円2008年に求めた国内盤BOXからヘンデルのアリアを4曲、カールリヒターとの共演。このBOXは日本語解説書が素晴らしいです。ヘフリガー本人へのインタビュー記事のほか、この写真が忘れられない。こんな小さな時から歌っていたとすると80年以上か。素晴らしいです。ジョアンナマグレガーという表記でよいのか。フーガの技法より5曲。モノクロの世界が薄紫の薄明に染められていく
みなさんこんにちは😃本日7月6日はオットー・クレンペラーの命日です。今年で没後50年となります。そんな本日ご紹介していくのは、クレンペラーが「旧EMI」に残したブルックナーの交響曲選集です。フィルハーモニア管弦楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団と録音された演奏で、交響曲第4番〜第9番までの計6曲を収録しています。2019年12月にタワーレコードから復刻されたもので現在では廃盤となっていますが、非常に価値のある代物と言えるでしょう。以前当ブログでも取り上げたことがありますが、一曲ずつ取り上げ
🎵手持ちのレコード、CDを番号を付け、乱数で今回聴くものを選んでいます。全部聞き直したい!それでは次の”乱数”(乱数アプリで生成してます)は、「824」🔸曲目と演奏者クレンパラーのメンデルスゾーン。一部で評価の高い録音です。メンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」交響曲第4番「イタリア」オットー・クレンペラー指揮のフィルハーモニア管弦楽団。1960年録音のレコードで
🎵手持ちのレコード、CDを順番に聴いています。CDのリストアップを進めています。レコードと違って取り回しがいいのでペースが違う感じです。今のところ600点ほどです。乱数はこの範囲で生成します。それでは今日の”乱数”(乱数アプリで生成してます)は、「509」🔸曲目と演奏者このブログでCDが登場するのは初めて。クレンペラーのモーツァルトです。交響曲第35番「ハフナー」交響曲第40番交響曲第41番
みなさんこんにちは😃本日5月14日はオットー・クレンペラーの誕生日です。今年で生誕138年となります。そんな本日ご紹介していくのは1947年8月24日のザルツブルク音楽祭で演奏されたオットー・クレンペラーとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるパーセルの組曲「妖精の女王」(ハロルド・バーンズ編)、ロイ・ハリスの交響曲第3番、マーラーの交響曲第4番です。パーセルの「妖精の女王」はすでに以前より発売されていた演奏となっていますが、それ以外のハリスとマーラーの交響曲やアナウンスは初出となります。今